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2015年6月30日 (火)

合掌スクワットから体幹をねじりながら斜め上後方に伸び上がるストレッチ、やってみてわかる腰痛への効果(「主治医が見つかる診療所」より)。

 昨日のテレビ東京「主治医が見つかる診療所」では体のゆがみ改善法を紹介していました。

 最後に紹介された「合掌ポーズのスクワットから体幹をねじりながら斜め上後方に伸び上がるストレッチ」を実際にやってみると、両手が向う側とは反対の腸腰筋(特に外側の腸骨筋)が伸ばされていることがわかります。

 伏臥位の腸腰筋のストレッチを立位で行う感じですが、スクワットによってエクササイズにもなっています。

 背中を伸ばせば脊柱起立筋のエクササイズにもなり、伸び上がることで脊椎の間隔が拡がって神経の圧迫を解放します。

 普段動かさない方向に体を動かすことはよく使う筋肉のストレッチになりますから、猫背手仕事の腰痛に、この合掌スクワットからのストレッチは効果があります。

 合掌をすることは大事なポイントで、正中線上に両手があることで両手が向う側と反対側の腸腰筋を外側に逃がさずにストレッチすることができます。

 回旋をしながら斜め上後方に伸び上がる体幹と、両手が向う側と反対側の踵を上げた爪先が引っ張り合うような感覚を得られれば、腰や背中はよくストレッチされています。

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2015年6月29日 (月)

しっかり体重を乗せた強圧しが好きな方にも表層から段階的にゆるめていく。

 日本アロマ環境協会の機関誌「AEAJ」最新号の表紙を開いた「アロマテラピーの学校」の広告に「では、次に、パンにバターを塗るように、身体に触れてみてください。」という実技での先生の言葉があります。

 それに続く生徒の言葉が「わぁ~……密着度が、すっごい変わりました…わぁ…」となっていますから、これはとても優秀な生徒さんです。

 パンにバターを塗る時に、はじっこでバターナイフが上に逃げていってはいけない、パンの耳まで密着させてバターを塗るイメージができたから、この生徒さんには感動的な気づきとなったわけです。

 それに続く文言も「技術は思いの器」、「自分が自然体でいるからこそ、相手は自然と力が抜けます」、「だからこそ自分の身体を傷めない『人の触れ方』からしっかり学んで身体に練り込んでほしいのです」、「地球の中心に向けて圧をかける」、「これが神様の足だったら…と思って触れる」、「アロマセラピスト自身が、心地良いと感じる技術を学びましょう」など、私が普段心がけ、講座でお話していることも良く似ていますから、同じ思いを日々感じている先生がいらっしゃるのだなぁと嬉しくも心強くも思いました。

 それを読んだ後の指圧で「指圧らしい体重を乗せた指圧」が好きな男性のお客様がいらっしゃって、表層から段階的にゆるめていって、何回目かに背部に体重を乗せた指圧をしたところで「今のが気持ちいい」という声が上がりました。

 浅く広い圧刺激から、深くてピンポイントに体重移動した指圧までの圧刺激の変化は数段階を経ていました。

 始めからしっかりと体重移動で指圧をしていれば緊張している背部に痛みや不快感を感じさせてしまいます。

 本質を端的にまとめた内容を理解した上で、臨床ではまずバターをざっと塗って、乾燥している部位やはじっこにはもう一度丁寧に塗るという作業も必要になってきます。

 強圧しが好きな方でも準備のできていない体にいきなり強圧しをされれば不快だったり痛みを感じさせてしまうことにもなります。

 間違うなら弱いほうに間違う、そして気持ちいいと感じていただくワンタッチのために表層からの段階的な作業を行うということが不調を抱えた体に触れる時には必要です。

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2015年6月28日 (日)

トリガーポイントへのIMS治療(筋肉内刺激法)は従来の鍼や指圧と大きな違いを感じませんでした(今朝の「健康カプセルゲンキの時間」)。

 今朝の「健康カプセル ゲンキの時間」では痛みを感じる部位と痛みのもととなるこりかたまっている部位(トリガーポイント)が違うことを3人の症例で示した後に、慢性痛を改善するIMS治療(鍼による筋肉内刺激法)を紹介していました。

 腰痛が主訴でも腰を指圧してさほど痛くないということはよくあります。

 腰痛で腰ではなく坐骨神経に沿った殿部や大腿後側にトリガーポイントがある方は多く、この痛みを感じる部位はほぼ経脈・経穴と一致します。

 番組でも坐骨神経に沿った大腿後側の付け根の膀胱経「承扶」、肩甲骨外側小円筋上の小腸経「肩貞」、肘窩横紋外側の大腸経「曲池」、大腿内側の脾経「血海」などと一致する部位をツボの名称は示さずにトリガーポイントととしてあげていました。

 IMS治療は鍼治療や指圧と大きな違いはないように思いました。

 ポイントの深さに刺激が届かなければ話は違いますが、鍼や指圧も目指すところは同じです。

 5回のIMS治療で肩の動きが改善したと話をされている方がいらっしゃいましたが、鍼や指圧でも5回も施術を受ければかなり効果が上がります。

 IMS治療はかなり痛そうでしたが、多くの指圧師は痛みを最小限に抑えようと考えています。

 トリガーポイントを意識しなくても指圧の考え方は全身指圧による遠隔操作なので、母心という指圧の本質をつかんでいれば、ツボもトリガーポイントも解剖生理学的な考え方も含めたマイルドな心地の良い刺激を考えて体に触れていきます。

