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2016年2月29日 (月)

永谷園の新商品には釣られがち、「アボカドスープ」。

2 1杯39kcalアボカド1個分

 永谷園「アボカドのちから キレイなグリーンスープ」、1杯でアボカド1個分 39kcal ビタミンE 5.04mg含有(栄養機能食品 3袋入)、スーパーで税込み105円でした。

 味は薄めなので、作り方にあるように熱湯よりも温かい牛乳150mlを注いでいただくほうがおすすめです。

 永谷園にはついつい釣られてしまいます(生姜部は活動をしているのでしょうか?)。

 今朝はウォーキングをしていても暖かく、日の出前の空には薄い雲越しに月が見え、チョウチョ(蛾かな?)も飛んでいました。

 昨日から森の鳥たちの活動が活発になったようで、庭では今年初めてミツバチがやってきました。

 湿った空気の今朝は、春の香りが強く漂っていました。

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2016年2月28日 (日)

60代女性、腰痛、左膝後側の痛み、頬がこけて見える、下肢前側胃経のツボにも痛み。

228 2.28 日の出


 60代女性、主訴は腰痛、左膝の裏に痛みがあります。

 頬がこけて見えましたが体重は増えているそうです。

 この時は頬がこけた事実だけが目にとまりましたが、瞳の下のツボ「承泣」から始まる胃経と頬の関係が後で結びつくことになります。

 首、肩、背部のこりがあって、腰以下は坐骨神経に沿って左は腰から殿部の梨状筋、坐骨結節の下、大腿後側で外側の大腿二頭筋、前に回って下腿前側の前脛骨筋と指圧をして痛みがあります。

 右も腰から殿部梨状筋には同じような痛みがありましたが、自覚的に痛みが強いのは左膝裏です。

 左は坐骨神経から分かれた総腓骨神経が下腿前側に周って、胃経は下腿前側から足の甲に下って第2趾爪根部外側の厲兌(れいだ)に終わります。

 第2趾付け根の足背側の胃経のツボ「内庭」とその裏の「裏内庭」はどちらを圧しても胃に響く強い痛みがあり、ぎっくり腰のツボである足関節内側の陥凹部の肝経ツボ「中封」の指圧でも強い痛みがありました。

 慢性腰痛に坐骨神経痛が加わり、坐骨神経の枝の総腓骨神経には胃の不調が反映された痛みがありました。

 ぜんそくの発作があって、毎日ステロイドの吸引と錠剤を服用しているそうなので、肝臓と胃には負担になっているのでしょう。

 確定申告月に加えて仕事場を同時にいくつも抱えて移動時間が長いことも心身の負担になっているようです。

 全身指圧を終えると、こけていた頬はふっくらとして、全身の血行促進によって首から上の活力が蘇ったようです。

 脊柱の両側から下肢後側を下行する膀胱経と胸腹部から下肢前側を下行する胃経は裏表にあります。

 坐骨神経はそのまま後側を下行するものと、前に周って胃経を下るものに分かれます。

 望診の第一印象でぼんやりと残るものを( )でくくって手がかりとして保留しておくことは、体が連れて来る物語を読み解くために重要です。

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2016年2月27日 (土)

花粉を運ぶハチなどの生物が世界にもたらす経済効果は65兆円。

Photo 月桂樹越し今朝の日の出

 「花粉を運ぶハチなどの経済的効果は世界全体で最大65兆円に上る」と国連が設置した科学者組織IPPESからの報告が昨日発表されました。

 日本の農業への貢献は4700億円になるそうで、花粉を運ぶハチの仲間は2万種以上で、チョウや鳥類も果樹や野菜の受粉を助けています。

 近年はミツバチの数の減少が報告されていますが、食糧の生産のために欠くことのできない大切な働きをしているのがミツバチです。

 私も毎朝ヨーグルトにハチミツを混ぜていただいています。今のところ風邪をひかずにすんでいるのはハチミツのおかげもありそうです。

 今年はまだ見かけていませんが、春のきざしとミツバチを探しながら今朝もウォーキングをしてきました。

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2016年2月26日 (金)

献体の供給過剰。

Photo今朝6時過ぎの月


 インフルエンザ脳症で亡くなったお子さんの臓器提供を申し出た御両親がお子さんに書いた手紙が今朝の新聞に掲載されていました。

 「命をつなぐために役立ってほしい」という御両親の思いは、死んでも誰かの命として生き続けてほしいという切ない願いです。

 一方では大学病院で献体が供給過剰になっていて、解剖の実習のお役に立って火葬になるまでには2年かかることもあるようです。

 献体の申し出が増えた理由には死生観が変わってきたことと、火葬や葬儀にかかる経済的な事情もあります。

 お墓の心配をするよりは病院で永代供養してもらうために献体をするという方もいるようです。

 昨日は梅田で車が暴走する事故があって多くの死傷者が出ました。

 運転していて死亡した男性は午前中に出勤してきた時は元気だったようです。

 大動脈解離だったのではないかという救急隊からの情報もあるようです。

 毎朝、呼吸、血圧、脈拍や顔色、関節の動き、痛み、便通など、自分の体を必ずチェックして悔いなくその日一日を生き抜いて、命をつなぎたいです。

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2016年2月25日 (木)

昨日の「叩打法とアロマ」の講座。

Photo


 今朝6時、十六夜の月が西へ沈む頃の空です。

 昨夜の雪は木々や土の上にうっすらと積もっていましたが、道路の雪は融けていました。

 昨日の「叩打法とアロマ」の講座では、「(指圧・マッサージ後の眠った)体を目覚めさせる」「スポーツ前の筋肉のパフォーマンスを向上させる」「叩打法を使った便秘改善」の実技を行いました。

