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2016年6月30日 (木)

認知症の兆しが指の運動(タッピング)に現れる。

526 クワガタが家に

 夜明け前にはこの夏初めてのセミの鳴き声を聞きました。いつの間にかクワガタが家に入ってきて、明日から7月です。

 国立長寿医療センターと日立製作所の研究で、「アルツハイマー型認知症の患者に「タッピング運動(親指と人さし指の腹をポンポンとぶつける運動)をさせると健常者と比べてばらつきが出やすいことがわかった」そうです。

 タッピング運動の検査項目は強さ、速度、間隔、指の振れ幅など44項目にわたり、微細な解析ができるそうです。

 脳の委縮がタッピング運動に影響するので、認知症の早期発見の診断法として期待されます。

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2016年6月29日 (水)

転倒後リハビリ中の男性29回目の指圧。

629 倒木から芽吹く

 今朝は涼しくて、湿った林の中では怪しげな白いキノコが開き、ツタや草は勢いを増して成長していました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性の29回目の指圧、車椅子では脊柱の左側弯が目立ち、仰臥位になるといつもよりも左膝が曲がっていました。

 椅子の背もたれから手を放して両足で立つことを御自分でやってみた時にバランスを崩してふらついてしまったそうで気落ちした様子です(実際にはベッドに倒れて大事にはならなかったのかもしれません)。

 急に気温と気圧が下がって自律神経と三半規管に影響してバランス感覚もいつもと違っていたのでしょう。

 左膝はいつもよりも曲がっていましたが、大腿、下腿と指圧をしていくうちに筋肉がゆるんで、関節運動も問題ありません。

 緊張で脈がいつもよりもやや速いようでしたが、左下肢の指圧が終わるとす脈も落ち着いてウトウトし始め、指圧中はおなかがよく動きました。

 全身指圧後は脊柱左側弯がほとんど矯正できましたが、肩から上の左側弯傾向は残りました。

 パソコンをしていた時間が長かったとのことなので、麻痺のある右半身に力が入らず左に体重がかかっていたようです。

 気圧、気温、湿度が体調に大きく影響していることを実感した指圧です。

 

 

 






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2016年6月28日 (火)

AEAJ専科資格 アロマブレンドデザイナーとアロマハンドセラピスト。

628 ネジ花

 今朝は雨、雑草に混じって咲くネジ花も濡れています(小さくてもラン科です)。

 昨日AEAJ(日本アロマ環境協会)の雑誌とともに、新たな専科資格であるアロマブレンドデザイナーとアロマハンドセラピストの資格マニュアルとアロマブレンドデザイナー公式のテキストが届きました。

 アロマブレンドデザイナーは精油をブレンドしてさまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作できる能力を認定する資格で、アロマハンドセラピストは安全にアロマテラピーを行う知識を持ち、第三者にアロマハンドトリートメントを提供できる能力を認定する資格です。

 筆記や実技の試験ではなく、標準カリキュラムの修了とアロマテラピーアドバイザー資格の取得、AEAJ会員であることが資格取得の条件になります。

 標準カリキュラムはアロマブレンドデザイナーが20時間、アロマハンドセラピストが5時間となっています。

 アロマハンドセラピストのカリキュラムは基礎と解剖生理学で1時間、準備と確認に1時間、実技が3時間ですから、一日で学ぶことができそうです。

 認知症や災害時のストレスの緩和にもハンドマッサージの効果は実証されていますから、アロマテラピー検定1級合格、AEAJ入会、アロマテラピーアドバイザー認定講習会受講を経てアロマテラピーアドバイザー資格を取得している方は、次のステップアップとしてアロマブレンドデザイナーかアロマハンドセラピストの資格取得に挑戦してみると自分の知識を広げる充実した発見の時間になると思います。

 

 

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2016年6月27日 (月)

妊娠後期の出血。

627 

 朝からトンボが羽をたたむ暑さ

 今朝北の方向から飛んできたトンボが羽をたたんで休んでいました。今日も暑くなりました。

 昨日は第2子を妊娠中の女性から電話をいただいて指圧をする予定でしたが体調の都合で中止となりました。

 妊娠後期に入っていますが出血があったそうで、医師からは安静を指示されたそうです。

 陣痛や腹痛はないので緊急を要する状態ではなさそうです。

 出産を控えて最初のお子さんの妊娠の時と同じようにむくんでだるい状態ではあるようです。

 予定日の近くまで妊娠を維持することが望ましいので、心配がなくなればいつでも指圧をさせていただきます。

 電話の声からは体の中で大きな変化は起きていないように感じました。

 体調が安定したら是非指圧をさせてください。

 

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2016年6月26日 (日)

転倒後リハビリ中の男性28回目の指圧。

626_2 今朝二十一夜の月

 今朝は梅雨の晴れ間の強い陽射し、午後はにわか雨の予報が出ています。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で28回目の指圧、このところ気になっていた右足背の足趾付け根のむくみはありませんでした。

 下肢の筋肉が硬すぎるということもなく、おなかの指圧では左右の下腹部の手掌圧で下肢に伸展の緊張が走りましたが、すぐにおさまりました。

 指圧中はよく眠りました。

 眠たかったからか、考え事をしていたからか、いつもよりもコミュニケーションが取りにくい感じでした。

 こちらが感じるこ体調の良さが、御本人の感覚と一致していないようです。

 前回は右上腹部と左下腹部に下肢を緊張させる反応点がありましたが、今回は左右ともに下腹部に反応点が変わったことだけをみても、体には神経の伝達に良い変化が生まれていると私は感じました。

 脳出血後の麻痺が右半身にありますが認知症や言語の障害はなく、おそらく機嫌が悪いということでもないのだと思いますが、こちらの手応えがそのまま御本人の手応えとは一致しないのだということをあらためて思いました。

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2016年6月25日 (土)

