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2016年5月31日 (火)

60代女性、肩こり、背部のこり、介護と孫の世話でお疲れ。

531 初めてのキウイの実

 今朝は庭にキウイの実が一つだけできていました。去年はできなかったので今年はいくつ育つか楽しみです。

 昨日は旦那様の介護とお孫さんの世話でお疲れの60代女性に指圧をしました。

 肩こり、背部のこり、下半身のむくみ、指圧中はよく眠りました。

 最後のおなかの指圧では下腹部が硬くなっていたのでむくみが尿となって膀胱に溜まっていたようです。

 よく眠り、こりがゆるんだので一時の癒しの時間となったようです。

 心身の弱音を吐き出した後はリフレッシュ効果があります。

 次々とこなさなければいけない日常生活の仕事が家に帰ればまた始まりますが、疲れは清算できました。

 体と心を軽くすることができればストレスに負けることはありません。

 

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2016年5月30日 (月)

腰痛、診断の脊柱管狭窄症ではなくヘルニアが疑われる60代男性2回目の指圧。

530_4 アジサイ

 今朝は雨が時折強く降り、庭ではアジサイの花が咲き始めていました。

 連休の終わりに腰痛で指圧をした栃木県にお住まいの60代男性、3週間ぶりの指圧です。

 前回同様、立位で背中を反らして痛みはなく、前屈では指先床間距離が40cmくらいあります。

 以前の診断では椎間板ヘルニアとされ、最近の診察では脊柱管狭窄症と言われたようですが、脊柱管狭窄症では背中を反らして痛みがあることが常なので、椎間板ヘルニアのほうが疑われます。

 猫背О脚で整備の仕事をしているようなので、前回は左の膝に水が溜まていましたが、ストレッチと1時間程度のウォーキングを続けて今回の指圧では膝に水が溜まっていませんでした。

 1時間歩くといっても、途中で何度も休みながら歩いているそうです。普通は脊柱管狭窄症の症状が重ければ1時間歩くことはなかなかできません。

 伏臥位、仰臥位の指圧で痛い部位はありませんでした。

 胸椎の下部と腰椎に上部の椎骨が少し大きく感じられ、その周囲の筋肉が硬くなっていました。

 腰椎の後弯はなく正常で、胸椎の後弯が増強していましたが、指圧後には脊柱は正常なS字になりました。

 指圧後、両股関節最大屈曲のストレッチで痛みはありません。

 毎日の仕事で猫背О脚になるのは仕方ありませんが、ストレッチとウォーキングで改善できるように思います。

 休み休み歩くようなら、1時間のウォーキングはもう少し時間を短くしてもいいと思います。

 今週末にMRIを撮るそうですが、手術をしなければいけないような状態とは思えません

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2016年5月29日 (日)

転倒後リハビリ中の男性20回目の指圧。

529 栗の木

 夏に近づいた空と栗の木、今日は暑くなります。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で20回目の指圧をしてきました。

 ベッドに横になった姿勢は脊柱の側弯がほとんどありません。

 脳出血後麻痺側の右下肢では内踝下の「照海」、下腿内側の「三陰交」、大腿の「血海」といった痛みの溜まりやすいツボの指圧を感じることができています。

 両股関節最大屈曲のストレッチでは右脇腹引きつるような感じがあったということですが、関節可動域は拡がっています。

 麻痺側の右半身では指圧で深い筋肉を刺激して、特に先端のDIP関節・IP関節を屈曲・伸展させるフォローをして立位の安定をはかりたいと思っています。

 指圧後、ベッドに下した両足の長さがそろっていました。

 腰から足先、肩から指先までの感覚がもう少しはっきりしてくると生活の質が格段に向上していくはずです。

 

 

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2016年5月28日 (土)

40代女性、だるい、大腿前側の痛み、実は腰痛。

528 キョウチクトウ

 今朝は庭にキョウチクトウが咲きました。キョウチクトウは夏の花、熱中症と紫外線の対策は真夏なみの注意が必要です。

 昨日は「だるい」という40代女性に指圧をしました。

 胃経が下行する大腿前側に痛みがあるということなので、胃炎の症状を疑いましたが、伏臥位で指圧をしていくと、第5腰椎・仙骨間と殿部外側の中殿筋に痛みがあり、腰痛の症状でした。

 指圧をしている途中で「ホームセンターまで自転車で何度も往復して敷石と砂利を買ってきて庭に敷いた」ことを思い出したようです。

 砂利は10kgの袋だそうで、重い砂利を積んだ自転車で大腿前側がこり、10kgの袋をひきずりながら砂利をまいていけば、О脚+中腰で腰痛になり股関節外転で中殿筋も筋肉痛になります。

 全身指圧後、症状は緩和されました。

 上半身の筋肉が運動不足でゆるくなっている時に、下半身には重労働だったので、むくみとこりの体の上下のバランスの悪さがだるさにつながったようです。

 前回4月末の指圧後には、上下の血液のバランスが変わったので脳貧血のようにふらついてしばらく休んでから帰ったのですが、今回は休むことなく元気に帰っていきました。

 5月はよく働けたということです。

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2016年5月27日 (金)

50代女性、左腰痛、頭痛、左胆経に沿った痛み、右肝経にも反応点。

526_2 家にいた3cmのクワガタ

 クワガタが家に入っていました。夏の虫が動き出すくらいの気温が高くなり、紫外線が強くなりました。今朝は蒸し暑くて梅雨時のようです。

 昨日はぎっくり腰になりそうだという50代女性に指圧をしました。

 腰の周囲では膀胱経の左第5腰椎と仙骨の間の「関元兪」と左仙腸関節の「胞肓(第2仙椎棘突起外3寸)」を圧して腰の痛みが再現され、胆経の左下腿外側「陽交(長腓骨筋上外踝上7寸)」を圧しても痛みがあります。