 腹部の指頭叩打では、垂直に当てることができれば深く入れる必要はありません。

 むしろ放すことで胃腸の平滑筋に蠕動運動の力を与えます。

 触診のタッチの振動を利用してテンポ良く「の」の字の刺激をしていけばいいのですが、垂直に入れるということにはマッサージを学んだ人でも怖々な感じでした。

 叩打法は1秒間に2~5回のタッチで最適な回数を考えていきます。

 2回、4回の偶数だと受け手に予想ができる刺激になります。

 講座では時間の流れを変えるために3連のタタタ、5連のタタタタタを練習しました。

 空気を逃がして当たりを弱めるために、切打ではしっかりと指を開く、空気打では両手でドームを作って空気を閉じ込める、これには練習が必要です。

 後半はよくできてきました。

 叩いてしまえばセラピーの叩打法ではないということ、ギターでいえば弦に軽く触れてオクターブ上の音を出すハーモニックスを繰り返すような(もう少し力を入れればチョッパーベースです)繊細な叩打法であれば寝たきりの方の便秘改善にも使えます。

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2016年2月24日 (水)

攻撃として叩くことと、セラピーとしての「叩打法(こうだほう)」の違い。

 今日は原宿生活の木で「叩打法とアロマ」というテーマでアロマ指圧講座を開講します。

 単純に体にぶつけていくように叩いてしまうと、相手にダメージを与える攻撃になってしまいます。

 「痛散湯」の最近のラジオCMに「孫が肩たたきをしてくれると言っているが痛くて受けられない」というのがありました。

 これは良かれと思ってする一般的な肩たたきが、実は体を痛めつける攻撃になっていることがあることを表しています。

 つまり体にぶつけるイメージで叩くことと、セラピーの叩打法は全く別物でなければいけないのです。

 セラピーの叩打法は体との接触時間をできるだけ短くして、体の表面に当たった瞬間に上に持ち上げます。

 むしろ始めに体の表面に手指を当てておいてから、上へ上へというイメージで一拍目を休符にするのがセラピーの叩打法としては正しいやり方です。

 軽い刺激で短時間に行う叩打法は神経や筋肉を興奮させて、眠った体を目覚めさせます。

 だるい時や、指圧・マッサージの施術の終わりに体を起こす目的で叩打法を行うとリフレッシュ効果があり、スポーツ前に筋肉のパフォーマンスを高めるためにも叩打法が適しています。

 練習を積めば比較的早く技を身に着けられるの叩打法のテクニックですが、多くの人は単純に体にぶつけるように叩いてしまっていて、痛いのが当たり前といった肩たたきが行われていることは大変残念です。

 今回の実技では、ブラックペパーを使ったアロマオイルトリートメントに叩打法を取り入れて、便秘を解消する腹部の指頭叩打も行います。

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2016年2月23日 (火)

(痛みが消える?)ソルフェジオ周波数と五行の五音。

 『聞くだけで痛みが消えるソルフェジオ周波数CDブック』という本の広告を新聞で見つけました。

 ソルフェジオ周波数は特定の9つの周波数の総称で、そのうちの7つは人間に7つあるとされるチャクラと一致するそうです。

 一般的には440Hzのラを基準に音階を調律し、好みによっては442Hzくらいまでの間で現代の音楽は調律されていますが、ソルフェジオ周波数では基準のラを444Hzにして音階が調律されているそうです。

 ソルフェジオ周波数で基準のラから一音下がったソは396Hzで、免疫系の不調を改善し、528Hzのドは胃の不調を改善するそうです。

 このドの音は東洋医学では五音の「宮」に当たり、五音の「角(ミ・)徴(ソ)・宮(ド)・商(レ)・羽(ラ)」は五腑の「胆・小腸・胃・大腸・膀胱」と関係するので、宮(ド)は胃に関係し、ソルフェジオ周波数528Hzのドと胃の関係とも一致します。

 重低音や振動の健康被害が一方にはありますが、体に好ましい周波数の音があることも事実です。

 心地良い音の聴覚刺激が痛みを忘れさせてくれる時間を作ってくれることを、多くの人が経験していることと思います。

 「痛みが消える」と言い切ってしまうのは言い過ぎな感じがしますが、ソルフェジオ周波数のルーツは東洋医学にあるかもしれず、その考え方を否定する立場にはありません。

 Youtubeにはソルフェジオ周波数の音楽がたくさん公開されていて、特長的な振動のある音を聴くことができます。

 

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2016年2月22日 (月)

便秘解消にレモン白湯をチェイサーにオリーブオイルを飲む。

 便秘解消に朝一番にレモン白湯を飲むという方法や、オリーブオイルを大さじ1杯くらい飲むという方法があって、どちらも単独で飲むのと、合わせ技でレモン白湯をチェイサーにオリーブオイルを飲むのとをやってみたところ、レモン白湯+オリーブオイルは相乗効果でお通じを促す力が強いようです。

 運動やおなかの指圧で便秘が改善されない時は、ダイエットをしていて食事の量が少なくてバナナ便の形を成さない場合や、油抜きの食事で便の滑りが悪いのが原因となっていることがあります。

 睡眠中に胃腸を働かせるためには、夜から朝までの空腹時間の長さも重要です。間食が多いと腸には小さな便の塊の渋滞が起きるようです。

 乳酸菌を含む発酵食品や食物繊維を食べていても便秘になる時は、しばらく乳酸菌製剤を飲んでみると効果がある人もいます。

 年齢とともに、胃腸の平滑筋の筋力が弱まる、内臓が下垂する、腹筋などの体全体の横紋筋が衰える、抗生物質を飲んで腸内の善玉菌が死んでしまう、血行が悪い、免疫力が衰える、脂肪がつくなど、様々な原因で便秘になることがあります。

