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2015年4月30日 (木)

田中将大投手、前腕の張りと手首の腱鞘炎で故障者リスト入りのニュース。

 ヤンキースの田中将大投手が前腕の張りと手首の腱鞘炎で故障者リスト入りというニュースがありました。

 昨年の肘の故障があるので、前腕の筋肉で手首を強く曲げて球威をカバーしていたための故障なのでしょう。

 肘が今の状態のまま投球を続けるとさらに手首の腱鞘炎を悪化させる危険性があるので、肘の手術が噂されています。

 今シーズン初登板での田中投手は球威不足で打ち込まれているので、投球フォームの微調整をした結果、前腕と手関節の負担が大きくなってしまったようです。

 優れた身体能力があったからこその今回の故障のようですが、焦らずに最善の治療をしてまた素晴らしい投球を見せていただきたいものです。

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2015年4月29日 (水)

肩の痛み、リハビリをしているが悪化しているという時。

 指圧の予約をいただいた方が「整形外科で肩のリハビリをしているが痛みが強くなっている」という状態のようです。

 肩関節周囲炎の場合、痛みが激しい時は安静にして強い運動や無理な動作を避けます。

 整形外科では鎮痛のために注射や内服薬、外用薬、温熱療法などがあり、リハビリのために肩関節の運動法などを行います。

 痛みが悪化しているとすれば鎮痛の治療が足りていなかったり、無理な関節運動や強いマッサージをしているということがあるのかもしれません。

 実際に肩の状態を診てみないとわかりませんが、肩関節周囲炎であれば指圧や運動法によって、時間はかかってもほとんどは少しずつ痛みが薄らいで、肩関節の可動域が拡がって、或る日突然何事もなかったように治っているものです。

 リハビリは信頼感の有る無しで随分と効果が違ってきます。

 体が頑丈な人にはマニュアル通りのリハビリメニューを行っても何とかなるのかもしれませんが、繊細な人には痛みに対しての感受性を想像しながらリハビリを行ったほうが効果が上がります。

 どのように肩関節を動かせば無理がないのか、どのように触れていけば効果的な血行促進ができるのか、できるだけ早く治るように一緒にリハビリをしていきたいと思っています。

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2015年4月28日 (火)

スギ・ヒノキ花粉今月下旬で飛散終息。

 スギとヒノキの花粉の飛散が今月下旬で終息というニュースがありました。

 花粉飛散終息が遅い東北地方でも5月上旬には終わるそうです。

 急な感じもしますが、昨日の全国的な暑さも植物に影響するでしょう。

 これからはイネ科の花粉症の方が大変な時期になります。

 飛散が終わったスギ・ヒノキ花粉も家の周りや地面に溜まっていて風で巻き上げられて飛んでくることもあります。

 花粉症は誰もが発症するかもしれないので、クシャミや目の痒みなどが気になるようでしたらマスクやメガネをするなど、十分に御注意ください。

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2015年4月27日 (月)

腰痛は体幹をねじる運動で悪化することがあり、膝痛では足を内側に入れて歩こうとすると悪化することがある。

 先週腰痛で指圧にうかがったお客様の室内はトレーニング機器が並んでいて、スポーツジムのようになっていました。

 喘息で今の時期外に出たくないので室内で運動をしていたそうですが、体幹をねじる運動をしていたとき時に腰を傷めてしまったようです。

 腰痛では寝た姿勢から体を起こす時の体幹の回旋で痛みが出ることが多く、この痛みが治るのに最も時間がかかるので、強く体幹を回旋させる運動は控えます。

 膝痛の方がウォーキングで足を内側に着地して体幹の正中線の延長線上を歩こうとすることも、膝の内側のすり減った軟骨にさらに負担をかけます。

 膝痛でО脚を治すには、爪先を真っ直ぐ前に出すくらいの矯正が適当です。

 首のこりでも頭を回す回旋は頸椎を傷めることがあるので、ストレッチは前屈後屈と左右の側屈だけにします。

 今あるものが擦り減らないように維持しながら適量の運動を続けることが症状緩和につながります。

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2015年4月26日 (日)

皮膚を動かすマッサージ「所さんの目がテン」。

 今朝の「所さんの目がテン」では皮膚を動かすことでこりを解消するマッサージを紹介していました。

 筋・筋膜リリースということになりますが、指圧はこれを行いながら垂直圧をかけています。

 5本の指全ての指紋部で皮膚をとらえて、皮膚をとらえたまま離さずに四指を母指に寄せてくる構えだけだと皮膚を動かすマッサージになります。

 指圧はそこから皮膚の表面に対して垂直の方向に体重移動をしますから、深い筋肉や内臓まで治療することができます。

 浅い刺激の順に並べると、「 軽擦や推拿 < 皮膚を動かすマッサージ < 指圧 」ということになります。

 垂直圧ができずにいきなりねじれた刺激を圧し込んでしまうくらいなら皮膚を動かすマッサージで血行促進する方が効果的です。

 同じ時間に三宅裕二さんの「健康カプセル」では首のこりの対処法として「胸鎖乳突筋の後縁」の指圧をしていました。

 この首の付け根の前斜角筋との間では腕神経叢に触れることができるので、第5頚神経~第1胸神経の出口である頸椎から胸椎外側の治療ポイントとなります。

 指圧では胸鎖乳突筋前縁を刺激して迷走神経を介して内臓の働きを活発にすることを重視しているということからすると、指圧は単にこりの解消を目指しているのではないということがわかると思います。

