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2014年8月 5日 (火)

東洋医学の腎と老化。腎経は正中線の外5分の下腹部を通る。

 

   東洋医学では、腎に父母から受け継いだ「先天の精」が内臓されているとされ、これを「原気」と呼んでいます。

  体は飲食物から「後天の精」を造って、後天の精が腎によって活性化されたものが「元気」です。

 腎の働きが活性化していれば元気に活動することができますが、腎の働き衰えると体が冷え、生殖能力が低下し、老化現象が現れます。

 浮腫や尿閉、頻尿、下痢は、腎の働きが衰えて水分の調節がうまくいかない時に起こります。

  また腎の衰えは、歯が衰えて義歯になる、骨粗鬆症や腰が曲がってくる、白髪、抜け毛などの症状として現れます。

  難聴や耳鳴りと腎の関係が密接なことは現代の耳鼻咽喉科の治療でも認められています。

  これは腎経の走行の「足底の「湧泉」から下肢内側を上行し、腹部では正中線の両側5分(母指の横幅の半分の長さが5分)を上行し、横隔膜、肺、喉、舌本(舌の根本)」という流れから、咽頭上部側壁の耳管の開口部と耳とのつながり、つまり腎経と耳とのつながりが見えてきます。

  腎経は腹部で正中線の両側5分を通るので、生殖器の病気、脊柱の病気、腰痛、大小便の病気の治療穴となるのです。

 腎経の走行を考えていくと、水の代謝の異常と老化が深く関わっていることがわかると思います。

   流れのない水は澱み、滓や濁りは体を錆びつかせていきます。

  逆に考えれば、使いにくい下肢内側を運動させることは老化防止につながり、腹筋を鍛えることも老化防止につながります。

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