 便秘が解消すれば体重が減る、嫌な体臭が消える、ガスが減る、肌がきれいになるなどたくさんのメリットがあります。

 時計回り「の」の字のおなかの指圧は内臓の働きを活発にするために毎日やってほしいことですが、レモン白湯+オリーブオイルと乳酸菌の整腸剤もお薦めです。

 精油ではカルダモンやブラックペッパーの香りで胃腸が動くという方も多いと思います。

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2016年2月21日 (日)

腰痛と便秘の改善に、仰臥位で両膝を抱えて斜め上に大腿を持ち上げる。

 大腿を持ち上げる筋肉が大腰筋(腸骨筋と合わせて腸腰筋)です。

 立位では、お辞儀をする時にも大腰筋が働きます。

 腰痛の大きな原因の一つが長時間の座位姿勢で、この時に大腰筋は血行不良に加えて、しっかりと働かないために筋肉は弱くなっています。

 大腿をしっかりと挙上すれば大腰筋が鍛えられますが、腰痛があれば無理に走ったりジャンプをするのではなく、仰臥位で背中を床につけて膝を抱えて大腿をおなかに引きつけることから始めます。

 両膝を抱えて斜め左上に膝が向かうように背中を丸めて転がると、肋骨の下のツボ第2・第3腰椎棘突起間外3寸の左の「志室」の刺激になります。

 右斜め上に転がるようにすると右の志室の刺激になります。

 この時に腹圧がかかって、胃腸の平滑筋には腸揉みの刺激になります。

 斜め上に転がることで仙腸関節を締める動きにもなり、この時には大腿内側や骨盤底筋にも引き締めの力が入りやすくなります。

 肛門を締める意識に呼吸と大腿斜め上挙上(股関節屈曲+内転)による腹圧を加えることで、自分の意識では動かすことができない内臓の平滑筋や運動不足の大腰筋を働かせることができ、上行結腸と下行結腸上部の刺激点となる「志室」の刺激にもなって、腰痛と便秘の解消につながります。

 ゆらゆらとロッキングチェアのように振り子運動をします。

 両膝を抱えることが難しければ片膝を抱えて左右に行います。

 浅い角度から始めて毎日やっていると、徐々に深く体を折り曲げられるようになり、柔軟性も獲得できます。私は毎朝やっています。

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2016年2月20日 (土)

皮膚は最大の感覚器、意識を失った人への本能的な触圧覚刺激のふれあい、今朝のNHK「あさが来た」。

 今朝のNHK「あさが来た」では、白岡あさが暴漢に襲われました。

 意識の戻らないあさの足をさする、手を握るというシーンを見ながら、これは「命を呼び戻そうとする」本能の行動なのだろうと思いました。

 それが回復の決め手となる特効薬であると確信して足をさする、手を握るという人はまずいないでしょう。

 しかし、その場にいたらそうしないではいられない本能的な救命行動です。

 足で反応がなければ、手、手でもだめなら顔というように、これは指圧師が全身から症状改善をしていこうとする施術に似ています。

 つまりそれが母心であって、本来人間に備わっているはずのものです。

 尊厳を抱いて肌に丁寧にやさしく触れるというセラピーのタッチを軽んじて、雑で粗暴な強圧の施術を良しとするようなことが許されていることは、最近の暴力事件の多発につながっているように思います。

 涙をためながら手を握るしかないお別れになるかもしれない時間のふれあい、そこには目に見えない大きな力があります。

 その胸のどよめきのパワーが愛であり共感です。

 愛と共感のない機械的なタッチは、暴力になることがあります。

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2016年2月19日 (金)

鼻づまりは横向きに寝れば上になっている鼻が通る。

 今日はスギ花粉がたくさん飛散するという予報が出ています。

 先日の「ためしてガッテン」で鼻づまりに腋にペットボトルを20秒ほど挟んでおくと、反対側の鼻づまりが解消するという方法を紹介していました。

 圧発汗反射(半側発刊反射)は圧迫測で副交感神経が優位になって血管が拡張し、反対側で交感神経が優位になって血管が収縮します(帯を締めることで顔に汗をかかないというのも帯を境にした上下の圧発汗反射です)。

 詰まった鼻の反対側に圧をかければ、血管が収縮して鼻づまりの充血が解消することができます。

 ですから鼻が詰まった側を上にして横向きに寝るだけでも鼻づまりを改善できます。

 上肢の大腸経が示指撓側に始まって反対側の小鼻の横に終わるのは、経験的に圧発汗反射を知っていたこともあるもでしょう。

 できるだけ花粉を体内に取り入れないようにして、鼻が詰まったら反対側を下にして横向きに寝るか、大腸経のツボ示指と母指の間の「合谷」や肘関節橈側の「手三里」、「曲池」の指圧も効果があります。

 

 

 

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2016年2月18日 (木)

70代女性、肩が上がらないことによる頭頂部の違和感。

 70代女性、頭頂部に違和感があって脳の血管が詰まっているのではないかと心配になって指圧にいらっしゃいました。

 寒さで首、肩がこっていて、背中が丸くなっています。

 血圧は正常範囲、脈も1分間に80で正常です。

 伏臥位で指圧をしていくと肩甲骨内側の指圧が気持ちいいとのこと、猫背で肩甲骨内転させる菱形筋は運動不足で血行不良になっています。

 肩甲骨外側の肩関節を外旋させる小円筋もこっていて、つまり頭頂部に手を当てる動きができないので、頭を洗う時でも頭頂部を刺激しにくくなっています。

 セーターを着ることはできるようなので、四十肩・五十肩の方ほどの肩関節の可動制限はありません。

 伏臥位、仰臥位と指圧をし、頭頂部の指圧で頭皮もよく動き、むくんでいることもなかったので脳の血管が詰まっているような緊急な状態ではありません。

 全身指圧後、肩甲骨周囲がゆるんで背中が伸びたので、肩関節のが外転・外旋・屈曲が楽になって頭頂部が御自分でも触りやすくなっていました。

 まだまだ寒さが続きますから高齢の方で頭頂部の違和感を訴える方はいらっしゃるでしょう。

 頭頂部の違和感には肩甲骨の内側の菱形筋と外側の小円筋が指圧ポイントになっていることがあります。

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2016年2月17日 (水)

