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2016年4月30日 (土)

上殿皮神経由来の腰痛。

 430 梅の実

 今朝はおだやかな天気で、ウォーキング中に昨日の強風で落ちたと思われる足元の梅の実を見つけて、見上げればたくさんの梅の実が育っていました。

 昨日の昼はNHKEテレで腰痛の回の「チョイス」を再放送していました。

 立位で骨盤を前に押し込むストレッチと、肘を曲げて肩の高さで手掌から前腕を壁に当てて上腕の2倍の長さの位置に両足を着地して、腰を側方から「くの字」に押し込むストレッチを紹介し、胸腰筋膜から腸骨稜を越えて殿部に至る上殿皮神経由来の腰痛についての説明もしていました。

 後方から骨盤を押し、側方から腰を押すストレッチは飛び出した椎間板を元に戻すということが目的です。

 跳び出した椎間板を元に戻す方法は、このように体幹を自ら動かす方法だけでなく、指圧でも患部の上を斜め上に圧し込む、患部の下を斜め下に圧し込むという方法があります。

 しかし、急性期にはストレッチも指圧も痛過ぎて思うようにはできないものです。

 一方上殿皮神経を胸腰筋膜や腸骨稜との圧迫から解放するということであれば、腰部から殿部の浅い部位への筋膜リリースをすればいいのですから、手掌輪状軽擦などで癒着を取り除くことは急性期でもできます。

 急性腰痛の当日は立ったり寝たりするだけでも激痛が走りますから、椎間板を戻したり、腰椎を矯正するのに強い刺激はできません。

 それでも時々急性腰痛が治る方がいるのは、上殿皮神経障害やわずかな腰椎のずれ、わずかな椎間板の飛び出しが原因だったのでしょう。

 傷が大きければ、なかなか魔法のようには治りません。

 痛いのにこちらまで来ていただいて治らない時は、同じ治らないにしてもせめてこちらから出かけて行けばよかったなと思います。

 

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2016年4月29日 (金)

強風注意。

429 今朝は風が強い

 今朝はウォーキングをしている方に「風が強いですね」と声をかけらえました。

 その時は「風に柳」と目をつぶらずに歩けるくらいの風でしたが、8時前には大荒れになりました。

 今日のPM2.5の数値は低いようですが、風に巻き上げられてほこりが舞い上がれば地面に落ちた黄砂や花粉も巻き上げられます。

 指圧をしたスギ花粉症の御客様は先週くらいから症状が出なくなったということでしたが、顔に皮膚症状が出るようになったという御客様もいらっしゃって、飛んでくるようになった黄砂の影響もありそうです。

 風による乾燥や強くなった紫外線は皮膚を傷めつけますし、マスクを顎に下している時の接触刺激で顎の皮膚炎になることもあります。

 連休初日で普段は車を運転しない方が久々にハンドルを握って、強風にハンドルをとられる事故が起きそうな強い風の日です。

 あわてずに余裕のある予定で一日をお過ごしください。

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2016年4月28日 (木)

80代女性、小円筋、三角筋後部、上腕三頭筋の指圧で右肩が上がるようになりました。

427 

           温州ミカンの花 ネロリの香り

 昨日往療の前に立ち寄ったホームセンターで、良い香りをたどっていくと「温州みかん」の花の香りでした。ネロリの香りです。

 「みかんの花が咲いている~」の歌の情景は、ネロリの香りに包まれているのだということをこの時に気づきました。

 80代女性、主訴は右肩が痛くて上がらないこと、頸椎に変形があって、毎日整形外科で首の牽引をし、右肩には時々注射を打っているとのことです。

 右肩甲骨外側の小円筋と肩関節で接する三角筋後部繊維から上腕三頭筋にかけてこっていて、これらの部位は整形外科では治療対象になっていないようです。

 指圧をすると始めは痛みがありましたが、右肩周囲に軽い指圧を繰り返し、全身指圧を終えると、右肩は全く問題なく180°屈曲も外転もできるようになりました。

 運動不足・ストレッチ不足で右肩の内転内旋姿勢が続いていれば、外転外旋筋も使わな過ぎで硬くなっています。

 働き盛りで使い過ぎて肩が上がらないのと違って、使わな過ぎが原因の80代ではこのように一回の指圧で肩が上がるようになることも多いです。

 関節の全方向の動きを注意して診ていくと、症状改善の糸口が見えてきます。

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2016年4月27日 (水)

転倒後リハビリ中の男性12回目の指圧。

427 セージ

 今朝は曇り、夜は雨の予報、庭のセージの花が増えてきました。

 昨日リハビリ中の男性のお宅に指圧にうかがう頃に、フジテレビの『グッディ』ではマッサージ店の乱立と健康被害の増加の問題を取り上げていました。

 あんま・マッサージ・指圧の勉強をして国家資格を取得しても、3年勉強したくらいではぎっくり腰や五十肩の方に自信を持って施術できるレベルにはなっていません。

 感性や人間性も必要なので、結局適量刺激を合わせるという感覚を重視せずに単なる定量の施術レベルで終わるあんま・マッサージ・指圧師もいます。

 ましてコンビニよりも数が増えたというマッサージ店の中でも無資格者を速成で使うマッサージ店では安全性に問題があり、頸椎や腰椎を損傷する事故も報告されていて社会問題になっています。

 昨日指圧にうかがったリハビリ中の男性は、一昨日の施設でのリハビリ前に肘で強く下肢の痙攣を押さえつけるようなマッサージをされて、リハビリ運動をする前に疲れてしまったと仰っていました。

 下肢が硬直し痙攣してしまう時に、確かに「強い刺激は神経を鎮静させます」。

 しかし、運動前には軽く速い刺激で「血液を筋肉に集めて神経を興奮させる」ことが理にかなっています。

 理学療法士の資格を持った方が運動前に肘で強く押さえつけているのかどうかはわかりませんが、マッサージらしい臨機応変なマッサージをするには、最適な触圧刺激について深く考え、ワンタッチに工夫をする必要があります。

 そういう意味では、外傷の施術をする接骨や運動療法などを行う理学療法の有資格者よりも、あんま・マッサージ・指圧の有資格者のほうが、より深くマッサージについて愛着を持って研究を重ねている先生が多いです。