 丁寧さと垂直圧による深い刺激のタッチを身につけていればIMS治療と同じかそれ以上の効果もあるのではないかと私は思いました。

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2015年6月27日 (土)

70代女性、首、肩のこり、手のこわばり、しかし未病の状態。

 70代女性、首と肩がこっていて朝起きた時に手のこわばりがあるということで指圧にいらっしゃいました。

 健康診断で体温が36℃以下だったことを心配していらっしゃいましたが、手足の温かさから冷え性や低体温を心配する必要はないでしょう。

 触診では前頸部や側頸部の首の付け根から肩上部がこっていて腰の筋肉も張っています。

 手指は両方の中指と薬指の掌側の基節骨上に小さな塊がありましたが触って痛いようなことはありませんでした。

 朝の手のこわばりは長く続くようなことはないということですし、左右対称性の関節の変形もありません。血液検査でRA(-)ということなのでリウマチも考えなくてよいでしょう。

 指を伸ばそうとして戻される弾発現象もないので、腕神経叢の絞扼性神経障害と腱鞘炎を疑いながら指圧を始めます。

 首から腰までをゆるめ、下肢をゆるめていくと上腕三頭筋とアキレス腱周囲が引き締まっていることがわかります。

 毎日45分歩いているということで、上肢の後方への振りと体幹後方での爪先の蹴りができているようです。

 仰臥位下肢の指圧ではすぐにおなかが動き始め、体位を変えた時点「首と肩が楽になった」と仰っていました。

 上肢から手指の指圧の時には中指と薬指の掌側にあった塊は消えていました。

 腋窩に詰まりはありましたが鎖骨下部外側小胸筋上や鎖骨上部内側肋鎖間に詰まりはなく、全身性の血行促進によって中指と薬指の滑液の停滞した塊が流れたようです。

 年齢から筋肉が痩せてきているので首や肩は猫背の手仕事でこりやすくなっています。

 庭でジャガイモを掘ったということなので、道具を両手で握り体幹を前屈して上肢屈筋使ったことが今回の症状につながったようです。

 まだ病気ではないですから血行促進をすることで悪化を防ぐことができます。

 また加齢によって衰えていく首や肩の筋肉には負荷をかけた筋力運動が効果的です。普段使えていない筋肉にはテンポを速めたタッチをすることでも筋肉には負荷をかけた運動になります。

 未病のうちの指圧のメンテナンスが効果を示した症例です。

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2015年6月26日 (金)

最新のマッサージ機のうわすべり感。

 往診の途中で時間があったので、大型電気店で最新のマッサージ機をいくつか試してみました。

 腰に当てるクッションタイプのものでは腰椎に当たってしまうものがあり、これは買うべきではありません。

 腰椎に当たらないものも揉み玉の回転でうわすべりをする軽擦と揉捏の中間の動きをしていて、相対的な緩和にはなりますが腰の外側への動きはポイントをはずしていて無駄です。

 高級なマッサージチェアも試してみましたが、下肢全体や骨盤への圧迫や上半身を前屈させる勢いの急な背部への圧迫が強過ぎて不快でした。

 もっと良くなっているかと思ったのですが、少なくともトリガーポイントを探して適量刺激ができるようなマッサージ機ができるのはまだまだ先のようです。

 マッサージ機の首の付け根や肩甲骨内上角へのタッチが指圧師のレベルになるにはあの揉み玉では当たりが雑すぎます。

 合谷や曲池や腋窩動脈や鼡径動脈を指圧師の感覚でとらえることができるマッサージ機を作ろうとしたら物凄く高額になるのでしょうね。

 毎日のケアでマッサージ機の購入を考えるなら、肩、腰、下腿〜足と部分マッサージ機を試してみて「嫌な当たりのなかったもの」を必要なものからそろえていくのが良いと思います。

 マッサージチェアは当たりが変わらない限り、結局は部屋の場所塞ぎで終わりそうです。

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2015年6月25日 (木)

スキニージーンズで長時間しゃがんだ姿勢を続けると筋肉や神経に障害の恐れ。

 「スキニージーンズをはいて長時間しゃがんだ姿勢を続けると筋肉や神経に障害が起きる恐れがある」とする論文が英医学誌「神経学・神経外科学・精神医学ジャーナル」電子版に掲載されました。

  論文では「35才のオーストラリア人女性が引っ越しの手伝いでスキニージーンズをはいて数時間にわたりしゃがみ続けて作業をした後、歩いて帰る途中で脚の感覚がなくなり、倒れたまま動けず病院に運ばれた」という症例を紹介しているそうです。

  両方のふくらはぎがジーンズが脱げないほど膨れ上がって、足首も爪も動かせなくなり、筋肉障害の指標となる数値の著しい上昇がみられ、一人で歩けるようになるまでに4日かかったそうです。

 筋肉障害の指標となる数値とはおそらくCPKのことなのでしょう。筋肉細胞の損傷で数値が上昇します。

 鼡径部や膝窩部は動脈に触れる止血点ですから、股関節屈曲+膝屈曲に下肢全体へのスキニージーンズによる圧迫が加われば血液の流れもリンパの流れも止めてしまいます。

 論文では長時間の圧迫によって筋肉だけでなく神経も損傷したとの見方を示しているそうです。

 指圧・マッサージで適量刺激を超えた圧迫をしてはいけないということは、スキニージーンズの筋肉・神経障害からも肝に銘じなければいけません。

 

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2015年6月24日 (水)

