40代女性、右側頸部痛。
庭にマーガレットが咲き始めたのでしばらくお供えの花に困りません。
40代女性、主訴は右側頸部痛、「今までにないくらい痛い」という相談の電話があったのは2週間前、「腫れていない」とのことで、会話も正常、長い時間電話ができたので、寝違えか、起きていてそうなったかはわからないようでしたが、ぎっくり腰が首に起こったようなもので3日たてば少しずつ痛みはひいてくる、そうならずに熱が上がってくるようなことがあれば病院を受診してくださいというお話をして電話を終えました。
その後指圧に来た旦那様から良くなっているようだという話をうかがっていました。
触診すると両方の首の付け根がこっていて左肩が上がっています。右顎関節にも違和感があるとのことでした。
体をあまり動かさなかったようで、右半身はむくんでいました。
首には軽い指圧をし伏臥位の指圧から仰臥位に移ると、左大腿前側がパンパンに張っていました。
左肩が上がっての左肩上部のこりと、左大腿前側の胃経のこりがあれば胃の反射を考えます。
右側頸部の寝違えのような挫傷を左半身でかばったということもありますが、そもそも痛みが強くなった原因は精神的なストレスのようです。
腹部の指圧で胃にドキドキがあり、ストレスによる緊張からの神経性胃炎の状態があって、イライラして右手の拳を握りしめた時に右肩、右側頸部、右顎関節まで力が入ってしまうようなことが4月に入ってから続いていたようです。
指圧後は体がゆるんで老廃物が体を巡っていたようで、待合室で少し休んでから帰っていかれました。
ストレスは痛みを強くします。いろいろな悩みや後悔などが垣間見えた時、ありのままを肯定することもセラピーです。
痛みや悩みを見つめてしまえば痛みは強くなります。タッチも香りも音楽も語りかける言葉も気を転じるための方法、そしてそれを最適に操るのがセラピストです。
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