 2つの番組を見比べている時に、入院した家族についての相談の電話があって、朝から忙しいことになっていました。

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2015年4月25日 (土)

60代女性、右腰痛、足の甲のむくみ、浮き趾。

 60代女性、主訴は右腰痛、「ぎっくり腰になる手前くらい」とのことで久しぶりの指圧です。

 仰臥位の股関節の検査では屈曲・内転外転・回旋の運動で痛みは再現されず、下肢伸展挙上足背屈で坐骨神経に沿った痛みが増強するようなこともありませんでした。

 まず気になったのは両第1趾が上に反った浮き趾になっていることと、足のむくみです。

  特に、足の甲のむくみは寝たきり方と同じ感触で、足に体重をかけて歩くことができていないことがわかります。

  喘息の持病があるので車が花粉で黄色くなっているような今の時期は、なかなか外を歩くことができないようです。中国からの黄砂にも敏感な方で、昨日も関東地方まで黄砂が飛んできていました。

  仰臥位で左下肢から指圧を始めると、左右ともに足内側の腎経「然谷」~「太渓」のラインに圧痛がありました。

   内踝中央とアキレス腱の間の右の「太渓」とそこから斜め下へ5分の「大鍾」の指圧で咳が出ました。ここは胸部で正中線の外2寸を通る腎経の流れに響く喉のツボです。

  また内踝周囲は直接坐骨神経を介して腰の治療穴となります。

  足の指圧を丁寧に行うと「足が軽くなった」ということで、横臥位で指圧をする時には左の前頸部が汗ばんでいました。

 右手をよく使うので右上肢と右背部から腰部がこっている、左手をあまり使わないので固定されて左肩がこっているということもありました。

 指圧中にリラックスすることで気管支が収縮して咳が出ましたが、その後は咳も止まってウトウトと眠くなったようです。

 全身指圧後は足の甲のむくみの感触もなくなり、右腰の痛みも気にならなくなったようです。

 「明日も指圧をしたらもっとよくなるか?」と尋ねられましたが、ここまで回復すれば後は家の中で歩いたりストレッチをして様子をみたほうが良いと申し上げ、3日後に再度指圧をすることにしました。

 指圧は普段使っていない筋肉の運動にもなっていますし、老廃物が相当溜まっていたのでそれを排出するまでは体がだるくなります。指圧の後はよく眠れたのではないかと思います。

 足の腎経のツボ指圧が腰、喉の治療穴となった症例です。

 

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2015年4月24日 (金)

「アトピー性皮膚炎の原因は皮膚の細菌バランスの崩れ」慶應大皮膚科学教室と米国国立衛生研究所が発表、アトピーのステロイド治療は将来いらなくなる。

 「慶應義塾大学医学部皮膚科学教室とアメリカ国立衛生研究所の永尾圭介博士との研究グループは、『アトピー性皮膚炎は皮膚にいる細菌バランスが崩れて黄色ブドウ球菌が大量に発生し、皮膚表面の菌種の多様性が失われることによって引き起こされる』ということをマウスを用いて解明し、その研究成果は4月21日に米国科学雑誌「Immunity」電子版で発表された」そうです。

 皮膚に常在する細菌群のバランスを正常化する新しいアトピー性皮膚炎の治療法が開発されれば、ステロイド剤での炎症抑制は必要なくなるかもしれません。

 ステロイド剤の副作用に苦しんでいる患者さんや、ステロイド剤の使用に抵抗のある患者さんには朗報です。

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2015年4月23日 (木)

昨日のアロマ指圧講座「介護の指圧とアロマ」、高齢者への手当てのタッチ。

 昨日は原宿生活の木で「介護の指圧とアロマ」の講座をしてきました。

 寝たきりの方に対してつねるようなタッチをしてしまうと内出血を起すことがあるので、大切なのはふわりと密着する手当てのタッチをすることです。

   今回は片麻痺を想定して左右どちらかの横臥位で後頭部から背部下肢までの手掌圧と下肢の関節運動、仰臥位での上肢の指圧と腹部の手掌圧、そしてラベンダーを使った足底から下腿後側のアロマオイルトリートメントを行いました。

   昼のタッチは体を目覚めさせるために1秒圧でテンポを速くし、夜の眠りに誘うタッチは3~5秒圧で行いました。

   実技では、指圧・マッサージの勉強をしている方が下肢をざっくりと両手掌で刺激していく時に指を立ててしまって被術者が痛いということがありました。

   健康な人同士の相モデルでも、思いのほか痛いということはあるのです。

   猫背になって指力や腕力で圧し込むのではなく、施術者の手指と被術者の皮膚の間が真空になるくらいの密着があれば、後は肘を伸ばし、背中を起こせばその支点となる手指に体重移動の圧刺激がかかります。

   実技を続けていくをうちに、背中が伸びて圧が浸透していくようになりました。

   足底から下腿後側のアロマオイルトリートメントでは、表層の腓腹筋、その下のヒラメ筋、最深部の長母趾屈筋、後脛骨筋、長趾屈筋と、深さと筋肉の走行に沿った解剖学的なタッチを行いました。

 最深部の3筋は内踝外周を通りますが長母趾屈筋はアキレス腱をまたいで下腿後側の外側を上行し、長趾屈筋は足底の外側の4趾が下腿内側を上行するクロスした構造になっていることを頭に入れて施術をすることが大切です。

 実技の中でのツボをとらえた感覚とはずした感覚の違いは、同じ点を圧しているようでも垂直圧の向かう角度の違いで効果が分かれます。

 そのツーンとした感覚を再現できるように練習してみてください。

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2015年4月22日 (水)