100才のお祝いの銀杯贈呈廃止へ。

 有識者による行政事業レビューで「100才のお祝いの銀杯贈呈は抜本的改善が必要」との進言がなされました。

 1963年に銀杯贈呈が始まった当初は100才が150人でしたが、2014年には対象者が3万人となり、その費用が2億9800万円となりました。

  一つ8000円の銀杯に名入れをして用意しても、渡すまでにお亡くなりになる方もいらっしゃって31500個を用意したところ2143個が残ったそうです。

 税金の無駄という判断がされたわけです。

 せちがらいようですが確かに長寿の御本人も銀杯ではなく現金でいただいたほうが良いという方も多いことでしょう。

 50年前と比べると平均寿命が延びて100才以上の方が増えています。

 生活の質を維持しながら寿命を全うしていくには健康を保つ貯筋と、個人も政府も無駄のないお金のやり繰りが必要です。

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2015年6月23日 (火)

「握力が弱いと死亡リスク上昇」、国際チーム17カ国で大規模研究。

 カナダのマクマスター大などの国際研究チームが17カ国の成人14万人を対象にした研究で「握力が弱いと死亡リスクが上昇する」という研究結果を英医学誌「ランセット」に報告したそうです。

 研究では、握力が5kg弱くなるごとに死亡リスクが16%増えたほか、心筋梗塞のリスクが7%、脳梗塞のリスクが9%増加したそうです。

 平均4年間の追跡期間中に3379人が死亡しましたが、その死亡との関連は握力のほうが収縮期血圧の値よりも強かったということです。

 この研究の対象者は先進国も発展途上国も含めた35才から70才の男女で、共通の方法で握力を測定した後、定期的に健康状態を調査して今回の結論に至ったそうです。

 二足直立歩行によって手指を使えるようになった人間は、手指を使うことで脳を発達させ言語も獲得しました。

 手指を使うことは脳の働きを活性化し、手指を使うことは末梢の血流を促進して死亡リスクを減らすということができそうです。

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2015年6月22日 (月)

夏至の頃は体のメンテナンスの時期。

 今日は夏至です。

 夏至は昼が一番長い日ですから、なだらかに伸びてきた日照時間は、睡眠や起床時間、日中の活動量など、体に影響を与えています。

 満開だった庭のアジサイも枯れはじめて季節は夏に向かって動いています。

 雨と蒸し暑さ、エアコンや朝晩冷えで関節痛や筋肉痛が重くなりやすい時です。

 冬至の頃、夏至の頃は、厳しい季節に備えて指圧で体のメンテナンスをする時期です。

 

 

 

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2015年6月21日 (日)

50代女性、腰痛。腰椎の伸展で痛みが出る時の横のストレッチ。

 50代女性、中腰猫背の姿勢での仕事が続いて腰痛になりました。肩や背中がこっていて肩上部僧帽筋や腋窩には熱を持っています。

 伏臥位下肢伸展挙上の腸腰筋のストレッチでも、伏臥位から上半身を起こすパピーポーズでも腰に痛みが出ます。

 仰向けに寝て朝起きると腰が痛いということですから、じっと同じ姿勢で安静にしていることは症状改善にはよくありません。

 体幹の前屈や股関節の伸展で腰椎を伸展させると痛みが出ますが、伏臥位平泳ぎの下肢の動きや横臥位で股関節を軽く伸展し内転させる横方向のストレッチでは痛みが出ませんでした。

 伏臥位で肩から背部、下肢後側を弱い圧の指圧でゆるめ、仰臥位で全身指圧を終えた後、左右の片足ずつ平泳ぎの動きと、体側をマットにつけて上肢下肢を伸ばし、軽く股関節伸展し上の足の内側をマットに軽く打つけて股関節を内転させる横方向のストレッチを行いました。

 指圧中おなかがよく動いたので緊張がゆるんだことは間違いないのですが、立ち上がる時に腰痛は残っていました。

 しかし肩こりはゆるんで、肩や腋から発散していた熱は下がりました。

 毎日の仕事で溜まった腰への負担が梅雨時の気温の大きな変化もあってとうとう腰痛になったようです。

 まだぎっくり腰のような大きな傷にはなっていないので、大きなショッピングセンターなどで大股を意識してウインドウショッピングをしてくるというようなことも雨模様の週末には腰のストレッチになります。

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2015年6月20日 (土)

感情線と尺骨神経。

 手相の生命線は母指球の内縁の溝ですから、母指をよく曲げて使うことが生命線に反映されています。

 示指と中指を曲げる時にできる溝が頭脳線です。細かい手仕事をする時に母指の相手をつとめるのが示指と中指で、ペットボトルの蓋を開けるのと握り寿司をつまむのでは力の入れ加減が全く違います。ロボットにはなかなか難しいことを繊細な人間の指先は難なくこなします。

 フィギアスケートやバレエなどで指先で感情を表現する時に活躍するのが薬指と小指の曲げ具合です。

 伸ばす方向に使われる3指とは逆に、内に秘めた感情を曲げた薬指と小指が表現します。

 野球でボールを投げる時にもボールを包む他の3指とは逆に薬指と小指は曲げて使います。

 薬指と小指を支配する尺骨神経は第8頸神経と第1胸神経からできていて、他の指を支配する第5頸神経から第1胸神経からできる橈骨神経や正中神経と比べて非力であることは否めません。

