指ヨガ、薬指背側の刺激で便秘解消。
昨日、TBSテレビ「ゴゴスマ」で指ヨガを紹介していました。
胸の前で両手の指紋部を合わせて、腹式呼吸をしながら、肩こり解消には人差し指の刺激、冷え解消には中指の刺激、便秘解消には薬指の刺激をしていました。
人差し指背側の橈側(母指側)には肩へと続く大腸経が通っていますから、人差し指背側の付け根を反対側の人差し指で押して刺激することで肩のツボ刺激になることは、首から肩、上肢外側で橈側へと延びる橈骨神経への刺激としても納得できます。
中指の刺激は心包経を考えるよりも、しっかりと伸ばして使うことの少ない指の背側への刺激で末梢の血行促進ということが目的でしょう。
薬指は口から肛門までの消化管を意味する三焦経の刺激になるので便秘に効果があると考えていいと思います。
上肢背側は消化器系の経脈が通っていますから、両手の指の背側を刺激すれば消化器のツボを刺激したことになり、現代生活で上肢の屈筋ばかり使いがちな体には疲労回復のストレッチになります。
胸の前で手を合わせた時に肩が上がっていれば肩こり解消の効果は薄れます。
普段なかなか使わない薬指背側の刺激には体幹の回旋を加えると、大腸への効果がもっと増すだろうと思いました。
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