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2015年7月26日 (日)

ぎっくり背中、アイシングが効いて激痛が治まり仕事に行けます。

 水のタンク交換で左肩甲間部を痛めた60代女性の一日たっての往診です。

 心配していましたがアイシングの効果があって激痛は半減したと言っていいでしょう。

 昨夜は寝る姿勢になるのに激痛があったようですが眠ることもできたようです。

 伏臥位になるのに、四つん這いから片方の腕、膝と4段階に四肢をゆっくりと伸ばすしかなく時間がかかりましたが、「御本人の心身から滲み出す要望」から左肩甲間部以外の指圧はできました。

 ふくらはぎのアキレス腱移行部がこっていたので、下腿のこりによって肩関節の動きが制限されていたということが左肩甲間部の挫傷につながったということもありそうです。

 仰臥位の指圧は全てできました。代謝もよさそうで、ほんのり全身が汗をかいた状態で指圧を終えました。

 ぎっくり腰よりはぎっくり背中のほうが足が使えるだけ生活の支障は少ないということがあり、指圧後は月末の仕事をするそうです。

 患部をいたずらにいじらず、アイシングの効果がテキメンだった症例です。

 帰りに横浜中華街のワンタンと韓国の干柿と下仁田の納豆を頂戴し、美味しくいただきました。

 阿吽の呼吸で施術のされたくないことを察知できるというのもセラピストには大切な感覚です。

 間違うなら弱い刺激を選択して間違う、そうすれば後で足すことができます。

 患部周囲への刺激を急性期にはやらないという選択が治癒を早めることがあります。

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