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2015年8月13日 (木)

芥川賞『スクラップ・アンド・ビルド』に「後背筋」の表記(広背筋と訂正されなかったのですね)。

 文芸春秋を買うと芥川賞受賞の2作『火花』と『スクラップ・アンド・ビルド』を1作の単行本を買うより安く読めるので、そのお得感で買って、どんなものかと読んでみました。

 『火花』は又吉さんの「お笑い方法論」が展開されているだけでなく、様々な岐路で一つの道を選ぶしかない愛すべき人間への洞察と愛情が感じられる小説です。

 手の内を見せてしまったので、今後お笑いのほうでは考えて作っていることがわかる見る側は少し重さを感じることになるかもしれません。

 『スクラップ・アンド・ビルド』は求職中で家にいる孫が同居する祖父の口癖をかなえるべく、積極的な手を貸す介護で体を衰えさせようと試みる話で、体を鍛える孫と体を動かしたがらない祖父との対比を見せながらも、祖父には生への執着が残っていることも描いています。

 孫が体を鍛えるシーンで「後背筋」と記されているのは「広背筋」のことでしょう。

 芥川賞受賞後に文芸春秋で掲載されるまでには何度も校正の機会があったはずですが、「広背筋」はマイナーな筋肉なのですね。

 現代の介護のあり方に一石を投じる内容の小説ですが、「後背筋」が気になったというのが一番のインパクトでした。

 広背筋は仙骨から第6胸椎までの背部中央から上腕骨小結節稜に付いて、腕を後ろ内側にねじりながら引っ張る筋肉で、水泳で水をかく動作や、懸垂、柔道で相手を引きつける、投球動作で腕を後ろに引くなどの時に使われます。

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