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2016年2月 3日 (水)

重ね二指圧は人差し指が下、忍者マッサージは中指が下。

 雑誌「からだにいいこと」3月号に「忍者美肌マッサージ」の記事があります。

 忍者マッサージは甲賀忍者が短時間に体を回復させるために「中指の第一関節に人差し指の指紋部を当てて、中指の指紋部に日本酒や酒粕を塗って肌を圧迫していた」ようです。

 忍者マッサージは第二次世界大戦中には陸軍中野学校にも受け継がれ、諜報活動でとらえらえて拷問を受けても忍者マッサージで体力を回復させて脱獄に成功したという逸話が残っているようです。

 さて、指圧の重ね二指圧は「人差し指が下」で中指の指紋部を人差し指の爪の上に載せます。

 重ね二指圧の人差し指が下の形と、忍者マッサージの中指が下の形では、短い人差し指で関節をロックすることになる忍者マッサージのほうが「当たりが硬くなります」。

 よって顔の曲面にフィットさせることを考えれば、当然人差し指が下のほうが肌との柔軟な密着ができます。

 日本酒や酒粕には美肌効果、美白効果、血行促進効果がありますが、鼻の側面や頬骨のカーブに添わせるには忍者マッサージよりも重ね二指圧のほうが向いています。

 顔のマッサージには薬指を使うのが良いという本も売られているくらいですから、強く圧すことでシワを作ってしまうようなことを避けるのが今のマッサージの流れです。

 中指の関節に圧をかけ続けること自体が関節には良いことではありません。

 重ね二指圧では下になる人差し指で圧しません。

 上になる中指で人差し指の爪の上から間接的な圧をかけます。

 遠いところから波紋がじんわりと拡がっていくような刺激を作るのが重ね二指圧です。

 忍者マッサージは怪我などで人差し指使えない時にやむなく中指で圧して始まったのかもしれません。

 人差し指が使えれば、中指を下にして窮屈に中指の第一関節を人差し指でロックさせた形で圧す必要はありません。「美肌マッサージ」ならなおさらです。

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