梅雨時の不眠。

625_2 キクラゲのような

 梅雨らしい天気が続いて今朝は裏庭でキクラゲに似たキノコを見つけました。

 昨日は眠れないという60代と70代の女性に指圧をしました。

 お二人とも背中の交感神経支配領域がこっていました。

 日中は蒸し暑く、雨で運動不足になり、座っている時間が長くなって、夜はエアコンをつけるほどではないけれど湿度も温度も快適な環境ではありません。

 夜の寝つきが悪いと昼の活動意欲が低下する悪循環です。

 60代の女性は頭の指圧が気持ち良かったそうで、考え事が多くなって上にのぼせていたようです。

 70代の女性は足裏の指圧が気持ち良かったそうで、下肢には運動不足のむくみがありました。

 こっていたのは背中でしたが、体全体をリフレッシュさせるポイントは違っていました。

 主訴が不眠の時は交感神経支配領域がこっていることが多いですが、血圧が高くて上にのぼせている場合と、ゆるみ過ぎて下にむくんでいる場合があります。

 そして昨日はもう一人、40代女性は主訴は不眠ではありませんでしたが背中がこっていて、胃にドキドキがあり、胃炎からの内臓反射が考えられる背部のこりでした。

 同じような背部のこりでも、ストレスの原因と持病や運動習慣などが影響して「2番目に注目すべきポイント」が変わってきます。

 より良く症状を改善するには家庭の事情や年齢や健康状態に踏み込んだコミュニケーションが必要です。

 今日も蒸し暑くなりそうです。こりとぶつかるだけの施術では心と体の重さを取り除くことはできません。どうすれば梅雨時に清涼感を感じて帰っていただけるかを考えましょう

 

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2016年6月24日 (金)

右ふくらはぎ内側上部の痛み(肉離れ)。

624 少し育ったキウイ

 今朝は小雨、一つだけ実ったキウイは葉に守られて少し大きくなりました。

 50代女性、主訴は右ふくらはぎ内側上部の痛みです。

 大型犬の散歩で引っ張られた時に、踏みとどまろうとする力との綱引きで肉離れを起こしたようです。

 なかなか痛みが引かないのは原因となった犬の散歩をしないわけにはいかないようですし、親の介護、孫の世話、畑仕事など、膝の屈伸や踵の上げ下げが必要な体力と気力のいる忙しい毎日を過ごされています。

 気になったのは足のサイズの小ささと、体側の胆経に沿った病歴と体のこりです。

 更年期以後、胆石と頭頂部左の手術をされています。

 エストロゲンの減少と体の詰まりは関連があり、更年期以後に太ったことでО脚の腰痛姿勢となり、左右の五十肩も経験しています。

 О脚になれば膝関節の内側が詰まりやすくなります。

 五十肩は左肩では症状が残っていますが、指圧後に左肩屈曲が135°くらいできるので、これはもうしばらくすれば治っていくと思います。

 右のふくらはぎは、膝立ちから踵をつけた状態で膝を伸ばして立ちあがる時に強い痛みがあるので、伸展痛ですから傷が塞がっていないようです。

 ただし内出血はなく、静脈瘤のようなものもないので、現在は中等度の症状の肉離れがなかなか治らない状態なのだと思います。

 生活の中で患部を刺激するような動作をせざるをえないこともありそうなので、サポーターか着圧ストッキングで軽く圧迫しておくと筋肉の働きを助けながら患部を守ることができそうです。

 患部そのものには軽い刺激で鎮痛+血行促進のアロマオイルマッサージをすることも有効でしょう。

 下肢全体の筋力増強のために片足立ちのエクササイズや抵抗運動をすることで患部の負担を減らしながら血行促進ができますし、下肢外側の指圧で体のバランスをとることも有効だと思います。

 完治まで時間はかかりそうですが、治っていく手応えは感じています。

 

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2016年6月23日 (木)

80代女性、右肩痛、殿部痛。

622 祭り後の菖蒲 江戸小町

 菖蒲祭が終わっても咲いていた江戸小町という品種の菖蒲です。人出が減ったイベント期間終了後はゆっくり観賞でき、まだ見頃の遅咲きもを探す楽しみもあります。

 昨日は右肩が痛くて上がらない、椅子から立つ時にお尻から足に痛みが走ってしばらく歩けないという80代女性の2週間ぶりの指圧でした。

 右肩は屈曲・外転・外旋で痛みがあり、手をついて布団から起き上がる時にも痛みが出ます。

 屈曲・外転ともに90°で痛みが出るので前回よりも症状が悪化しているように思われます。

 殿部は両方の梨状筋を指圧して症状を再現する痛みがあります。

 梅雨時に室内で過ごすことが多く、運動不足で症状が重くなっているようです。

 気が紛れずに痛みを探してしまう時間が多くなると痛みの悪循環のサイクルにはまってしまいます。

 全身指圧後は殿部から下肢の痛みは緩和できましたが、右肩痛はあまり緩和できませんでした。

 整形外科にも通っていて治療は肩関節に注射をしているそうです。

 痛くない範囲で小さく動かしておくことが症状改善につながります。

 自分ではなかなかできないとしたら、指圧の都度そのやり方を体で覚えてもらうようにすることがセラピストの仕事です。

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2016年6月22日 (水)

転倒後リハビリ中の男性27回目の指圧。

622 マジョラム

 今朝は雨、花をつけ始めた庭のマジョラムの香りはあまりしません。

 サンショウの実を茹でた香りは、サンショウの香りからやがて一時レモンの香りに変わって、リモネンを含んでいることがよくわかりました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で27回目の指圧でした。

