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2015年8月31日 (月)

全国大会に出場するなど本格的に運動に取り組む女子選手の2割が疲労骨折を経験。

 日本産婦人科学会は「全国大会に出場するなど本格的に運動に取り組む女性選手の約2割が疲労骨折を経験し、陸上の中長距離や競歩などの持久力を必要とする競技では約半数に疲労骨折の経験があり、無月経の割合も高かった」という調査結果を発表しました。

 無月経の割合は、全国大会、地方大会レベルの選手で一般の大学生の3倍になるそうです。

 厳しいトレーニングを行う選手は無月経になる割合が高く、女性ホルモンが減少すれば疲労骨折が増えます。

 更年期以降のエストロゲンの減少から骨粗鬆症になって骨折が増えるのと同じようなことが、スポーツ選手にも起こっているのです。

 試合に勝ってさらに上のレベルを目指すのは素晴らしいことですが、その後の健康に問題が生じないためのケアは、医学的な研究、対策を進めて、さらにきめ細かいものにしていかなければなりません。

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2015年8月30日 (日)

気温が下がってだるくなる。

 昨日の指圧では肩から腰までがこっていて、8月中旬までよりも下肢がむくんで冷えているか、筋肉に張りがない御客様が続きました。

 気温が高いと下肢に溜まった熱が発散して何もしなくても運動をしたのと同じような状態になりますが、気温が10月並に下がって急に運動不足になったという手応えです。

 実際に体がだるくなって運動量が減っていた方もいらっしゃいます。

 下腿前側の足三里の指圧で普段よりも柔らかい手応えの方は、足は冷えていなくても胃腸の働きが衰えていたり、内臓が冷えているというようなことが考えられます。

 猛暑日の最高気温と今の最低気温の差が20℃近くあるので、体が環境の変化に対応できていない方が多いようです。

 こういう時は、下肢にテンポよく運動をさせるタッチに加えて、足三里や湧泉などの主要なツボに弱い持続圧を深く入れる指圧が効果的です。

 柔らかい手応えのツボは強く圧すのではなく、弱い圧をじっくりと深部まで浸透させることで胃腸の動きが活発になってだるさが解消します。

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2015年8月29日 (土)

右の首の寝違えと右腰痛、体幹の左へのずれ。

 40代女性、5日前に寝違えをして右の首が痛くなりました。右の腰痛は慢性的なものです。

 座位の触診で右側頸部の中斜角筋と後斜角筋に沿ったこりがあり、両肩が内旋し、猫背で肩甲骨から上の背筋が硬くなっています。

 右腰はやや硬くなっていますが圧して強い痛みはありません。

 ジーンズのお尻中央の縫目は左にずれていました。

 仰臥位で両膝を立てて左右に倒すと、左に倒した時に右腰に痛みが再現されます。

 股関節の屈曲で強い痛みはありませんでした。

 仰臥位から指圧を始めると肌が出ている足首や半袖の上肢は冷えていました。

 右膝上外側の腸脛靭帯が硬くなっているので、右足体重で右股関節を外に開いていたことがわかります。

 下肢上肢と指圧をしていくと体が温かくなってきましたが、猫背のため顎が少し上がっています。

 顔面、頭部、頸部、前頸部、腹部と指圧して、伏臥位左下肢の指圧の最後に股関節伸展の腸腰筋のストレッチをするとポキッと音がしました。

 骨盤では右足体重のため左仙腸関節でずれが生じていたようです。

 短縮した右腰と伸ばされた左腰というアンバランスでした。

 全身指圧後、座位ではTシャツもジーンズも右に大きくずれていました。

 つまり見た目以上に指圧で調整する前は左へのずれが大きかったようです。

 右斜角筋や肩はゆるみ、猫背で短縮していた肩甲間部もストレッチできました。

 仰向けで寝られなかったそうですが、猫背が改善されて顎が上がらなくなったのでもう大丈夫でしょう。寝違えの首も腰もほとんどよくなっています。

 

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2015年8月28日 (金)

気温が下がってきたら指圧の持続を長くする。

 台風が去って秋めいた日が続いています。

 外気温が下がれば熱のこもった体に指圧をする機会が減って、冷えに対応する指圧が必要になります。

 汗ばむ夏は接触時間の短いタッチが気持ち良いのですが、冷えた体には接触時間の長い温めるタッチを気持ち良いと感じるようになります。

 タッチの持続を長くするといっても1~2秒かその何分の1ということです。

 密着させる手指の隙間を閉じて熱を逃がさないようにし、深い部分にまで圧を浸透させるのが秋から冬の指圧です。

 夏は気温の高さで血行促進されるので、手指の隙間を空けた持続の短い表面的なタッチでもよかったのですが、これからはそういうわけにはいきません。

 冷えて硬くなった体を深い部位まで温める必要のある秋冬の指圧は、技が必要になります。

 衣がえのように、タッチも季節の変化に対応させていかなければいけません。

 

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2015年8月27日 (木)