元気が出ます!水曜日のカンパネラの『桃太郎』、YouTubeで是非一見一聴を。

 水曜日のカンパネラの『桃太郎』をFMラジオで聴いて「何だ、これは!」と久しぶりにハマって、今朝も聴きながらウォーキングをしてきました。

 YouTubeで検索してみると楽曲だけでなく映像も個性的で、これは流行るのではないでしょうか。

 是非一度聴いてみてください。脱力系ラップで歌う女性ボーカルのココアイさんの声に不思議と癒され元気が出ます。

 『桃太郎』の映像はアニメで、ヒーローではない普通の少年が鬼ヶ島に嫌々行かされる言葉のチョイスが面白く、ゲームをやらない私には歌詞に検索が必要でしたが、ゲーム好きの方には甘酸っぱいワードが多いのでは?

 水曜日のカンパネラのその他の楽曲の映像ではココアイさんの演技力が素晴らしく、歴史的なタイトルから派生していく言葉の遊びの豊かさと、デジタル音源にガットギターの音色を活かしたアレンジをする楽曲担当のKenmochi  Hidefumiさんの聴きやすいサウンドが癖になります。

  『千利休』もよくできていてお薦めです。

 今日は原宿で講座です。水曜日のカンパネラを聴きながら行ってまいります。

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2015年4月21日 (火)

30代女性、左股関節周囲痛。

 2才半の男の子を子育て中の30代女性、主訴は左股関節周囲の痛みです。

 腰痛の延長と考えられ、前回の指圧後にはすっかり良くなったということでしたが再発したようです。

 寝たり座ったりで痛みが出るということなので、立ったまま首、肩、上肢、背中、下肢と触診すると、運動不足による筋肉の衰えとむくみは明らかです。

 仰臥位の股関節の屈曲伸展回旋などで強い痛みは再現されませんでしたが左下肢はO脚になっていて、左膝が軽度屈曲、左足底が内側を向いています。

 リフレクソロジーができる方で私の講座を受けていただいた御縁で指圧が続いているのですが、子育ての自分の理想に縛られ過ぎてとても窮屈になっているようです。

 腰痛は気持ちの影響で悪化することがあります。

 左鼡径部の手掌圧から指圧を始めると、下前腸骨棘の大腿直筋の起始と大腿外側近位の腸脛靭帯上に圧痛点があり、左足内踝周囲の指圧では股関節内側の大腰筋停止部に響いたようです。

 伏臥位の指圧では左下肢後側が非常にむくんでいて、老廃物の蓄積や運動不足によって左股関節周囲の同じポイントにだけ負担がかかって傷やこりが治りにくくなっているようです。

 指圧をしていくと自分でもむくんでいることがよくわかるようなのですが、昨日自分で施術をしたのは右足だけというおかしなことになっています。

 昨日はストレッチもしたようですが、左下肢は全体的にゆるみ過ぎなので必要なのはゆったりと伸ばすストレッチではなく筋肉をポンプとして使うエクササイズです。

 歩いているうちに痛みがやわらいでくることもありますし、左の片足立ちでも痛みを出さないエクササイズになります。

 かなり完璧主義なので、素性の良い食材を選んで健康的な食事を子供に与えたい、テレビを子供に見せたくないなどの思いが強く、自分も好きなお菓子を我慢するなどがんじがらめになっていてガス抜きができていない感じです。

 情報が溢れる現代に子育ての正解を求めるあまり御両親や旦那さんの甘さにも納得できないようですが、指圧は完璧ではないものを赦し、気持ちの良い方へ道を開く時間です。

 「オーガニック、薄味は大事だけどいろいろな味を知ることも味覚の勉強だし、美味しいお菓子なら食べたほうが豊かじゃない?」、これがセンセイの左股関節の痛みに対する答えです。

 前回の時ほど今回は状態が悪くないのでエクササイズを薦めると、妊娠前にアフリカンダンスの教室に通ったことがあって面白かったのでまたやってみるという話になりました。

 指圧の間お子さんは彼女のお父様が外で遊んでくれていました。お陰様でゆっくり指圧ができました。ありがとうございました。

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2015年4月20日 (月)

脳梗塞で片麻痺の旦那様が下血し、検査でガンではなかったのですがその日の夕方に転倒したという話。

 「脳梗塞で右半身に麻痺のある旦那様が下血をして、下剤を飲んで検査をしたらガンはなく切れ痔だった」というお話をお客様にうかがいました。

 ここまでならまだよかったのですが、下剤で体力が奪われて、検査に時間もかかったので帰宅後に夕食は外で食べようということになって、玄関を出たところ雨で滑って転倒し、またまた病院へということになってしまったのだそうです。

 幸い骨折や頭を打つこともなかったそうですが、その夜の外食も、近々予定の旅行もキャンセルになったと仰っていました。

 切れ痔になったのも片麻痺で排便の時に力が入り過ぎてしまったり、お尻を強く拭き過ぎてしまうということがあったのかもしれません。

 奥様も病院の付き添いで疲れて、夕食の支度より外食となった時に、先に車にエンジンをかけて待っていると、下剤でふわふわした旦那様が雨で濡れた玄関で足を滑らせて転倒したというお話を指圧をしながらうかがって、私の頭の中では旦那様がスローモーションで倒れる光景がその場にいたかのように浮かびました。

 下剤服用後も、雨の足元も、皆様お気をつけください。

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2015年4月19日 (日)