 脊柱の左側弯は意識して姿勢をなおせるようになり、時々起こる麻痺側右下肢の伸展の過緊張も深呼吸でコントロールできるようになってきました。

 こっていたのは右前腕内側で橈側、右ふくらはぎの内側、左腰部、むくんでいたのが右足背のMP関節(足趾付け根)の周囲です。

 これらのことから麻痺側の右上肢下肢を使う時に力が入り過ぎる部位と、使うことができていない部位がわかります。

 おなかの指圧では右上腹部と左下腹部の指圧で両下肢に伸展の緊張が起こりました。

 腰神経の促通が生活の質に大きく貢献することになると思い、腹部と腰部の指圧、股関節のストレッチを入念に行いました。

 足背の足趾の付け根は感覚が鈍く使いにくいのでむくみやすく、血行不良で皮膚の荒れも起きていました。

 このところ気になっていた爪の長さについても奥様にお知らせしておきました。

 指圧中にオイルを塗ったり爪を切ることは簡単なのですが、介護とリハビリとマッサージとの役割分担もあり、介護やリハビリの方がそのことに気づいているのかを知ることができれば、私の役割分担をもっとはっきりさせることができます。

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2016年6月21日 (火)

夏至。

621 サンパラソル夏至に開花

 去年買った玄関のサンパラソルの花が今朝開きました。

 サンパラソルは暑さに強く室温を下げる効果があるそうです。

 昨日竜巻注意報の出た埼玉県でしたが、こちらでは雷雨にもならず今朝7時頃から雨になりました。

 昨日は赤い満月「ストロベリームーン」でしたが、見ることはできませんでした。

 今日は夏至、サンパラソルは夏を感じたようですが今日も天気は不安定な予報です。

 体に違和感を感じたら無理をせず、早めのメンテナンスにお越しください。

 今日は室内に昨日摘んだ山椒の香りがしています。

 

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2016年6月20日 (月)

6月20日はミントの日。

620 今日はミントの日

 6月20日は「はつか→ハッカ」でミントの日、家のミントは雑草なみにたくましく育っています。

 昨夜のNHKテレビ「キラーストレス」ではストレスの連続で脳の海馬が損傷されてうつ病が発症することなど、ストレスが心身に及ぼす深刻な影響について伝えていました。

 人間は一日の半分近くが「心の迷走(マインドワンダリング)」の状態にあるそうで、過去をたどり未来を想像して思い悩む時間が増えると記憶や感情にかかわる海馬の神経突起がむしばまれて減少していくそうです。

 命を縮めるキラーストレスを緩和するためには、運動、笑う、瞑想などが効果的だそうです。

 考えない時間を作るということが健康を保つためには必要で、メールやニュースなどパソコンやスマホなどで受け取るテキストスタイルの文章を読むことは「心の迷走」の時間になり健康にはよくないとのことでした。

 現在とらわれている悩みから気分転換をはかることはミントの香りでもできます。

 タッチセラピーやアロマテラピーは心の迷走をセラピストに預け、触圧覚や嗅覚から瞑想状態に浸る時間です。

 今日も蒸し暑くなりそうです。庭のミントを摘んで部屋のあちこちに香らせています。 

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2016年6月19日 (日)

転倒後リハビリ中の男性26回目の指圧、一人でシャワーを使う姿勢が安定。

619 暑さは昨日ほどではない

 昨日は隣の鳩山町が35.2℃でニュースになっていましたが、湿度が少なかったので蒸し暑かった一昨日よりは快適でした。花がだいぶ落ちたキョウチクトウが真夏並みの暑さに刺激されたのか急に花の数を増やしています。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で26回目の指圧でした。

 おなかの調子が悪くてリハビリを2回休んだそうですが、リハビリ施設の入浴のかわりにこの指圧の前に自宅で椅子に座ってシャワーを浴びる旦那様の姿勢が安定していることに奥様は驚いたそうです。

 御自分でシャンプーができたそうで、右手、右足の感覚の鈍さはあると思いますが、リハビリと指圧の効果が少しずつ目に見えるものになってきました。

 指圧の前にシャワーを浴びたのは私に気を使ったということも、清潔にしておきたいという御自分の気持ちもあったでしょう。

 気持ちが負けていないことは病気を治す時に大事です。

 指圧をしていくと、右足の甲に軽いむくみがあり、右外踝下に擦り傷、顎の下にかぶれがありました。

 おなかをこわして寝ている時間が長く、入浴できなければいろいろなことが体に起こってきます。

 いつもよりも股関節が硬く、指圧中にガスが出るような腸の動きはありませんでしたが、おなかの指圧で特に異常は感じませんでした。

 入浴介護は大変ですから、自宅でシャワーを使う旦那様を奥様が見たのは久しぶりです。

 リハビリが長期に及んでもなかなか改善がみられなかったその打開策として私を呼んでいただいたので、効果を感じていただいている間は神経促通・血行促進の指圧を続けたいと思います。

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2016年6月18日 (土)

イチロー選手の初動負荷ストレッチ。

618gif ブルーベリーの熟す暑さ

 今年食べた最初のブルーベリー、この甘さからも昨日の蒸し暑さが思い出されます。

 今朝は風があって湿度が低いので昨日ほど不快ではありませんが午後には30℃を超えそうです。

 イチロー選手が日米通算安打数でピート・ローズさんの記録を更新したので、昨日の宮根さんのワイドショーではイチロー選手のルーティーンワークとなっている初動負荷理論に基づくマシンを使ったストレッチを紹介していました。

 座って可動性のあるバーを持って行う背筋のマシンストレッチでは、10kgのおもりが一度下がって肩甲骨を下方回旋させてから上方回旋させていきます。

 これは最初に目的方向と反対側の動きを入れることで、力づくの動的ストレッチになることを避けているということです。

 かと言って、静的ストレッチで筋肉を緩め過ぎては試合でのパフォーマンスに支障をきたしてしまいます。

 力の抜けた速過ぎず遅過ぎないストレッチをするために、あえて最初に反対方向の軽い負荷をかけるのが初動負荷理論だと私は理解しました。

 指圧の中で痛みのある方に行うストレッチを考えてみれば、あえてストレッチとは逆のやりやすい動きから行うことが多く、動かしていないストレッチ方向にいきなり動かすと抵抗されてしまうことがあります。

 ゆるめるのに最適な刺激は、ただ伸ばそうとすることではなく、強さでもないのです。

 講座で指圧は指力で圧し込むことではなく、母指を支えに上半身を起こしていくことだとお話していますが、これも初動負荷マシンのおもりが最初に反対方向に動くのと似ています。

 イチロー選手は試合前にマッサージを受けて、試合後には2時間のマッサージを受けているそうです。

 その内容の紹介はありませんでしたが、試合前には軽くて速いテンポの刺激で体を起こしていくタッチ、試合後は疲労回復のゆったりとしたタッチの施術を受けているはずです。

 イチロー選手ほどのメンテナンスができていれば強く圧す必要はありません。

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2016年6月17日 (金)

本当に認知症なの?