80代女性、足の冷え、坐骨神経に沿った殿部と大腿後側のこり。

 80代女性、月に一度の定期的な指圧です。気温が急に20℃以下になって足が冷えています。

 自覚はありませんでしたが、両方の殿部の梨状筋がこっていて大腿後側まで坐骨神経に沿って筋肉が硬くなっていました。

 猛暑から20℃近く気温が下がって、座っていることが多いので殿部から大腿後側が硬くなり、膝から下は運動不足でむくみが冷えを生んでいました。

 横臥位で殿部側面の梨状筋を圧すと、右の筋肉が太く、左は細いのですが両方とも気持ちいいとのこと、大腿後側まで指圧を繰り返すと足が温かくなりました。

 右足に体重をかけているので右の足趾の指圧では2趾と3趾が短縮していてポキッと音を立てました。

 手指では左母指が時々ばね指のようになるそうで、左側頸部のこりをゆるめ、左母指と示指で丸を作って母指中手骨際の側面から母指対立筋を圧すとそこに圧痛点がありました。

 右利き右足体重で左手でレジ袋などを持つと筋肉の弱い左母指に炎症が起きるということはあるでしょう。

 それでも小雨の中、指圧後には買物に行ってくるとのことなので、猛暑を乗り切った体をメンテナンスしていけばまだまだ大丈夫そうです。

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2015年8月26日 (水)

アクロヨガのパワーラインは指圧の体重移動と似ている。

 アクロヨガでパートナーの骨盤前部に両足底をあてて持ち上げるパワーラインを見て、指圧の体重移動と似ていると思いました。

 アクロヨガは正式にはアクロバティックパートナーヨガと言うそうで、背中を床につけて膝伸展+股関節90°屈曲でパートナーを持ち上げるパワーラインは、パートナーの体重を骨盤から背中全体の接地面で受け止めるので、小さい人が大きい人を持ち上げることが可能になります。

 持ち上げられたパートナーは背筋を使い、下肢伸展でバランスを取ります。

 パートナーの体重を足底から背中全体に伝えるパワーラインと、自分の母指に自分の体重を伝えて被術者を指圧する時の体重移動は力の伝わり方が逆ですが似ています。

 パワーラインに膝伸展と背中が伸びていることが必要なように、指圧は肘伸展と背中が伸びていることが大きな力を伝えるために必要になります。

 猫背で膝屈曲ではパワーラインは成立せず、指圧の体重移動も猫背で肘を曲げていてはできないということが並べて考えてみるとよくわかると思います。

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2015年8月25日 (火)

暑さストレスから冷えストレスに。

 昨夜から長袖を着て、今朝も長袖ジャージでウォーキングをしてきました。

 数日前の暑さストレスから急に冷えストレスに変わった温度の落差は体調に影響します。

 冷えが原因の体調不良としては肩こりや関節痛以外にも、腸の蠕動運動が鈍くなって便秘が起こってきます。

 関東地方で日の出は午前5時よりも遅くなり、日の入りも午後6時20分くらいになって夏至の頃と比べると2時間近く日照時間は短くなっています。

 自律神経の調節がうまくいかなくなる頃なので、シャワーですまさずに入浴は湯舟につかる、温かい食事や温かい飲み物を摂るなど、真夏の生活を見直す時期です。

 無理や我慢をして風邪を引かないように、指圧で血行促進をして秋冬に備えてください。

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2015年8月24日 (月)

指圧の体重移動のポイント、目で決めた体重移動では誤差が生まれる。

 指圧の体重移動ができていない人は体幹の中心を向ける方向がずれていたり、母指と体幹が離れ過ぎていて体重が乗らないということがあります。

 目と上肢の付け根である肩は高さが違うので、視覚で決めた体重移動の動線ではもう一つ体がかぶさる手前で止まります。

 また母指の幅で体重移動を考えて、肩幅を考えに入れていないために体重移動が左右にずれている人も多くみかけます。

 視覚を遮断して肘を伸ばして背中を起こせば母指指紋部に体重が乗るのですが、スタンスがスクエア(前後の足が体幹に対して平行)だと斜め45°前方に圧が入っていく人もいます。

 肩甲下部の脊柱の両側の脊柱起立筋を指圧する時に、前の足を外に45°開いてオープンスタンスで圧すと、重ね母指の中心が常に肩上部の1点を向いて指圧することができます。

 この時も指力で圧すのではなく、体幹の中心である胸骨を母指の方向に向かわせるようにして背中を起こしていきます。

 体重移動の方向を間違えずに母指の上にかぶさるように体重移動できれば、体重をそれほど乗せなくても指力より大きな圧をかけられるようになります。

 床やテーブルで体幹の近くに母指をついてそれを支えにして立ち上がる練習をしていくと、体重移動がわかってきます。

 伏臥位で腰の骨盤の際や足底を指圧する時には斜め後へ圧をかける体重移動になりますが、これも体幹の後ろに母指をついて立ち上がる練習や立ち上がってからそのまま支える練習をすると圧の加減がわかるようになってきます。

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2015年8月23日 (日)

不安神経症、会社を休職して病状が落ち着く。

 不安神経症の男性、病状が悪化して会社を休職してからの指圧です。

 前回は半年ぶりの指圧で、会社を休職することに決めて心身に余裕ができたとみえて指圧に来ることができました。

 前回も体が衰えたという感じはほとんどありませんでしたが、今回もいつも気になっていた腹直筋の緊張がやわらいでいます。

 腹直筋の緊張は痩せ型の虚証で神経質なタイプの腹証です。

 このお客様は体格が良い実証ですが、おそらく若い頃は痩せ型で、本来虚証タイプだったのが年齢を重ねて太ってきたようです。

 蒸し暑い日で上半身は汗をかいていましたが、下半身はほとんど汗をかいていません。

 外に出たくないくらいだったのが、また指圧に来られるようになっただけでも病状に良い変化がみられるうえ、スポーツジムに通い始めたそうで、これは大きな前進です。

 筋力がついて余裕ができて、下半身からの過剰な発汗が抑えられているのではないかと思います。

 外出での緊張による精神性発汗やもともと汗かきのようなので上半身はかなり汗をかいています。汗をかきやすいのも虚証の判断材料です。

 全身指圧後、もともと多弁な方ではありませんがいつもよりは会話がなめらかで、無理をして話をしているようではありません(鬱の人が無理に明るく振舞っているようであれば要注意です)。