 肘を強く圧しつけなくても、昨日の指圧では軽い刺激で下肢の硬直をすぐにゆるめることができました。

 左骨盤の位置が下がってきて左下肢の短さは1cm程度になりました。

 右下肢がパンパンに張っていたのは、前日のリハビリ前の肘の強い刺激の揉み返しのようなこともあるのかもしれません。

 少なくとも御本人がそれを嫌がって私に教えてくれたので、あまりよろしくないマッサージがマッサージ店だけでなく医療現場でもそれが正解のように行われていることは間違いありません。

 12回目の指圧はその前日のリハビリのことがあって多弁で、あまり眠りませんでした。

 それでも脊柱の左側弯は真っ直ぐになって、私が帰る頃には心身の興奮がゆるんで眠たそうでした。

 

 

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2016年4月26日 (火)

40代女性、右側頸部痛。

426 マーガレット

 庭にマーガレットが咲き始めたのでしばらくお供えの花に困りません。

 40代女性、主訴は右側頸部痛、「今までにないくらい痛い」という相談の電話があったのは2週間前、「腫れていない」とのことで、会話も正常、長い時間電話ができたので、寝違えか、起きていてそうなったかはわからないようでしたが、ぎっくり腰が首に起こったようなもので3日たてば少しずつ痛みはひいてくる、そうならずに熱が上がってくるようなことがあれば病院を受診してくださいというお話をして電話を終えました。

 その後指圧に来た旦那様から良くなっているようだという話をうかがっていました。

 触診すると両方の首の付け根がこっていて左肩が上がっています。右顎関節にも違和感があるとのことでした。

 体をあまり動かさなかったようで、右半身はむくんでいました。

 首には軽い指圧をし伏臥位の指圧から仰臥位に移ると、左大腿前側がパンパンに張っていました。

 左肩が上がっての左肩上部のこりと、左大腿前側の胃経のこりがあれば胃の反射を考えます。

 右側頸部の寝違えのような挫傷を左半身でかばったということもありますが、そもそも痛みが強くなった原因は精神的なストレスのようです。

 腹部の指圧で胃にドキドキがあり、ストレスによる緊張からの神経性胃炎の状態があって、イライラして右手の拳を握りしめた時に右肩、右側頸部、右顎関節まで力が入ってしまうようなことが4月に入ってから続いていたようです。

 指圧後は体がゆるんで老廃物が体を巡っていたようで、待合室で少し休んでから帰っていかれました。

 ストレスは痛みを強くします。いろいろな悩みや後悔などが垣間見えた時、ありのままを肯定することもセラピーです。

 痛みや悩みを見つめてしまえば痛みは強くなります。タッチも香りも音楽も語りかける言葉も気を転じるための方法、そしてそれを最適に操るのがセラピストです。

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2016年4月25日 (月)

40代女性、シェーグレン症候群、主訴は肩こり。

425_4 アヤメとハチ

 今朝外は少し冷えて、ウォーキングの行きに道端で見つけたハチは、帰りも同じアヤメに止まっていて暖かくなるのを待っているようでした。

 昨日は腰痛の旦那様と一緒に自分も指圧をしてほしいという女性がお子さんを連れて3人で指圧にいらっしゃいました。

 急性の腰痛で症状が重ければ旦那様から指圧を受けそうなところ、奥様が先だったので実は症状が重いのは奥様だったようです。

 以前手根管症候群で指圧をしたことがあります。

 今回は頬が蝶形紅斑のように赤くなり、鼻が黒く日焼けしたように見えることが気になったのでうかがうと「日焼けをしたわけではない」とのこと。

 シェーグレン症候群の診断を受けたことがあって、現在特に治療はしていないようですが、蝶形紅斑が特徴の全身性エリテマトーデスも目や口が乾燥するシェーグレン症候群も女性に多い膠原病です。

 主訴は肩こり、猫背で頭は肩より前にあり、背部もこっています。

 伏臥位の指圧で背面のこりをゆるめると、仰臥位の指圧ではよく眠りました。

 眠っている時は口が開いて、唇が乾燥しています。

 シェーグレン症候群では疲れやすいという症状もあって、疲労物質が体中に溜まっていたのでしょう、指圧が終わってもすぐには体を起こすことができませんでした。

 御両親と一緒に来た女のお子さんは3才くらいですが笑顔で挨拶がちゃんとできて、しかもとてもお利口でおとなしくしていました。

 「高齢出産でこどもが気を使ってくれている」と話してくださいましたが、お母さんが疲れやすいことがわかっているのでしょう。

 指圧後は顔の蝶形紅斑のような赤さは薄くなり、鼻の黒さも薄くなっていました。

 上にのぼせていたということです。

 以前手根管症候群がありましたが今回は関節症状はなく、リウマチのような指の変形もありません。

 肩こりや疲労感以外に症状がなければしばらくは積極的な治療はしなくてもよさそうです。寝る時は口を乾燥させないためにマスクをしたほうがよいということはアドバイスさせていただきました。

 旦那様の腰痛は両殿部梨状筋のこりが原因となっていて、それは仕事の立位O脚姿勢によるもののようでした。

 指圧後はO脚、猫背が解消したので心配はありません。

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2016年4月24日 (日)

転倒後リハビリ中の男性11回目の指圧。

424 棘のないモッコウバラ

 今朝は小雨、咲き始めたモッコウバラも雨に濡れていました。

 棘(とげ)がないのがモッコウバラの特徴です。

 「棘」のつく体の部分といえば脊椎の中央にある「棘突起」です。

 背部の膀胱経では棘突起から両外側に1寸5分(自分の体は自分の指で測り(同身寸)母指の最大横幅が1寸)の位置にツボを取っていきます。

 昨日も転倒後リハビリ中の男性のお宅で指圧をしてきました。

 脊柱の左側弯を治そうとする意識が芽生えているので以前よりはカーブがゆるやかになっていますが、左骨盤が上がって左下肢のほうが右よりも5cmほど短くなっています。

 仰臥位の姿勢になる時に両下肢が硬直するのは相変わらずです。

 脳出血後の麻痺のある右半身では大腿直筋の硬さが前回の鼡径部の近くから膝上に変わっていました。

 冷えはなし、脈も正常、指圧中はよく眠り、全身指圧後には両下肢の緊張はゆるんでいました。

 仰臥位、膝軽度屈曲+股関節屈曲の大腿二頭筋のストレッチで右股関節も屈曲してついてきてしまうということは相変わらずです。

 脊髄神経の刺激が両側に伝わってしまうということのようなので、今回の指圧では腰部、仙骨部、殿部の指圧に時間をかけてみました。

 神経の過緊張の混線がゆるんで、左右の下肢それぞれの独立した動きが行えるようになることを目的に、棘突起を素早い手掌軽擦で刺激する脊髄神経刺激法も毎回行っています。

 右大腿直筋の硬直部位の位置が変わったことは、指圧によって良い変化が生まれてるということです。

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2016年4月23日 (土)