618 

 朝でも日陰から出たくない

 朝の6時半に日陰にいたいようだと午後の蒸し暑さが思いやられます。

 昨日は御家族から認知症であることを知らされている70代女性に指圧をしました。

 もう15年指圧をしている御客様です。いつもと同じように自転車でやってきて、夜眠れないことが主訴でした。

 脳の代謝賦活薬など、いろいろな薬が出ていて、肩こりや不眠に効く薬も出ていますが、肩こりと不眠には指圧が一番効くようです。

 いつものように指圧中は若い頃の苦労話と海外旅行の話をずっとしゃべっていました。

 食欲はあるそうではっきりと大きな声で会話ができます。

 認知症がわかってから娘さん一家と同居していますが食事は自分で作っていて、食事を作ることを「認知症にならないため」と御自分で言っています。

 検査では認知症に該当するようですが、今までと変わった様子はありません。

 指圧の刺激やアロマの香りが脳を活性化させるということはありますが、要領が悪くて検査に引っかかってしまったのではないかと指圧をするたびに思ます。

 指圧をしていると一つ一つのタッチが秒針となり、時には秒針が逆回りして時間を遡ったかのようにそれまで不安や痛みを抱えていた方が元気になることがあります。

 普段とは違う体からの情報に敏感に対応しながら指圧をしているつもりですが、指圧の空間で御会いするかぎり、認知症でコミュニケーションがとれないようなことは全くありません。

 指圧とアロマの魔法なのか…。

 

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2016年6月16日 (木)

昨日のアロマ指圧講座「腰痛のストレッチタッチ」。

616 キキョウ

 今朝花壇のゼラニウムの枝の下でキキョウが咲いているのを見つけました。梅雨時は青紫の花が雨に似合います。

 昨日は原宿生活の木で「腰痛のストレッチタッチ」がテーマのアロマ指圧講座でした。

 腰痛によって柔軟性の失われる立位体幹前屈で、指先床間距離を縮めるためには下肢後側の筋肉をゆるめる指圧やストレッチが効果的です。

 この講座では腰痛の患部を特定する時にも使える仰臥位股関節のストレッチ→腹部の手掌圧→下肢後側の指圧→背部調整(背筋の筋膜リリース)→足関節、手の甲、下腿後側のツボを使ったアロマオイルトリートメントの順番で実技を行いました。

 ブレンドオイルには鎮痛効果のラベンダーと麻酔効果のペパーミントを使用しました。

 痛みの強いぎっくり腰の時や骨の脆い骨粗鬆症の高齢者にも施術できるように、腰背部に指圧はしないというしばりをつけて、背中や腰にはストレッチとなるような手掌圧や手掌軽擦による筋膜リリースを行いました。

 直接の患部ではない下腿後側や足関節のツボのアロマオイルトリートメントでは、坐骨神経を介して腰の遠隔操作の治療穴となることを実感していただけたと思います。

 何度か講座やセミナーに参加している方は「密着のある手掌圧」ができるようになると大腿後側の指圧も形が様になってきています。

 触圧覚を丁寧に働かせた自分の体との対話を続けていくと、他人の体との会話もできるようになります。

 そして自分の体を大切にするように他人の体に丁寧に触れた時に心の共鳴が生まれます。

 穏やかなゆったりとした呼吸をしながら密着のあるタッチをしていけば体の詰まりを取り除いて痛みを緩和することができるようになりますから、時間をかけて練習してください。

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2016年6月15日 (水)

転倒後リハビリ中の男性25回目の指圧。

614_2 まだ硬いブドウ

 昨日の昼頃からは蒸し暑くて不快な湿気が肌にまとわりつくようでした。指圧の往療から帰るとブドウの実が朝と比べて急に大きくなったような気がしました。

 転倒後リハビリ中の男性25回目の指圧は、右小胸筋も麻痺のある右小指の反応点となっていました。

 腕神経叢の通る鎖骨外側下部に小胸筋があります。

 前日のリハビリがハードな日だったそうで、麻痺側の右下肢後側のこり、右足甲のむくみがありました。

 足趾に体重がかかるトレーニングで下肢後側が硬くなり、結果からみてあまり足背屈の運動にはなっていなかったようです。

 おなかの指圧で起こる下肢伸展の緊張は、軽く短い反応が3回あっただけです。

 全身指圧後、体はかなり真っ直ぐにになり、指圧前は転倒で打った左骨盤が上がって左下肢長が短くなっていましたが、指圧後に下肢長の左右差はほとんどありませんでした。

 右肩甲骨外側小腸経の指圧で今回もガスが出ました。

 麻痺側でツボ指圧の反応がよくなっています。

 ベッドの頭側の足元の床には水がこぼれていたので指圧中に床の水を拭き取って帰ってきました。

 まだいろいろとご不自由があるのだと思いました。

 足を付く位置に水がこぼれていたわけではありませんが、万が一滑って転倒したりしないためにも、そういうことは大事です。

 

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2016年6月14日 (火)