 左耳の穴の前の「聴会」や後頭骨の際「風池」「完骨」、肩上部「肩井」など、左の肩から上には胆経のツボに痛みがあります。

 右足では第1趾爪根部外側の「大敦(肝経)」の指圧が右腹部から前頭部まで響いたということです。

 左腰痛が坐骨神経を介して下腿外側の痛みとなり、外眼角から側頭部を巡って体側を下行する胆経と、胆経からバトンを受けて上行する肝経のツボに痛みがあらわれて「上にのぼせて」頭痛となったようです。

 右第1趾爪根部外側の肝経「大敦」を圧して痛みがあるのは、体の左外側面の筋緊張と左への体の傾きとのバランスをとるために右第1趾を外側に傾けようとして使われていたからなのでしょう。

 全身指圧で血行が促進されて腰痛の症状は軽くなりましたが、指圧後にものぼせの症状が残りました。下半身の老廃物は流れていても、頭部ののぼせの原因の老廃物を排出してのぼせを冷ますにはもう少し時間がかかりそうです。

 

 長い間溜まっていた痛み物質を流しきるためには、水分補給と排尿、そして短くてもいいですから昼寝の時間がとれればもっとすっきりします。

 5ヶ月ぶりの指圧でしたが、胃腸がよく動き出したのでぎっくり腰にはならずにすみそうです。

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2016年5月26日 (木)

新陳代謝が良くなる季節。

526 ヘビの抜け殻

 

 今朝のウォーキングではヘビの抜け殻を見つけました。魍魎が徘徊する時間にヘビの表皮の新陳代謝が行われていたようです。

 昨日指圧した80代女性は左膝痛と、右首から右上肢にかけてのこりと右手指の腱鞘炎の症状がありましたが、指圧後に症状が緩和したのは、気温上昇によって新陳代謝が活発になってきたことがあるようです。

   高齢者の方でもこの季節は関節痛や肩こりなどの症状が軽くなってきます。

  ヘビの脱皮と一緒にしては失礼ですが、運動や指圧などの血行促進で、朝が来るたびに体が蘇るように調整することが比較的しやすいのがこの季節です。

 

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2016年5月25日 (水)

転倒後リハビリ中の男性19回目の指圧。

525 今朝 アカトンボ

 今朝のウォーキング中にアカトンボを見つけました。

 この町でアカトンボを見ることは少なくなったのに、例年より早いこの時期に見つけたのは、ここ数日の気温上昇も影響しているのではないかと思います。

 朝6時前なのでトンボは休んでいるのか、眠っているのか…。トンボの前にはクモの巣がありますが、体も羽根もきれいなので、きっとまだトンボになったばかりでここまで飛んできて疲れて休んでいるのではないかと思ったのですが、どうなったでしょう…。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で19回目の指圧をしてきました。

 週2回指圧をしていたのがセミナーがあったので一週間ぶりでしたが、脊柱は大きく左側弯していませんでした。

 前日のリハビリで足趾に体重をかけて立つ訓練をしてきたそうで、ふくらはぎは左右ともにパンパンです。

 指圧中に右下肢の緊張は比較的短い持続で3回ほど起こっただけです。

 そのうち1回は右腹部と右下肢の緊張が脊髄神経を介して連動していました。

 冷えはなく、右手の感覚は鈍いようですが、指圧後に右手で私の手を握っていただくと十分な強い握力がありました。

 脳出血の麻痺側の右上肢の筋力がついているくらいですから、左上肢は一週間見ない間に太くなっているように見えました。

 後は繊細な感覚が戻るように血行促進による神経促通の指圧を続けていくことで、日常生活に支障のない動きが少しずつ取り戻せていくのではないでしょうか。

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2016年5月24日 (火)

股関節痛に他動的貧乏ゆすり「牽引+振せん」。

524 日陰の陽が暑い

 今朝は日陰でも背中に受けた朝日が暑いくらいなので、熱中症にならないようにこまめに水分補給をしながら指圧をしようと思っています。

 60代女性、土曜日のセミナーの日に指圧に来たかったようで、月曜日の指圧では特に悪いところはありませんでした。

 肩こり、背部のこりはありましたが、おなかもよく動いて体はゆるみました。

 右の股関節痛が時々出るのですが、大腿四頭筋を鍛えることで痛みは出にくくなっています。

 歩きも立ったり座ったりも特におかしな様子はありません。

 最近は変形性股関節症の股関節痛に「貧乏ゆすり」を薦める健康雑誌が書店に並んでいます。

 痛みの出ない範囲で動かして治していくということは、腰痛にも膝痛にも正しい治療法です。

 触圧刺激や温熱刺激だけで終わりにするのではなく、施術の中に痛みの出ない範囲の他動的ストレッチを入れていくことはセラピストにとっても必須です。

 下肢20cm挙上牽引し、股関節の痛みを出さないために10°程度わずかに股関節を外転させて振せんをかける(細かく震わせる)と「他動的貧乏ゆすり」になります。

 自分で貧乏ゆすりをするよりも股関節の隙間を拡げ、ぶつかりを減らすことができます。

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2016年5月23日 (月)

薫(かおる)、草が重なり風にそよいでたちこめる香り。

 523 刈っても伸びる草

  今の時期は草を刈っても一週間もすれば伸びていて、薫風とは風に乗ってたちこめる何種類もの植物の香りなのだなぁと思いながら今朝も歩いてきました(薫という字は草が重なって風にそよいでいます)。

 先日テレビで見た外国の山を歩くドキュメンタリー番組で、現地人のポーターたちが「私たちは急いで歩いてきたので心を置いてきてしまった。心が追いつくのを待っている」と言って休憩しているのだということをその隊の日本人の方が話していました。

 忙しいとは心を亡くすことです。

 あわてて体を動かしただけで心を置き去りにしてくるような指圧マッサージでは御客様を癒すことはできません。

 雑草を永遠に刈り続けるのは無理なことで、どこかで折り合ってあきらめていかないと、もっと肝心なことがおろそかになります。

 新緑から深緑へ変わってきた山を見れば、雑草も薫風の香りに含まれています。

 心と体が一緒に働くのが丁寧な仕事、また一週間気持ちよく働きましょう。

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2016年5月22日 (日)

