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2015年7月21日 (火)

腱引き(腱への手技を主とする活法)。

 「日本百名山踏破」の再放送を見ていたら、肩を痛めた田中陽希さんが「腱引き」という治療を受けていました。

 腱引きは武術の活法が伝承されて現在に至っているようです。

 筋肉の中心部への施術ではなく、筋肉の起始停止である腱への施術を中心とするところは、腱防錘への刺激が筋緊張を緩和するという生理学的な反応を武士の時代でも経験的に理解して施術していたのでしょう。

 深層筋へのアプローチを考えているところは指圧に似ていて、肩を亜脱臼した田中さんが自分で関節を戻した後の施術では鎖骨周囲や腋窩の施術をしていました。

 YouTubeでぎっくり腰の腱引きの映像を見ると、腸骨稜や仙腸関節からピンポイントで筋肉の起始停止部への施術を行い、ぼかしが入っていましたが下腹部と同時に大腿の付け根のおそらく小転子の大腰筋停止部への施術を行いながら両股関節屈曲30°の姿勢をとらせていました。

 被術者の体を跨いでしまうところや短時間で治療するというやり方は指圧とは違っていて、応急処置の活法であることがリラクセイションよりも勝っています。

 解剖学的に筋肉を診ているところは昔の活法だけではなく現代の常識にも沿っています。

 ぎっくり腰の治療は被術者に体幹の伸展や股関節の屈曲をしてもらいながらポイントに指を当てて治療しているので、激痛を伴うことがあるようです。

 なるほどと納得できる部分も多いのですが、その後田中陽希さんが疲労から発熱し5日寝込んでしまうことになって、腱引きが直接の原因ではありませんが、いろいろと考えさせられることもありました。

 応急処置の活法が、腱引きとして現在でも施術されているのですね。

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