頭痛になりそうな日。

614 今朝の日の出

 今朝は太陽が大量の雲の隙間から強い光と熱を放ちながら昇り、手で摘んだローズマリーからはいつも以上に爽やかな香りがしています。

 涼しかった昨日から蒸し暑く雲の多い今朝のような天候の変化は、頭痛や関節痛を悪化させる「お天気病」が起こりやすい条件を満たしています。

 生のローズマリーの香りがいつもよりも強く広く漂うのは、アロマミストデヒューザーが電気で熱せられて香りを放つのと同じような高温多湿の環境だからです。

 今日は雲が多くても熱中症になることもありそうなので、水分補給とこまめなストレッチをして、無理をせず一日をお過ごしください。

 

 


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2016年6月13日 (月)

マンモスは爪先歩き。

613 今朝は少し強い雨

 今朝は傘をさしていても濡れてしまう斜めに降る少し強い雨、ダムの水不足解消になるといいのですが。

 昨日深夜のEテレ「地球ドラマチック」でマンモスは爪先歩きだったということを知りました。

 巨体を支える膝の負担を減らすために丁寧な足の着地が必要だったのでしょう。

 沼地にはまることを防ぐためにも本当に足をおろせる硬い地面かどうか、爪先で探っていたということもあったのかもしれません。

 朝の「ゲンキの時間」では足裏のアーチが健康に大きく影響していることを伝えていました。

 二足で立つ人間は、四足歩行の働きを爪先と踵に振り分けて二足歩行をしています。

 爪先と踵の働きを分けるのが足裏のアーチで、不安定な二足で歩くためにはこの足裏のアーチが重要になるということです。

 しっかりと弧を描いた足裏の形がないと、姿勢の歪みによって腰痛や肩こりが生じます。

 足裏のマッサージはツボや反射区の刺激による効果がありますが、足裏の形を整えるということを施術の中心にすえていないと全身を調整するという効果は薄くなります。

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2016年6月12日 (日)

転倒後リハビリ中の男性24回目の指圧。

612 道端のキイチゴ

 今朝はウォーキングの道端でキイチゴを見つけました。雨が多くなるとこの奥の森に靴で触れるとはじける白いキノコがたくさん現れます。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で24回目の指圧、室温が冷房で冷やし過ぎと私が感じたにもかかわらず、ランニングシャツ一枚で肩を出していられるのは、リハビリの筋トレで筋肉がついて体が熱を作りやすくなっているからなのでしょう。

 車椅子からベッドへ移る動作はゆっくりですが安定していて、首の左側屈はほとんどありません。

 腹部の指圧で下肢の過緊張が生じなかったのは今回が初めてです。

 右小指は曲がっていて小指球の委縮があるので尺骨神経に沿った神経障害はあるのですが、薬指は伸びていて、小指の握る力はあり、小指を伸ばすこともできます。感覚がもう少しはっきりしてくれば小指が使えるようになるのではないかと思います。

 右肩甲骨外側の小腸経の指圧でガスが出たのは初めてのことで、ツボの通りがよくなったことと、遠慮がいらなくなってきた関係性の深まりを感じました。

 全身指圧後に横臥位で左股関節伸展+内転の脊柱左側弯の矯正をしました。

 少し大がかりな矯正できるようになってきたのは体の各部位の柔軟性と安定性が増してきたからです。

 麻痺のある体でも良く変わっていく方向に誘導していくことができれば、徐々にでも成果は現れます。

 そのわずかの成果を拾って伝えることができるか、そしてまた次の小目標に向かって施術工程を組み立てられるか、毎回の指圧が勉強、それがオーダーメードのタッチセラピーライブの醍醐味です。

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2016年6月11日 (土)

70代女性、脊柱管狭窄症、左下腿外側の痛み。

611 チョウを射す朝陽

 今朝は背中を熱する陽射しを感じながら歩いてきました。チョウも飛び回るには熱かったのでしょう。午後には7月中旬の気温になるという予報です。

 70代女性、地元の整形外科で脊柱管狭窄症の手術をすすめられ、大学病院では手術の必要はないと言われました。

 「300mくらい歩くと休みたくなりますか?」とうかがうと歩くことはできるようで、左下腿外側の痛みが一番気になっています。

 薬の手帳を見せていただくと、骨粗鬆症の薬、鎮痛剤、ビタミンB12、抗不安薬、湿布薬などが処方されています。

 前屈の指先床間距離は20cmくらい、背中を反らせて痛みはありません。

 私が気になったのは首が右に回旋しながら後ろに反っていることと、肩から肩甲骨周囲の硬さで、脊柱は腰が左に側弯し、首が右に回旋したS字になっています。

 鎮痛剤や抗不安薬が2種類ずつ出ているわりには痛みは少なく、左下腿外側痛はO脚が関係していそうです。

 指圧をして痛みが強かったのは肩や上肢で、胸椎は後弯が増強していますが腰椎ではむしろ反り腰になっていて腰の指圧で痛みはありませんでした。

 左下肢外側はO脚のために張っていて、下腿外側の長腓骨筋の指圧で痛みがあったようですが、指圧後には下腿のこりも首から肩周囲のこりもゆるみました。

 お嫁さんが連れてきてくださり、お嫁さんの指圧をしている間に待合室でハーブティーを飲んで待っていてもらったら、気持ち良くなってウトウトと眠っていたようです。

 私も大学病院の先生と同じで、脊柱管狭窄症の手術が必要だとは思えません。

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2016年6月10日 (金)

40代女性、頭痛、吐き気。

610_2 今朝 南の空

 今朝の空は北西が快晴、東南は雲が厚く、南は秋のような空でした。

 40代女性、休日に健康診断に出かけ、採血のため朝食抜きだったためか体調が悪くなり、健康診断を終えて家で昼寝をしたら、吐き気を伴う強い頭痛になって指圧にいらっしゃいました。