昨日のアロマ指圧セミナー「更年期障害」と「ハンドマッサージ」。

522 干し草の匂いの道

 今朝は道の両脇で刈られた草が干し草の匂いをさせていました。陽射しの強さと午後の気温上昇は間違いありません。

 昨日の生活の木スペシャルセミナーは、午前に「更年期障害」、午後に「ハンドマッサージ」のアロマ指圧の実技を行いました。

 30人の募集人数にキャンセル待ちの方がいたそうで、長時間にわたり熱心に実技に協力いただきありがとうございました。

 脳梗塞で後遺症がある方、リウマチの方も実技をされていましたが、症状が軽くなったようでセミナー後に御報告いただき嬉しいことでした。

 参加者全員のツボ、筋肉をとらえて、その感覚を覚ていただいて相モデルで実技を行うしゃべりっぱなし、圧しっぱなしの4時間とその後の質問の時間でしたが、人数が多いので個別に問診をして症状に合わせて触れるということまではできないので、さらにその上の駆け引きがタッチセラピーにあるのだということは御理解ください。

 それでもハンドのオイルマッサージの時間は半分を超えた頃、施術者の手も被術者の手も母指球の3層に筋肉を個別に触れていくという解剖学的マッサージの成果で、素晴らしく熱をおびて老廃物が沁み出してくるということがあって、あれは空間を共にする人たちに起こる同調と共鳴のマジックタイムだったと思っています。

 ツボをとらえる時の角度・深さ、経脈をなぞる時のラインどり、どれも一度の実技で自分のものにするというわけにはいきませんが、一度経験しておくとその感覚で体の痛みの溜まりやすいポイントがわかってきます。

 今回定員があって参加できなかった方も、今回参加された方も、指圧・マッサージに興味があればまた次回のセミナーや講座に御参加いただければと思います。

 帰りにセミナーで使用した精油を買って帰られた方もいたそうで、生活の木の販売促進にも少し貢献できてよかったです。

 

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2016年5月21日 (土)

本日は原宿でセミナーのため指圧をお休みさせていただきます。

521 今朝の日の出 今夜は満月


 今日は原宿生活の木で「更年期」と「ハンドマッサージ」のアロマ指圧セミナーをしてきますので、指圧はお休みさせていただきます。

 宜しく御願い致します。

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2016年5月20日 (金)

50代女性、左肩痛、左手で障子を開ける時に痛い。

520 今朝の空は秋のよう

 今朝のウォーキングは少し寒くて、空はうろこ雲で秋のようでした。

 昨日は左肩痛の50代女性に指圧をしました。

 障子を左手で開ける時に痛いということなので、左肩内転+内旋+左肘屈曲から左手掌を外側に向けて左肩水平外転+外旋+左肘伸展していく時の痛みです。

 テニスや卓球のバックハンドで痛みが出るということです。

 座位の触診では左側頸部、左肩上部がこっていて、肩甲骨外側の小円筋や上腕三頭筋、三角筋に痛みはありませんでした。

 左肩外転と屈曲(前方挙上)で痛みがないので四十肩・五十肩の典型的な症状ではありません。棘上筋も患部ではなさそうです。

 左を下にして横向きで寝ていて起きた時に左腕が動かせなかったということなので、胸郭出口症候群の鎖骨周囲の詰まり(小胸筋や斜角筋溝を含む)がありそうです。

 伏臥位で背部の問題はなく、仰臥位の指圧で左鎖骨外側下部に軽く触れると痛みが再現されました。

 小胸筋で神経と血管の圧迫がありそうですが、軽く表面に触れただけで痛みがあったので大胸筋の傷かもしれません。

 肩関節水平内転ではなく肩関節水平外転で痛みが出る肩の内転筋の伸展痛ですから、ぎっくり腰で大腰筋の伸展痛が出るように傷がありそうです。

 左前胸部に軽い指圧をし左上肢や腋窩をゆるめると、左鎖骨下部外側に触れても痛みは出なくなりました。

 しかし、おそらく傷があるので、左を下にして横向きで寝ないことや、痛みが出るような左肩の使い方はしないようにすることが痛みの改善の近道です。

 幸い手掌を上に向けて肘屈曲で脇腹につけて肩関節を外旋させても痛みが出ないので、この動きが症状緩和に役立ちそうです。

 指圧後、帰る時に左手でバッグを持ったので症状は軽いか軽減できているはずです(痛みが強ければ右手にバッグを持ちます)。そのことを玄関で指摘しただけでも気分軽くなったようです。

 咳が続いていたので病院を受診して「肺癌かもしれない」と脅されたそうですが、頸部や鎖骨のリンパの腫れも熱もないし、指圧中に咳も出なかったので、病院の先生も可能性としてのぼんやりとした一言だったはずです。心配するような重症ではありません。

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2016年5月19日 (木)

田植えと新茶の季節。

519 田植え

 昨日は朝霧の中を歩いた畦道の水を張っただけの田んぼに、今朝は植えたばかりの細い稲が並んでいました。

 御近所の方から新茶をいただき、陽射しはますます強くなって初夏から夏へ向かって季節は進んでいます。

 昨日は久しぶりに休みだったので、庭の草刈をしていると裏庭にタンポポが咲いていました。

 ベニシアさんのタンポポサラダを見て気になっていたので、勇気を出してサラダにして葉っぱを食べてみると、臭みもなく、春菊ほどの癖もありません。

 葉っぱのギザギザの形も面白く、レストランでサラダとして出てきたら美味しく食べてタンポポだとは思わないかもしれません。

 岡本信人さんではないですが、食べられる草が一つできました。

 そして岡本ではなく、昨日は岡崎体育さんの「MUSIC VIDEO」の( http://okazakitaiiku.com )、「えっ、何これ、何のメッセージ性…!」というところが気にいって何度も見てしまいまいました。

