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2016年10月31日 (月)

脊柱管狭窄症手術後足のしびれと膝痛の女性、8000歩歩けたそうです。

1031 刈った稲の生命力

 今朝の外は手袋やネックウォーマーがなくてもなんとかなる温度、お日様が見えた時間は6時を過ぎていました。

 刈った稲はまだ命を燃やしていて、緑の葉は光合成をして何のためらいもなく生き続けようとしています。

 脊柱管狭窄症手術後の足のしびれと膝痛がある70代女性の3回目の指圧です。

 前日には8000歩歩けたそうで、背中が丸くなって左側弯の脊柱ですが、肩はリラックスしていて動く意欲も満々です。

 この日はアロマのミストのスイッチを入れたままでしたが、何も言われませんでした。香りアレルギーももしかしたら少し許容範囲が広がってきたのかもしれません。

 全身指圧、ストレッチ、いくつかのエクササイズの後トイレに行き、今日は車のお迎えをたのまずに歩いて帰るとのこと。

 自信もリハビリ意欲も、しっかりと自分のものにしていただけたようです。

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2016年10月30日 (日)

転倒後リハビリ中の男性52回目の指圧。

1030 庭のツバキ

 今朝は曇りで頭の痛くなりそうな気圧の低い一日になりそうです。マスクをしている方も増えてきました。体調を崩さないように温かくしてお過ごしください。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で52回目の指圧、奥様の風邪はまだ治っておらず部屋で休んでいらっしゃいました。

 旦那様のほうは風邪を引いておらず、足も温かで、麻痺側の右下肢は筋トレの成果で筋肉が太くなっていました。

 全身指圧、右手と両足のラベンダーのオイルマッサージの間よく眠り、ストレッチ、エクササイズをして奥様には声をかけずにそっと帰ってきました。

 来週はお孫さん七五三で指圧は一週お休みするとのこと、それも体調が良くなってきた証です。

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2016年10月29日 (土)

ショウガココアで大腸のむくみをとる。

1029 筑波山麓に雲

 
 雨で冷え込んだ昨夜から比べると今朝は暖かくて、筑波山の麓からは雲が湧きあがっていました。

 昨夜のフジテレビの新番組「その原因X にあり」では、「ぽっこりおなかにショウガココア」、「肩こりには浮きゆび解消の足趾でタオルを手繰り寄せるエクササイズが効く」ということを紹介していました。

 下垂して働きの悪くなった大腸のむくみをとるためにも、冷えの解消にもこれから冬に向かってショウガ+無糖のココアは体に良さそうです。

 番組放送中に早速試してみると、ショウガ入りのココアは違和感なく美味しくいただくことができました。

 足趾に体重がかからない浮きゆびは、踵体重ですからバランスを取るために頭が前に倒れて肩の負担となります。

 浮きゆびでは母趾内転筋が使われないので足のアーチが崩れ、踵体重のへっぴり腰でお尻が垂れて、猫背にもなって腰痛の原因にもなります。

 また猫背で内臓が下がるのでぽっこりおなかにもなります。

 ぽっこりおなかと浮きゆびの肩こりは関係があるので、ショウガココアが浮きゆびに、浮きゆびのエクササイズがぽっこりおなかに効くということもあると思いました。

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2016年10月28日 (金)

『人類史のなかの定住革命』 西田正規著 講談社学術文庫 960円+税。かつては逃げられる社会であった。

1027 カラスウリ

 今朝はくもり、雨になる予報で、夜には冷え込みが厳しくなりそうです。

 柿の木には柿の実に紛れるようにカラスウリがぶら下がっていました。

 今朝のニュースでは今年のいじめの報告が多かったことを取り上げていました。

 30代に仕事のストレスによる精神疾患が多いというニュースも一昨日ありました。

 学習院大の赤坂憲雄教授が産経新聞で西田正規著『人類史のなかの定住革命』の紹介をされていて、本の紹介の最後に「逃げていい、生きよ、…」と結んでいます。

 狩猟採集の逃げられる社会から定住の生活となって、ゴミや排泄物、不和や不安、欠乏や病、妬みや恨みといった負の感情などを抱え込むことになりました。

 不和やトラブルがあれば離合集散し、伝染病や風水害が起これば生きるために移動していた生活から逃げられない社会になって、閉塞感の中でストレスが大きくなり、自殺や、外へ向かって不満を爆発させてしまう事件も続いています。