慣れもこわい、高所平気症、「地震平気症」。

423 庭にフジが咲きました

 今朝は曇り、庭にフジの花が咲きました。

 熊本で一週間前に起きた震度7の地震の頃から施術室の北側の戸が揺れるようになって、原因を探ってみると200mほど離れたところの宅地造成工事で土を掘る重機の振動が伝わっているようです。

 高層マンションに住むお子さんの中には「高所平気症」の慣れによってベランダから転落する事故があるそうです。

 熊本・大分ではこの一週間で800回を超える地震があり、少しの揺れでは怖さを感じない「地震平気症」にならないと生活をしていけない状態です。

 地震がおさまった後には、揺れていなくても地震で揺れているように感じる「地震後めまい症候群」になることもあります。

 おびえ過ぎず、安心し過ぎず、強い地震が来た時のために、私も本当に工事の重低音の振動かどうか毎回判断して地震平気症にならないように気をつけます。

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2016年4月22日 (金)

女性に起こりやすい共感疲労。

422 今朝の強い陽射し

 夜明け前は満月まで後半日という月が西の空で光り、今朝は水分を蒸発させながら強い陽射しの太陽が道を照らして昇っていきました。

 九州の地震被災地ではボランティア活動が始まり、避難所の高齢者に避難しているこどもボランティアがマッサージの奉仕をしているニュース映像は微笑ましい光景でした。

 自分にできることで少しでもお役に立ちたいというやさしい気持ちで体に触れるこどもたちのマッサージは、大人が力で揉みほぐす間違ったマッサージと比べて、力加減が適量で刺激のテンポも適切に見えました。

 ニュースや特番で地震の惨状が伝えられているので、感受性の強い方には「共感疲労」が起こります。

 特に女性は共感する能力が男性よりも豊かなので、テレビを見ているだけでも気分が落ち込んだり、眠れないなど、様々な症状にみまわれることがあります。

 気分の落ち込みや不安が強いという方は、しばらくニュース映像から離れて、自分の周りの現実に目を向けて、やるべきこと、できることをしましょう。

 昨日はメンタルの病気で休職中の男性に指圧をしました。

 地震の映像を見て鬱の状態が強くなっていれば指圧に来ることはできませんから、それほど状態は悪くないのだろうとは予想をして指圧を始めましたが、その通りで、背部の緊張はあったものの、指圧中はよく眠り、いつもあるおなかの緊張が今回は見られませんでした。

 地震の惨状に「共感してふさぎこむ」のではなく、悲惨な状況と比べると自分は恵まれているのだと「現状打破」の方向に意識が動く人もいるということです。

 こどもボランティアの小学校低学年くらいの女の子も、とても前向きな言葉を語って、それを聞いていたマッサージを受けた高齢者の方たちが微笑みながらうなづいていたのが印象的でした。

 

 

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2016年4月21日 (木)

昨日のアロマ指圧講座「肩こりをストレッチするタッチ」(筋膜リリース)。

421 今朝は曇り、ぶどうの葉

 温かくなってきて、診察室の日除けにもなるぶどうの葉が育ってきました。

 昨日は原宿の講座へ向かうために乗車した東武東上線が車両故障で20分ほど遅れたので、生活の木のボディスタジオに到着したのが開始時間を少し過ぎてしまいました。

 駅で待つお客さんが乗り込めないほど超満員になった電車に乗ったのは久しぶりで、明治神宮前駅からダッシュした勢いのまま講座の説明をしゃべり始めたので、息の上がったお見苦しいところから音楽とアロマミストの用意なしで実技に入りました。

 熊本に親戚がいる受講者の方もいて、避難所でできる指圧・マッサージを想定しながら、仰臥位、伏臥位、座位の肩こりの指圧、筋膜リリース、ストレッチ、運動法、上肢の大腸経を利用して肘を伸展方向に引っ張りながら肩を下げるアロマオイルストレッチなどの実技を行いました。

 座位でできる頭の重さを利用した頸椎の牽引や、肩関節の運動法は狭い場所でできるので是非覚ていただきたい技です。

 また、母指で「合谷」を圧迫しながら圧を加えた手を斜め下に引いて同時に「手三里」においたもう一方の母指を「曲池」まで滑らせるアロマオイルストレッチは、ツボ刺激、ストレッチ、アロマオイルトリートメントの複合技なので、その言わんとする意味を考えて、引っ張る方向・テンポ、圧の加減などを練習していただきたいと思います。

 本格的な体重移動の指圧をはずした内容でしたが、座位の肩上部の体重移動はほとんどの人がその感覚に近づけたようでした。

 講座の後に、低いベッドで横臥位の肩を指圧する時の体重移動の質問があったので、壁を使って四指を母指に近づけ、爪先立って母指に体重を移動させる方法でやってもらったらその感覚をつかめたようです。

 このラグビーのスクラムのような形では実際には体重の乗せ過ぎになりますから、痛みがあれば「圧し込む」のではなく「どこで止めるか?」という意識がより大切です。

 その感覚を得たことの感動を体の調律に活かすには繊細な気配りが必要になります。痛みを抱えた方のお役に立てるように、その感覚で丁寧に体と「会話」してください。

 

 

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2016年4月20日 (水)

転倒後リハビリ中の男性10回目の指圧。

410 

このクモの巣がつながるように神経が促通すれば…

 

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で10回目の指圧をしてきました。

 娘さんが第二子を出産して上の子と3人で里帰り中、生後一週間の赤ちゃんの泣き声がして終わり間際には上の子が見に来る、にぎやかな指圧です。

 いつものように脊柱左側弯+両下肢の硬直から指圧が始まりましたが、両膝軽度屈曲がゆるむまでの時間はだんだん速くなってきました。

 脳出血の麻痺が残る右大腿直筋起始部の右下前腸骨棘と、停止部の右膝蓋骨下の膝蓋靭帯を同時に指圧すると下肢の硬直が再現されます。

 今回は下前腸骨棘の内側に右上腹部まで響くポイントを見つけました。縫工筋上のツボ・胃経の「髀関」とほぼ同じ位置です。

 大腿直筋を含め大腿四頭筋の支配神経はL2~4、縫工筋はL2~3です。

 これらの筋肉をゆるめて全身指圧をした後に下肢伸展挙上のストレッチをすると、ゆるんでいない時は左右の下肢が一緒に動いてしまうということがあるのですが、それがありませんでした。