40代女性、胃痛、頭痛、脊柱左側弯。

 40代女性、胃がキリキリと痛み、締め付けられるような頭痛があります。

 座位では右肩甲下部と左腰部に対角線のこりがあり、脊柱が左に側弯しています。

 食欲はあり、吐き気や下痢はなく、熱もありません。

 伏臥位で指圧をしていくと左腰から左大腿後側には坐骨神経に沿った痛みがあり、右の肩甲下部の脊柱起立筋がこっていましたが、右腰部から下肢はこっていませんでした。

 お話をうかがうと、こたつに入っている時間が長かったということで、テレビを見たり旦那様と会話をする時に右から左へ顔と上半身を傾ける姿勢になっていたようです。

 伏臥位の指圧で脊柱の歪みは矯正され、仰臥位下肢前側の指圧でおなかがよく動きましたが、腹部の指圧で胃に痛みが残っていました。

 このケースでは下腿前側の「足三里」の指圧でおなかがよく動きました。慢性胃炎のツボです。

 心窩部の軽い手掌圧で痛みがあるようなので、胃の粘膜に炎症があるのは間違いないと思います。

 脊柱の左側弯による胃の負担は解消されているので、血行促進によって胃の痛みが減っていくようなら自然に治りますが1~2週間は違和感があるかもしれません。

 辛いものや刺激になるものを食べるのは控え、痛みが増すようなら病院を受診するようにと申し上げました。

 指圧後、立ち上がるとふらついたので少し椅子で休んでいただきました。

 暖かかった日曜日から一転しての寒さで血管が収縮して頭痛になっていたのが、指圧の効果で緊張していた筋肉と血管がゆるんで、頭へ運ばれる血液が立ちあがったことによって一瞬運ばれにくくなったのでしょう。

 炎症のある胃や、動きの悪かった腸の血行が良くなったということもあります。

 感染性の胃腸炎ではなく、生活の中でのストレスの蓄積や寒さによる胃痛と頭痛のようでした

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2016年2月16日 (火)

急な寒さで疑似ポニーテール頭痛。

 暖かかった日曜日に指圧をしていた時にはエアコンの設定を24℃に上げても暖房運転を始めなかったので、ここの気温が24℃くらいはあったようです。

 月曜日の朝は前日の暖かさの影響で真冬の寒さではなかったのですが、だんだん寒くなって今朝は冷えました。

 暖かい日曜日からの気温差で後頭部が軽く引っ張られるような感じがして、「ポニーテール頭痛」とはこういうことなのだろうと思いました。

 ポニーテールに髪を束ねることで頭皮に緊張が生まれ、血行が悪くなって筋緊張性の頭痛になるのがポニーテール頭痛です。

 今朝はポニーテール頭痛を感じている人が多いのではないでしょうか?

 引っ張られるような、締めつけられるような頭痛を感じていたら、帽子、マフラー、ネックウォーマー、貼るカイロなどで、頭や首、背中などを温める真冬の備えを身にまとうことが改善策です。

 日曜の暖かさでゆるんだ血管は、この寒さが大きなストレスになっています。

 インフルエンザの流行は今がピークだということなので、首、肩のストレッチや後頭骨下際の「天柱、風池、完骨」などのツボ圧しも行って、血行を促進し、免疫力を衰えさせないようにしましょう。

 

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2016年2月15日 (月)

30代女性、下痢の後に頭痛、身熱を取る胃経の左内庭がポイントになっていました。

 30代女性、3日前に下痢と発熱で病院を受診し、感染性胃腸炎の診断で抗生物質などを処方されて服用していますが、体がだるく頭痛がするので指圧にいらっしゃいました(ノロウイルスやインフルエンザの感染ではないそうです)。

 頭痛は前頭部が締めつけられる痛みで、熱が体の深部にこもっている感じがあり、脈が速く1分間に100を超えています。

 伏臥位の指圧では肩上部僧帽筋のやや後ろ側がこっていて、腰では第4・5腰椎間外1寸5分の「大腸兪」を指圧して痛みがあり、下半身がむくんでいました。

 伏臥位の指圧が終わるとトイレに行き、だいぶ体が引き締まったように見えます。

 仰臥位下肢の指圧では、左第2趾の付け根外側の「内庭」に強い痛みがありました。

 前日の嘔吐後の体調不良の御客様は「裏内庭」の指圧で痛みがありましたが、この御客様には裏内庭に痛みはありませんでした。

 「内庭」は身熱を取り除く働きをする榮穴という特定穴で、腹部やのど、鼻、顔面までに作用します。

 下肢の指圧から上肢の指圧に移ると、上肢外側大腸経の指圧でおなかが音を立てて動き始めました。

 痛みを溜めるツボの両肘の「曲池」の指圧は痛かったようです。

 深部に微熱を感じていた体から熱が発散されて、脈はおだやかになり、頭部の指圧の頃には頭痛は消えていました。

 おなかの指圧では下腹部に硬さを感じました。

 妊活のホルモン注射がかなり痛いそうで、これがストレスになって下痢や頭痛につながったということもありそうです。

 指圧中に「自分にはホルモン注射は合わないようだ」という話をうかがいました。

 看護師さんなので妊活の情報も勉強していて、自然療法の病院が少し遠いところにあるので退職をして通ってみるという大きな決断を打ち明けてくださいました。

 指圧後にはスッキリしたようです。大きな決意表明もストレスの発散になったのではないでしょうか。

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2016年2月14日 (日)

