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2015年8月20日 (木)

昨日のアロマ指圧講座「手の指圧とアロマ」。

 昨日は原宿生活の木で「つまむ、握る」という働きをする手掌の筋肉と脳の関係をテーマにした「手の指圧とアロマ」の講座でした。

 母指球を形成する筋肉は4つあって、最深部に母指内転筋、その上に母指対立筋、表層に短母指外転筋と短母指屈筋があります。

 深部の母指内転筋をとらえるために、母指を示指に近づける内転の動きをさせて筋肉をさぐると筋肉が収縮して「張りを感じる」ので筋肉の形がわかりやすくなります。

 認知症や脳梗塞で筋肉の麻痺や萎縮がある方のリハビリとしてマッサージをする場合に、母指内転の協力をしていただくと触圧刺激で中心後回の感覚野の刺激になるだけでなく、前頭葉中心前回運動野の刺激にもなります。

 この考え方で、母指対立筋には示指との対立運動をさせて母指外転筋と中手骨の間で筋肉を緊張させて母指球の側面から中手骨の際で母指対立筋をとらえます。

 指の付け根のMP関節を曲げる4つの虫様筋は各基底骨橈側に停止し、示指、薬指、小指を中指に近づけて内転させる掌側骨間筋は示指が基底骨の尺側、薬指と小指が基底骨の橈側に停止します。

 解剖学的な手掌の内在筋の指圧とアロマオイルトリートメントの実技なので、個別の筋肉の起始から停止までをしっかりと刺激することを重視しました。

 受講者の方は何らかのマッサージを勉強されている方たちでしたが、このような実技を実習する機会はほとんどなかっただろうと思います。

 相対的な緩和でざっくりと触れるという実技ではないので、メンテナンスをされたことのない深部の筋肉に痛みを感じた方もいらっしゃいました。

 もちろん痛みがあれば刺激を弱めるのですが、それを怖がって表面でサラサラとお茶を濁して終わるマッサージではすぐに行き詰まります。

 見えない体の深部を診る方法を持っていることが、人間の体に触れて何かを改善しようとする時には大切です。

 前日に講座に申し込んで参加できなかった方がいらっしゃたようで申し訳ありませんでした。

 生活の木のスタッフには当日でもいいくらいに言ってありましたが、前日に生活の木から参加の申し込みを受け入れるかという電話が2回かかってきたので、3回目はためらわれたのか、会社的に書類上の締めをした後だったのかもしれません。

 前日遅くでなければ翌日に休みが取れない方もいらっしゃいますので、生活の木にもう一度お願いしておきます。

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