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2014年9月 1日 (月)

内踝3寸上の三陰交で3つの経脈が交差することは長母趾屈筋がふくらはぎの外側から内踝に入ってくることを感覚で反映させたのでしょう。

  足から上行性に下肢内側を遡る(さかのぼる)3つの陰の経脈(腎経・脾経・肝経)は、内踝3寸上の脾経「三陰交」で交差します。

 この3つの経脈と対応するかのように、ふくらはぎの最深部の3つの筋肉は内踝の後ろ側を通って足底に停止します。

 ふくらはぎの最深部の筋肉は、外側が長母趾屈筋、真ん中が後脛骨筋、内側が長趾屈筋です。

   外側にある長母趾屈筋は内踝のほうへ曲がりこんできて、足底の母趾末節骨底に停止し、足底では3つの経脈が三陰交で交差するように、ふくらはぎ深部の3つの腱(筋肉の先端)が交差します。

 下腿が下に向かって内側にカーブしている形と、長母趾屈筋の走行はほぼ同じです。

 経脈の流れは、指先の感覚と、関節の屈曲や伸展で起こる微妙な筋肉の盛り上がりの観察でできあがってきたはずです。

   膀胱経が大腿後側で二つに分かれる流れが、脛骨神経と総腓骨神経の分岐と一致しているように、陰の経脈の三陰交での交差はふくらはぎ最深部の3つの筋肉の交差を反映させてのことなのでしょう。

 ツボや経脈を最初に見つけ出して提唱した人のように、セラピストは一つの治療ポイントに向き合っていくべきです。

   定番のツボの受け売りではなく、そのクライアントの今現在の体の反応点は主訴に対してどのように現れてくるのかを、指先の感覚で探りながら、解剖学、生理学と照らし合わせて正解を導き出していきましょう。

 長母趾屈筋の走行は、「強く使いたい筋肉だから遠心力が大きく働く外側において、足首からのねじれを加えてさらに強く使えるようになっている」と考えることができます。

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