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2016年5月18日 (水)

転倒後リハビリ中の男性18回目の指圧。

518 今朝は雲の中を歩くよう

 今朝は清里か軽井沢にでもいるかのような朝霧に包まれて、雲の中を歩いているようでした。8時を過ぎた今は霧も晴れて午後は暑くなりそうです。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で18回目の指圧、次の土曜日はセミナーのため指圧ができないので股関節のストレッチをいつもよりも時間をかけてしてきました。

 右足で立つリハビリで右大腿外側の筋肉が張っていて、始めは右下肢伸展の緊張がありましたが、仰臥位の指圧、横臥位の指圧を終えて左股関節のストレッチをすると右下肢が一緒についてくるような緊張はなくなりました。

 指圧を終えてベッドから足を床につけても下肢の長さはそろっています。

 この日はステレオでクールファイブやハッピー&ブルーのようなスナックで流れていそうな男性コーラスグループの歌がけっこうな大音量でかかっていました。

 妙なBGMですが、御客様は爆睡するのですから、自説のモーツアルトの曲はけっしてマッサージがやりやすくはないからしても、マッサージにふさわしいと私が感じるメトロノーム的なヒーリングミュージックが御客様によってはベストであるとは限らないということですね。

 行き帰りには「よその人が来て出てくるのはセンセイだけだ」という孫娘さん2才のお迎えお見送りがありました。

 玄関の三輪車の荷台にはシャボン玉セットとどこかで拾ったのでしょう青い梅の実が一つ、指圧をしたおじい様の部屋には車輪のついたキリンのビニール製のおもちゃがありました。

 希望の見える幸せな指圧の光景です。

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2016年5月17日 (火)

放散痛は肩だけではない。

517 

 庭のカシス(これが黒くなります)

 今朝外を歩いた時は小雨から雨が強くなり、昨夜の震度のわりに揺れが強かった地震に続いて今朝の7時前にも地震が2回ありました。

 熊本で続いている余震を思うと、そのストレスはこの数十倍もあるのですね。

 昨日『主治医が見つかる診療所』で、「左の肩こりは心臓の病気、右の肩こりは肝臓や胆のうの病気の疑いがある」というような危険な肩こりを取り上げていました。

 番組では指圧マッサージで改善されないものは「危険な肩こりの疑いがある」としていましたが、上手な指圧マッサージをすれば内臓反射としての肩こりも緩和でき、内臓の状態も良くなることがあるということまでは紹介されていませんでした。

 もちろん力で肩の筋肉を揉むようなことをしても内臓反射の肩こりは治りませんし、力で圧せば筋肉疲労の肩こりも揉み返すだけです。

 例えば心臓の放散痛であれば左肩から左上肢だけでなく、心窩部や胸骨、首、鎖骨、左肩甲骨、左肩甲間部などに圧痛点があらわれます。

 これらに加えて下肢の血行促進をする刺激を含め全身への施術をすれば、左の肩だけでなく胸の締めつけられるような症状も緩和できたことが何度もあります。

 胃炎や虫垂炎でさえ血行促進によって痛みは軽減しますから、むしろ怖いのは指圧によって病院を受診する機会を遅らせてしまうことだと私は思っています。

 単に筋肉をもみほぐすというような考えでは内臓の病気の反射としての肩こりを緩和できることはありませんが、自律神経の切り換え操作やツボ指圧に熟知した施術者にかかれば、末期の癌患者さんの痛みの緩和ケアとしても効果があります。

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2016年5月16日 (月)

便秘体操、仰臥位でテーブルの足を両手で持って背中を丸めて頭の先に爪先をトントンと。

516 西から天気は下り坂

 今朝は涼しいくらいで、西の山は霞んでいて雨が降るかもしれません。

 昨日べニシアさんの『猫のしっぽ カエルの手』の再放送のタンポポサラダを見て、タンポポを探しながらウォーキングをしてきましたが、黄色い花は見つからず、いつの間にかタンポポの時期は過ぎていたようです。

 タンポポの葉を食べるにしても、若い葉を環境の良い場所で探さないと…。

 便秘の体操を研究していて、いろいろな動きをやってみて、「これは!」と思ったのが、仰臥位で股関節を最大屈曲して背中を丸くして爪先で頭の上の床をトントンと蹴るという動きです。

 股関節屈曲でおなかに大腿前側をつけるくらいの便秘体操はよくありますが、むしろ首から胸椎までの上部脊椎をストレッチすることが腸の上部をよく刺激し、下半身を最大屈曲させることで腸の下部もよく刺激することができます。

 仰臥位でテーブルの足を両手で持って、両方の足先が床につかなければまずは片足だけでもトントンとつければよく、つかなければその姿勢でジタバタしているだけでも効果があります。

 落下腸、ねじれ腸の便秘に効果があります。

 普段しない動きはストレッチになりますから、世の中で紹介されている便秘の食事や便秘体操で効果がない方は、「床の後方回転」をするつもりで腸を刺激してみてください。

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2016年5月15日 (日)

転倒後リハビリ中の男性17回目の指圧。

515 柿の花

 今朝は曇り、これから春の町内清掃で、その後は茂った枝をはらったり、草刈をしたり、陽射しが弱いので外仕事ができそうです。庭の柿が花をつけていました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で17回目の指圧、前日のリハビリで右下肢外側がパンパンに張っていて、下肢の緊張が指圧中に何回か起こりました。

 窓を開けて風を入れて指圧をするのに快適な気温で、下肢の指圧を始めてすぐに眠りました。

 全身指圧後は脊柱の左側弯が矯正され体が真っ直ぐになりました。

 右の足底のツボ「湧泉」、内踝上の「三陰交」、下腿前側の「足三里」など、脳出血後感覚のはっきりしなかった右脚のツボを圧してしっかりと刺激が伝わっています。

 狭いベッドではなく、床で指圧をして、床で大きく体を動かす本格的なセルフストレッチを覚えていただくと回復が進みそうです。

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2016年5月14日 (土)