 じっとしていられない多動傾向のこどもや、歩いていってしまう認知症の高齢者は、逃げられる暮らしぶりを記憶した本能が抑えられないのでしょう。

 逃げるという選択肢を忘れないこと、張り詰めた緊張の時間をブレイクするティータイム、息抜きの時間、癒しの場は大切です。

 指圧・マッサージが閉塞感で膨らんだ心身をリセットするシェルターとなるように、今日も一つ一つ密着のある丁寧なタッチを創っていきましょう。

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2016年10月27日 (木)

ポインセチアゴールド。

1027gif ポインセチアゴールド

 昨日の往診の前に立ち寄ったホームセンターで、赤くなくて目に止まったポインセチアゴールドです。

 赤と緑のクリスマスカラーのポインセチアにも今年は新品種が登場です。

 園芸コーナーにはシクラメンの鉢植えが増えて、ハロウィン前からクリスマスに向けた品揃えが充実してきました。

 2週間ぶりの往診では、80代のお茶とお花の先生は坐骨神経痛の訴えも腱鞘炎の訴えもなくなっていました。

 昨日は暖かかったこともあり調子が良さそうです。

 いつもいただきものばかりで申し訳ないので、庭の柿と柿の木に巻きついていた真っ赤になったカラスウリをいくつか持っていくと、オブジェのようにカラスウリをダイニングの棚に飾ってくださいました。

 指圧の後のお茶飲み話は旦那様も楽しみのようで、帰りに今度はいつ来るのかと聞かれ、なるほどこれもセラピーなのだと思いました。

 そしてまたおみやげをいただきました。

 施術で効果をあげることはもちろんですが、その空間に何を残していけるかはとても大切なのです。

 タッチセラピーを勉強している方、仕事としている方は、今何を求められているかに気を配ってください。

 気を配り、気配をキャッチして、逢いたいと思われる人になってください。

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2016年10月26日 (水)

敗血症で入院中に脊柱管狭窄症といわれた腰痛。

1022 ヘビイチゴ

 
 今日は最高気温が25℃を超える予報、庭の日蔭でヘビイチゴを見つけました。
 
 骨折後に敗血症の高熱で入院した40代男性、入院中の腰痛は脊柱管狭窄症といわれていて、退院してから2週間後の指圧です。

 入院して3日間は40℃の発熱で意識不明だったそうで、一ヶ月半の入院となりました。

 腰痛はリハビリに通っていて、この日はリハビリの帰りの指圧となりました。

 脊柱管狭窄症では猫背が楽な人がほとんどですが、この御客様は体幹の前屈で痛みが出ます。

 腰椎は左側弯、頸椎は右側屈で脊柱はS字に歪んでいます。

 脈は1分間に72で、脈をとるために指を置いてすぐにおなかがグーッと音を立てて動きました。緊張の強い拍動ですが、以前指圧をした時の魔法がまだ効いているようです。

 伏臥位から指圧を始めると、左肩上部、左腰背部、右腰背部、右大腿後側がこっていました。

 違和感があるという左足底はむくんでいて、指圧をすると左下肢外側から左腰に痛みが走ります。

 右手の握力がおちているということで、仰臥位で右前腕内側から手掌の指圧すると、手根管症候群でみられる詰まりが母指球と小指球間とその周囲にありました。

 敗血症の高熱が続いて体中の関節に痛み物質や老廃物が溜まり、長期の抗生物質の投与で腸の善玉菌も死んでいます。

 脊柱管の狭さは画像診断で指摘されていますが、猫背が楽な脊柱管狭窄症の典型とは違うので、敗血症から髄膜炎の炎症で脊柱管が狭くなったということもあるのではないかと考えています。