 暑い中、よく指圧に来てくださいました。何か気の利いた言葉を言えるといいのですが、言葉は体が連れてきた物語をお伝えし、タッチで体にカウンセリングさせていただいております。

 言葉を超えた何かがそこにあるように、次回もまた少し前に進めるように背中を圧させていただきます。

 なかなか思うようにいかないことがあり、そんなことが重なることもあります。それでも一つずつ難問と向き合って、良く変えていく、良く変わっていく、そのお手伝いをするのがセラピーのタッチです。

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2015年8月22日 (土)

処暑の頃の朝夕の冷え。

 明日は処暑、立秋を過ぎて暑さが終わる頃です。

 昨夜は久しぶりに夜気を涼しいと感じました。

 露出している膝や肘の関節は急な温度低下で血行が悪くなります。

 猛暑の間はシャワーですませていた方も湯舟につかりたくなるのがこの時期です。

 湯舟につかるのが苦手という方は足湯でも足や膝の血行促進になります。

 新陳代謝が低下した高齢者では足の爪の間に垢が溜まっていることが多いので、足湯で硬くなった皮膚を柔らかくして、指で軽くこするだけでも古い角質がはがれて表皮の新陳代謝を促します。

 足の臭いが気になる方は消臭作用のあるレモングラスやシトロネラなどの精油を入れた足湯がおすすめです。

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2015年8月21日 (金)

甲子園決勝の連投、右肘剥離骨折後の仙台育英佐藤投手には無理がある。

 夏の高校野球甲子園決勝戦は中盤までの展開で東海大相模の楽勝ムードでしたが、仙台育英が6回に3点をとって6対6の同点としました。

 最終回には疲れの見える仙台育英佐藤投手が4点をとられて、東海大相模が優勝しました。

 佐藤投手は年明けに判明した右肘剥離骨折の影響で、6月上旬からの1ヶ月はノースローの調整をしていたそうです。

 準決勝、決勝の連日の連投は右肘だけでなく、体全体に無理をしています。

 今後の投手生命、野球人生への影響が心配です。

 高校野球が教育の一環であるなら、大会の組織が投球数制限や日程の調整、ドクターストップなどの配慮をすべきです。

 メジャーリーガーとなったダルビッシュ投手や田中投手の故障の原因には高校時代の投げ過ぎがあると考えられます。

 夏の甲子園の面白さは選手たちが猛暑の中で全力を尽くす姿にありますが、その後の人生を考えると、歯止めをかける冷静で客観的な故障回避の措置が必要です。

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2015年8月20日 (木)

昨日のアロマ指圧講座「手の指圧とアロマ」。

 昨日は原宿生活の木で「つまむ、握る」という働きをする手掌の筋肉と脳の関係をテーマにした「手の指圧とアロマ」の講座でした。

 母指球を形成する筋肉は4つあって、最深部に母指内転筋、その上に母指対立筋、表層に短母指外転筋と短母指屈筋があります。

 深部の母指内転筋をとらえるために、母指を示指に近づける内転の動きをさせて筋肉をさぐると筋肉が収縮して「張りを感じる」ので筋肉の形がわかりやすくなります。

 認知症や脳梗塞で筋肉の麻痺や萎縮がある方のリハビリとしてマッサージをする場合に、母指内転の協力をしていただくと触圧刺激で中心後回の感覚野の刺激になるだけでなく、前頭葉中心前回運動野の刺激にもなります。

 この考え方で、母指対立筋には示指との対立運動をさせて母指外転筋と中手骨の間で筋肉を緊張させて母指球の側面から中手骨の際で母指対立筋をとらえます。

 指の付け根のMP関節を曲げる4つの虫様筋は各基底骨橈側に停止し、示指、薬指、小指を中指に近づけて内転させる掌側骨間筋は示指が基底骨の尺側、薬指と小指が基底骨の橈側に停止します。

 解剖学的な手掌の内在筋の指圧とアロマオイルトリートメントの実技なので、個別の筋肉の起始から停止までをしっかりと刺激することを重視しました。

 受講者の方は何らかのマッサージを勉強されている方たちでしたが、このような実技を実習する機会はほとんどなかっただろうと思います。

 相対的な緩和でざっくりと触れるという実技ではないので、メンテナンスをされたことのない深部の筋肉に痛みを感じた方もいらっしゃいました。

 もちろん痛みがあれば刺激を弱めるのですが、それを怖がって表面でサラサラとお茶を濁して終わるマッサージではすぐに行き詰まります。

 見えない体の深部を診る方法を持っていることが、人間の体に触れて何かを改善しようとする時には大切です。

 前日に講座に申し込んで参加できなかった方がいらっしゃたようで申し訳ありませんでした。

 生活の木のスタッフには当日でもいいくらいに言ってありましたが、前日に生活の木から参加の申し込みを受け入れるかという電話が2回かかってきたので、3回目はためらわれたのか、会社的に書類上の締めをした後だったのかもしれません。

 前日遅くでなければ翌日に休みが取れない方もいらっしゃいますので、生活の木にもう一度お願いしておきます。

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2015年8月19日 (水)