60代女性、左手首骨折から3ヶ月、第1関節が曲げにくい → 深指屈筋、小胸筋、後頸部のこり。

 60代女性、しばらくぶりの指圧で、お話をうかがうと3ヶ月前に転倒して左手首を骨折し整形外科に通っていたそうです。

 この日も整形外科でお湯で温めてからマッサージという10分程度の治療を受けてきたということなのですが、左手四指のDIP関節(第1関節)が曲げにくく、同じ治療で症状がなかなか改善されないので指圧にいらっしゃいました。

 左手首(前腕遠位)は外から見たところ上手に整復されていて、右手と比べても違和感はありません。

 座位の触診では、猫背で背中がこっていて、右側頸部に痛みがあります。左手首から前腕の触診では痛みはありませんでしたが、左手四指のDIP関節を曲げる働きをする「深指屈筋」の起始部尺骨近位と前腕骨間膜前面のあたりにこりがありました。

 整形外科での施術は前腕遠位から指先だけだそうですが、DIP関節が曲げにくい時は深指屈筋の起始から停止まで注目したいところです。

 また四指の指先の神経を支配する第5頸椎から第1胸椎の外側の脊柱起立筋がこっていて、腕神経叢の通り道である左大胸筋、小胸筋もこっていました。

 全身指圧後、背部や前胸部、前腕深指屈筋のこりはゆるみ、左DIP関節を曲げることも楽になりました。

 通っている整形外科では2人の方がマッサージをしているそうですが、説明がないということで、深指屈筋という言葉を聞いたことも前腕の肘に近い部位のマッサージや腕神経叢に沿ったマッサージもないそうです。

 骨折の整復はとても上手にできているのですが、その後の治療はお決まりの施術を患部の周囲にやっているだけという感じがします。

 両手の指紋部を合わせて圧し合って伸展のストレッチをすると、指先から肘までの深指屈筋のストレッチになり、手関節のストレッチにもなるので血行促進や神経の促通にもつながります。

 指圧後にはこのストレッチを一緒に行って覚えていただきました。

 指圧、ストレッチ後に改善がみられたので、指の曲がりの違和感はストレッチのケアを足していくことで、もう間もなくなくなるのではないかと思います。

 不安があるようでしたら整形外科にかかっている時でも、お気兼ねなくお越しくださいと申し上げました。

 

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2015年4月18日 (土)

頭痛の時に天柱から玉沈まで後頭骨上の頭半棘筋を圧して効果あり。

 暖かくてもスッキリしない天気が続いているので頭痛に悩まされている方も多いのではないかと思います。

 頭痛の40代女性に後頸部の上部際のツボ「天柱」から「玉沈」まで後頭骨を上に向かって5点ほど指圧をしたところ、頭痛がスッキリと解消したという施術がありました。

 後頸部上際外縁の「天柱」から後頭骨外後頭隆起上部外縁の「玉沈」まで後頭骨を真っ直ぐに圧し上がっていくラインは頭半棘筋の停止部です。

 頭半棘筋は後頭骨上では僧帽筋の外側で触れることができ、「玉沈」より下でツーンと響くポイントがあります。

 天柱と玉沈の間に定められたツボはありませんが、膀胱経の経脈は上から下に、頭半棘筋は下から上に、同じラインをたどっています。

 頭半棘筋は首の伸展、回旋、側屈をする筋肉ですから、猫背で頭が傾いた時に頭半棘筋の停止部は頭の重さに引っ張り続けられて負担がかかります。

 首、肩、背部、上肢の施術をしてから、頭半棘筋停止部の指圧は仰臥位で首を回旋させて指圧するか、横臥位で指圧するとよくとらえることができます。

 今回は筋緊張性頭痛でしたが、片頭痛でもこの部位の詰まりが原因となっていることがあるので頭半棘筋停止部は要チェックポイントです。

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2015年4月17日 (金)

腰痛の方は強い踵着地に注意が必要です。

  歩行の時に体の後ろで足趾で地面をとらえて爪先立つ動作は、体を前に運びます。                                                

  一方踵を地面に着地させる時は、ブレーキの働きをすることもあって、強く着地させると下肢後側の坐骨神経に沿って刺激を加えることになります。

  逆に体の後ろで爪先で地面を蹴る時は股関節伸展になるので腸腰筋をストレッチする動きになります。                                   

  ぎっくり腰の時には苦労してやっと足を前に出すほどですから、慢性の腰痛がある方も体の前での強い踵着地を避けたほうがよいでしょう。  

  足裏全体を着地させるようにして歩幅は多少狭くなっても速度を上げて歩くと十分な運動になります。                                        

  また、足の肩こりの反射区が足裏の前側にあるのは体幹の後ろで爪先立つことで猫背の矯正になり肩がストレッチされることから、足裏の前側に歩行で爪先立つような圧刺激を加えれば肩こりの緩和につながるということになります。

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2015年4月16日 (木)

昨日の「ためしてガッテン」より、尿路結石予防の食事。

 昨日のNHK「ためしてガッテン」では、結石の激痛におそわれた方たちの体験談や尿路結石を予防する食品を紹介していました。

 シュウ酸や尿酸がカルシウムと結合して結石となるので、シュウ酸を多く含むホウレンソウや、プリン体を多く含むビールや魚卵は摂り過ぎないほうがいいようです。

 コレステロールを多く含む食品を減らして、野菜や海藻や果物を多く摂ることが結石予防になり、中でも抗酸化物質を多く含むお茶、青魚、ブルーベリー、カボチャ、ニンジンなどは尿路結石の予防になる食品だということです。