 朝食抜きで胃液が胃を荒らしたこともあったかもしれませんし、健康診断そのもののストレスや梅雨に入ってからの天気の影響、仕事の疲れ、そして昼寝で血管がゆるみ過ぎて片頭痛となったようです。

 施術室を暗くし、音楽を消して、ペパーミントの香りをただよわせて、仰臥位頭部の指圧から始めます。

 ズキズキする部位の持続的圧迫で血管を収縮させて三叉神経とのぶつかりを減らすことが「片頭痛の患部から指圧すること」の目的です。

 両耳の穴の前から側頭部にかけて強い痛みと熱があるので、この部位の持続圧がポイントです。

 また、それまでに肩こりなどの筋緊張もあって片頭痛になっているので混合性頭痛ですから、全身の筋緊張をゆるめていきます。

 左下腿外側の長腓骨筋の指圧では強い痛みがあり、また足背側の肝経の指圧でも強い痛みがありました。

 上にのぼせて、下半身がむくんだ状態です。

 仰臥位の指圧の終わりでトイレに行き、吐くこともなく伏臥位の指圧を終えることができました。

 座位の仕上げの指圧の時に頭部の熱はまだ少し残っていましたが、全身性の血行促進により、頭痛と吐き気は治まりました。

 健康診断が病気への不安で強いストレスとなり、普段とは違う朝食抜きと昼寝も頭痛と吐き気の原因となったようですが、心配するような病気はなさそうです。


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2016年6月 9日 (木)

80代女性、坐骨神経痛、右肩が上がらない。

69 クモの巣 雨粒

 今朝は小雨でしたが風に乗って斜めに雨が降っていました。蒸し暑くなりそうです。

 昨日は坐骨神経痛と右肩痛の80代女性に指圧をしました。

 右手の薬指と小指が丸まっていてタオルを絞りにくいということがあって、尺骨神経の障害がありそうです。

 整形外科で右頸椎の下に注射を打っているということで、これは第8頸神経と第1胸神経からなる尺骨神経の治療をしているということです。

 椅子から立ち上がる時に、股関節がロックしたようになって足を前に出せないことがあるということですが、坐骨神経痛の治療はしていません。

 指圧をしていくと、右の首の付け根、頸椎下部、肘の先の前腕内側の尺側手根屈筋、小指球にこりと痛みがあります。これは尺骨神経に沿っています。

 特に肘窩尺側の肘部管の部分で尺骨神経が圧迫されているようで、この部分の尺側手根屈筋の指圧で強い痛みがありました。

 それだけではなく、肩屈曲(前方挙上)90°を超えたところで痛みが出るので、肩峰下で棘上筋腱の炎症がありそうです。

 坐骨神経症状は左の殿部から下肢の筋肉の衰えが気になりました。

 全身指圧後、右肩屈曲は130°できるようになりました。

 坐骨神経痛については両手で椅子の背もたれを持って片足立ちをしていただくと良姿勢で1分程度楽にできるので、長時間の座位姿勢をしないようにして下肢の筋力をつけていけば気にしているほどの重症ではなさそうなので症状は改善していきそうです。

 歩き始めや朝起きてすぐは関節がロックされたような血行不良の状態にあるのかもしれませんが、指圧をした午後は股関節を動かしての強い痛みや指圧をして腰や下肢後側の坐骨神経に沿った強い痛みはありませんでした。

 整形外科では肩の治療が終わったら坐骨神経痛を治すには腰の手術もあると言われているようですが、手術をするほどの状態ではないと思います。

 右肩はタオルを絞りにくい小指と薬指に注目して尺骨神経の治療だけになっているので、肩を前から上げていく時の痛みを相談して、整形外科で棘上筋や肩峰下滑液包も診察していただくといいでしょうとアドバイスをさせていただきました。

 立ったまま靴下が履くことができるくらいなので、朝晩1分間の片足立ちを続けていくと坐骨神経症状は改善していくと思います。

 

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2016年6月 8日 (水)

転倒後リハビリ中の男性23回目の指圧。

68gif 昨夜も小雨

 今朝はくもり、8時を過ぎて陽がさしてきました。午後は蒸し暑くなりそうです。

 

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で23回目の指圧をしてきました。

 車椅子から立ち上がってベッドに横たわる時のベッドとの正対からお尻を向ける体の回転はゆっくりですが自力でできています。

 お尻をベッドに下す時の右手の補助は麻痺側なので支えが弱く、小指と薬指が曲がっているのは尺骨神経に障害があるということです。

 仰臥位で第7頸椎下右側を指圧すると右小指に屈曲の動きが生まれます。

 尺骨神経は第8頸神経と第1胸神経からなりますから、この周囲をゆるめることをこの日の指圧のテーマの一つにしました。

 脳出血の麻痺は右半身にあり、転倒では左下半身から倒れました。

 左腹部の指圧で両下肢に伸展の緊張が生まれるのは、左腰神経に打撲挫傷の後遺症が残っているからです。そのために左下肢長が短縮しています。

 しかし指圧を始めた頃と比べれば左下肢長は正常に近くなってきました。

 全身指圧後、丸まっていた右手の薬指は伸びてきました。

 右小指は意識しないと丸まっていますが、握力はしっかり伝わってきました。

 今回の指圧では前日のリハビリの運動量が調度よかったのでしょう、むくみはなく、下肢の筋肉のパンパンの張りもありませんでした。

 立位からベッドに座る時に右手を開いて体を支えられるように、次回からも尺骨神経促通の指圧をしていきたいと思います。

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2016年6月 7日 (火)