ヒトの母指の発達が文明を作った。

 今日は原宿生活の木で「手」のアロマ指圧講座です。

 ヒトの母指の発達がなければ、道具を作り、文明を作り出すこともできなかったでしょう。

 人間はサルに比べて母指が長いので、母指と他の指で物を「つまむ」ことが容易です。

 折れやすい線香をつまんで立てる、マッチをするというような動作は、母指と他の指との対立によって可能になっています。

 オランウータンの母指の長さが示指の長さの40%なのに比べて、人間の母指の長さは示指の60%の長さがあります。

 繊細な力加減を可能にしたのは母指の長さがあるからです。

 一方では、サルは母指と他の指との対立運動がしにくいために指の付け根の中手指節関節を曲げることが少ないので「ばね指」にはならないようです。

 人間は指の対立運動で手掌の筋肉を使うため、指の先端まで伸びる指の屈筋腱が手掌の筋肉とぶつかってこすれて、使い過ぎれば腱鞘炎からばね指へと症状が悪化します

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2015年8月18日 (火)

お孫さんのビニールプール、背中のこり、下肢のむくみ。

 60代女性、お盆に帰省した娘さんとお孫さんが帰って指圧にいらっしゃいました。

 だいぶお疲れのようです。

 背中のこり、下肢のむくみは、1才半のお孫さんのお世話での猫背中腰が原因のようです。

 庭のビニールプールで遊ばせていたそうですから、しゃがんで猫背でじっと見守る時間が長かったのでしょう。

 都内のマンションで暮らすお孫さんにとってはアリも大切な生き物で、たかられては困ると踏みつぶそうとしたら娘さんからもお孫さんからも非難の目で見られたというのは、1才児の情操教育と田舎で暮らす大人の感覚との違いです。

 『アリとキリギリス』の絵本でも読んだところだったのかもしれません。

 全身指圧後、背中のこりも下肢のむくみも解消しました。

 「孫は来て良し、帰って良し」で、一昨日指圧にいらした「御じい様」が孫が帰ってさみしがり、昨日指圧した「御ばあ様」がほっとしているのは、男女の役割の違いか、男性のほうが涙腺が弱くなってきているのか、現代社会の厳しさで女性は現実的になり、男性は頑固おやじが減って女性化してきているのかもしれません。

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2015年8月17日 (月)

お盆休みにお孫さんと遊んで筋肉痛。

 昨日はお盆休み終わりでお孫さんが帰ったタイミングで明日の仕事に備えて指圧がしたいという70代男性の指圧をしました。

   河原で遊んだり、木にぶらさがったり、相撲をとったり、普段使わない筋肉を使って肩、背中、上肢がこっていました。

   雨が降る前の蒸し暑い夕方の指圧で、お疲れだったのでしょう、よく眠り、伏臥位から仰臥位の指圧にうつるとおなかが活発に動き始めました。

  「孫たちが帰ってさみしい」と仰るのですが、体にはストレスにもなっていたようです。

    雨が降って今日は最高気温が30℃には届かない予報で、早朝よりも朝7時半を過ぎて温度が下がってきました.

  急に気温が下がると関節痛などの症状が悪化します。

  お盆疲れの方は早めにメンテナンスの指圧におこしください。

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2015年8月16日 (日)

指圧の体重移動の個人レッスン。

 昨日は生活の木の講座を何回か受けていただいた男性のあんま・マッサージ・指圧師の方に全身指圧をした後、体重移動の個人レッスンをしました。

 横臥位→伏臥位→仰臥位→ストレッチのフルコースの全身指圧では、左肩上部、左腋窩、左小胸筋、左腸腰筋と、左に痛みやこりを抱えていることがわかりました。

 施術姿勢で左の屈筋に無駄な力が入っていたのでしょう。

 実際に背中を指圧してもらうと、体重移動が母指に乗ってきません。

 四指を閉じることができていないため母指指紋部1点に体重を落とし込むことができないのと、体幹が向う方向が外側にずれていることが問題でした。

 何回か講座を受けているので四指を閉じるということは覚えていたのですが、実際にはそれが重要だという意識が足りなかったようです。

 何度も体幹の向かう方向を修正し、顔は下を向かず正面を向くことや、肘を伸ばし背中を起こすことをニュアンスを変えて説明しながら微調整し、30分くらいかけて合格レベルの体重移動ができるようになりました。

 一度感覚を体得できれば自転車に補助輪なしで乗れたようなもので「体重移動は」できます。

 大事なことは「体重移動から引き算で適量刺激を求めていくこと」です。

 ほんの何日か前に「圧が弱い」と御客様に言われたようですが、体重移動ができればそんなことは言われません。

 重力を味方につけて1点に圧を落とし込めるようになったら、今度はこりとぶつからないようにしていかないと刺激が強過ぎます。

 自転車に乗れても交通ルールもあり、相手があることですから自分の考えだけで相手の気持ちを読むことができないとぶつかってしまいます。

 物足りないくらいが適量刺激と考えて、御客様の体を健康に、そして自分の体も歪みのない姿勢で健康にする指圧をしてください。

 遠方からよく来てくれました。

 指圧は野球のバッティングと同じでミートポイントがずれてきたり、スタンスが窮屈になって体重移動がうまくいかなくなったりすることがあります。

 うまくいかなくなればいつでもチェックしますから指圧で地元の御客様に貢献してください。

 今回も電話をいただいた時点で指圧を勉強したい人だろうということはわかりました。

 体重移動の指圧と小手先の指圧を比べれば、レベルの違いは誰にだってわかってしまいます。

 自分のタッチの何が間違っているのかがわからなくて行き詰まっている人は、生活の木の講座でもいいですし、私のところへ指圧を受けにきてもいいですから、手のかまえ、姿勢、体重移動を勉強し直しにきてください。

