ヒトの母指の発達が文明を作った。
今日は原宿生活の木で「手」のアロマ指圧講座です。
ヒトの母指の発達がなければ、道具を作り、文明を作り出すこともできなかったでしょう。
人間はサルに比べて母指が長いので、母指と他の指で物を「つまむ」ことが容易です。
折れやすい線香をつまんで立てる、マッチをするというような動作は、母指と他の指との対立によって可能になっています。
オランウータンの母指の長さが示指の長さの40%なのに比べて、人間の母指の長さは示指の60%の長さがあります。
繊細な力加減を可能にしたのは母指の長さがあるからです。
一方では、サルは母指と他の指との対立運動がしにくいために指の付け根の中手指節関節を曲げることが少ないので「ばね指」にはならないようです。
人間は指の対立運動で手掌の筋肉を使うため、指の先端まで伸びる指の屈筋腱が手掌の筋肉とぶつかってこすれて、使い過ぎれば腱鞘炎からばね指へと症状が悪化します。
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