 尺骨神経の脊髄からの出口は心臓に近い位置からのみ伸びていて、東洋医学的にも心経は手掌側の小指橈側に終わります。

 「心は神を蔵す」で東洋医学で心は知覚、記憶、思考、意識、判断などの、全ての精神活動を支配しています。

 感情線は薬指と小指を曲げてできる溝であることの尺骨神経と東洋医学からの解説です。

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2015年6月19日 (金)

原宿生活の木のショーウインドウもチアーシード。

 原宿生活の木のショーウインドウがチアシードなどのスーパーフードになっていました。

 春夏の商品カタログには載っていないようですが、オンラインショップでは売り切れになっています。

 めざましテレビでも紹介されたのですね。

 新しい行列や期間限定のショップ(ペプシゼロストロングを無料で配っていたのでいただきました)やいろいろな宣伝の車が走る中で(一昨日は今話題のライザップの車が走っていました)、生活の木が表参道で頑張っている感じがショーウインドウに現れていました。

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2015年6月18日 (木)

昨日のアロマ指圧講座「女性ホルモン分泌のツボ指圧」

 昨日は原宿生活の木で「女性ホルモン分泌のツボ指圧」の講座でした。

 卵胞刺激ホルモンを分泌する下垂体前葉への刺激を目標とした頭部の指圧から、子宮・卵巣を刺激する腹部の指圧、背部の指圧、そして下肢からの経脈を通した遠隔操作のツボ指圧と、クラリセージとフェンネルを使った女性ホルモンの分泌を活発にする足から下腿のアロマオイルトリートメントを行いました。

 ツボを圧しているつもりでも曲面上の経脈のライン対する垂直圧の角度が違えばツボ刺激になりません。

 このことは膝蓋骨内上角近位2寸の脾経「血海」を、真上から真下に圧をかければ大腿直筋を圧すことになって内側広筋の血海には響かず、軽く膝を曲げて股関節を外旋させて斜めからの垂直をとらえれば内側広筋に当たってツーンとしたツボ刺激になります。

 このように女性ホルモン分泌のツボのとらえ方を膀胱経、脾経、腎経、肝経と圧の進入角度とピンポイントでの位置に注意しながら講座を進めました。

 ツーンとする刺激でツボの感覚は覚ていただけたと思いますが、実際の施術ではそれを気持ち良い刺激に調整して心にまで響くように、指力や肩の力は抜いて丁寧なタッチを全身に行っていきます。

 一つでも二つでもツボを正確にとらえられるようになったら、点を線に、線を面に、そして体全体に効果が現れるように繰り返し練習して精度を高めていってください。

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2015年6月17日 (水)

40代女性、右側頸部痛、歩くと両膝でカクカクと音がする。

 40代女性、5日前から右側頸部痛があり、歩くと両膝でカクカクと音がします。

 卓球の試合の日に右側頸部が痛みだして1日で強い痛みはなくなったそうですが、両膝のカクカクという音はもっと前から続いています。

 座位の触診では右斜角筋群がこっていて、斜角筋隙や鎖骨上部外端、鎖骨下部の小胸筋の圧迫で神経に沿った痛みが再現されます。

 仰臥位膝の検査では、膝最大屈曲で痛みはなく正座もできるとのこと、膝を立てた下腿の前後への引き出しテストでも痛みはなく、膝蓋骨を圧迫して前後左右に動かしても痛みはないので、膝関節の変形や膝の靭帯に異常はなさそうです。

 大腿では大腿直筋と腸脛靭帯の圧迫で強い痛みがありました。

 踵を上げて、股関節を開き、軽く膝を曲げてかまえる卓球の姿勢で、大腿前側から外側の緊張が続いて筋肉が短縮し、膝蓋骨と大腿骨外側上顆のぶつかりが膝のカクカクという音の正体のようです。

 右側頸部は冷やしたほうが気持ち良かったということで急性の炎症、両膝は温めたほうが気持ち良かったということで慢性の症状です。

 全身指圧後、右側頸部から前胸部の筋緊張がゆるんで鎖骨周囲の圧迫で神経症状は消えました。

 しかし、歩いていただくと両膝のカクカクという音がまだするということでした。

 膝の関節運動で痛みはなく、変形性膝関節症や靭帯損傷の方とは様子が違います。

 大腿前側と外側の伸筋の使い過ぎによる膝蓋骨と大腿骨外側上顆のぶつかりで音がしているとすると、卓球を休んで安静や軽いストレッチが症状改善につながります。

 座位で膝裏に両手をあてがって、ブラブラと下腿を前後に軽く動かしたり、仰臥位で足を高くして膝を伸ばして寝ているということでもよいでしょう。

 右利きで、卓球で首を右側屈+回旋から左へ回旋することで首を痛め、股関節を開き膝軽度屈曲で踵を上げたかまえで膝周囲の筋肉が短縮したようですから、症状の改善には卓球のお休みが必要です。

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2015年6月16日 (火)