 右大腿の付け根と膝の周囲、大腿前側の大腿直筋の下になる3つの広筋、そして腰部、これらを指圧して腰神経が支配する下肢の感覚がはっきりしてくれば歩行に自信が持てるようになるだろうと思います。 

 今日は原宿生活の木で、肩こりのアロマ指圧講座をしてきます。

 

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2016年4月19日 (火)

昼の幸福ホルモン「セロトニン」、夜の睡眠ホルモン「メラトニン」、母乳分泌の「オキシトシン」。

419 朝日を浴びるツツジ

 朝から紫外線が強くなりました。

 昨日のニュースでは熊本の助産師さんが、赤ちゃんと避難しているお母さんたちの母乳が出にくくなったことを心配していました。

 幸福ホルモン「セロトニン」と同じように母乳分泌に働く「オキシトシン」も幸福ホルモンとしての働きがあります。

 地震発生後に続いているストレスは幸福ホルモンの分泌を妨げます。

 昼の幸福ホルモン「セロトニン」は夜の睡眠ホルモン「メラトニン」のもとになり、セロトニンが減れば母乳に含まれるメラトニンも減って赤ちゃんの寝つきが悪くなります。

 女性ホルモンとセロトニンも関係していますから、避難のストレスの中で更年期のような様々な症状に苦しんでいる方も多いのではないかと思います。

   リズム運動やウォーキング、朝起きてすぐに日光を浴びるなどで、セロトニン・メラトニンの分泌を増やすことができます。 

  水、食料、粉ミルク、紙オムツなど、まだまだ足りていない避難所が多いようです。

 アメーパー・ピグにグッズを買うとできる熊本支援の募金があったのでささやかですが募金させていただきました。

 http://ameblo.jp/pigg-staff/entry-12151547436.html

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2016年4月18日 (月)

焦げたものを食べるとAGEが水晶体に溜まって老眼に。

418 田植えの準備

 昨日は強い風が吹いて各地で被害が出るほどでしたが、今朝は風もなく暖かで、田んぼでは苗が準備されていて農作業は初夏の仕事へ移っていきます。

 地震でビニールハウスに避難されている学生さんの写真が今朝の新聞に載っていましたが、気温が上がると脱水が心配です。

 水の供給が十分ではないようですが、砂糖40g(約大さじ4杯半)+塩3g(約小さじ1杯)と水1ℓで経口補水液が作れるので、物資が手に入るようなら脱水予防に用意するとよいでしょう。

 昨夜のTBSテレビ『この差って何ですか?』では、「老眼になるかならないかは焦げたものをどれだけ食べたかによる」ということを紹介していました。

 AGE(Advanced Glycation End products)=終末糖化産物は、体内の過剰な糖とタンパク質が体温で熱せられて糖化したもので、AGEが水晶体に溜まると老眼になるということです。

 焦げた焼き魚の皮や、カリカリのトーストの焦げもAGEのもとになるそうで、お釜で炊いたごはんのおこげをほめそやすグルメ番組のコメントも、これを知っていれば使いにくくなることでしょう。

 ごはんのおこげにプレミアム感を持ったことがなく、焦げたものが好きではないので私はよかったと思っていますが、被災地の炊き出しではそんなことを言える状況ではなさそうです。 

 車で避難している方には駐車スペースも足りないそうで、車の中でも脱水にお気をつけください。

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2016年4月17日 (日)

体を鍛えると症状が軽減する、ワンダーコアの腹筋運動で股関節痛が、バランスボールで下肢の麻痺が。

417 それでも青空を探す

 今朝の空はほとんど雲に覆われていましたが、青空だって探せばあって、西から雲がやってきたから熊本の雨は上がりました。

 体育館や外のコンクリートの上で段ボールやブルーシートで横になっている方や、パイプ椅子に背中を丸めて座る方、背中を伸ばしたり、ふくらはぎをマッサージしたり、足関節を動かしたりしてください。

 体のメンテナンスは、水や食べ物やトイレや居場所の確保の後になってしまいがちですが、窮屈で不安の多い状況の中ではいつも以上に血行を促進しておくことが体調を大きく崩さないために必要です。

 昨日の指圧では、ワンダーコアで腹筋運動を始めたという60代女性の右股関節の状態が良くなっているように感じました。

 体幹を倒す、起き上がるという腹筋運動が大腿の筋肉にも調度良いエクササイズになっているようです。

 大腿の筋肉のエクササイズになっているということは腹筋にあまり効いていないということも言えるのですが、この場合はこのままで良いと思います。

 御自分では腹筋がついてきたとおっしゃっていて、確かにおなかの外周が締まってきました。

 ただしおなかの中心は胃の形に張っていたので、胃弱体質の方なので、腹筋がついたというよりは胃の働きがあまり良くないようでした。

 午後は打撲リハビリ中の男性のお宅で9回目の指圧をしてきました。

 脊柱の左側弯、左短下肢、両下肢硬直の状態から指圧が始まりましたが、指圧後はほとんど左右差なく体はリラックスできたようです。

 両手は壁などで支えてバランスボールに乗って下肢伸展挙上のエクササイズをしているそうで、『そんなことができるのか!』と驚きでした。

 鍛えれば筋肉がついて不自由だった動きが少しずつできるようになります。

 じっとしていては心も狭くなります。苦しい時こそ体幹をねじるだけでもいいからできる範囲で体を動かしましょう。

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2016年4月16日 (土)

地震が始まった一昨日熊本空港から帰ってきた方のお話。

416 守ってください

 熊本で続く地震の本震が今日に日付が変わってからなどと誰が思ったでしょう。

 テレビの地震特番では緊急地震速報が続き、新たな被災が広がっています。

 霊園で、会った時は挨拶をする60代くらいの女性が、地震の始まった一昨日に熊本空港から帰ってきたそうで、滞在を伸ばしていたら今頃は避難所だったと興奮した声で話しているのが聴こえてきました。

 いつもよりも長い時間お墓でお参りをされていました。

 命を続けていくには運も必要、物や体が傷つくことは避けられない場合もあります。

 いじめが続いているような次々の地震ですが、どうか心をタフに、その時にできる最適な選択で命をながらえてください。

 ストレスで手に力が入って気づいたら拳を握っている時は、手指をしっかりと広げて、ゆっくり深い呼吸をしながら、おへその下の丹田と目を、温かい両手で10秒×3回軽く圧し当ててみてください。

 しっかりと圧す必要はありません、手の温かさと軽圧の快刺激が副交感神経を優位にして心の不安を軽くしてくれます。

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2016年4月15日 (金)

熊本の震度7の地震、御客様は御無事でしょうか?