 内臓脂肪も結石の原因になるようですから、肥満解消も結石予防になります。

 尿の酸性が3日続くと結石の予備軍だそうで、結石は3週間で激痛を引き起こすレベルの大きさになることがあるそうです。

 体が酸性に傾くような脂肪を多く含む食事は控え、アルカリ性の食品や、抗酸化物質で体の酸性を中和するような食品を多く摂ることが結石予防になるとのことでした。

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2015年4月15日 (水)

60代女性、腹筋マシン「ワンダーコア」の効果あり。

 1週間前から腹筋マシン「ワンダーコア」で腹筋運動をしている60代女性、指圧をしていくと前回よりも背中が引き締まっていて、おなかの表層で腹筋の張りに触れることができました。

 一度に30回の腹筋運動をして、1日に何回か腹筋をすることもあるそうです。

 ばねのサポートがあるので、背中を倒せば自分の力だけで起き上がるよりも楽に腹筋運動ができます。

 肩や上腕内側はこっていましたが、ワンダーコアを使った腹筋運動は体幹の広い部分に効果があるようで、いつもよりもむくみは少なく、足の冷えや、かかとの乾燥もありませんでした。

 4月からワンダーコアを始めようと思えたのは、心身ともに調子がいいからなのでしょう。

 指圧後に、「初めて指圧を受けた時は骨折の後で体の調子が悪かった」という話をうかがいました。あれからそろそろ4年になります。

 「あの頃には想像できないくらい今は元気でいられる」というお話をうかがって、指圧で体を調整してきた時間の流れと、人間の体の中にある治る力に感慨深いものがありました。

 出会いがあってお役に立つことができます。

 私がお役に立てる出会いはまだまだこれからいくつもあることでしょう。

 私も心と体と技術を鍛え続けます。

 

 

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2015年4月14日 (火)

まむし指で患部を圧すという「癪の合い薬」(落語「やかんなめ」より)。

 日曜日の早朝にNHKの「演芸図鑑」という番組で落語の「やかんなめ」を見ました。

 「梅見に来た帰りの野原で癪(しゃく)の持病を起こした御婦人は普通の薬では効き目がなかったので、発作の時は合い薬(体質に合った効き目のある薬)としてやかんを舐めて治していた。やかんがなくて困っていたところを、たまたま通りかかった頭の禿げたお侍さんの頭を舐めさせてもらう」というお話です。

 その話の中でお願いに来た女中さんの話を最後まで聞かずに侍は「このまむし指で圧そうか」と申し出ます。

 癪は胸から上腹部の刺し込むような激しい痛みの発作をさしますから、胃痙攣も胆石も狭心症も含まれています。

 指の先端が短く、横幅が太い指が「まむし指」ですから、特に男性のまむし指だと太短いのでよく深部まで圧刺激が届いて症状緩和に効果があったので、「癪の発作は男性のまむし指で患部を圧すと治る」という巷の噂が広く知られていたのでしょう。

 まむし指は指紋部が当たる面積が狭いので「苦手」の指圧と同じように筋の硬結や麻痺に効果のある強い圧操作ができます。

 先端で圧さないようにすればまむし指は指圧向きといえるかもしれません。

 落語「やかんなめ」は今回初めて知りました。

 話の展開は面白いとうなるようなものではありませんでしたが、薬が効かずに指圧が効いたということが昔からあったので、民間療法のまむし指のくだりがこの落語のふりに使われていたのだと感慨深いものがありました。

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2015年4月13日 (月)

「日経ヘルス」5月号付録の反射区&足ツボソックスはよくできています。

 「日経ヘルス」5月号は「女の老けをまとめて解決!」がテーマで、反射区&足ツボソックスの付録がなかなかのスグレモノでした。

  扁平な足袋のようなソックスですが、ガイドラインに合わせて履くと男性の私でもほぼ正確なツボの位置に赤字の経穴名がくるようになっています。

  反射区はカラフルに色分けされていて、リフレクソロジーでは流派によって多少反射区の位置が変わっていますが、このソックスでは細かく反射区を分けているのでおおむね納得していただけるのではないでしょうか。

   雑誌本文の特集記事はかなり細かいですが、指圧・マッサージを勉強している人には納得できる内容です。

  調子の悪い体の部位があれば、その部位が反映された足のポイントを圧せばいいので、反射区やツボを知らない方でもこのソックスを履いて簡単に足ツボ刺激をすることができます。

   この反射区&足ツボソックスで冷えやむくみなど20の不調を解決という特集の他にも、「白髪・薄毛を止める毛根もみシャンプー」や「お腹のたるみ解消、寝返りストレッチ」、「シミ、くすみ、シワ、毛穴目立ち解消!温タオル1分洗顔」などがあり、中身が充実しています。

  日経ヘルス5月号は読みごたえもあり、おすすめです。

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2015年4月12日 (日)

40代女性、首から腰のこり、胃腸の働きが悪い、右土踏まず内側と左母指球に反応点。

 40代女性、先週はお子さんの入学式などもあってお疲れです。

 今朝は朝食を食べる気がしなかったそうで胃腸の働きが悪く、首から腰がこっていて、足が冷えていて、ふくらはぎがむくんでいます。

 伏臥位で首から足まで指圧をしていき、仰臥位左大腿前側の指圧からおなかが音を立てて動き出しました。

 右土踏まず内側にはコリコリとした反応点があり、そこを圧すと胃腸が動いて反応します。経穴でいうと腎経の然谷の近くですがやや内側で、リフレクソロジーでは小腸の反射区にあたります。