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2015年8月15日 (土)

中国では大気汚染で1日4000人死亡。

 米国カリフォルニア大バークレー校の研究で、中国では大気汚染で1日4000人が死亡していることがわかったそうです。

 大気汚染は地球温暖化の原因となり今年の猛暑にも影響しています。

 この夏、熱中症で救急搬送された人が増えていますが、中国の大気汚染を解決しないと今後益々熱中症での死亡者が増えることになりそうです。

 昨日は久々まとまった雨が降って一息つけましたが、今朝はもう蒸し暑くなってきました。

 無理せず、急がず、事故のないようにお盆の週末をお過ごしください。

 うちは相変わらずで、予約がありますので今日も明日も指圧をしております。

 

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2015年8月14日 (金)

妊娠しづらいとうかがっていたお客様が妊娠したそうです。

 昨日指圧をしたお客様の娘さんが妊娠して5ヶ月になったそうで、「妊娠中でも指圧を受けたいそうだがどうか?」と相談されました。

 答えはもちろん「大丈夫です。是非指圧をさせてください」です。

 娘さんは妊娠しにくい体質だとうかがっていましたが、前回の指圧が少しはお役に立てたかもしれません。

 今は嫁ぎ先にいるので9月に帰省した時に指圧をする予定です。

 つわりはないそうで、その点ではよいのですが、太ってしまったということで、次回は妊娠腎や高血圧にならないためにも新陳代謝を促す柔らかい指圧をしたいと考えています。

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2015年8月13日 (木)

芥川賞『スクラップ・アンド・ビルド』に「後背筋」の表記(広背筋と訂正されなかったのですね)。

 文芸春秋を買うと芥川賞受賞の2作『火花』と『スクラップ・アンド・ビルド』を1作の単行本を買うより安く読めるので、そのお得感で買って、どんなものかと読んでみました。

 『火花』は又吉さんの「お笑い方法論」が展開されているだけでなく、様々な岐路で一つの道を選ぶしかない愛すべき人間への洞察と愛情が感じられる小説です。

 手の内を見せてしまったので、今後お笑いのほうでは考えて作っていることがわかる見る側は少し重さを感じることになるかもしれません。

 『スクラップ・アンド・ビルド』は求職中で家にいる孫が同居する祖父の口癖をかなえるべく、積極的な手を貸す介護で体を衰えさせようと試みる話で、体を鍛える孫と体を動かしたがらない祖父との対比を見せながらも、祖父には生への執着が残っていることも描いています。

 孫が体を鍛えるシーンで「後背筋」と記されているのは「広背筋」のことでしょう。

 芥川賞受賞後に文芸春秋で掲載されるまでには何度も校正の機会があったはずですが、「広背筋」はマイナーな筋肉なのですね。

 現代の介護のあり方に一石を投じる内容の小説ですが、「後背筋」が気になったというのが一番のインパクトでした。

 広背筋は仙骨から第6胸椎までの背部中央から上腕骨小結節稜に付いて、腕を後ろ内側にねじりながら引っ張る筋肉で、水泳で水をかく動作や、懸垂、柔道で相手を引きつける、投球動作で腕を後ろに引くなどの時に使われます。

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2015年8月12日 (水)

出産後2ヶ月、右腰痛。

 「双子の男の子を無事出産した」と話す電話の声はとても落ち着いていて、つわりとストレスと腰痛で苦しんでいた頃とは別人のようでした。

 出産後の入院中にも「指圧を呼んでいいか?」と医師に尋ねたそうですが「前例がないから」と断られたそうで、出産から2ヶ月たっての出張指圧です。

 玄関を入ると双子の男の子の顔を見ることができました。1人は眠っていて、1人は虚空を眺めていました。

 主訴は右腰痛、妊娠、出産、双子の子育てと続くストレスも溜まっていそうです。

 両方の肩こりと左肩甲下部のこり、右腰、右骨盤側面のこり、右大腿後側もこっていて、下半身や上肢はむくんでいます。

 冬用の靴下を履いていて、エアコンは風力を弱く温度を高く設定してつけています。

 仰臥位で膝を曲げて股関節の内転外転をしてみると大きく膝を倒すと腰に響きます。

 それ以外は特に問題ありません。

 仰臥位から指圧を始め、腹部の指圧で帝王切開をしたおなかはたるんでいましたが圧して痛みはありませんでした。

 伏臥位背部の指圧では汗をかきはじめました。

 肩から腰の筋肉をゆるめていくと血行が良くなったのがわかります。

 授乳や抱っこの姿勢で右肩が下がり右腰が詰まるようでしたが、全身指圧とストレッチ後には背中が伸びて「身長が伸びた感じがする」とのことでした。

 おそらく右腰の深部に傷がありますが、右股関節を動かし、背中を伸ばしていくことで腰痛は改善されていくはずです。

 産後鬱になる人もいますが、妊娠中の心身ともに閉塞していた頃と比べると見違えるほど心身ともに回復しています。

 双子のお子さんが交互に可愛さをふりまいて、「可愛さのバイキング」のようです。

 どうしてるかなぁと思っていると、こちらのことを思い出してくれるものです。

 こちらのことを思っていていただけるので、どうしてるかなぁと思うのかもしれません。

 この毎朝100人くらいの人のことを思う作業を、もう何年も続けています。

 すると偶然ではなく、必然の結びつきで指圧の需要が生まれるようです。

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2015年8月11日 (火)