不安神経症のお守りとしての「労宮」の指圧。

 猫背で肩から背中がこっている40代女性、以前から旦那様は不安神経症の治療を続けていて「今日は会社を休んだ」ということで伝染したように奥様も心労を抱えています。

 旦那様は指圧に一緒に来ることもできなかったようで、体重が落ちて足が冷えているということから筋力が落ちていそうです。

 奥様は上半身のこりをゆるめると、下半身にはほぼ問題はありませんでした。

 指圧中には旦那様の体を動かすことと、お守りになる習慣を作ることをお話しました。

 ラジオ体操でもウォーキングでも会社以外のサークルに参加してみるでもいいのです。

 寺社仏閣にお参りして不安を預けてくることを習慣にすると抱えている荷物を減らすことができます。

 奥様には足底の「湧泉」と手掌の「労宮」の指圧を毎日旦那様にしてあげることをおすすめしました。

 冷えに対して「湧泉」、ストレス・不安・胸のドキドキに対して「労宮」、この指圧をお守りにしていくと、不安になった時に「労宮」の指圧なら電車でも会社でもできます。

 「労宮」の位置は中指と薬指を曲げて手掌に当たるその2指の中間とされています。

 手掌の真ん中よりもやや上で感情線と頭脳線の間くらいでツーンと刺激を感じるポイントを圧します。

 労宮は心包経で中指と薬指を握る動きはそのまま上肢屈筋を介して心臓に届きます。

 心臓の象徴する感情は「喜び」、心臓を包む心包経「労宮」の指圧は心臓に響いて不安の感情を「喜び」の感情に変換するスイッチとなります。

 それを繰り返していけば、「労宮」の指圧がやがて不安に襲われた時のお守りになります。

 帰り際にも奥様の「労宮」を指圧して覚ていただきました。

 旦那様の具合が良くなったら、また御夫婦で一緒に指圧に来ていただきたいと思います

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2015年6月15日 (月)

チアシードの保水力よりバジルシードの保水力が勝る、脱水予防とダイエットに効果あり。

 成城石井でオリジナルのチアシードドリンクが5月から発売されています。

 チアシードは水に浸すと膨らんで、その保水力とダイエット効果が注目されています。

 成城石井のドリンクコーナーでは瓶入りのバジルシードドリンクは以前から発売されていました。

 瓶の中のカエルの卵のようなものがバジルシードです。

 チアシードよりもバジルシードのほうが保水力で勝っています。

 どちらも腸の中で水を含んでしばらくとどまるので、映画や観劇の時のドリンクとして、途中でトイレに行きたくなる人にお薦めです。

 夏場の脱水予防や渋滞の高速道路でのドリンクとして、そしてダイエットにも効果があるので、チアシードとバジルシードのドリンクが今後どこでも手に入るようになっていくかもしれません。

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2015年6月14日 (日)

妊活通院ストレス。

 30代女性、子供が欲しくて産婦人科の検査を受けてそれをストレスに感じてお疲れです。

 むくみ、だるさ、頭痛、血行不良で猫背、唇が白く見えます。

 お話をうかがうと検査を受けた病院は高級感も清潔感もあるそうですが、検査結果に大きな異常はなく「妊娠しにくそうだから人工授精を考えてみては」という医師の対応にしっくりとこない冷たさを感じたようです。

 その後、妊活の鍼を謳う治療院も調べてみたそうですが、結局「いつもの指圧でいいのでは」ということで、結婚で引っ越してから半年ぶりの指圧です。

 結婚後体重が増えて、腋窩周囲、鎖骨周囲、鼡径部などリンパの集まる所はパンパンにむくんで張っています。

 全身がむくみをまとったこりという状態で、指圧前にトイレ、伏臥位終わりでトイレ、仰臥位の指圧後にトイレへ行き、パンパンだった左薬指の指輪の食い込みが、指圧後にはほどよくおさまっていました。

 指圧のお客様の中にも結婚して子供ができなくてという話をうかがっていて、しばらく指圧を続けていくうちに「妊娠」の報告をしてくださった方が何人かいらっしゃいます。

 何回か人工授精をしても妊娠に至らず、人工授精をやめて指圧でリラックスしているうちに妊娠したという方もいらっしゃいました。

 指圧はいくつかのツボを決め打ちするようなものではなく、全身の血行促進によりホルモンの分泌を活発にして妊娠しやすいリラックスした状態に導くものです。

 引っ越してちょっと遠くなりましたが、妊活疲れの猫背でむくんだ体が引き締まって、白かった唇もピンク色になりました。

 ぎっくり腰で指圧をした旦那様もその後調子が良いとのことで安心しました。

 指圧はゆるい妊活ですからまた近いうちに旦那様と一緒に日曜日でもいいから気軽に来てくださいと申し上げました。

 

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2015年6月13日 (土)

断乳で月経サイクルの復活、お子さんは保育園へ。

 体がだるくて左前頭部が痛いという30代女性、断乳に成功し来週からお子さんは保育園に通うことになっています。

 自然の中で親の協力のもとに保育をする保育園だそうで、お子さんよりも自分がうまくやっていけるかという不安があるようです。

 結婚前、妊娠中、出産後と、何かある時に指圧を受けに来てくれます。

 首肩腰はこっていて、下半身はむくんでいました。

 ややのぼせていて左肩から熱が発散しています。

 断乳後に生理が来るようになったそうで、授乳でエネルギーを吸い取られていたような痩せた体でしたが、お尻に張りが出てきて下半身に安定感が出てきました。

 仰臥位の指圧から始め、左股関節が外旋して外側に倒れていた左膝も、伏臥位の指圧後には真っ直ぐに伸びていました。

 春には腰痛で左股関節の可動域が制限されていましたが、今回は左右の股関節可動域に問題はありません。

 オーガニックの食事を子供に食べさせてきているので、保育園のルールは厳しいようですが、同じような考え方のママ友もできることでしょう。

 もう石臼でおだんごを作る保育園の行事にも参加してきたようです。

 「この体は多少ストレスをかけたほうがだるさがとれます」、保育園生活への不安を聴きながら少しテンポの速いタッチで背中を圧して指圧を終えました。

 今まで大きな病気も怪我もさせずに子育てをしてこれたことが大成功です。保育園もきっとうまくいきます。

 お子さんを実家に預けての久々の指圧でした。

 何か抱えきれなくなったらまた来てください。今までの指圧のように荷物を軽くすることができると思います。

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2015年6月12日 (金)