415 ドウダンツツジ

 熊本では昨夜の震度7の地震から今朝まで強い余震が続いているようです。

 娘さんのお宅に来た時に指圧に来てくださる阿蘇の御客様は御無事でしょうか?

 水曜日に指圧をした御客様からは、「大地震の時に金縛りで動けなかった夢を見た」というお話をうかがい、火曜日には御客様と「最近大きな地震がない」というお話をしたばかりで、昨日の木曜日の午後にはこちらでも窓が小さく震えるくらいの地震がありました。

 ニュースの映像では屋外で一晩過ごした方も大勢いて、寒さと怖さでお疲れのことでしょう。

 他人事ではなく明日は我が身と考えて地震の備えを買い足しておくつもりです。

 黄砂も飛んでくるようになって早めに備えて心身のストレスに負けないようしなければ…。

 それでも明けない朝はなく、今朝の庭のドウダンツツジは鈴なりに朝日に輝いていました。

 一つずつ丁寧に、慎重に、根気強く、障害を取り除き、一歩ずつ前に足を進めていきましょう。

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2016年4月14日 (木)

アイロンも力で圧せばシワになる、力ではなく心を配る、気を配る。

413 探さず見つかる四葉

 今朝は小雨、毎朝お参りする霊園に「四葉のクローバの鉢植え」がありました。

 毎朝見ているはずなのに、今朝気づきました。見つけるありがたみがないようですが、四葉に気づいてなぐさめられる方もきっといらっしゃることでしょう。

 昨日の往診では、お友だちが大腸癌の手術からしばらくして肺への転移が見つかったというお話をうかがいました。

 御見舞いもためらわれるような時に、遠くからできることは心を配り、気を配ることです。

 気が病んで病気、病んだ気をすくい上げてくれるのは変わらずに思い続けてくれる人の存在です。

 指圧・マッサージは最後の最期まで命とともにあることができます。

 力づくでアイロンをかければシワになり、本来の目的であるシワを伸ばすためには適量の圧に気を配る必要があります。

 気配を感じて配った気は、その相手にとっては信頼や共感として響きます。

 祈り、応援、それはやむにやまれぬ気持ち、秋の講座ではタッチに力ではなく祈りをのせることを大きなテーマにしようと思います。

 共鳴する波長にチューニングして繰り出すタッチ、ふわりと包まれる干したふとんのひなたの匂いでウトウトするような時間。

 急激で、侵害するような乱暴なタッチでは、痛みや苦しみの救いにはならないということ。

 感覚を技術として伝えるのはとても難しいことですが、力を入れないことで繊細な共鳴のチューニングができるということは是非身につけていただきたいと思います。

 

 

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2016年4月13日 (水)

幸運のおすそわけ。

413gif 

 今朝見つけた四葉のクローバー

 月曜日からウオーキングの途中で5分くらいずつ3日探して今朝見つけた四葉のクローバーです。

 誰かがまた見つけて、1日気分が良いといいのですが。

 保育園の死亡事故や電車の操作ミスなど嫌なニュースが続く中、重量挙げマスターズワールドカップの56kg級で76才の三宅義信さんが左上腕の筋肉断裂という負傷を抱えながら銀メダルを獲得されたそうです。

 腕を上げるのもやっとだというのに、自己ベストには11kg及ばないもののトータルで90kgを挙げたそうですから、五十肩で上がらない肩やリハビリ中の体の動きを簡単にあきらめてしまってはいけませんね。

 一つの筋肉が傷ついても、他の筋肉がその動きをカバーしてできなかった動きができるようになることがあります。

 また傷ついて硬くなった筋肉をゆるめるのに、最適な刺激量や施術する筋肉の順番など、我々セラピストが考えるべき組み合わせはたくさんあります。

 今日は夜まで往診の日で、放送時間に間に合えば今夜 6時55分からのテレビ東京「あなたの常識は非常識…」の"ほうれい線は触るな"の内容がたぶん私の考えと同じではないかと気になっています。

 カッサなどでゴシゴシ顔を強擦すると、けっこう顔はたるみます。程度というものがあり、むくみを還すだけなら軽い刺激で十分です。

 秋からの講座の内容などを考えながら、四葉のクローバーを見つけた気分の良さで往診に行ってきます。

 

 

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2016年4月12日 (火)

40代女性、左腰痛、左下腿前側のツボ「豊隆」の硬さ。

412 4/12朝 キウイ

 昨日は強い風が吹く中、40代女性が左腰痛で指圧にいらっしゃいました。

 前日に車で出かけて、都内の開かずの踏切の渋滞に巻き込まれたりもあって、長時間の座位姿勢が腰には負担となったようです。

 花粉症があって強風の中マスクをしていらっしゃいましたが、指圧中は症状が治まっていました。

 伏臥位の指圧では猫背の弯曲が大きく、左肩甲下部の最初の軽い指圧でポキッと音がしました。

 左の首から背部、腰部のこり、左殿部梨状筋の指圧で痛みがあり、左ふくらはぎがむくんでいてます。

 仰臥位に移ろうとした時には左後頸部に痛みが走りました。

 伏臥位のまま後頸部の指圧と、首と骨盤を引き離す外側へ向かう筋膜のストレッチを繰り返してから仰臥位の指圧をしました。

 左下腿前側の前脛骨筋は「豊隆」に硬さがありました。胃経のツボ「豊隆」は「足三里」の下5寸で後ろに1寸ずれた位置に取ります。

 この前脛骨筋中心部のこりは踵着地が長時間であったことを示し、爪先立たないためのふくらはぎのむくみと結びつきます。

 上腕、肩もこっていました。しかしおなかの緊張はなく、腰痛としては軽いほうです。

 運転の座位姿勢の連続と渋滞のストレス、猫背と胃経のこり、花粉も飛んで体はお疲れでしたが、指圧後はよくゆるみました。

 

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2016年4月11日 (月)