70代女性、背中と左ふくらはぎがだるい。

 70代女性、主訴は背中と左ふくらはぎのだるさです。

  骨粗鬆症と橋本病があり薬を飲んでいて、不眠の薬も処方されています。

 背中は丸くなっていて、骨密度が減って変形しやすくなっていることがわかります。

 橋本病はがあれば代謝が落ちるので、むくみやすくなり、だるくなります。骨粗鬆症で背中が丸くなっているということは背筋を使わずに猫背で日常を送っているということが診えてきます。

 猛暑が続いていることと運動不足、冷房が効いた部屋でのこまめな水分補給も加わって、体がむくんでいます。

 特に下半身がむくんでいて、右足に体重をかけていることが多いので、右ほどは使うことがない左ふくらはぎの筋肉は細くてたるんでいます。

 伏臥位、仰臥位とややテンポの速い指圧で筋肉を運動させて体を目覚めさせていきます。

 全身指圧後、丸くなっていた背中が伸びたので円背で固まってしまったということではありません。

 両腕を上・横・後ろ斜め下に伸ばして背中を伸ばすストレッチと、筋肉の弱い左ふくらはぎには片足立ちや踵の上げ下げが有効です。

 だるいからとじっと同じ姿勢でいると体には老廃物が溜まっていきます。

 真夏日続きなのでだるい体でウォーキングはできなくても、家の中で体を動かしていけばだるさは減ってきます。

 橋本病や骨粗鬆症で体を動かしたくないという方は是非指圧にいらしてください。

 指圧をきっかけに体が良い方向に変わっていきます。

 

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2015年8月10日 (月)

生活の木スーパーフード、有機スピルリナ、有機モリンガ8月下旬発売。

 生活の木の秋冬カタログが届きました。

 スーパーフードは8月下旬から種類が増えて、「海苔のような風味の有機スピルリナ」、「緑茶に似た風味の有機モリンガ」「有機ゴジベリー(クコの実)」、9月中旬には「ココナッツチップ」も発売されるそうです。

 中でもインド産のミラクルツリーと呼ばれる「モリンガ」のリーフパウダーは食べてみたいです。

 飯能生活の木のレストランでスーパーフード入りの新メニューが出ることを期待しています。

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2015年8月 9日 (日)

60代女性、首のこり、ベッドを買い換えた。

 60代女性、主訴は首のこりです。

 認知症予防のために2日前のことを思い出して日記を書くということをやっているそうですが、ここのところ猛暑でその気力もなく、昨夜2週間分を一気に思い出して書いたということなので、下を向いている時間が長かったということがありそうです。

 ベッドを買い換えたばかりということもあって、枕が合っていないということもあるかもしれません。

 座位の触診で後頭骨の際がむくんでいたのは、顔が下を向いている時間が長かったので、首から上の血流が悪くなっているということです。

 伏臥位、仰臥位の指圧後、座位で再び後頭骨の際を触ると、むくみは解消されていました。

 ベッドが新しくなれば体の沈みが変わるので枕の調整も必要になります。

 手仕事で猫背になっていて眠るのと、指圧で猫背が解消されて眠るのとでは枕の高さが変わってきます。

 基本は楽に寝返りができる高さに枕を調整することで、仰臥位では顎が軽く引ける姿勢にします。

 どんなに素晴らしいクッションのベッドに買い換えても、筋肉のこりをゆるめて姿勢の矯正をしてからでないと、枕の高さ調整もなかなかしっくりこないということになりがちです

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2015年8月 8日 (土)

昨日の介護と認知症予防のアロマ指圧スペシャルセミナー。

 昨日は原宿生活の木で、午前に「介護」、午後に「認知症予防」のアロマ指圧スペシャルセミナーをしてきました。

 参加者多数のためにベッドではなく、スポンジマットを使って実技を行いましたが、クッションがちょうど良く、家庭の布団で指圧をする感覚で、本格的な指圧の片膝立ちの姿勢で実技ができました。

 「要介護の方へのアロマ指圧」では横臥位の指圧と足から下腿へのラベンダーを使った解剖学的な三層のアロマオイルトリートメント、「認知症予防のアロマ指圧」では体を目覚めさせる叩打法と手から肘までの6つの経脈をとらえるアロマオイルトリートメントを生活の木のブレンドオイル「リラックスラベンダー」を使って行いました。

 午前中は腹部の指圧が自己指圧のみで終わってしまいましたので、また近々おなかの指圧実技がある企画を考えておきます。

 午後は最後にほんの2~3分程度のストレッチのみですが腰痛の方に施術をさせていただき、腰痛が改善されていく様子をみなさんにお見せすることができました。

 猛暑の中、午前、午後と参加していただきありがとうございました。

 100人組手のようにしゃべりながら皆さんの体をずっと指圧していましたが、まだまだ物足りないくらいでした。1コマ90分は短いと思いました。

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2015年8月 7日 (金)

本日は原宿でセミナーのため指圧はお休みさせていただきます。

 本日は原宿生活の木で午前に「要介護の方へのアロマ指圧」、午後に「認知症予防のアロマ指圧」のスペシャルセミナーの講師をしてきますので指圧はお休みさせていただきます。

 明日は通常通り指圧を致しますので宜しく御願い致します。

 昨日は飯能生活の木で頭痛のアロマ指圧講座でした。

 顔面・頭部・頸部・前胸部の指圧と、冷却剤で冷やしたローズマリー・ベルべノンと精製水のローションで頭皮のマッサージを行いました。

 猛暑の午後だったので頭皮マッサージを受けながら眠った人もいました。

 珍しく時間が15分余ったので、腰が痛い人に骨盤から下肢の指圧やストレッチを施術したところ、立位の体幹前屈で手のひらまで床につくようになって腰痛がなくなったそうです。お役に立ててよかったです。