マッサージ機の市場規模700億円、小型高機能の商品が売れ筋。

 マッサージ機の市場規模は700億円だそうです。

 従来のマッサージチェアから、背中だけ、ふくらはぎと足などの小型高機能で3万円前後の商品が売れているようです。

 14の空気パックでふくらはぎを揉むマッサージ機があるそうですが、10指と手掌を使って刺激をするセラピストが負けるわけにはいきません。

 機械には筋肉の起始から停止までをピンポイントでたどって刺激をすることはできません。

 柔軟なグラム単位の圧刺激のできるマッサージ機もできてはいません。

 冷えとむくみを感知し関節運動を適量で行うには熟練が必要で、人間並みのセンサーを搭載したマッサージ機が売り出されたとしたらとてつもなく高額になることでしょう。

 家庭でのメンテナンスとしてマッサージ機で疲労軽減をはかることは健康維持のために良いことです。

 しかし機械では触れることのできない筋肉があり、セラピストは機械にはできない適量刺激やアドバイスをすることができます。

 マッサージ機の700億円の市場規模は、そのまま指圧・マッサージの市場規模ということもできると思います。

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2015年6月11日 (木)

昨日の「ためしてガッテン」、水溶性食物繊維を食べて糖尿病を改善。

 昨日の「ためしてガッテン」は五穀米や根菜、海藻などの水溶性食物繊維を含む食品を積極的に摂取することで、水溶性食物繊維をエサとして血糖値の上昇を抑える腸内細菌が増えて糖尿病が改善されるという内容でした。 

   日曜日の爆笑問題のラジオ番組では世良公則さんが「YAPPA五穀」という五穀米をプロデュースしている話をされていて、五穀米のブームが来るかもしれません。 

   世良さんのお話ではステージの後にスタッフで自炊して食事を摂っているそうで、健康を維持のために五穀米は味を吟味して国産にこだわって産地を厳選したそうです。

   食物繊維が血糖値の上昇を抑えるということは知られていますが、外食が多くなるとついつい空腹を満たすための食事になりがちです。

   自炊と、十六穀、十八穀という雑穀から味を厳選した五穀という食生活をあの世良さんが実践されていたのですね。

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2015年6月10日 (水)

脱水に気をつけましょう。

 昨日の雨のち曇りの一日から今朝は蒸し暑くなって、ウォーキングから帰っていつになく喉が乾きます。

 この一日の天候の変化で、うっかり水分補給を忘れると脱水から熱中症になる人が出そうです。

 元都知事の石原慎太郎さんが講演の途中で体調不良になったのは脱水が原因だったようです。

 持病を持つ高齢者や関節痛、痛風の方は脱水で症状が重くなることがあります。

 水分が足りないと老廃物の沈着でいろいろな部位で病状が進行したり、尿酸とカルシウムが結合して痛風の激痛に襲われることがあります。

 喉が乾く前に水を補給し、高尿酸血症の方はお酢を摂ることで尿酸とカルシウムの結合を阻止することができます。

 軽く手足の関節を曲げ伸ばし、前後左右に体幹をねじるというストレッチを時々しておくと血行促進になって熱中症の予防になります。

 のぼせて頭がフラフラしないように水分補給をこころがけましょう

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2015年6月 9日 (火)

梅雨の体調不良に内踝周囲の自己指圧。

 昨日は関東地方にも梅雨入りの発表があり、夜から雨になって今朝も雨が降り続いています。

  雨の中のウォーキングから家に帰った時に地震があり、こちらでは震度3でした。

  雨の日は傘をさしていても腕や足が濡れて冷えを感じることがあります。

 タオルで拭いたり着替えることができればいいのですが、濡れたままエアコンの風にあたって余計に冷えるというようなこともあります。

 足の内踝の外周には冷えやむくみ、婦人科系の病気、腰痛、喉の痛みなどに効くツボがあるので効果的に刺激する自己指圧の方法を紹介します。

 ① 椅子に座って左膝を曲げて左足のかかとを右大腿の上に乗せます。

 ② 左足関節が90°になるように曲げて足底と大腿が平行になるようにします。

 ③ 内くるぶしとアキレス腱の間から踵骨の際を4点指圧します。

 コツは左母指指紋部はツボに当てるだけにして、足趾を右手で包んで足関節を背屈と掌屈させることで踵骨の際からそれぞれのツボに圧刺激を響かせます。刺激をツーンと感じる所を少しずつずらしながら探してみてください。

 大腿がまな板の役目をするので、仰臥位や座位で爪先が上を向いている時よりも、内踝周囲のツボを上から垂直に刺激ができるので無駄のない圧刺激になります。

 また足の関節運動によって下腿全体の血行促進にもなります。

 内踝の最も高い所とアキレス腱の間のツボが「太渓」、その母指半分の幅斜め外側下で踵骨の上部外側のツボが「大鐘」、太渓から母指一つ分の幅下のツボが「水泉」、内踝の直下で母指一つ分の幅にあるツボが「照海」で、いずれも腎経のツボで効能は前記の通りです。

 左足が終わったら右足にも同様に指圧をします。

 今朝は前腕や膝から下が傘をさしていても雨に濡れて冷えていましたが、この指圧で温かくなりました。

 

