手足外側末端のツボ「少沢」「至陰」が頭痛に効くとされていること。指を伸ばして体重をかけることで血行促進。
昨日は雪が降って凍える寒さになりました。
四つん這いになった時の手足の外側のほうが内側よりも使いにくいのでより冷えます。
小指の爪の付け根外側のツボ小腸経の「少沢」と、足の小趾の爪の付け根外側のツボ膀胱経の「至陰」はともに頭痛の治療穴とされています。
頭から一番遠くて、日常生活でも使いにくい「四肢末端外側の伸筋側」の血行が良くなれば、誘導的に頭ののぼせは押し出されるということから頭痛や頭重の治療穴とされているのでしょう。
パソコンやスマホの操作を指伸展でする人はまずいません。
指伸展で操作するのは部屋の照明のスイッチくらいですが、それも普通は人差し指です。
足趾は大股で歩いて体幹の後ろでしっかりと地面を蹴らないかぎり伸展しないので、伸展の刺激がないまま一日を過ごして冷えを溜めている人がたくさんいます。
意識をして使ってもなかなか四肢末端外側の伸筋側(手背側、足背側)には体重が乗らないので、そこで爪の付け根の指圧が効果を発揮します。
また、壁やテーブルに指の間隔を開いて指紋部をつけて体重を支える指のストレッチや、爪先立つスクワットも末梢の血行促進に有効です。
今日も寒い一日になります。末梢の血行促進で頭痛を予防しましょう。
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