仕事を辞めて体が変わる。

411 今朝は魚がいました

 今朝この小川で今年になって初めて魚を見ました。草が生え虫が飛び、餌ができて魚が成長します。

 妊活のため4月で仕事を辞めた女性、下半身のむくみが減って猫背が強まりました。

 仕事というストレスからの解放もまた新たな生活サイクルが生まれてストレスとなります。

 いつものような頭痛の訴えはありませんが微熱を感じます。

 気になるのは妊娠しているかもしれないということ、妊娠の脈と言われる尺骨動脈の脈を手関節の「神門」に探ると、右手にあって左手にありません。

 期待させて裏切っても申し訳ないので言うべきか迷いましたが、妊娠の脈のお話はさせていただきました。

 長年指圧をしている御客様なので、体が変わったのは間違いないと思います。

 ストレスからの解放でゆるんでいるだけなのかもしれませんが、硬かったおなかが少しゆるんだことと猫背が強まったことでおなかの中の変化が想像されます。

 子宮の病気があり、妊婦さんの神門の脈ほどではないということもありますが、3回トイレに行きましたが「いつもよりも尿量が少なかったのではないですか?」とうかがうとその通りでした。

 むくみが少ないので尿量が少ないのは普通ですが、このことだけでもいつもとは違います。

 妊娠していないかもしれませんが、良い方向に進む準備はできているように感じました。

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2016年4月10日 (日)

転倒後リハビリ中の男性8回目の指圧。

410 この先でカエルの声が

 今朝は田んぼに注ぐ小川でカエルが鳴いていました。昨日の夜は庭で虫の声がして、春が初夏に近づいて生き物の成長が加速し始めたようです。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で8回目の指圧をしてきました。

 仰臥位になった時の、脊柱左側弯の角度がゆるやかになり、左下肢の短さの度合いも減ってきています。

 膝を伸ばした時に下肢硬直がしばらく続きますが、指圧、ストレッチとしていくとゆるみました。

 今回は4日前の指圧の時ほどの足のむくみもなく、指圧中はいびきをかいて眠りました。

 一週間に2回の指圧と一週間に1回の指圧ではずいぶん違うようです。

 リハビリ施設でも担当の方に「良くなってきた」と言われたようで、御本人も意欲的にリハビリに取り組んでいるようです。

 来週はショートステイがあって次回の指圧は一週間後になります。

 打撲をした左下半身よりも神経の促通が必要なのは脳出血後遺症の右半身です。

 軽く軽擦しただけで電気が走るように硬直する下肢なので、適量刺激を創作する工夫がないと難しいケースではあります。

 このような方に触れる時は、圧の増減の微調整をしながらできるだけ広い面で持続圧をして神経の興奮を落ち着かせるタッチが必要です。

 受け入れ難い強さだけのタッチでは歯が立ちません。

 神経の興奮を抑制するのは理論的には「強い刺激」なのですが、弱い筋肉や傷ついた体に単純な力の強い刺激をすることは間違いです。

 その痛みを抱えた自分を想像して、「自分ならどうされたいか?」を考えてください。

 辛い時にやさしくされると涙が出るくらい嬉しい、そういう感情をちゃんと持っていることが伝わるような温かいタッチをしてください。

 

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2016年4月 9日 (土)

左大転子上部後側の鎮痛ポイント。

499 4/9 道を照らす朝日

 60代女性、主訴は左足を引きずって歩くほどの左膝裏側の痛み、右肩、左腰部がこっています。

 指圧をしていくと左膝裏の痛みの原因は関節ではなく、大腿二頭筋に沿った痛みであることがわかりました。

 この1ヶ月くらい長時間車を運転する日が続いていたということで、オートマチック車では左脚がО脚に固定されてしまいます。

  左膝窩外側のツボ「委陽」から左大腿二頭筋をたどって坐骨直下のツボ「承扶」にも痛みがありました。

  左腰部のこりから坐骨神経に沿って膝までたどるとすれば、殿部の梨状筋も圧痛点としてチェックしなければなりません。

  典型的なのは大腿骨大転子と仙骨の真ん中やや下あたりを結ぶラインの中心を深く圧して梨状筋の圧痛点をとらえることですが、わりと多いのが大転子上部やや後ろの梨状筋停止部の圧痛点です。このケースもそうでした。

  梨状筋は仙骨前面に起始し、大転子の内側に停止しますから、際々の起始停止は圧せない筋肉であるということはイメージしておいてください。

  伏臥位の時の大転子の円形を時計に見立てると骨の際の「10時半」くらいの位置に圧痛点があらわれます。

  車を運転する人ではかなりの確率で左側は痛くて右側は痛くないというポイントです。

  O脚の外旋と左足着地の固定で動かさな過ぎになりやすい左脚ですから、信号の停車時にでも左膝の曲げ伸ばしをしたり、運転中でも左足の着地位置を変えるようにしておくと梨状筋から大腿二頭筋の負担を減らすことができます。

  全身指圧、ストレッチ後、左足を引きずるように歩いていたことが嘘のように、左膝裏の痛みは消えました。

  痛みの不安が消えると、表情がパっと明るくなります。体の情報を分析し、技術と知識に基づいた気持ちのいいタッチができれば、それは多くの痛みを抱えた人たちの希望の光となります。

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2016年4月 8日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「肩こりをストレッチするタッチ」、指圧には筋膜リリースの技もあるのです。

48 今朝6時は初夏のよう

 朝6時でも紫外線が強くなってきました。

 昨日は飯能生活の木で「肩こりをストレッチするタッチ」をテーマにアロマ指圧講座をしてきました。

 指圧には筋膜リリースの技も含まれています。

 背部調整法の肩甲骨や殿部の輪状掌圧や側腹部の上下操作は、広い曲面に手掌を密着させて、皮膚・筋膜・筋肉を癒着から解放する技として臨床で応用することができます。

 私は側腹部の上下操作を応用して、僧帽筋、脊柱起立筋、広背筋の筋膜リリースとしています。

 実技では指圧らしい母指圧の押圧操作を控えて、筋膜リリースや自律神経訓練法ともいえる一度緊張させてから緊張から解放する指圧の運動操作で肩こりをゆるめ、最後に合谷から曲池のツボ指圧に上肢牽引のストレッチを加えたアロマオイルトリートメントを行いました。