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2015年6月 8日 (月)

足がつるという訴えが多くなりました。

 先週の指圧を振り返ってみると「足がつる」という訴えが多くなりました。

 足がつる原因には「冷え」「脱水」「運動のし過ぎ」などがあり、糖尿病や閉塞性動脈硬化症、脊柱管狭窄症、肝硬変などの病気でも足がつりやすくなります。

 先週は日中が高温で夜間に急に冷えてきたような日があり、冷えによる血行不良で寝ていて足がつったという方もいらっしゃたのではないかと思います。

 ウォーキングと踵の上げ下げのエクササイズや足背屈のストレッチでふくらはぎをほどよく刺激しておくことが足がつることの予防になります。

 また、脱水の予防に寝る前の水分補給も大切です。

 ウォーキングや自分で運動をしてみてみ改善できない時は、三層構造のふくらはぎを解剖学的にそれぞれの起始停止を刺激できるセラピストに指圧・マッサージを受けてみると、自分では血行促進できない部位の血液循環を改善することができます。

 表層の腓腹筋は大腿後側下部の内側上顆・外側上顆からアキレス腱、中層のヒラメ筋は下腿後側からアキレス腱、深層の長母趾屈筋・後脛骨筋・長趾屈筋はそれぞれ下腿外側から内踝の後ろを周って足底から母趾先端、下腿中央から内顆の後ろを周って足底、下腿内側から内顆の後ろを周って足底から4趾先端と、筋肉の端から端までを刺激します。

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2015年6月 7日 (日)

梅雨の頃のめまい。

 60代女性、主訴はめまいです。

 最近続いた地震の影響もあってか体がふらふらと揺れている感じがするそうです。

 首から背部がいつもよりもこっています。

 めまいでは頭部での血行促進をはかるのに背面の膀胱経のこりが治療ポイントになる場合、下肢の腎経のむくみが治療ポイントになる場合、側頭部を走る胆経、小腸経、三焦経に治療ポイントがある場合などに分かれますが、このケースでは後頸部から背部の膀胱経のこりを治療ポイントと考えました。

 その理由は耳の周囲のこりや頭部と下半身の顕著なむくはなく、いつもよりも後頸部から背部の筋緊張が強かったからです。

 おそらく気温30℃以上の日から翌日は上着が必要にあるような気温の変化に体がうまく適応できずに血行が悪くなってめまいを感じているようです。

 伏臥位背部の指圧で首から背中をゆるめているうちに寝息が聴こえてきました。

 仰臥位大腿前側の指圧でおなかが動き始め、指圧が終わるまでよく眠っていました。

 5月は雨が少なくて庭仕事などでよく体を使ってその疲れが溜まっていたということもあると思います。

 加齢により血管の伸縮性、柔軟性は少しずつ反応が悪くなっていきます。

 季節の変わり目は急な気圧の変化で血管が拡がりにくくなり、血管収縮による「高血圧のめまい」や「脳貧血のめまい」が起こることがあります。

 しかし首こりや肩こりをゆるめておけば血流は改善されますので、この時期めまいが気になるという方は指圧を受けてみてください。

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2015年6月 6日 (土)

「あごクイ」の首こり、肩こりへの効果。

  昨日から今朝にかけて雨が降り、寒くなりました。

    真夏のような気温から上着が必要な気温になって、首をすくめて背中を丸くしていた方も多いかと思います。

  「壁ドン」の次は「あごクイ」なるものが流行り言葉となっていますが、首こりや肩こりに対して「あごクイ」はストレッチになります。

   自分で「顎クイ」のストレッチをする時は、下顎の裏に両母指指紋部を当てて顔を上に持ち上げてから真正面を向くように戻します。

    この戻す時には舌下腺に圧刺激がかかって唾液腺マッサージにもなります。

    下を向きがちな生活で「顎クイのストレッチ」は軽く頸椎を牽引することになります。

    加齢的変性より頸椎椎間板の水分が減ってくると、頭の重さを支えるクッションとしての効果が減って首こりや肩こりの原因となります。

    セルフストレッチの顎クイは視線を上げることになって気道を拡げ、気分転換になり、猫背姿勢を解消することで首こりや肩こりを緩和します。

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2015年6月 5日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「下肢のむくみ」。

  昨日の午後は飯能の生活の木で「下肢のむくみ」のアロマ指圧講座でした。

  甲状腺機能低下症のヒアルロン酸によるむくみモドキとの鑑別から実技を行いましたが、皆さんすねの内側を圧して痕が残る皮下に水分の滞留した一般的なむくみでした。

  下肢のむくみを解消する筋肉の使い方として「大股歩行の時の地面を蹴る後ろの下肢」をイメージしてもらい、股関節伸展に働く大殿筋とハムストリングス、膝伸展に働く大腿四頭筋、踵を上げる下腿三頭筋、そして足趾屈曲に働くふくらはぎ最深部の筋肉から足底・足趾に運動させるタッチを中心に実技を行いました。

  まず仰臥位で鼡径部から足趾までの指圧と股関節、膝関節、足関節、足趾の運動法を行い、下肢伸展挙上牽引で下肢長を伸ばしました。

  アロマオイルトリートメントではサイプレス+ゼラニウム+スイートアーモンドオイル(濃度1%)を使い、伏臥位で下肢をクロスさせて高さを作り、下になる下肢に圧をかけながら重力を利用しての軽擦や膝屈曲で高さを利用した下腿の軽擦と運動法を行いました。