 左母指球内側にも同じようなコリコリがあって、肺経の魚際よりも内側で、手のリフレクソロジーでここは胃と腎臓が重なる反射区にあたります。

 疲労の蓄積により猫背が深くなると肩のやや後ろ側の小腸経にこりが生じやすくなります。

 ストレスも期間が短いと胃、少し長くなると十二指腸潰瘍など小腸に不具合が現れて栄養の吸収が悪くなると考えてもいいでしょう。

 背部の膀胱経のこりによって血行不良になり尿を製造する腎にも影響してむくみとなると考えることもできます。

 そして交感神経支配領域である背部のこりは胃腸の働きを低下させます。

 左母指球のポイントはずっとデスクに左手を置いていて、その接触部位のようです。

 右土踏まず内側のポイントは運動不足で接触刺激がなかったのでしょう。

 この二点はどちらも使わな過ぎで生じたものですから指圧効果が高いポイントでした。

 全身指圧後、体がゆるんで何度もアクビが出ました。この後食事をとってしばらく昼寝をするそうです。

 雪の入学式でお疲れ様でした。

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2015年4月11日 (土)

衝圧法をだるさを軽減し体を目覚めさせるタッチとして使う。

 指圧の衝圧法は「漸増圧である程度圧してから、急増圧してすぐに放す」圧し方で、刺激が強過ぎれば弊害もあるとされています。

 目的は反射を喚起することで、患者の防衛反応を少なくし、苦痛を最小限にするために行ないます。

 私は衝圧法をふくらはぎの把握揉捏のように「漸増漸減圧のテンポを速めて放す技」として使うことができると考えています。

 刺激の過剰をなくすためには漸増圧急減圧にするか、浅い部位の急増圧急減圧にしても反射を喚起することができます。

 くせものは漸増圧からの急増圧で、ここでやり過ぎが生じます。

 だるい体を目覚めさせる時などに少し血圧と脈拍を上げる目的なら浅い部位の急増圧急減圧という一圧しのピッチを速めた指圧法が適応します。

 定義されている衝圧法は難易度が高く、重い腰痛では急に指圧の指を放すと痛いということがあるので注意が必要です。

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2015年4月10日 (金)

右土踏まず外側で踵に近い部位、回盲弁の反射区の圧刺激。

 腹部の指圧でよく圧痛がある部位が右下腹部の回腸から盲腸につながる回盲部です。

 胃から続く小腸は十二指腸→空腸→回腸と栄養を吸収しながら消化物を運んで、回腸の回盲弁が開いて大腸につながります。

 大腸の働きが停滞しやすいのは腹部の四角で回盲部もその一つです。

 左上腹部の横行結腸から下行結腸の移行部や左下腹部のS状結腸は指圧ポイントとして意識している人も多いと思いますが、回盲部は見逃しがちです。

 おなかが圧しにくいという人は左右の土踏まずに大腸の形を投影させて、右土踏まず外側で踵の足趾よりの部位を回盲弁の反射区として圧すといいでしょう。

 土踏まずは圧刺激がかかりにくい浮いた部位なので指圧をして効果が高いところです。

 自分で圧そうとすると足裏の外側は圧がかかりにくいので、床に置いたゴルフボールを踏んで少し前後に動かすようにして足裏を刺激します。

 回盲部の反射区は、大腸の働きを活発にする「ガス抜き」のポイントです。

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2015年4月 9日 (木)

左上肢を走る痛み、小胸筋のこり、胸郭出口症候群。

 昨日の早朝は雨、やがてみぞれから雪になり、積もることはありませんでしたが花散らしの寒い一日でした。

 50代女性、パソコン作業が続いて左上肢を走る痛みがあります。

 右手でマウスを使っていて左上肢は肘屈曲でデスクの上に固定されています。

 首から背部がこっていて、頚神経の圧迫が疑われるところです。

 雪が降っている時間の指圧でしたが、普段から冷えの備えをしているとのことで手足の冷えはほとんどありません。

 肩上部のこりはやや後ろ側にあります。猫背が深かったということです。

 猫背が深い時には上肢尺側の小腸経や心経にこりが生じます。

 仰臥位左上肢+前胸部の指圧では、左鎖骨下部外側深部の小胸筋に、この日一番の圧痛がありました。

 猫背+肩関節内旋で前胸部が詰まり、頭の重さ、左肘屈曲での固定によるストレッチ不足もあって左上肢尺側の神経根症状が起こったようです。

 右小胸筋にも同様のこりがあったのですが、利き腕の右上肢はマウスによって動いていることと左と比べてよく使っているので筋肉が鍛えられていることもあって、神経の圧迫は生じませんでした。

 全身指圧後、胸が開き、肩甲骨が寄せられるようになって神経症状は緩和されました。

 予想外の四月の雪で、猫背で傘をさして鎖骨の下がこった人も多いことと思います。

 手のひらを上に向けて肘を伸ばし腕を上にあげる、この手仕事から解放する姿勢のストレッチをしておかないと体に酸欠や痛み物質の詰まりが生まれます。

 午前中は今日もまだ寒いので、小まめに手仕事から解放するストレッチをして疲労の蓄積を予防してください。

 

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2015年4月 8日 (水)