寝違え、急性症状は3日、強く圧さない(患部付近に軽く指を当てて小さな回旋運動が効果的)。

514 テッセン(クレマチス)

 玄関横のテッセン、昨日一昨日の暑さで枯れ始めた花がほとんどですが、まだこれから咲く蕾もあります。

 3日前に寝違えて左側頸部を痛めていましたが、「急性3日」の時間が過ぎて今朝はすっかりよくなっていました。

 患部は左中斜角筋の頸椎横突起起始部で第4・5頸椎の高さです。

 左後方に首を回旋しようとすると痛みがあり、右回旋で上を向くように首を曲げても痛みがありました。

 強く圧して治るものではないので、痛みの出ない首の左右への側屈や前後屈と、患部を少しはずして示指から薬指の3指を当てて、痛みの出る方向の右斜め上から左斜め下方への回旋を「痛みの出ない範囲」で行っておきました。

 寝違えの当日からこれをやっておくと痛みは軽減しましたが、振り向く時は首をねじるのではなく、体幹をねじる感じに自然と体は動いていました。

 車をバックさせる時に後ろを振り向くのが不自由だったのは水曜日だけで、昨日はほとんど違和感なく、今日は完治しています。

 久しぶりに寝違えて、寝違えの改善法と症状の先の見通しのアドバイスに自信が持てました。

 湿布をしようという気にはならず、温めようとか冷やそうとも思わず、ストレッチのタッチで治そうとしたのは、やはりこの方法でよく治してきた経験によるものです。

 今回は手の甲の「寝違え点」は反応点になっていませんでした。

 

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2016年5月13日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「腰痛をストレッチするタッチ」。

 513 今朝の空

 昨日の陽射しの強さを経験すると今朝くらい雲が多いほうが快適に思えます。

 昨日は飯能生活の木で「腰痛をストレッチするタッチ」がテーマのアロマ指圧講座でした。

 ぎっくり腰の当日や慢性腰痛の痛みが強い時に、腰への強い刺激は症状を悪化させることがあるので不適切です。

 講座では「上半身を前に曲げて痛いか、後ろに反らして痛いか」の動きをして、前に曲げて痛ければ腸腰筋や椎間板ヘルニア、後ろに反らして痛ければ脊柱管狭窄症というようように、年齢や日常動作なども加味して、神経を前から後ろに圧迫しているのか、後から前に圧迫しているのかの症状の説明をしてから実技にうつりました。

 実技では仰臥位股関節屈曲で腸腰筋収縮と腰椎伸展での痛みの有無、股関節内転外転で患部は右か左かを判断する腰痛の検査から始めました。

 続いて腹部9点の深い手掌圧で腰椎伸展+腸腰筋にストレッチの刺激をしてから、仰臥位で肩甲骨と骨盤の対角線のストレッチを両手掌で行い、体幹前屈制限の緩和を目的に大腿後側の指圧、さらに梨状筋から下肢後側の坐骨神経のツボをとらえ、最後に坐骨神経のツボを利用した足から膝窩までのアロマオイルトリートメントを行いました。

 ブレンドオイルにはマジョラムとブラックペッパーを鎮痛・血行促進の目的で使用しました。

 今回はマッサージ初心者の方が2人いらっしゃいましたが、ツボをとらえた時のツーンと響く感覚を実感していただき、施術をする時は「そのポイントをとらえながらも痛みを与えないように力を加減する」というタッチの実技をしました。

 前屈で指先床間距離が30cmくらいあった慢性腰痛の受講生の方も、施術後には床に指が届くようになっていました。

 これは正しく理論的に指圧マッサージをしていれば当たり前のことです。

 患部の腰への指圧をしなくても、坐骨神経に沿ったツボ刺激の遠隔操作や腰や殿部のストレッチタッチで腰痛が改善できることを実感していただけたと思います。

 6月15日(水)10時から原宿生活の木でも今回の腰痛の講座を行います。

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2016年5月12日 (木)

80代女性、坐骨神経痛。

512 群馬県の山

 今朝は気持ち良く晴れて、久しぶりに群馬の山を見ることができました。

 昨日は坐骨神経痛の80代女性に指圧をしました。

 2日前から症状が悪化して椅子から立ち上がる時に両方の殿部から下肢後側に痛みが走り、長く歩くことができません。

 横臥位で指圧をしていくと両方の殿部の梨状筋から下肢後側の坐骨神経に沿って「承扶」「殷門」「委中」「承山」「飛揚」と典型的なツボに痛みがあります。

 坐骨のすぐ下の大腿後側付け根の「承扶」、大腿後側中央の「殷門」、膝窩中央の「委中」、腓腹筋中央の筋溝下端「承山」、腓腹筋外側頭下部の「飛揚」ですから、これらのポイントを確実にとらえられるようにしておくと、神経の興奮を指圧で鎮静させることができるので、特に運動不足の高齢者ではよく効きます。

 座位姿勢の連続による梨状筋症候群の坐骨神経痛ということのようで、腰に痛みはありませんでした。

 坐骨神経に沿ったピンポイントのツボ刺激と全身性の血行促進の軽い刺激の指圧+筋肉がゆるんだところでの殿部と下肢のストレッチの後に歩いていただくと痛みが激減していました。

 痛みを見つめて痛みを増強させていたということもあるので、会話を通しての気分転換も治療効果があったようです。

 硬くなりがちな梨状筋のセルフストレッチは、椅子に座ってでは股関節内転+膝屈曲で足を組む形で膝を反対側の胸に近づけていくので80代では難しいストレッチですが、じっと座っているよりはしっかりと筋肉が伸びなくてもやっておく価値があります。

 お守りのように梨状筋のストレッチを宿題として続けていただくことにしました。

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2016年5月11日 (水)

転倒後リハビリ中の男性16回目の指圧、右足の感覚がはっきりしてきた。

511 ブルーベリーに雨粒

 今朝は小雨ですが午後には風が強まって大荒れの天気になる予報です。

 ブルーベリーの葉の雨のしずくも強風になれば吹き飛ばされて、葉も実も枝にしがみついているのは大変そうです。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で16回目の指圧をしてきました。