食あたり後の左側の首、腰、下肢後側の痛みに足底のツボ左の「裏内庭」の指圧が効いた症例。

 40代女性、日曜日に砂肝を食べて気持ちが悪くなり嘔吐しました。

 病院には行かず、仕事を休むこともなかったのですが、首、腰、下肢後側の左半身に痛みがあって嘔吐から6日後に指圧にいらっしゃいました。

 座位では首が左に側屈気味で、脊柱も左に側弯しています。

 伏臥位の指圧で左側頸部から左肩上部をゆるめていくと、おなかが音を立てて動きました。

 痛みを左腰に感じていましたが一番こっていたのは左肩甲骨の下の「膈兪」のあたりでした。

 左肩上部の指圧でおなかが動いたのも、横隔膜を意味するツボである左膈兪のこりも、嘔吐の時の胃と横隔膜の強い収縮と伸展の繰り返しによるものだと考えられます。

 左肩から左上肢までこっていましたが、背部の指圧をしてすぐにゆるみました。

 これは使い過ぎによる筋肉のこりと嘔吐という急性の症状の内臓反射による筋肉のこりとの違いです。

 下肢はむくんでいて、伏臥位の指圧後にトイレに行くと左下肢後側の痛みは消えていました。

 仰臥位の指圧で左下肢前側の胃経に反応点を探していくと、前側にはなく、第2趾の付け根外側の「内庭」の裏、足底の「裏内庭」を意識して圧すと、おなかが大きな音を立てて動きました。

 「裏内庭」は頭に浮かんでいたツボで、足の甲側の内庭と一緒に、母指と示指とで圧す意識を上下に変えながら指圧すると、明らかに効いているのは裏内庭でした。

 裏内庭は胃痛や下痢、食あたりなどの時に圧してみる価値のあるツボです。

 第2趾を足底側に曲げて趾先がつくところというツボの取り方があります。

 全身指圧をし、おなかの指圧では水が動く音がして、指圧後には脊柱が矯正されて首から下肢の痛みは解消していました。

 御本人は首、腰、下肢の痛みとして感じていましたが、食あたりの嘔吐での胃の炎症や腸の働きの悪さ、横隔膜の緊張などが体表に現れた症例です。

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2016年2月13日 (土)

指圧の感覚、肩甲骨から指先までを翼として使う。

 指圧の圧し方についての御質問をいただきましたので、体の使い方について説明します。

 指紋部で体重を支えて体幹を起こす時に、肩甲骨から指先までを鳥の翼としてイメージしてみてください。

 四指は隙間を空けずにそろえて、五指を自然に伸展させれば示指と母指の間の角度は90°くらいになります。無理に力を入れて開く必要はありません。

 肘伸展で指紋部を皮膚に密着させて四指指紋部で皮膚をとらえたままずらさずに母指に四指を近づけると、母指指紋部1点への体重移動が容易になります。

 肩甲骨から指先までが翼だとしたら、羽ばたくなら手が離れてしまいますが「羽ばたきを体幹の伸展に変えて」母指指紋部に体重移動をします。

 体幹を伸展させれば肩甲骨が内転します。つまりは胸を張って母指指紋部を支えとして体幹を起こしたということになります。

 もう一つうまく体重移動ができない人は、わざとおなかを突き出すことで胸を張ってみてください。

 施術ベッドや机、畳などで繰り返し練習して、或る日体重移動がわかってくるのですが、やがてさらにその上のレベルの体重移動があることを何度か思い知らされることになると思います。

 臨床では0kgからの体重移動の判断が要求されます。

 適量刺激はライブでの即興の創作です。

 自分の体型にあったスタンスも必要で、体幹と平行に足を開いて上手に体重移動できない人は思い切ってオープンスタンスにしたり、指圧点を後ろにずらして自分の体幹の脇くらいすると体重移動がしやすくなることもあります。

 

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2016年2月12日 (金)

重力波初観測のニュースと圧刺激を遠くに伝える指圧。

 重力波を国際研究チームが初観測したというニュースが新聞の一面を飾りました。

 重力波は電磁波と同じように天文学分野での観測手段としての利用が期待されています。

 遥か昔にブラックホールが衝突した時に生まれた波動が宇宙空間で波紋を広げているのを、今の地球で観測できるというのですから、重力波は想像を超えた時間と空間をまたぐエネルギーです。

 重力波を人間の手のレベルまで微小化して、細胞という惑星が集まる人体という小宇宙に垂直圧刺激を円錐形に拡げるのが指圧です。

 頭頂部のツボ「百会」から子宮や肛門、尾骨まで、足底のツボ「湧泉」から腎臓などに影響を与えながら頭頂部まで、重力波のように波紋を広げながら刺激を伝えるのが指圧です。

 指圧後すぐにその場で結果が出なかった時も、指圧の効果は時間と空間をまたいで人体という小宇宙に影響を与え続けることがあるのではないかと思うことがあります。

 重力波初観測のニュースから「指圧は指力で圧すのではなく、指の指紋部で体を支えて重力を利用して体重を預けていく」ということを考えていました。

 痛みを我慢させて強い刺激をしたり関節を大きく動かしたりするのではなく、受け入れやすい気持ちの良い刺激を体に蓄えていただくようにして、指圧の治療効果を上げるようにしていきたいと思いました。

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2016年2月11日 (木)