50代女性、左下肢痛、一年前の右足骨折をかばっている。

67 早熟で中身が足りない実

 今朝は雨はやんでいましたが夜には少し降ったようです。

 ブルーベリーの早く色付いた実は中身が足りないまましぼみ始めていました。

 早熟の天才が大成するとは限らず、中身のある一流になるためには、もがき悩む長い時間がブルーベリーにも必要なようです。

 昨日は遠足で長時間歩いて左脚が痛いという50代女性が一年ぶりに指圧にいらっしゃいました。

 去年の遠足で右足の外踝を骨折し、それから整形外科の治療のため指圧を控えていたそうです。

 左下肢は股関節から足先にしびれるような痛みがあり、左大腿外側が張っています。

 これは右足に体重をかけないために左足体重のО脚になっているためで、使わな過ぎの右足裏はむくんでいました。

 伏臥位から指圧を始めると、ウエストの下着の締め付けがきつ過ぎます。

 下着の締め付けが強ければ腰から下の血流は阻害され、むくみます。

 腰から下だけでなく、心経の経脈が下行する前腕内側や手の甲までむくんでいました。

 昼に胸の苦しさと頭痛を感じたので電話をしたということなので、肥満体形でもあり、むくみと心臓の働きは関係しています。

 しかし、昼までの蒸し暑さが午後になって涼しくなってきて、指圧を始めた頃には胸の苦しさも頭痛もなくなっていたそうです。

 指圧中はよく眠りました。

 遠足の疲れとストレス、梅雨に入った気圧の影響もあったようですが、指圧後は「体が軽くなって元気になった」そうです。

 右外踝周囲を圧して痛みはないので骨折は治っていますが、右足をかばう癖がついて左足に負担がかかっています。

 テーブルに手をついてでいいので、右足の片足立ちで足趾を丸めるようにすれば右下肢全体の筋肉を強化することができます。

 骨折をして整形外科や接骨にかかっていても、そこではやらないような全身のバランスの調整をさせていただきますので、治りが悪い時は遠慮なさらず御相談ください。

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2016年6月 6日 (月)

「日経ヘルス7月号 足裏からゆがみとり…」。

66 梅雨入り翌朝

 昨日関東地方でも梅雨入りが発表されました。梅雨だとわかって一日で咲いたわけではないはずですが、今朝庭で青いアジサイとカタツムリを見つけました。

 「日経ヘルス7月号 足裏からゆがみとり 小顔も!美脚も!」を待合室用に買ってきて読んでみました。

 「日経ヘルス」の内容は健康効果への誇張のし過ぎが少ないので、毎号ではないですが御客様にメリットがありそうな内容の時に買っています。

 読んでいくと一般的な足裏マッサージの内容で目新しいものはなかったのですが、足裏の「腎臓→尿管の反射区」は「長趾屈筋」の働きがそのまま反映されているのだなぁということを考えさせられました。

 長趾屈筋の働きである4趾の先端までの関節を曲げて足関節の底屈内反を再現すると下肢内側に沿って筋緊張は上部に伝わり、股関節伸展の緊張となってさらに上行して腰部へ伝わります。

 下肢内側の腎経の経脈に沿って上行した筋緊張が腹膜後器官である尿管から腎臓へと伝わっていくわけです。

 足裏の反射区を圧すということは、そこにある筋肉を使う(収縮させる)ということです。

 ツボや反射区の紹介だけに終わると、答えだけがあってそこへたどりつくまでの解き方が足りないといつも残念に思います。

 タッチセラピーで解剖学や生理学が大事なのは、答えを導く基礎知識がそこにあるからです。

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2016年6月 5日 (日)

転倒後リハビリ中の男性22回目の指圧。

65 未熟な赤トンボ

 早朝に降っていた小雨を避けるように枝につかまる未熟な赤トンボを見つけました。関東地方でも梅雨入りが発表されそうな空模様です。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で22回目の指圧をしてきました。

 珍しく足がむくんでいたのでうかがうと、前日のリハビリがいつもよりも軽い運動だったようです。

 指圧を始めるために車椅子からベッドに横たわる時に起こる麻痺側の右下肢の緊張に深呼吸が効くようになってきました。

 下腹部に下肢の緊張を刺激するポイントがあって、腹部を含めた全身指圧を終えると下肢の緊張はおさまります。

 腰神経以下の下肢抹消までの神経促通の指圧の効果は、姿勢や体位変換の動きが速くなってきたことにあらわれています。

 理学療法ではしないような腹部の指圧や足裏の指圧がリハビリのサポートになっている手応えを感じています。

 



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2016年6月 4日 (土)

子どもの投力低下に「にぎもみ体操」とめんこ(ボール投げ禁止の公園、公園に保育園建設)。

64 枝を切ったら鳥の巣発見

 今夜は新月、夏に向かって自然界では何事か起こりそうな夜、今日から一週間は曇りの予報ですが今朝も陽射しは強く、庭の伸び過ぎた木の枝を切ったら、中が空っぽの鳥の巣がありました。枝に邪魔された狭い作業スペースで巣を作るのですから器用なものです。

 昨日のニュースで杉並区の公園の一部に保育所を作るということに住民が反対しているという問題を見た後に、子どもたちのボール投げの力が弱くなっているというニュースを見ました。

 広い空き地がなくなり、公園でのボール投げ禁止もあって、野球やキャッチボールをしたことのない子どもが増えたことが投力が弱くなった原因のようです。

 さいたま市では子どもたちの投力強化に「にぎなげ体操(握投げ体操)」を教えているそうで、その中には肩を揉む動作が含まれていました。

 揉むことがボールを握る握力になるということのようです。

 あんまマッサージ指圧師としては「揉む」ことと握力をイコールで結ばれては一言言いたくなりますが、体操を見る限り「肩をつまんで放す」だけなので、過剰な刺激にはなっておらず、子どもが数回それをやるなら適量刺激の範囲です。

 めんこを投力アップのエクササイズとしてやっている映像もあって、広い場所でボールを投げるという経験を子どもたちができない現状ですから、体力測定でもボール投げではなくめんこを叩きつける力の測定に変わっていくのかなぁと思いました。

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2016年6月 3日 (金)