 指圧後、脳出血後に麻痺のある「右足の感覚がはっきりしてきた」と言われた嬉しさは格別でした。

 脊柱の左側弯の矯正、左短下肢を伸ばすことに加えて、全身のツボ刺激も意識して施術してきたので新しい成果がほぼ毎回現れています。

 娘さんが第2子出産後帰省中で、昨日は2才のお孫さんが指圧をしばらく見ていました。

 他所のお宅で指圧をする時に、子どもやペットが入ってきてもリラックスして施術ができるということに関してはちょっと自信があります。

 厳粛な雰囲気とアロマの香りというわけにいかないのが往療(出張)指圧で、昨日は懐かしのヒット曲がステレオでかかっていて、河島英五の「野風増」のライブバージョンをバックにする指圧はなかなか良いものでした。

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2016年5月10日 (火)

青森に越した書道の先生84才、2年8か月ぶりの指圧。

510 今朝西の空

 今朝は晴れ間ものぞいて雨に降られずにウォーキングをしてきましたが、午後から雨の予報です。

 昨日は青森に引越した書道の先生が2年8ヶ月ぶりに指圧にいらっしゃいました。

 もうそんなになるのかとカルテを見て思いましたが、84才になられるのに心身ともに衰えた様子はありません。

 親戚の葬儀が栃木県であったそうで、わざわざ指圧に来ていただいたことを嬉しく思いました。

 両肩はパンパンに張っていて、左腰から下肢にかけては坐骨神経痛の症状があります。

 この冬につまづいて右第5足趾と左の肋骨を骨折したそうですが完治しているそうで、それをうかがったのは指圧後、指圧中は気づきませんでした。

 青森の書道家は仙台の書道会に所属するそうですが、周りの人たちとあわなかったようで、東京の書道会に所属して、4月は夏の書道展の作品制作で忙しかったようです。

 コーラスも続けているそうで、指圧中は美声を聴かせていただき、小さな体の丸くなった背中が伸びて肩も腰もゆるんで指圧を終えました。

 何んとなくまた指圧をするだろうと思っていたことが昨日は現実となり、何んとなくまた指圧をすることになるだろうと思っています。

 指圧から指圧までの相対的な時間をとても短く感じました。

 

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2016年5月 9日 (月)

60代男性、脊柱管狭窄症の右腰痛が1回の指圧で改善。

 59 モミジの若葉

 今朝は曇り、午後から雨になるそうです。

 庭のモミジの若葉は温泉のお湯にしたいような薄い緑色、この上には葉の繁った木の枝が垂れて陽をさえぎっていたので、早朝に枝を切ってからウォーキングをしてきました。

 60代男性、主訴は右腰痛、脊柱管狭窄症の診断がついています。

 薬を3つに増やしても痛みに効かず、近々MRIをもう一度撮って場合によっては手術になるかもしれないということで、御得意様である御家族が心配して指圧にいらっしゃいました。

 椅子に座るとひどい猫背で腰椎が大きく後弯して後ろに弧を描いています。

 しかし、普通は脊柱管狭窄症では立位で背中を反らしていただくと痛みが出るものですが、強い痛みを感じることなく背中を反らすことができました。

 壁に前腕をつけて側方から腰を「く」の字に押し込むストレッチでは、右側から押し込んだ時にだけ強い痛みが出ました。

 仰臥位股関節の屈曲では痛みがなく、下肢伸展挙上の下肢後側のストレッチでは左右ともに張った感じがあったようですが強い坐骨神経症状ではないようでした。

 重症の脊柱管狭窄症では仰臥位になるのにも何段階かに分けて横になるものですが、すーっと仰臥位をとることができ、仰臥位になる時に脊柱管狭窄症で猫背が強い方はバンザイをして背中をマットにつけようとしますがそれもありませんでした。

 問診で脊柱管狭窄症以外の病気や服薬はなかったので、仰臥位左下肢から指圧を始めました。

 左膝は明らかに水が溜まっていたのでうかがうと「右腰をかばうために左膝に負担がかかるようでしばらく前から膝が痛くなることがあった」とのことでした。

 O脚・中腰で仕事をしていることも腰と膝に影響したようです。

 伏臥位の指圧で確かに右腰部はパンパンに張っていましたが、指圧で痛がるようなことはありませんでした。

 全身指圧を終えると左膝に溜まった水のむくみはひいていました。

 再び立位で背中を反らしていただくと痛みはなく、右腰を右側方から「く」の字に押し込むストレッチでも今度は痛みが出ませんでした。

 座位になっても猫背が改善されていて、歩いても痛みはないようです。

 腰を反らすストレッチができるので、猫背を改善するストレッチで痛みはなくなるのではないかと思います。

 来た時は骨盤ベルトをしていましたが、効果を感じていなかったそうなので必要はないでしょう。

 おそらく薬も必要なく、必要なのは姿勢の改善です。

 栃木県に住んでいるそうなのでなかなか指圧に来れないと思いますが、いつでもお待ちしております。

 脊柱管狭窄症では指圧とストレッチで痛みが改善できるケースが多いように感じています。

 強く圧しては効果がありませんので、痛みの出ないストレッチの範囲をアドバイスでき、痛くないように圧すことのできる施術者との出会いがあれば、症状改善できる脊柱管狭窄症の方はかなりいらっしゃると思います。

 

 

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2016年5月 8日 (日)

転倒後リハビリ中の男性15回目の指圧。

58 風が吹く朝

 今朝は晴れですが、風が吹いて東の空がうっすら霞んでいました。ほこりでしょうか、黄砂の影響もあるのでしょうか。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で15回目の指圧をしてきました。

