指圧の体重移動の個人レッスン。
昨日は生活の木の講座を何回か受けていただいた男性のあんま・マッサージ・指圧師の方に全身指圧をした後、体重移動の個人レッスンをしました。
横臥位→伏臥位→仰臥位→ストレッチのフルコースの全身指圧では、左肩上部、左腋窩、左小胸筋、左腸腰筋と、左に痛みやこりを抱えていることがわかりました。
施術姿勢で左の屈筋に無駄な力が入っていたのでしょう。
実際に背中を指圧してもらうと、体重移動が母指に乗ってきません。
四指を閉じることができていないため母指指紋部1点に体重を落とし込むことができないのと、体幹が向う方向が外側にずれていることが問題でした。
何回か講座を受けているので四指を閉じるということは覚えていたのですが、実際にはそれが重要だという意識が足りなかったようです。
何度も体幹の向かう方向を修正し、顔は下を向かず正面を向くことや、肘を伸ばし背中を起こすことをニュアンスを変えて説明しながら微調整し、30分くらいかけて合格レベルの体重移動ができるようになりました。
一度感覚を体得できれば自転車に補助輪なしで乗れたようなもので「体重移動は」できます。
大事なことは「体重移動から引き算で適量刺激を求めていくこと」です。
ほんの何日か前に「圧が弱い」と御客様に言われたようですが、体重移動ができればそんなことは言われません。
重力を味方につけて1点に圧を落とし込めるようになったら、今度はこりとぶつからないようにしていかないと刺激が強過ぎます。
自転車に乗れても交通ルールもあり、相手があることですから自分の考えだけで相手の気持ちを読むことができないとぶつかってしまいます。
物足りないくらいが適量刺激と考えて、御客様の体を健康に、そして自分の体も歪みのない姿勢で健康にする指圧をしてください。
遠方からよく来てくれました。
指圧は野球のバッティングと同じでミートポイントがずれてきたり、スタンスが窮屈になって体重移動がうまくいかなくなったりすることがあります。
うまくいかなくなればいつでもチェックしますから指圧で地元の御客様に貢献してください。
今回も電話をいただいた時点で指圧を勉強したい人だろうということはわかりました。
体重移動の指圧と小手先の指圧を比べれば、レベルの違いは誰にだってわかってしまいます。
自分のタッチの何が間違っているのかがわからなくて行き詰まっている人は、生活の木の講座でもいいですし、私のところへ指圧を受けにきてもいいですから、手のかまえ、姿勢、体重移動を勉強し直しにきてください。
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