アロマ指圧講座「足のむくみをエクササイズするタッチ」。

63 

 柿の木の向こうは眩しい朝日

 昨日は都内で湿度が18%だったそうで、陽射しは強くても風は涼しく、今朝も昨日とよく似た洗濯日和です。

 昨日の飯能生活の木でのアロマ指圧講座は「足のむくみをエクササイズするタッチ」の実技を行いました。

 むくみの還る鼡径リンパ節の手掌圧、膝窩リンパ節の2指圧の後、ざっくりとした下肢全体の手掌圧をしてから、仰臥位で股関節、膝関節、足関節、足趾関節の関節運動を行い、その後に膝から下の25種類の筋肉の働きに合わせて筋肉の停止から起始への求心性アロマオイルトリートメントを行いました。

 ふくらはぎの浅層の腓腹筋から始めて、その下のヒラメ筋、さらにその下の長母趾屈筋・後脛骨筋・長趾屈筋と、膝窩へ向けて軽擦をしていく中で、腓腹筋は膝関節を越える、長母趾屈筋は母趾先端の関節からアキレス腱でクロスして膝窩外側へ向かうなど、筋肉の起始・停止とその働きを再現しながらアロマトリートメントを行いました。

 下腿前側の前脛骨筋の下には長趾伸筋があって、さらにその下に長母趾伸筋があるなど、解剖学的な構造を考えながら筋肉の働きを再現して、その収縮によって個別の筋肉の位置を確認していきます。

 この方法ではどの筋肉を動かすと痛いかということがわかり、麻痺がある方には運動神経と感覚神経の伝達の確認しながら神経促通のマッサージになります。

 むくみの多くは運動不足ですから、関節の屈伸のフォローをしながら浅層から深層へのマッサージをしていけば、力に頼ることなく自然に深部へ到達する刺激を作ることができます。

 大事なことは強く圧すのではなく、圧してから放して筋肉のポンプの力でむくみを還すことです。

 運動不足であれば筋肉を動かすことが気持ちいいということは、受講者の皆さんがアロマオイルトリートメントを受けて10分もたたないうちに眠くなったことでも実感していただけたと思います。

 足のマッサージにはツボ指圧もリフレクソロジーの反射区療法もありますが、基本は個別の筋肉の起始・停止をとらえていくマッサージです。

 この講座は原宿でも行いたいと思います。

 

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2016年6月 2日 (木)

アイロンをかけるように1秒間に5cm進むタッチケア。

62 風のある乾いた朝

 今朝は足元が露に湿った草で濡れることのない、風の吹く乾いた朝です。田んぼの稲はまだあまり伸びていません。

 昨日のNHK「ガッテン」ではタッチケアの痛みや認知症への効果を紹介していました。

 タッチケアの「1秒間に5cm進む」も「アイロンをかけるように」も、「皮膚への密着」が大事な目的です。

 「密着」があれば、筋膜のしわを伸ばす筋膜リリースになります。

 強く圧したり、揉みほぐせば揉み返します。

 触圧覚が痛みの脳への伝達をシャットアウトするのがゲートコントロールですから、痛みに対して痛い刺激をするのは不適切です。

 「指圧は軽擦の縦の変化」だと私は考えています。

 母指指紋部の広い面を当てて、指の力を使うのではなく、どこでも止まって戻れるような体重移動をするのが指圧です。

 正しい指圧をすれば衣服はしわにならず、アイロンをかけたようになります。

 タッチケアの痛みや不安に対しての効果は、毎日指圧をしていれば実感する場面に何度も出会っています。

 ただし、広い面を当ててゆったりと軽擦するタッチケアでは「だるさ」や「慢性疲労症候群」ではかえって症状が悪化することがあります。

 副交感神経が優位になり過ぎているケースでは強さではなく、タッチのテンポを速くして交感神経を興奮させていきます。

 タッチセラピーで必要になる技術は疼痛緩和のゆったりとしたタッチだけではないのです。

 今日の午後は飯能生活の木で「むくみ」のアロマ指圧講座をしてきます。

 むくみに必要なのは筋肉にポンプの働きをさせるタッチと関節運動です。運動不足であれば癒し系のタッチよりもテンポの速いタッチで下腿と足のそれぞれの筋肉の働きに合わせてに運動をさせるという細かいアロマ指圧の実技をしてきます。

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2016年6月 1日 (水)

転倒後リハビリ中の男性21回目の指圧。

61 庭の白アジサイ

 庭の東の隅で白いアジサイが咲きました。今日から6月です。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で21回目の指圧をしてきました。

 前日のリハビリでバーを持ってスクワット運動をしたそうですが、大腿よりも下腿にきいたようで、指圧を始めた時は下肢伸展の過緊張が起きました。

 脳出血後遺症のある右下腿の筋肉は前側も後側も特にパンパンでした。

 右足底の指圧では母趾を外転させながら母趾外転筋を指圧したり、母趾を付け根から屈曲させながら短母趾屈筋を指圧したりして、筋肉の運動神経と感覚神経を刺激して、その都度それがわかるか尋ねて確認していきました。

 一番深い位置にある母趾内転筋以外の感覚はしっかりしていました(母趾内転筋の感覚は健康な人でもあまりしっかりとしていないことがあります)。

 指圧中、音楽に合わせてタンバリンなどを叩くリハビリの時は三角コーンをつかんで腕の筋トレをしていたという話をされました。

 音楽療法や認知症のプログラムの中には、「脳の働きが衰えていない方」には言葉は悪いですが幼稚過ぎて屈辱的な内容もあります。クラスを分けるなり、そこは考えてほしいものです。

 全身指圧を終え、リハビリで硬くなった下肢の筋肉に過緊張の状態は起こらなくなりました。

 麻痺側の右上肢、下肢の感覚はかなりはっきりしてきています。次回も感覚の確認をとりながら筋肉を指圧し、その筋肉の動きを再現して運動神経と感覚神経の伝達の遅延を縮めていきたいと思います。

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