  むくみのタッチはテンポ良く、ポン、ポン、ポン、と軽快に刺激します。

  癒し系のゆったりしたタッチではかえってだるくなってむくみの施術効果が下がります。

  施術後、靴がゆるくなった、ズボンがゆるくなったという方がいました。

 受講していただいた皆さんに軽快なタッチや関節の運動法がむくみの解消に効果があることを実感していただけたことと思います。

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2015年6月 4日 (木)

すねを圧しても痕が残らずにすぐ元に戻るむくみは甲状腺機能低下症の疑いあり(昨日の「ためしてガッテン」より)。

 昨日の「ためしてガッテン」では、すねの内側を圧して痕が残らずにすぐに戻るむくみを「むくみモドキ」として、流動性に乏しいヒアルロン酸が溜まった甲状腺機能低下症の疑いがあることを紹介していました。

 甲状腺ホルモンは細胞の働きを活発にして、細胞はヒアルロン酸を作ります。また細胞ではヒアルロン酸分解酵素も作るので古いヒアルロン酸は分解されます。

 甲状腺機能低下症では甲状腺ホルモンの分泌が低下することでヒアルロン酸分解酵素を作る機能が低下して全身に古いヒアルロン酸が溜まって「むくみモドキ」になります。

 甲状腺機能低下症では、冷え、疲労感、発汗減少、心機能低下、抜け毛(特徴的に眉毛外半分が抜ける)、関節痛、声が低くなるなどの様々な症状が起こります。

 むくんでいるのにすねの内側を圧してすぐに戻る方は、内臓までヒアルロン酸でむくみモドキになっている甲状腺機能低下症かもしれません。

 思い当たる症状のある方は病院を受診してください。甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの薬の内服で症状が改善されます。

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2015年6月 3日 (水)

スマホ首、スマホ肩の予防に目の高さでスマホを操作しなさいとは言うけれど…。

  昨日のNHK「シブ5時」ではスマホ操作による首、肩のこりを予防するスマホの操作姿勢やスマレッチを紹介していました。

  目の高さでスマホを操作すれば顔を下に向けないですむので首や肩のこりの予防になります。 

  スマホを持つ手を肩の高さで前に伸ばして反対側の手を腋窩に入れて安定させて操作する方法は何人かの先生が推奨しています。 

    しかし、満員電車の車両でスマホ等を使う人全員がこれをやったらかなり奇妙な光景です。

  現実的にスマホを使う時間が長い人は反対側の手の支えがあってもずっと手を前に伸ばして操作をするには無理があります。 

    スマレッチは肩の水平挙上+顔を反対側斜め上に向ける首の回旋で、下を向いて肩を内転内旋肘屈曲でスマホを使った後のストレッチとしては理にかなっています。

    ただし、その後に付け加えた首をぐるぐる3回回すという動きについては最近はあまり勧められないとされているので、首の痛みがあるような方のために注意があってもよかったと思いました。

   たけしさんの番組では山田朱織先生が腰痛予防には枕の高さと自分の体に合ったマットの硬さと寝返りが重要であることを紹介していました。

   体重がかかる部位の血行が悪くならないように寝返りをするのが重要なことは、寝たきりの方の褥瘡予防に体位変換が必要なことからもわかります。

   そういう意味では指圧・マッサージで30分ほどうつ伏せになることも普段うつ伏せにならない方には腸の刺激になって便秘解消につながるなどの効果が期待できます。

  同じ姿勢を長時間続けないということは肩こりや腰痛の予防になります。

 

 

 

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2015年6月 2日 (火)

富山県高岡市 瑞龍寺の「一つやいと」、無病息災を願って左右の外膝眼にお灸。

 昨日6月1日に富山県高岡市の瑞龍寺で250年前から続く「一つやいと」が行われたというニュースをテレビで見ました。

    「一つやいと」は修行僧の疲れを癒すために行われてきたお灸を無病息災を祈願して6月1日と7月1日に一般の方に施術する行事です。

    時間は朝5時から夕方4時まで、500円で左右の膝蓋骨下外側陥凹部のツボ「外膝眼」にお灸をすえていただけます。

   また1000円で全身灸と瑞龍寺のホームページにあります。

   外膝眼は脚気八処の穴にも含まれる膝痛緩和のツボです。

  同じ脚気八処のツボなら四総穴である胃経の「足三里」を選びそうなところですが、少しずらしたところに経験的なこだわりがあるのでしょう。

 7月1日(水)に北陸方面の旅行を予定している方は無病息災を願って「一つやいと」を受けてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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2015年6月 1日 (月)

昨日は法事で指圧をお断わりさせていただきました。

 昨日は母の十三回忌の法事があり、指圧の電話をいただいたのですがお断りさせていただきました。

 思いかえせば母が亡くなった日も葬式の日も指圧をしていました。

 昨日も時間がずれていたら指圧をさせていただいたのですが、御希望の時間と法事の時間が重なっていました。

 不思議なもので亡くなった母が呼び込んでくれたかのように、母の法事の日に指圧をしてきました。

 昨日は家の仏壇から家中に百合の花の香りが漂っていました。今も香りがします。

 雨の予報でしたが夏のような暑い日となり法事は無事終わりました。

 今日から6月、一つ区切りをつけてまた新しい一日が始まります。

 地震や噴火の続発でストレスの多い日々が続いていますので、お疲れの方は指圧で体調を整えにいらっしゃってください。

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