梅雨時の不眠。
梅雨らしい天気が続いて今朝は裏庭でキクラゲに似たキノコを見つけました。
昨日は眠れないという60代と70代の女性に指圧をしました。
お二人とも背中の交感神経支配領域がこっていました。
日中は蒸し暑く、雨で運動不足になり、座っている時間が長くなって、夜はエアコンをつけるほどではないけれど湿度も温度も快適な環境ではありません。
夜の寝つきが悪いと昼の活動意欲が低下する悪循環です。
60代の女性は頭の指圧が気持ち良かったそうで、考え事が多くなって上にのぼせていたようです。
70代の女性は足裏の指圧が気持ち良かったそうで、下肢には運動不足のむくみがありました。
こっていたのは背中でしたが、体全体をリフレッシュさせるポイントは違っていました。
主訴が不眠の時は交感神経支配領域がこっていることが多いですが、血圧が高くて上にのぼせている場合と、ゆるみ過ぎて下にむくんでいる場合があります。
そして昨日はもう一人、40代女性は主訴は不眠ではありませんでしたが背中がこっていて、胃にドキドキがあり、胃炎からの内臓反射が考えられる背部のこりでした。
同じような背部のこりでも、ストレスの原因と持病や運動習慣などが影響して「2番目に注目すべきポイント」が変わってきます。
より良く症状を改善するには家庭の事情や年齢や健康状態に踏み込んだコミュニケーションが必要です。
今日も蒸し暑くなりそうです。こりとぶつかるだけの施術では心と体の重さを取り除くことはできません。どうすれば梅雨時に清涼感を感じて帰っていただけるかを考えましょう。
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