植木バサミ(刈込バサミ)と指圧の力の伝わり方の考察。

 植木バサミ(刈込バサミ)の大腸経のこりを考えているうちに、肘を曲げて肘を固定して行う指圧の力の伝わり方に似ていることに気がつきました。

 植木バサミで両肘を曲げて細い新芽を切り続けている時、ハサミの左右の刃の開閉は前腕ではなく上腕の内旋外旋で行われます。

 肘は固定されて手関節背屈+撓屈の瞬間的な筋収縮が繰り返されることになるので、長・短撓側手根伸筋は関節の曲げ伸ばしのない状態で等尺性収縮することになります。

 この植木バサミの力の伝わり方に似ている指圧が、手掌中心部の重ね母指圧です。

 肘は屈曲で固定され、体幹の前屈とともに肘屈曲で母指に体重移動します。

 この時に指圧では両四指指紋部を手の甲に密着させますから、母指で圧し込まなくても圧刺激は肘屈曲の意識を強めるだけで手掌に浸透します。

 植木バサミで撓側手根伸筋がこったのは、堅い枝を切る時に手関節背屈+橈屈の強い瞬間的な力がかかり続けたからです。

 一方、指圧は何かを切ったり潰したりする力はいらないので、指や前腕はもちろん、上腕の力もいりません。

 上達すれば、前腕、上腕はないものとして、体幹から母指への体重移動ができるようになります。

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2015年4月 7日 (火)

植木バサミで前腕大腸経のこり。

 長さ70cm位の植木バサミ(刈込バサミ)で垣根の伸びた新芽を切った翌日に両前腕の橈側手根伸筋がこっていました。

 大腸経の手三里の部分が左右ともに一番こっています。

 植木バサミの柄を握ってハサミを開く時に手関節が背屈+橈屈して長・短の橈側手根伸筋が収縮します。

 堅い枝を切る時にハサミを閉じる方向に動かしても等尺性収縮に橈側手根伸筋は収縮を続けます。 

 ハサミを閉じるのは前腕内側で尺側の尺側屈筋の働きではなく、手関節の使い方は背屈+橈屈が強くなるか、やや弱めるかが枝を切っている間は続きます。

 橈側手根伸筋のストレッチは手関節の尺屈+掌屈ですから、剣道の素振りで上段から斜めに竹刀を振り下ろすと、植木バサミでこった橈側手根伸筋のストレッチになります。

 左斜め下に振り下ろせば左手関節が尺屈+掌屈し左橈側手根伸筋がストレッチされ、右斜め下では右橈側手根伸筋がストレッチされます。

 作業の後に竹刀なしでも拳を縦に重ねて上段から斜め切りの素振りをしておくと後が楽です。

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2015年4月 6日 (月)

脊柱の左側屈と「右へ凸」の違い。

 40代女性、左肩が上がっていて脊柱は上部が左に傾いています。

 仙骨から脊柱が左に傾けば左側屈ですが、左肩が上がって脊柱が右に凸になる場合は脊柱の右回旋を伴っています。

 つまり左肩を前に出して右肩を後ろに引いて、腰を右にねじって猫背になって、右手で手仕事をする姿勢が癖になっているのでしょう。

 よって左肩のこり、右背部から右腰部のこりがありました。

 全身指圧後、こりはゆるんで脊柱の歪みも矯正されました。

 左肩が上がる原因には左脚を上に組む姿勢も関係します。

 施術後には座位で両手の指を組んで頭上に腕を伸ばして手を裏返し、体幹を右側屈するストレッチを覚えていただきました。

 仕事の能率からすればいつもの姿勢がやりやすいなら、頻繁なストレッチが必要です。

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2015年4月 5日 (日)

60代女性、いつもの股関節の問題ではなく坐骨神経痛。

 60代女性、右股関節に痛みが出ることが多かったので軟骨がすり減ってきているのだろうということを考えながら指圧をしてきましたが、今回は右下肢外側と後側に痛みがあります。

 座位でかなり背中が丸くなてっていて、右肩上部の後側から腰にかけての強い筋緊張がありました。

 天気は曇りで、私はそれほど寒い日とは感じていなかったのですが、入ってくるなり「今日は寒い」と仰ったのも背部交感神経支配領域の緊張による血管収縮が関係していそうです。

 伏臥位の施術の最初に足先が冷たいのを確認してから、坐骨神経支配領域の神経と血管の圧迫を解放する指圧をしていきました。

 施術が腰までくると眠りました。お疲れのようです。

 仰臥位、右大腿二頭筋のストレッチで右膝軽度屈曲で右股関節を外転気味に屈曲させると坐骨神経に沿った痛みが再現されました。

 普通は股関節に痛みがあると股関節の内転を嫌いますが、伏臥位の指圧で右股関節がやや内側に入っていたのが気になっていました。

 ここで教えた大腿のエクササイズを続けて股関節の痛みを訴えることが少なくなっていたので、股関節の軟骨のすり減りは今問題にしなくてもいいようです。

 全身指圧後、もう一度右大腿二頭筋のストレッチをしても痛みが出たので、仰臥位で両膝を軽く開いて胸に付ける腰椎のストレッチをしてから大腿二頭筋のストレッチをすると痛みは再現されませんでした。

 季節の変わり目で25℃の日や風が強く吹く日、寒い日もありました。

 冬物をしまったり、春の庭の仕事もあったかもしれません。

 坐骨神経の圧迫は背部のこりによるもので背中が伸びていれば坐骨神経痛の症状は出ないでしょう。

 ただし、背中を伸ばせない、長く歩けない、ということが頻繁に起こってくるようだと脊柱管狭窄症ということもあります。

 今のところは背中を伸ばすストレッチをしておけばいいと思います。

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2015年4月 4日 (土)