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2015年8月 6日 (木)

猛暑の引っ越しのストレスで蕁麻疹、血圧が上がる。

 60代女性、猛暑の中で引っ越しの作業に追われ、数日前には蕁麻疹が出て、病院の診察では血圧が160を超えていたそうです。

 病院の診察後すぐの指圧です。

 血圧を下げる薬と血糖を下げる薬は以前から飲んでいます。

 ストレスは背中の硬さにもあらわれていました。

 指圧中は引っ越し前後の話をずっとされていて、御自分でも「まぁ、こんなに話しっぱなしで!」という勢いです。

 御主人は入院中で、息子さんの手伝いや業者にも頼んだのですが、様々な手続きは全て御自分でなさっています。

 同じ町内への引っ越しなのでいくらか気軽さもあるようですが、細い路地に車で入り込んだ時に左側のミラーをぶつけて壊してしまったそうで、いろいろな作業が多過ぎてとにかくお疲れです。

 始めから帰るまで話続け、肩も背中もゆるんだのでストレスのデトックスになったようです。

 帰り際、「住所変更は社会保険もありますよね」とお話すると「忘れていた!」とのこと。

 猛暑の中の引っ越しは免疫力も注意力も下がります。ドアミラーですんでよかったですが、入院中の旦那様のためにも倒れたら大変なので、ペースを落として引っ越し作業の仕上げをしてくださいと申し上げました。

 今日の午後は飯能生活の木でアロマ指圧講座のため、午後の指圧は5時以降になります。

 

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2015年8月 5日 (水)

妊娠を望む女性、足首の冷えとおなかの冷えとむくみを解消する指圧。

 30代女性看護師、夜勤明けの指圧で主訴は頭痛、昨夜は4人の救急搬送があったそうです。

 触診で額に熱はなく、全身がむくんでいて足首が冷えています。おなかも冷えていることがあるそうですが、猛暑の午後でおなかは冷えていませんでした。

 左下の奥歯が膿んで治療中ということで、左胸鎖乳突筋から左肩、左前胸部には硬さがあります。

 伏臥位の指圧から始め、仰臥位に移る時にトイレに行きました。この時には足首は温かくなっていました。

 仰臥位の指圧で眠り、おなかの冷えも硬さもなく、腹部に問題はなさそうでした。

 指圧前、指圧後もトイレに行ったので、夜勤明けの体はズボンがゆるゆるになりました。

 頭痛は解消し、左胸鎖乳突筋から前胸部の硬さもなくなりました。

 妊娠を望んでいるということで相談を受けましたが、まずは足首内側の冷えからおなかの中心部の冷えに通じる腎経の血行促進をすることです。

 スクワットをやっているというので見せていただくと爪先が外側に開き、股関節も開いていて、下肢内側から子宮卵巣につながる腎経に効いていません。

 相撲エクササイズをインターネットで見て参考にしたようです。

 足をあまり開かずに、立位置からお尻を下げて椅子に座るイメージのスクワットのほうが腎経に効くのでやっていただくと、こちらの方がキツイという感想です。

 足りないことをやっていけば体に力がついてきます。

 結婚をして通勤が遠くなったこともあり、妊娠を望むのであれば夜勤のある忙しい仕事をセーブしていくことも考えたほうがいいでしょうと申し上げました。

 漢方の調剤薬局で月に15000円の漢方薬を勧められたそうですが、現在桂枝茯苓丸を病院で処方してもらっているので、大きな違いはないだろうということも申し上げました。

 冷えとむくみをなくしていくことを考えれば、この体には指圧がとても良く合っています。

 後はストレスを減らして、おだやかな気分で月の満ち欠けや日の出・日の入りに則した生活を送ることが妊娠につながるのではないでしょうかと申し上げました。

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2015年8月 4日 (火)

拳を握ると手首で浮き上がる長掌筋をゆるめてリラックス。

 イライラすると肩や背中の筋肉に力が入ったり、拳を握っていることがあります。

 拳を握ると手首に近い前腕中央で浮き上がるスジが長掌筋です。

 長掌筋は手首を掌屈(手掌の側に曲げる)させる働きをします。

 長掌筋より1cmほど母指寄りのスジは橈側手根屈筋です。

 長掌筋と橈側手根屈筋ほどは浮き上がらないのが小指側の尺側手根屈筋で、この3つの筋肉が下肢でいえば足を底屈させる下腿三頭筋の働きをしています。

 手掌を上に向けてダンベルを握り、手関節掌屈で巻き上げるように肘を屈曲する時に長掌筋の腱が際立って浮き上がります。

 この動きは上肢屈筋を強く使い、肩が上がるので僧帽筋も緊張します。

 肩こりを作る動きと言い換えることもできる動きなので、肩こりの方は「長掌筋腱が浮きあがらない腕の使い方」を気をつけておくとよいでしょう。

 バッグを持つ時にそのまま手で持って下げると手関節掌屈になりますが、腕を内側ねじると(肩関節内旋)、手関節は背屈気味に使われて長掌筋腱は際立ちません。

 イラッとした時、長掌筋腱が際立っていれば拳に力がはいっているだけでなく肩に力が入って呼吸が浅くなっています。

 指の隙間を拡げ肘を伸ばし腕を内側にねじると、それが体の前でも後でも横でも、普段使わない筋肉を使うことになるので屈筋群がストレッチされてリラックスできます。

 猛暑の夏バテ予防にはイラッとしないこと、長掌筋腱が浮きあがっていたら余計な力をゆるめてリラックスしてください。

 