 前日のリハビリで右下肢と右前腕内側の筋肉はパンパンです。

 バーにつかまってグラグラする台に足を乗せてバランス訓練をしてきたそうです。

 指圧を始めるとすぐに眠りました。

 仰臥位の姿勢になってから下肢の緊張がゆるむまでの時間が十秒くらいになり、左骨盤の位置は右とほとんど変わらない高さになりました。

 脊柱の上部での左側弯は続いているので首は左に側屈気味ですが、それを矯正する意識はできています。

 麻痺側の右下肢の筋力は十分鍛えられています。

 前回こっていた右肩甲骨内側の肩甲下筋に強い緊張はなく、寝ている時に圧しても目覚めるようなことはありませんでした。

 指圧後に「今日は気持ち良くて眠ってしまった」と仰ったので、指圧の効果と必要性は御本人が感じておられるようです。

 効果と必要性を感じなくなった時点で来なくてもいいと言われて悔いのないように、次回もその日その時の体の状態を読みながら神経促通サポートの血行促進を目指します。

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2016年5月 7日 (土)

出産後2ヶ月半、左殿部の痛み。

57 田植え間近 シラサギ

 田植えはまだかと毎朝期待している私と比べて、シラサギは今のままのほうが自由に餌を探せて楽なのかもしれません。

 昨日は出産後2ヶ月半の20代女性が赤ちゃんとお母さんと一緒に指圧にいらっしゃいまいした。

 出産後3週間で指圧について来て初対面した赤ちゃんはスクスク成長し、パッツンパッツンに太った顔でよく眠っていました。

 主訴は左殿部痛で、脊柱が左に軽く側弯しています。出産前から左腰痛があって、触診では左第2仙骨孔を中心とした痛みがあります。

 仰臥位股関節屈曲で左殿部に痛みが出ます。

 仰臥位下肢から指圧を始めると、左外踝下の「申脈」に強い痛みがありました。

 O脚気味、左仙腸関節の開き、坐骨神経の延長が「申脈」の運動神経では浅腓骨神経になります。

 片頭痛持ちですが片頭痛になることはあってもすぐ治るようになったそうです。

 おそらく片頭痛の原因となるセロトニンの減少を、乳汁分泌ホルモンのオキシトシンが補っているのでしょう。授乳による体の変化です。

 抱っこの姿勢が左手で頭、右手でお尻を支えることが多いため、いつも痛くなる左前胸部は左肩関節が外転気味に使われるので痛みがなく、右の肩関節が内転に使われる右前胸部に痛みがありました。

 全身指圧後、左殿部痛はやわらいでいました。

 脊柱が左側弯気味なのは授乳姿勢もありますから、体幹の側屈のストレッチを痛みが出ない範囲で続けることをアドバイスして指圧を終えました。

 赤ちゃんはおとなしくよく眠っていました。今度会えるのはお盆休みでしょうか。

 

 

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2016年5月 6日 (金)

手相感情線の外端で小指外転筋上、小腸経の「後谿」(首、肩の治療穴)。

56 草刈のタイミング

 昨日草がずいぶん伸びたと思いながら歩いた道が今朝は草が刈られていました。

 歩けばわかる草刈のタイミングだったようです。

 手相の感情線の外端に小腸経のツボ「後谿(こうけい)」があります。

 小指外転筋上に「後谿」を取るので、手をパーに開いて手掌の尺側面を圧すとわかりやすいと思います。

 「後谿」は小腸経のツボですが、脊柱を上行する督脈の宗穴(代表的なツボ)でもあります。

 つまり小指外転筋の動きは上肢伸展の動きにつながり、その運動神経(C8~Th1)は脊柱から指先へ延びています。

 「後谿」の指圧は肩甲骨や首の治療になり、足の外踝の5分下の「申脈(膀胱経のツボですが膀胱経から派生した陽驕脈の宗穴でもあります)」と組み合わせて刺激することによって、内眼角、耳、項、肩甲骨の症状を緩和します。

 手足のツボを組み合わせて行う奇経治療の八宗穴の組み合わせの一つが「後谿-申脈」です。

 遠隔治療の重要なツボですから、感情線外端の「後谿」を手掌尺側面から圧してみてください。

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2016年5月 5日 (木)

足の外踝下のツボ「申脈」の指圧と腰痛の関係。

55 立夏 雑草が腰の高さに

 今日は立夏、毎朝歩いている小道の雑草は腰の高さになりました。昨日は「もう夏ですね」のメールが届いたくらいの陽射しで、午後は家の中でも熱中症になりそうな気温になりました。

 腰痛のツボを考える時に、坐骨神経を下肢へたどっていくと足の外踝下の膀胱経のツボ「申脈」も治療ポイントとなります。

 外踝の5分下(母指の横幅の半分)が「申脈」で、長と短の腓骨筋上に取りますから、「申脈」のツボ指圧は腓骨筋の働きである足の外反+底屈の刺激になります。

 つまり足を背屈して踵を着地して、足を内反気味に使うことが多いO脚の日常では足底の内側が浮いて捻挫しやすくなり、靴の外側が減ります。

 「申脈」を指圧する時に足を内転・外転させながら、腓骨と距骨の隙間を拡げるように刺激すると、普段のO脚を矯正する外側からの刺激になります。

 足の底屈・背屈と足の回内・回外の動きも加えながら「申脈」を圧すとさらに効果的です。

 腰が圧せない腰痛の急性期の遠隔操作として外踝下5分を刺激するテクニックを理論的に考えられると、「強い刺激は神経の興奮を鎮静させる」ことになります。

 単に強く圧すのではなく、足関節の動きのサポートでポイントにしっかりとした深い圧を持続することが大切です。

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2016年5月 4日 (水)

転倒後リハビリ中の男性14回目の指圧。

54 雲が流れて五月晴れ

 今朝は厚い雲に覆われて蒸し暑く、風が吹いて雨も降りましたが、7時を過ぎて五月晴れの空が広がってきました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で14回目の指圧をしてきました。

