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2014年8月19日 (火)

体を動かすことで心の症状が軽減。

  「気が病んで」病気ですから、体の症状はあっても心が病んでいなければ私には病気と診えないお客様もいらっしゃいます。

  逆に体は検査で異常がなくても、心が弱ってしまって外に出たくないという方もいらっしゃいます。

 昨日は午後から暑くなりましたが、「人ごみに出るのが苦手な方」が指圧にいらっしゃいました。

  蒸し暑い中、電車に乗って指圧に来る気になっただけでも電話をいただいた時に「調子がいいのでは?」と思いました。

  40代女性、主訴は肩こりで、抗不安薬を服用中です。

  抗不安薬のデパスなどには肩こりや不眠の適応もあります。

 しかし、不安で交感神経を働かせすぎて肩がこったのではなく、肩こりの原因は庭の手入れに使った100円ショップで買った使い勝手の悪い剪定バサミだったようです。

  汗をかいていたので呼吸の楽な仰臥位から指圧を始めました。

  左大腿前側の指圧から始めると、しっかりと筋肉を使っていて鍛えられています。

 自転車で買い物に行くことも運動になっているようです。

  前側だけでなく、大腿外側も内側もしっかりと使われていました。

  足に冷えやほてりもありませんでした。

  上肢の指圧に移ると右上腕三頭筋がこっていましたが、ハサミを使った屈筋群のこりはほとんどありませんでした。

 ジョウロでの庭の水やりで二の腕が鍛えられ、おそらく切れ味の悪いハサミだったと思いますが無理な力を入れずに使いこなしたのでしょう。

  脈も1分間に60~70の間で落ち着いています。

  伏臥位の指圧に移って、側頚部~肩上部、後頚部~腰部のこりをゆるめ、殿部、下肢後側の指圧、ストレッチで施術を終えました。

  猛暑の中、体を動かしていることで心臓がバクバクするような強いパニック障害は起こらなかったようです。

  周囲のことなど気にしていられない猛暑の中で、やらなければいけない家事をこなすことは一種のショック療法になったようです。

 心の病気には体を動かすことで軽快するものもあります。

  「ここのところ調子が良かったのでは?」という私の質問に「わたしもそんな気がしていました」というお答えでした。

  この指圧のポイントは体に異常がないこと感じていただいた後に、御本人の口から「調子がいい」と言葉にしていただいて、「お守り」を持って帰っていただいたことです。
 

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