 ブレンドオイルはローズマリー・カンファー、ラベンダー・ブルガリア産、スイートアーモンドオイルを1%濃度で使用しました。

 例えば軽擦だけで施術をするとしても、肩関節に一度挙上の緊張を与えてから手を放して解放すると、肩の筋肉は緊張させる力を使っているのでゆるむしかありません。

 これが座位指圧の肩関節の上げ下ろしの操作です。

 一度他動的にしっかりと筋張させることが肩をゆるめるために有効なのは、日常動作で肩を目一杯挙上させるということはほとんどないからです。

 座位指圧の最後の上体の伸展+上肢の伸展から上肢を前に放り投げるのも、「しっかりと猫背にする」と考えれば、後は猫背はゆるむしかないわけです。

 実技後は普段ゆるまないゆるみ方で肩が軽くなったという感想をいただきました。

 タッチには密着があれば指力はいらないという講座でしたが、そこで受講生の皆さんが気づいたのが母指圧の角度や母指に体重移動することの難しさでした。

 4月20日(水)午前10時から原宿生活の木でも「肩こりをストレッチするタッチ」の講座を行います。

 仰臥位で頭の重さを利用した肩こりの指圧、伏臥位背部調整法、座位の仕上げの指圧、上肢のツボ指圧に牽引のストレッチを加えたアロマオイルトリートメントを行います。

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2016年4月 7日 (木)

70代男性、背中から首のこり、後頭部頭痛。

47 サイネリア

 昨日は予約もなく一応水曜休みのたてまえなので、玄関の花を買いに行ってきました。

 青いサイネリア、これが198円とは、カインズホームは多少枯れた花があったくらいで値下げをしたことを後悔しているのではないかと思います。

 夕方リラックスしていると電話があって、夜になって指圧をすることになりました。

 土曜日に指圧をした70代の男性、主訴は背中から首のこりと後頭部の頭痛です。

 会社からの電話だったので、脳梗塞を心配しているのかなと思いながら準備をしました。

 触診では前頸部胸鎖乳突筋の停止部のこり、右肩が上がっていて両肩上部のこり、脊柱が左に回旋して右肩甲間部と左腰部のこりがあります。

 脈は1分間に72くらい、左右ともにはっきりしています。

 吐き気や熱はなく、後頭部痛は肩こりの延長のようです。

 土曜日の指圧から4日ということもあって、前回に比べるとゆるんでいる部位もあり、下半身は問題ありません。

 急な寒さや気温上昇、デスクワークなど、環境のストレスと猫背の手仕事で年齢的に体は疲れやすくなっているようです。

 指圧中はよく眠り、おなかもよく動きました。

 後頭部痛も背面のこりがとれたことで痛みはなくなりました。

 いつもはストレッチをしてから指圧始めますが、今回は急だったので何もせずに指圧をしました。

 ぎっくり腰になったことがあって以来、施術者の柔軟性が必要な指圧ですからストレッチ必須でやってきたのですが、ストレッチなしでもけっこうできてしまうものですね。

 気がつけば1日に何度もストレッチや自己指圧の感覚を復習していますし、指圧の中には施術者のストレッチも入っているので、力に頼らない指圧を心がけていることで、腰痛や肩こりにはならずにいられます。

 今日は飯能で講座なので午後の指圧は5時からになります。

 

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2016年4月 6日 (水)

転倒後リハビリ中の男性7回目の指圧。

46 久々に晴れた早朝

 今朝は晴れて少し冷えました。盛りの桜、散る桜、菜花にチューリップ、目にする色が増え、ウグイスの鳴き声が上手になって、早朝ウォーキングで五感の刺激も増えてきました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性の7回目の指圧でした。

 おなかの調子が悪くて間が一週間あいたので、健側の左手で車椅子を動かすため脊柱は左側弯し、足がむくみ、下肢の緊張が強い状態から指圧が始まりました。

 両膝とも軽度屈曲の状態で下肢が硬くなって膝がベッドに着かなくなっていましたが、指圧と軽擦を繰り返すと5分ほどで筋肉がリラックスして膝が伸び、足のむくみも緩和することができました。

 上肢の指圧では始めは麻痺のある右橈骨動脈の脈がとれませんでしたが、腋窩から指先まで指圧をし、上肢伸展挙上牽引のストレッチをすると、しっかりとした拍動を触知することができました。

 右を下にした横臥位で背面の指圧を終えて仰臥位になると、下肢が伸び、脊柱の左側弯も改善されていました。

 転倒で打った左下半身は骨盤が上がって下肢長が短くなっていましたが、だんだん左右差がなくなってきています。

 左下肢のストレッチに右下肢が一緒に動いてしまうあたりは、右半身の神経促通に課題があるということなのでしょう。

 血行促進によって深部の硬さがゆるんで感覚がもっとはっきりしてくるように、また次回の指圧でいろいろなタッチとストレッチを試してみるつもりです。

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2016年4月 5日 (火)

BS日テレ朝10:00「イキイキ元気TV」の体操はお薦め。

45 キジ

 今朝は小雨、家の前ではキジが縄張りを主張して周りを見張っていました。彼は大きな地震の前には初期微動の頃から鳴き声を上げて知らせてくれます。

 昨日から始まったBS日テレ午前10:00「イキイキ元気TV」の体操は、内容がとても良いのでお薦めです。

 室内ででき、椅子に座ったやり方も同時に放送されていて、左右の指を親指から曲げるのと人差し指から曲げるなど脳トレの運動も紹介されていて高齢者の認知症予防の運動としても向いています。

 肩のストレッチに体幹のひねりやステップを組み合わせるなどいろいろな方向にしっかりと動かしているので、若い人でも専門家でも納得の効果的なストレッチを紹介しています。

 時間がある方は是非テレビを見ながら一緒に体操してみることをお薦めします。

 

 

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2016年4月 4日 (月)

便秘に骨盤ベルト。

44 暖かい小雨の朝

 今朝はこの春で一番暖かい朝でした。早朝は傘がいらないくらいの小雨でしたが午前8時を過ぎて雨が強くなってきました。

 便秘の改善法には、体操やマッサージ、ツボ指圧、オリーブオイル、乳酸菌、食物繊維、朝一番の冷水300ml以上などいろいろあります。

 これらをやってみて改善できない時、骨盤ベルトを巻いてみてください。

 ねじれ腸、落下腸が原因の便秘の場合、腸に前後左右から圧がかかるので下垂した腸が上がり、寝てから副交感神経が優位になった状況で腸の蠕動運動が活発になって翌朝の自然なお通じが期待できます。

 実は、便秘を経験したことがなかった私が最近快便ではなくなってきて、骨盤ベルトを巻いた翌朝に以前のようなデトックス感のあるお通じになりました。

 目にするあらゆる便秘改善法を試しながらでもありますが、毎日している腹筋運動よりも骨盤ベルトのほうが私の腸には受け入れやすく必要な刺激だったようです。

 おなかの指圧についても、上下、左右など双方向からの密着感のある広い手掌持続圧が便秘に効果ありそうです。研究していきたいと思います。

 