 車椅子からの立ち上がり動作をしてみようと思っていましたが、昨日のリハビリでお疲れの様子、すでにベッドに横になっていたのでそのまま仰臥位から指圧を始めました。

 指圧を始める時に下肢の緊張はありますが、だんだんゆるむまでの時間が短くなってきました。下肢伸展の緊張は20~30秒くらいです。

 前回伏臥位がとりにくい原因として右肩周囲の硬さがあったので、右腋窩から肩甲骨の内側にある肩甲下筋をゆるめることにしました。

 こっている肩甲下筋を圧すとすぐにおなかが音を立てて動き始めました。

 今回の指圧中、これまでで一番おなかが動きました。

 また、指圧を受けながら友人の腱鞘炎の相談をされたので、少し余裕がでてきたのかなと思いました。

 全身指圧後、脊柱の左側弯が改善され、体は真っ直ぐに伸びました。

 昨日のリハビリの疲れと右肩周囲を中心に麻痺側の右半身のしっかりと指圧をしたことで指圧後は眠りたいようでした。

 爪先立つことができないことと右上肢に残る麻痺で車椅子からの立ち上がりが簡単ではないようですが、緊張はゆるむし、筋力もあるので、指圧を始めた頃から比べると全身の血行促進によってかなり変わってきているように思います。

 

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2016年5月 3日 (火)

70代男性、脚立に乗って剪定バサミを使った上肢下肢のこり。

53 田植えを待つカモ

 写真の田んぼにカモがやって来たのは先週のこと、他所事ながら田植えを待つのはカモも朝のウォーキングの私も同じです。

 70代男性、土日に脚立に乗って剪定バサミを使って庭の手入れをしたのでお疲れです。

 右後頸部から肩甲骨上部内側に停止する肩甲挙筋を中心に右背部がこっていて、両上肢外側もこっています。

 足裏に当たる部分の細い脚立に乗れば立っているだけで下肢全体の筋肉が緊張します。

 特に左大腿内側の膝上がこっていて、狭いステップの上で膝を閉じている力が必要だったことがわかります。

 剪定バサミを握る母指球と小指球も左手のほうがこっていました。

 右利きの人では筋力の弱い左半身が疲れやすいということです。

 上肢外側のこりや肩甲骨外側のこりもハサミを閉じたり開いたりする時に普段使うことの少ない肩の外旋筋や肘の伸筋を使うからです。

 急性の筋肉痛の当日なら炎症が強いので軽い刺激を短時間に施術するくらいが適量ですが、1日たっているのでしっかりと体全体のこりをゆるめることができました。

 紫外線が強くなり、外仕事では目や皮膚から疲労が溜まることもあります。

 連休でお疲れの方は早めのメンテナンスをおすすめいたします。

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2016年5月 2日 (月)

丹田に力を入れる=骨盤を立てる→体軸を通す。

502 山椒の実

 昨日の午後の半袖の陽気から比べると、今朝は曇りで涼しいと感じました。

 それでも裏庭の山椒の木には実が育っていました。木の芽時は毎日発見があります。

 車椅子からの立ち上がりについて考えてみると、両手でバーをつかんで立ちあがるよりも、バーに結びつけたタオルを両手で引っ張って、斜め上に起き上がろうとする体幹と斜め下に引っ張られるタオルが平行になるようにしたほうが、小さな力で前にのめることができ、立ち上がりが楽になります。

 右手に麻痺がある方の場合、前にのめってすぐに左手をバーに持ちかえることができれば手で階段を上がるようにして上半身を起こしながら、後は膝を伸ばすだけです。

 右下肢にも麻痺があるのでこれで立ち上がれるかどうかわかりませんが、リハビリを介護医療制度の中で続けながら、私が呼ばれた意味は、リハビリを受ける本人や家族が抱える問題点に医療現場が対応しきれていないからなのだと思います。

 保険医療ですから病名のある部位のリハビリとなり、麻痺がある方の体軸を真っ直ぐにするなどということはリハビリの中で考えていないのかもしれませんが、丹田に力を入れて骨盤を起こせば体軸が通って小さな力で動作が可能になります。

 腰椎間の隙間が拡がれば神経が圧迫から解放され、血行が促進し、新陳代謝が活発になります。

 教科書的には障害のある部位の筋肉を個別に鍛えていくことがリハビリだという考え方なのだと思いますが、家庭での介護や御本人の自立を楽にするためのサポートは、リハビリ施設の中でのリハビリだけでは十分でないようです。

 

 

 

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2016年5月 1日 (日)

転倒後リハビリ中の男性13回目の指圧。

51 お茶の葉

 今日から5月、もうすぐ摘まれる若くて柔らかそうなお茶の葉が朝日を浴びていました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で13回目の指圧をしてきました。

 打撲後上がっていた左骨盤の位置は右と同じ高さになっています。

 脊柱の左側弯も矯正する意識ができてきたのでだいぶ改善されています。

 右下肢伸展の緊張と左膝軽度屈曲で左下肢長が短いところから指圧が始まるのは前回と同じです。

 脳出血の麻痺が右の上肢下肢にあるので右を下にした横臥位で指圧をした後、今回は伏臥位を試してみました。

 右肩をベッドにつけると痛みがあったので横臥位気味の伏臥位になりましたが、両腰と殿部、下肢後側には深い圧刺激ができ、指圧後に仰臥位になると脊柱の左側弯が矯正でき左右の下肢の緊張がゆるんで下肢長がほとんどそろいました。

 次回は麻痺のある右肩の深部をもう少しゆるめようと思っています。

 帰りに玄関で奥様から車椅子からの立ち上がりについて相談されました。

 玄関の外にも中にも手すりがついていますが、手すりをつかんでお尻を浮かすことがなかなかできないようです。

 前にのめって手すりを支えに立ちあがるには、足の着地を膝より手前にすることが必要で、右半身に麻痺があるのでそれが安定しないのでしょう。

 実際に見ているのは車椅子とベッドの移乗だけなので、次回は手をつく高さや位置、足の着地位置や座布団などで補助できないかなど、いろいろ試してみたいと思います。

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