急性腰痛の指圧によるリラックス後、セロトニン放出の反動で痛みが増すことがあるのかもしれません。

 急性腰痛の指圧では、一回の指圧で痛みがなくなることもありますが、指圧前よりも指圧後に痛みが増していることもあります。

 血行促進による血管拡張で治る場合は「傷にはなっていないか傷口が小さい」、痛みが強くなる場合は「傷があって傷口が大きい」と考えています。

 一回の指圧で治る場合は、筋肉のこりや関節のぶつかりによる腰痛で、傷は小さいのでしょう。

 加齢による衰えや古傷の部位で筋肉が断裂した急性腰痛では、指圧後に痛みが増すようなこともあります。

 これは急性腰痛の時に筋肉を緊張させて強い痛みを出さないようにしていた体がリラックスしてゆるんだため、傷の周囲を筋肉で締め付けられなくなったということがありそうです。

 指圧のリラックスでセロトニンが放出された反動による血管拡張もあるのかもしれません。

 昨夜日本テレビの「ザ!世界仰天ニュース」で片頭痛や周期性嘔吐とセロトニンの関係を見ながら、セロトニン放出後の反動としての血管拡張による痛みについて考えさせられました。

 無理に可動域を拡げるストレッチや強い圧迫をして痛い思いをさせるようなことはするべきではありませんが、気持ちの良い刺激でも傷口を拡げてしまうことがありそうです。

 急性腰痛を治すためには安静にし過ぎるより早めに体を動かしていったほうが回復が早まります。

 末梢のツボ圧しからの患部の遠隔操作や小さく痛みを出さない範囲の関節運動が早期回復につながるように、指圧の後に急性腰痛の痛みが増した場合は施術後しばらくたってからの効果を祈るばかりです。

 同じ痛みを感じた施術者がいるということは直接の鎮痛にはなりませんが、間接的な支えになるように、「足りないところがなかったか、他のアプローチはなかったか」さらに勉強しておかなければいけません。

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2016年2月10日 (水)

60代女性、右三角筋前部と後部のこり、手足の冷え。

 昨夜から今朝にかけて時々強い風が吹きました。日中と朝晩の気温差、日替わりの寒暖の差、それに春の嵐も加わって、まだまだ厳しい気候が続きます。

 60代女性、手足が冷えていて、右三角筋前部から上腕二頭筋と右三角筋後部から上腕三頭筋がこっています。

 単純に考えれば、右肘を曲げて右肩を屈曲(挙上)・内転・内旋させる動きと、右肘を伸ばして右肩を伸展・外転・外旋させる動きを繰り返していたようです。

 体幹が右に回旋して右脊柱起立筋がこっていて、右の背中が左よりも後ろにあります。

 テニスや卓球の素振りの動きを繰り返した時に使う筋肉のこりですが、手仕事でも使います。

 伏臥位、仰臥位と全身指圧をし、手足が温まってくるといつもよりもよく眠りました。

 家事や仕事の作業環境が十分に快適な室温でなくても、それが当たり前になって仕事をしていると筋肉は疲れやすくなっています。

 寒くて筋肉が緊張した状態でも仕事量が減ることの少ない2月ですから、確定申告の書類を書き上げたこともお疲れの原因の一つだったようです。

 肩や背中の筋肉がこっていれば交感神経が優位になって心身ともにリラックスできにくくなっています。

 冷たい風に強いストレスを感じるようなら、指圧で全身の血行促進をしてインフルエンザや花粉症に備えましょう。

 

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2016年2月 9日 (火)

40代女性、右腰痛(右口角炎、右首痛も)、日曜日の寝過ぎも原因では。

 40代女性、日曜日に2時間昼寝をしましたが夜は早く眠りについて、夜中に右腰が痛いのに気づきました。

 唇の右端に口角炎があって胃もたれがしています。

 座位では顔がやや右斜め下を向く角度に首が曲がっていて、右側頸部から右肩がこっています。

 脊柱棘突起の軽い圧迫で痛みはないので椎間板ヘルニアではなさそうですが、左肩甲下部と右腰部の筋肉はこっていました。

 一週間の疲れが溜まっていたので、昼寝をしても夜は早く眠れたようですが、長時間の眠りで右腰に負担がかかったということもありそうです。

 仰臥位で両股関節を屈曲をしていくと右に違和感がありましたが強い痛みではありませんでした。

 左の股関節の屈曲で右に響くようなことはなく、右の股関節屈曲で硬さを感じるようですから、おそらく右腸腰筋の問題です。

 腹部の指圧ではおなかで水が動く音がしました。消化器に問題があることは口角炎に現れていましたが、水の停滞による腰の冷えも腰痛の原因となります。

 仰臥位、伏臥位と指圧をして、もう一度仰臥位で股関節の屈曲をすると、指圧前よりも右腰の痛みが強くなっていました。

 傷がある場合には全身の血行促進によって一時的に患部の痛みが強くなるということはあります。

 体力のある人はこれで治っていくのですが、無理をしても安静にし過ぎても回復は遅れます。

 体位変換で時間がかかるような痛みではないのでおそらく歩くことでも治っていくと思いますが、筋力の弱い胃弱タイプの方の腰痛の指圧では思ったように即効性を感じられない結果に終わることもあります。

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2016年2月 8日 (月)

生活の木2016春夏カタログに大容量の精油の値上げと中止商品のお知らせ。

 生活の木2016春夏商品総合カタログが届きました。

 サロン向けの大容量精油ではラベンダー・フランス産1000mlが50,000円から80,000円に値上げとなるなど、31種類の精油が値上げとなっています。

 10ml以下の精油の値段は据え置きですから、大容量ではサービスし過ぎていたということもあるのだと思いますが、ラバンディン・スタンダード、タイリン月桃、杉(葉)など中止になる精油もあり、決して豊かではない経済情勢の影響を感じます。

