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2015年7月15日 (水)

ハムストリングスの筋緊張は指圧・マッサージでは腰痛の常識、昨日の「たけしのみんなの家庭の医学」。

 「腰痛の新原因」というので『たけしのみんなの家庭の医学』を見ていたら、ハムストリングスのストレッチを一つ紹介しただけで番組は終わりました。

 立位体幹前屈での指先床間距離の改善に大腿後側のハムストリングスを緩めることが効果的であることは、テレビでもかなり以前から何回も紹介されてきています。

 ハムストリングスの筋緊張が腰痛の原因というのは、指圧・マッサージでは常識です。

 番組の中でマッサージにかかっても腰痛が治らないと言っていた方がいらっしゃいましたが、朝夕10秒のハムストリングスのストレッチ2回で緩和される腰痛を緩和できないようなマッサージでは下手過ぎます。

 坐骨神経の走行から考えても腰痛に対して下肢後側を施術することは基本で、膝窩中央に腰痛治療穴「委中」があることからも、腰痛の時には殿部から大腿、下腿、足と膀胱経の走行に沿って筋緊張を緩めることは理にかなっています。

 番組では椅子から腰を浮かせて立位で体幹を前屈する大腿後側のストレッチを行っていましたが、仰臥位で股関節を屈曲することでもハムストリングスのストレッチはできます。

 仰臥位では股関節を軽く外転させて屈曲させていくと大腿二頭筋のストレッチ、軽く内転させて屈曲させていくと半腱様筋と半膜様筋のストレッチになります。

 この猛暑では立位で胸を大腿につけて体幹の前屈をしていくと頭に血が上りますから、血圧が高い方や、顔が真っ赤になって苦しくなるような方は、仰臥位のストレッチのほうがいいと思います。

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