 

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2016年4月 3日 (日)

70代男性、左頭頂部痛。

43 下を向いて咲く花

 今朝の曇り空では満開の桜よりも、森の中で下を向いて咲く花のほうが明るく見えました。下を向くのは何かメリットがあるのでしょう。

 昨日は転倒した男性のお宅で指圧の予定でしたが、風邪でキャンセルとなり、その代わりに奥様が指圧にいらっしゃいました。

 気を使っていただいたのかと思いましたが、親戚の来訪の前に窓拭きなどの掃除をしていたそうで肩から背中がとてもこっていました。

 この指圧は猫背が解消し肩の緊張もゆるんで奥様には束の間の休息をしていただけたました。

 次の指圧は頭頂部の左側に痛みがある70代男性の指圧でした。

 時々ズキズキすることがあるようで脳血管障害の心配をされています。

 左前頸部胸鎖乳突筋上部のこり、左側頸部から肩上部のこり、左背部のこりと、左側にこりがあります。

 重いものを持った後に頭頂部が痛むことがあるそうなので、左胸鎖乳突筋に青スジが立つような力の入れ方で重たいものを持ち上げているのでしょう(まだ現役で仕事をされています)。

 右大腿四頭筋にこりはなく、左大腿四頭筋がこっていたことからも、膝の屈曲から伸展で重いものを持ち上げた時に、左半身に力が入っていることが想像できます。

 いつもよりも念入りに左前頸部から側頸部、側頭部から頭頂部と指圧をすると、左首、肩の筋肉がよくゆるみました。

 年齢から頸動脈の動脈硬化もありそうなので詰まりやすくはなってきていると思いますが、頭頂部左側の痛みは肩こりの延長と考えてよいと思います。

 今朝の「健康カプセル ゲンキの時間」ではマッサージ師の方が肩こりをテニスボールでゆるめるというのを紹介していましたが、その肩はもりあがっていて上腕が太く、肩を内転内旋させる大胸筋や肩甲下筋を強く使うことになる「力で圧す」施術をしていました。

 日本式のマッサージではよくある体の使い方ですが、指圧の四指をそろえて圧を逃がさないようにして力を入れずに体重移動で圧す「肩がこらない圧し方」とは全く違っていました。

 指圧・マッサージを学んでいる方が良いコンディションで施術をしたいと思うならば、テニスボールで大胸筋や肩甲下筋をゆるめなければいけないような圧し方ではなく、そうならないような体の使い方を身につけてください。

 御客様の肩こりを治せても自分が肩こりになってしまうようでは、いつまでたってもこの世の中から肩こりはなくなりません(いつもいつも言うことですが)。

 4月7日(木)13:00〜15:00飯能、4月20日(水)10:00~12:00原宿、生活の木で「肩こりをストレッチするタッチ」のアロマ指圧講座をします。

 肩こりの施術をすることで自分の肩もストレッチできるような体の使い方を身につけてください。

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2016年4月 2日 (土)

生活の木 薬香草園20周年。

42 4月2日 桜

 今朝は小雨もパラついて盛りの桜も安静を保っているようでした。

 昨日は生活の木から薬香草園20周年記念式典の案内状が届きました。

 ちょっと前に15周年記念だったと思っていたら、もう5年もたっていたのですね。

 これからはミツバチのいるハーブガーデンを目指して、養蜂への取り組みの強化と、スーパーフードのレストランでのメニュー提供やカルチャーでの講義に力を入れていくようです。

 自然環境と食文化への提案を続けていく姿勢は大賛成です。

 4月27日は第4水曜日で指圧の予約があって式典には出られませんが、雑誌『veggy』編集長 吉良さおりさんの「スーパーフード~キレイになるレシピ~」の講演は気になります。

 招待状が届いた方でこの日に飯能まで行ける方は、ハーブを使ったレストランヤハラテナの会食もありますし、たぶん間違いなくおみやげもいただけますから、ピクニック気分でハーブガーデンを散策してくることをお薦めします。

 お香が香り、インド系のヒーリングミュージックが流れ、園の生花がさりげなく活けてあって、照明を落としたトイレは私のイチオシです。

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2016年4月 1日 (金)

60代男性、上腹部痛、猫背、背部痛、右ふくらはぎの痛み、狭心症、高血圧、糖尿病、肥満。

41 4月1日 日の出

 今朝の新聞に折り込まれた埼玉県の広報には「あんま・マッサージ・指圧 無資格者の施術への注意喚起」のお知らせがありました。

 体には脆い部位や傷ついた組織があります。物足りないくらいが適量刺激だと考えて施術をしてください。

 昨日は「吐き気がして上腹部が痛い」という60代男性が久しぶりに指圧にいらっしゃいました。

 狭心症で入院歴があり、高血圧、糖尿病などの薬を9種類服薬しています。

 お酒を久しぶりに三合飲んでから上腹部が痛くなったそうで、しばらく前から背部痛も続いていたことから胃の炎症が考えられますが、狭心症の心窩部痛の可能性もあります。

 猫背、肥満、背部痛、右ふくらはぎの痛みもあることから、脊柱管狭窄症や糖尿病の神経障害の可能性もあります。

 脈ははっきりしていて脈が跳ぶこともなく、1分間に60くらい、薬で脈拍や血圧は抑えられているようです。

 左肩から上肢への放散痛の訴えはなく、触診では本人が感じているほど肩はこっていませんでした。

 伏臥位から指圧をすると、背部はパンパンに張っていました。

 特に左背部がこっていて、肩甲下部の膈兪から腎兪くらいまでが強くこっていました。

 胃の反射でも、脊柱管狭窄症でも肩甲下部がこることがあります。

 歩いていて立ち止って休むようなことはないそうで、右ふくらはぎの痛みは筋肉の傷かもしれませんが、脊柱管狭窄症の坐骨神経痛や糖尿病の神経障害の可能性も捨てきれません。

 全身指圧後、左背部痛が残りました。

 心臓に緊急の問題があるとは思えません。

 胃炎はありそうですがこれも重篤な症状ではなさそうです。

 脊柱管狭窄症は体形的に今後その症状がはっきりしてくるかもしれません。

 背部を伸ばすストレッチとお酒を飲み過ぎないようにすることは必須です。

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