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2016年2月 7日 (日)

夜中の雪、道路の雪は溶けています。

 天気予報では雪ではなかったのに、深夜にはけっこうな勢いで雪が降って、土の上や木々には雪が積もっていますが、幸いなことに道路の雪はとけています。

 今朝は晴れて陽射しが強くなってきたので、雪かきをしなくてすみそうなのが何よりです。

 寒さと乾燥と正月からの行事の多いこと、受験、インフルエンザ、確定申告、花粉の飛散、この時期はストレスになることが重なります。

 昨日指圧をした方は御自分の自覚以上に肩、首がこっていて、いつもよりもよく眠り、いつもよりもおなかがよく動きました。

 この時期のストレスの集中は毎年のことなので頭では納得していても、心労による胃腸の働きの悪さや肩こりとして体に現れています。

 思わぬ残業や予定外の雪で起こる心身の疲労で、それまでに積もった疲れが限界を超えてしまうことがありますから、早目のメンテナンスをしておけば、ここぞという時に踏ん張ることができます。

 免疫力を上げるためには全身性の血行促進が効果的です。本格的な花粉の飛散が始まる前に、指圧で心身のメンテナンスをしておくことをお薦めいたします。

 

 

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2016年2月 6日 (土)

「朝食抜きは脳出血のリスクが3割増」のニュースで16時間空腹ダイエットをする人が減るのでは。

 「朝食抜きは脳出血のリスクが3割増える」という調査結果がニュースになりました。

 冬の寒さの血管ストレスに空腹のストレスが加われば血圧が余計に上がりそうです。

 一日の食事を8時間以内にすませて後の16時間は飲み物だけを摂るようにするダイエット法で朝食をしっかり摂ると、午後の仕事中に食事を済ませておかなければならないので、日中に仕事をしている人で16時間空腹ダイエットをする人は減ってきそうです。

 朝の時間をいかに余裕を持って過ごすかということに血管ストレスを減らす鍵があることは確かなようです。

 ストレッチやウォーキングなどの軽い運動をしてから朝食をしっかり摂って体を温めて血管を拡張させ、脳の唯一の栄養である糖分を補給することは一日の仕事の能率を上げるためにも必要です。

 

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2016年2月 5日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「筋緊張性頭痛と片頭痛のタッチの違い」。

 昨日は飯能 生活の木で「筋緊張性頭痛と片頭痛のタッチの違い」についての講座でした。

 筋緊張性頭痛は、筋肉がこって血管が収縮した状態ですから、血管を拡張させるためには「弱くて気持ちの良いタッチ」をします。

 肩こりも同じように「弱くて気持ちの良いタッチ」で血管を拡張させて血行促進することが理にかなっているわけで、こり固まって収縮した筋肉や血管を強い力で圧し潰せば余計に血流が悪くなります。

 圧すことが目的ではなく、ゆっくりと圧をかけていってからゆっくりと圧から解放していくことによってポンプの力で血流が促進されて血管が拡張するということを理解していないと、タッチの根本から間違ってしまいます。

 一方、片頭痛の場合は一部の血管が拡張して頭部顔面の感覚を支配する三叉神経を刺激してズキズキとした痛みが起こっていると考えられます。

 そこで片頭痛では血管を収縮させるために、まずズキズキする部位を冷やす、あるいは持続的圧迫をして血管を収縮させます。

 ズキズキする痛みがあれば頭を締めつけられる痛みがあっても片頭痛の対応をします(ズキズキする部位以外には弱くて気持ちの良いタッチをします)。

 光刺激や騒音や人ごみも片頭痛を誘発しますから、部屋を暗くして、静かな環境で施術します。

 実技では頭部顔面、頸部、前胸部に指圧し、ローズマリー・ベルべノンとカメリアオイル(椿油)を使った頸部と頭皮のマッサージをしました。

 目の周囲の三叉神経第1枝眼神経支配部位と、耳の前から側頭部に上がる三叉神経第3枝下顎神経の枝の耳介側頭神経支配部位は持続圧による鎮痛のポイントとなります。

 頭痛持ちの方は普段から目の周囲や耳の周囲、顎関節などに軽いマッサージをしておくと血行促進されて頭痛の起こる頻度が減るはずです。

 タンパク質不足は血管を収縮させるセロトニン不足になって片頭痛を起こりやすくしますし、チーズ、チョコレート、赤ワインなどの頭痛誘発物質を含む食品の摂り過ぎにも注意が必要です。

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2016年2月 4日 (木)

ガス抜きのツボ「志室」。

 『腸の毒出しでやせる!病気が治る!』(マキノ出版¥800+税)という本の中で、徳島逓信病院院長の齋藤晴比古先生が御自身の腸閉塞の経験から「志室」のツボ圧しによるガス抜きの劇的効果について執筆されています。

 膀胱経のツボ「志室」は背中の第2腰椎と第3腰椎の間で腰椎棘突起から外に3寸(示指から小指の第2関節の幅)に位置しています(左右にあります)。

 齋藤先生は胃癌切除後に腸閉塞に苦しんでいましたが背中をさすったところ楽になったことから「志室」のツボ圧しに排便と排ガスを促進する効果があることに気づいたそうです。

 大腸の上部は背中側からのほうが触れやすいですから、「志室」のツボ圧しが大腸の折れ曲がる横行結腸の両端の刺激になるのは納得できます。

 齋藤先生は「右の志室のツボ圧し」が開腹手術後の腸閉塞の排ガス促進に効果があるとされています。

 『腸の毒出しで…』は14人の執筆者、解説者の記事が載っていて、便秘体操や腸内フローラ改善食などの内容もあって、おなかのマッサージにも参考になる本です。

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2016年2月 3日 (水)