かゆみは弱い痛覚刺激、掻きすぎると炎症が起こる。こりと揉み返しの関係と同じ。

 昨日ニュース番組で「花粉症で目の痒みを掻いていたら細菌感染して角膜炎になり目が白濁して見えなくなって角膜移植をしなければ治らない」という男性の症例を紹介していました。

 今年は都内で花粉の飛散量が2倍、北関東では6倍から8倍の飛散量だそうです。

 顔がチクチクするという訴えも多く、花粉だけではなく化学物質も原因となっているようです。

 かゆみは弱い痛覚刺激です。掻くという触圧刺激で痛覚刺激は遮断されます。

 これはこりを圧すと痛覚の伝達が遮断されるのと同じです。

 掻き過ぎれば細菌感染をすることになり、圧し過ぎたり揉み過ぎれば揉み返します。

 皮膚や筋肉の刺激は控え目にしなければいけない、「痛気持ちいい」という便利な言葉に誤魔化されて、やり過ぎたら大変なことになります。

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2015年4月 3日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「肩が上がらない時」。

 昨日の飯能生活の木のアロマ指圧講座は「肩が上がらない時」の対処法を肩関節周囲炎と胸郭出口症候群の実技で行いました。

    肩関節周囲の炎症でも石灰性腱板炎や腱板断裂のように手術が必要なものもありますが、いわゆる四十肩、五十肩の場合は放っておいても半年から1、2年で自然に治るものがほとんどです。

    しかし上着の脱ぎ着ができない、お尻が拭けないな、ドライヤーが使えないなど、日常生活に支障をきたすので、痛みを出さない範囲でのストレッチや指圧・マッサージでの血行促進が治癒を早めます。

    肩関節外転(側方挙上)60°から120°で痛みが出る時、棘上筋腱の炎症が考えられます。

    腕の付け根の肩峰下に傷がある場合には患部に触れることができないので、誘導作用による血行促進が必要になります。

    実技では伏臥位の首、肩、背部の指圧と仰臥位の前胸部胸郭出口症候群の指圧の後、後頚部から肩甲骨上3分の1にある棘上筋のアロマオイルトリートメントをローズマリー・カンファーとラベンダー(ブルガリア産)を同量使った1%濃度のブレンドオイルで行いました。キャリアオイルにはスイートアーモンドオイルを使用しました。

    また、体幹90°屈曲で重力の抵抗を減らして行うコッドマン体操(アイロン体操=アイロンなどを手に持って行う肩の振り子運動)と壁上行運動(イモムシが這うよう手指で壁を上につたいながら肩を上げていく)を行いました。

    胸郭出口症候群の方と、以前に石灰が沈着していると診断されたことがある方が受講されていましたが、どちらも背中が伸びて肩の動きが楽になったようです。

    初めての方もいらっしゃいましたが、指力を使わない指圧を練習し、ストレッチになるような施術姿勢をしていただいているので、施術を受けた効果だけではなく、施術をすることでの血行促進とカルチャーショックの刺激もあったことと思います。

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2015年4月 2日 (木)

健康に生きることへの中高年の関心の高さ、認知症予防セミナーの打ち合わせ。

 昨日は7月18日(土)の認知症予防セミナーの打ち合わせをしてきました。

 参加者は専門家や同業者が多いのかなと思っていましたが、50代以上の一般の方の参加が多いそうで、健康に生きることへの関心の高さを感じました。

 けん玉の新技に挑戦することや、日常の家事でも丁寧にアイロンがけをすることや、包丁を使ってキャベツの千切りをすることが認知症予防につながると言われています。

 私はそれを引き技としての単に叩くのではない叩打法や、指力を使わない指圧で、普段とは違う巧緻性の必要な手技が認知症予防につながるという実技を参加者全員で行います。

 昼の認知症予防の精油ローズマリー・カンファーとレモンの小瓶が参加者に配られるということなので、嗅覚の刺激と触圧覚の刺激ができます。

 後はテンポの速い音楽の聴覚刺激も加えるつもりです。

 看護会館のホールの写真も見せていただいたので、当日は100数十人のプロっぽい空気の抜ける叩打法の音が楽しみです。

☆ 今日の午後は飯能で講座なので、午後の指圧は5時からになります。

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2015年4月 1日 (水)

40代女性、初自治会役員、義父の病気のストレス、指圧でおなかが動き出す。

 40代女性、4月から初の自治会役員をすることになり、義父さんのリハビリ病院への転院などもあってお疲れです。

 右肩上部のこり、右肩甲骨外側のこり、猫背、冬の間の運動不足もあって上半身の筋肉が落ちています。

 自治会の集まりでかしこまって座っていたことや、これからかかる義父さんの入院費用などいろいろな心配を抱え込んでいたようです。

 義父さんは心臓の手術をしましたがあまり良くならず、再手術はできないとのことで、幻視やせん妄状態になることもあるようです。お話をうかがうとレビー小体型認知症の症状に似ています。

 しかし、普段はしっかりしていて酸素が必要な状態でもないようです。

 そんな話をうかがいながら指圧をしているとデトックスになったとみえていつになく大きな音をたてておなかが動きだしました。

 御本人が感じる以上に胃腸の働きが滞っていたのでしょう。

 指圧後、プチトマトでも育てて義父さんに持っていってあげてはどうかというお話をしたら、その気になったようでした。

 庭仕事や水やりで上半身を使うことが治療になりそうな虚証胃弱の肩こりです。

 先に起こることは一つずつその時に処理して、今は今できることをコツコツしていくと何とかなっていくものです。

 何かを育てることで育つ自分もあります。

 

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