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2015年8月 3日 (月)

猛暑の日にスポーツジムのサウナで亡くなるというのは…。

 俳優の加藤武さんがスポーツジムのサウナで倒れて亡くなったという残念なニュースがありました。

 86才で主演の舞台が控えていたそうですから体を鍛えておられたのでしょう。

 サウナでのぼせて人が倒れるのは珍しいことではありませんが、猛暑の夏のサウナには何かの規制をすべきではないかと思います。

 一回の時間を5分以内にするとか、血圧を測ることを義務づけるとか、年齢制限をするとか、水を一杯飲んでから入るとか…。

 スポーツジムで倒れる人が出るようだと評判も落ちることでしょう。

 高温で運動は危険という熱中症警報が出るくらですから、深部熱を上げて脱水を促進するサウナは真夏の間中止にしてもいいと思います。

 昨日は暑過ぎて、雷雨になる前に突風が吹いて西の窓から入った風が北側の神棚のお札を吹き落していきました。

 あれは小さな竜巻(つむじ風)だったようです。それくらいの普通ではないことが起こる猛暑ですから、くれぐれも我慢して運動をしたり汗をかこうとすることは命のためにやめたほうがいいです。

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2015年8月 2日 (日)

指圧後ジーンズがゆるゆるに、胸のボタンもとめやすくなる。

 むくみやすく水太りで猫背の女性は指圧後にジーンズがゆるゆるになるということがよくあります。

 去年から月に1~2回指圧をしている女性のお客様は、昨日の指圧後にジーンズに両腕を入れてもスカスカなくらい内臓が上がってウエストが引き締まっただけでなく、上までとめられなかったシャツのボタンも楽にとめられました。

 下肢の指圧でむくみを還し、背部をゆるめてから骨盤を締め、腹部の指圧をすることで内臓の下垂が矯正されて、ジーンズは2サイズ~3サイズ小さなものでよくなりました。

 シャツのボタンがとめやすくなったのは、胸周り、肩周り、腕の血行促進により余分な水分がリンパ管から回収されたからです。 

 このお客様は普段の手仕事で猫背になり、肩こり、腰痛で指圧にいらっしゃいますが、だんだんとスリムな体に形状記憶されていっています。

 アンクルソックスで剥き出しの足首がふくらはぎや足と比べて明らかに冷えている女性は水太りの傾向にあります。

 剥き出しの足首が冷えている女性は全身指圧での引き締め効果が非常に大きいと感じています。

 痛い施術が嫌いな方は特に効果があります。

 ハードな筋トレよりも身をゆだねて受け入れられる気持ちのいい刺激の指圧がダイエットになるという方がたくさんいらっしゃるはずです。

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2015年8月 1日 (土)

40代男性、メンタルの病気があり7ヶ月ぶりの指圧。

 40代男性、メンタルの病気があり7ケ月ぶりの指圧です。

 朝は気分や体調がすぐれず、夕方になると調子がでてきて、週末になると楽になるという症状からは登校拒否を思い浮かべます。

 外出をしたくないということがあって久々の指圧ですが、猛暑の午後に指圧に来られたのは週末が近づいて気分が楽だったということがあるようです。

 抗不安薬と睡眠薬を飲んでいるために朝は薬が抜けきらずに調子が悪いのではないかという心配があります。

 汗をたくさんかいていましたが炎天下を歩いてきたからで、異常な精神性発汗というような感じは表情や会話から見受けられません。

 氷水でしぼったおしぼりと冷たいほうじ茶で一息ついていただいてから座位で触診をし、脈が100を超えていたので仰臥位から指圧をします。

 アロマミストの香りはローズマリー・カンファーとレモンにしました。集中力を高めて体を動かす意欲を起こさせるという効果をねらいました。

 まず気になったのは、左ふくらはぎのむくみです。

 この部位をはほとんど筋肉が働いていない感じです。

 一方、右のふくらはぎや下肢前側は硬くなっています。

 右膝を動かすとコキコキ音を立てるのは、右下肢に体重を預けていることが常で、下肢の筋肉が短縮していて関節がぶつかるようです。

 下肢の指圧+右下肢挙上牽引の後は右膝の屈伸で音はしなくなりました。

 おなかの指圧ではいつもの腹部の緊張はありませんでした。

 どちらかというと神経質で軟便から下痢になりやすいタイプですが、最近は便秘気味になってきたということです。

 体は太りやすい実証タイプですが、食事の量が減って体型はダイエットが成功したようにすっきりしています。

 伏臥位の指圧で背部はこっていましたが、家で寝ていることが多いというわりには筋力の衰えはありませんでした。

 いつもは爆睡をするのですが、今回の指圧ではウトウトはしても眠ってはいなかったようです。

 座位の仕上げの指圧をしながら「腸内細菌が鬱病を治す」という先日NHKで再放送された腸内フローラのお話をしました。

 精神的には同じ状態のようであっても体はその状態に慣れて、体は負けてはいないというように感じました。

 下痢気味から便秘気味に変わったのは腸内細菌叢の変化か、いくらか慣れてずぶとくなれたからなのかもしれません。

 会話も無理をしているようではなかったので、体への刺激が心の負担を軽くしていくはずですというお話をして指圧を終えました。

 誰もが他人とは違っているわけですから、先に起こることを考え過ぎることなく、まず体を動かすということを日課にしていけば、もっとに気持ちが楽になっていくのではないかと思います。

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