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2014年8月 6日 (水)

モデルのV字ウォークの足と指圧のWの手の重ね母指は似ているようで違う。

  昨日はじっとしていても灼けるような暑さで、埼玉県は38~39℃になりました。

  深夜も早朝になっても涼しくはならない中、ストレッチとエクササイズの後、モデルのV字ウォークと、競歩の爪先を真っ直ぐに出す疲れにくい速歩きと、力を抜いた散歩を取り入れたウォーキングをしてきました。

 V字ウォークと指圧のWの手の形は似ています。

  正中線の延長線上に下肢を出すか上肢を出すかの違いはありますが、爪先も四指の指先も外側を向いています。

  V字ウォークの踵に相当するのが母指指紋部です。

  決定的な違いは、V字ウォークは爪先を上げて踵に体重移動をしますが、指圧は四指の指紋部を皮膚表面に密着させたまま浮かさないということです。

  V字ウォークは下肢の内側も外側も筋肉を収縮させて踵でそのまま体重を受け留めます。

  指圧は母指指紋部への体重移動をコントロールして適量刺激に調整するために、四指指紋部を少しずつ母指に近づけていきます。

  四指を浮かしてしまえば母指指紋部に急激な強い体重移動をする「指立て(伏せ)」になってしまうので、指圧の目的は強く圧すことではありませんから四指指紋部は浮かさずに皮膚に密着させたまま微調整していくのです。

  このV字ウォークと指圧のWの手の使い方の違いが、近代的、西洋医学的な体の使い方と、古来からの東洋医学的、古武術的な体の使い方の違いです。

  西洋的な均整がとれた体を目指す方向性と、東洋医学的な体に余裕があって小さな力で大きな威力を発揮する体の使い方を目指す方向性には違いがあります。

 古武術の動きを見ていると、真っ直ぐぶつかっていく強い力は横や斜めからのひねりを加えた力に弱いということがわかります。

  曲面で構成される人間の体に触れて症状を改善するために必要なのは、強い力で圧し込んでいくことではなく、柔軟でバランスの良い体の使い方で、曲面に対する垂直方向に体重を少しずつどこでも止められるように預けていくことです。
 

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