重ね二指圧は人差し指が下、忍者マッサージは中指が下。

 雑誌「からだにいいこと」3月号に「忍者美肌マッサージ」の記事があります。

 忍者マッサージは甲賀忍者が短時間に体を回復させるために「中指の第一関節に人差し指の指紋部を当てて、中指の指紋部に日本酒や酒粕を塗って肌を圧迫していた」ようです。

 忍者マッサージは第二次世界大戦中には陸軍中野学校にも受け継がれ、諜報活動でとらえらえて拷問を受けても忍者マッサージで体力を回復させて脱獄に成功したという逸話が残っているようです。

 さて、指圧の重ね二指圧は「人差し指が下」で中指の指紋部を人差し指の爪の上に載せます。

 重ね二指圧の人差し指が下の形と、忍者マッサージの中指が下の形では、短い人差し指で関節をロックすることになる忍者マッサージのほうが「当たりが硬くなります」。

 よって顔の曲面にフィットさせることを考えれば、当然人差し指が下のほうが肌との柔軟な密着ができます。

 日本酒や酒粕には美肌効果、美白効果、血行促進効果がありますが、鼻の側面や頬骨のカーブに添わせるには忍者マッサージよりも重ね二指圧のほうが向いています。

 顔のマッサージには薬指を使うのが良いという本も売られているくらいですから、強く圧すことでシワを作ってしまうようなことを避けるのが今のマッサージの流れです。

 中指の関節に圧をかけ続けること自体が関節には良いことではありません。

 重ね二指圧では下になる人差し指で圧しません。

 上になる中指で人差し指の爪の上から間接的な圧をかけます。

 遠いところから波紋がじんわりと拡がっていくような刺激を作るのが重ね二指圧です。

 忍者マッサージは怪我などで人差し指使えない時にやむなく中指で圧して始まったのかもしれません。

 人差し指が使えれば、中指を下にして窮屈に中指の第一関節を人差し指でロックさせた形で圧す必要はありません。「美肌マッサージ」ならなおさらです。

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2016年2月 2日 (火)

20代女性、臨月の腰痛の指圧。

 20代女性、今月中旬に出産予定で主訴は腰痛です。

 妊娠中につわりがなかったということで、私が指圧した妊婦さんの中でつわりがなかったという方は初めてです。

 座位では腰が左側に突き出るように腰椎が側弯していて、触診では左右の腰と右仙腸関節に痛みがあります。

 腰椎の左側弯で右殿部に体重がかかって右腰から殿部は詰まりやすくなっています。

 血圧は上が110ということで、もともと血圧が低めでもあり妊娠高血圧にもならなかったようです。

 脈は血圧が低い代償として120を超えていますが、この日の寒さや腰痛を考慮すれば問題はないでしょう。

 おなかが小山のように膨らんでいるので、仰臥位で膝裏に膝枕を当てて両膝を曲げて下肢から指圧をします。

 大腿外側と下肢前側のこりは、妊婦さんが慎重に足を運ぶにはO脚で踵体重にならざるを得ないということです。ここは下肢内側の腎経や脾経のツボと違って、通常の指圧でゆるめて良いポイントです。

 妊婦さんの指圧で注意すべき点はデトックスポイントを強く刺激しないことですから、簡単に言えば「有名なツボ」は軽く触れるくらいにしてスルーしていきます。

 下肢の指圧を終えて、左上肢の指圧の途中で「腰が痛くなってきた」とのこと、15分くらいの仰臥位でしたが、左右どちらか好きな方を向いて横向きになってくださいと申し上げると左を下にした横臥位になりました。

 腰椎が左に側弯しやすい姿勢をとったということです。膝枕を抱き枕として抱えてもらって、両脚の間にも足枕を入れて右背部の指圧をします。

 右腰部と右仙腸関節には軽い指圧をして、右の仙骨+腸骨と肩甲骨を引き離すストレッチをかけます。

 これに加えて後頭骨と骨盤、後頭骨と肩甲骨のストレッチをし、下肢後側の指圧をしてから右を下にした横臥位で同じように左半身をゆるめました。

 再び仰臥位で右上肢、頭部顔面、前胸部の指圧をし、おなかに軽い手掌圧をすると「おなかを触るとおとなしくなる」お子さんだそうですが、最後の「のの字」の手掌圧で左上腹部に元気な胎動を感じました。

 全身指圧後、座位で腰椎の左側弯は矯正できていました。

 多くの妊婦さんよりは仙腸関節の痛みは少ないようですし、腰痛も一般の筋肉の腰痛とほとんど変わらない感じがしました。

 前胸部がこる肩こりになる方ですが、仕事をお休みしていることもあって前胸部のこりも肩上部のこりもありませんでした。

 散歩をしているということで、おそらくお産は軽いのではないかと思います。

 出産前にまた指圧をする機会があるかもしれません。

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2016年2月 1日 (月)

「負けたことに負けるな」、大阪国際女子マラソン優勝の福士加代子さんへの高校時代の恩師安田信昭先生の言葉。

 昨日の大阪国際女子マラソンに歴代7位のタイム2時間22分17秒で優勝してリオ五輪女子マラソン代表が確実となった福士加代子さんに、五所川原工業高校時代の恩師安田信昭先生がかけた言葉が「負けたことに負けるな」だったそうです。

 食事量を増やして体力増強に努め、レース後の強気でおどけたマイクパフォーマンスは「負けたことに負けなかった」からできたことです。

 勝ち続けることはほとんどないけれど、「負けたことに負けなければ」また勝てることもあります。

 「負けたことに負けるな」は、誰にとっても当てはまる言葉だと思いました。

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