 全身指圧後、首や肩、背中、腰などの筋肉はゆるんでいます。

 本来はまだ入院を勧められていたようですが、このまま入院していると治るのが遅くなりそうだと判断して自ら退院を申し出たそうです。

 強い口臭があって胃も荒れているでしょうし、食事があまり食べたくないようで、免疫力も衰えているので安心できる感じではありません。

 指圧を受けていているうちに痛みや違和感が減っていったので、回復する方向にはあるようです。

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2016年10月25日 (火)

サクラ咲く?

1025 サクラの花?

 ウォーキングの道端、桜の木に花が咲いていました。

 この木は春に咲き、冬にも咲いていました。

 花の形が春とも冬とも違うような…。

 葉の形が細長いので珍しい品種なのか…。

 ちょうど春先の気候のようでもあり昨夜は冷えました。

 今日は細菌が全身にまわって敗血症で入院していた方の指圧があります。

 そのお話はうかがっていたので退院できて良かったのですが入院中に脊柱管狭窄症の診断もあって、悪化すれば手術になると言われたそうです。

 季節の変わり目、体の中にいつもは咲かない花が咲くようなことが起こります。

 丁寧に、冷静に、まず自分が季節と折り合っていないと体の中で時期と場所を間違えてはびこってしまったものを見落としてしまいます。

 体にはいつも違うことが起こる、施術の常識を熟知した上でそれを破って例外に対処する俯瞰的な余裕と顕微鏡的な繊細さがタッチをセラピーの名に恥じないものにします。

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2016年10月24日 (月)

脊柱管狭窄症手術後足のしびれ膝痛の女性、筋緊張がゆるんでいる。

1024 今朝の筑波山

 今朝は歩いて風を切ると頬が少し冷たいと感じるくらいで、昨日が「霜降」でしたがまだ霜が降りた草はありませんでした。

 脊柱管狭窄症手術後の足のしびれと膝痛で指圧をした70代の女性の2回目の指圧です。

 前回の指圧後の夜は久々に朝まで熟睡できたそうで、触診で肩も背中も見違えるほどゆるんでいます。

 腰のベルトと膝のサポーターをはずして筋トレをしたほうがいいとアドバイスしたところ、ベルトとサポーターなしにしてみたら調子がいいようです。

 筋弛緩薬のミオナールを飲むこともやめたそうで、筋弛緩薬を飲んでいて緩まなかった筋肉が指圧でゆるむということは私が指圧をしていてよくあることです。

 このケースでは下肢や体幹の筋肉を鍛えることで血行促進によって体を動かせるようにしていくべきで、筋弛緩薬やサポータ-などの圧迫は筋肉の働きを低下させたり血行を阻害することになります。

 今回も全身指圧に加えて、いくつかのストレッチとエクササイズで動かさな過ぎの筋肉や関節を動かしていきました。

 痛みの強い方は触らせてくれないことさえあるのですが、むしろ触ってほしいということなのでかなり楽です。

 香りのアレルギーがあるのでアロマの香りはやめてましたが、口元が右に歪んでいたのもほとんど気にならない程度になって、もしかしたらアレルギー体質で体が逃げていく拒否反応の強さが口元に現れていて、その体質さえ少しおだやかになっているような感触があります。

 この日の指圧では前回の指圧では先延ばしにしていると言っていた膠原病の検査に行く気になっていることがわかりました。

 体と心に余裕ができたのでしょう。

 次回は一週間後の予約をいただきました。

 

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2016年10月23日 (日)

転倒後リハビリ中の男性51回目の指圧、右手右足の着地に安定感。

1023 宇宙船型の雲

 
 今朝は西北西の風、西から雲が流れてきました。

 東の空のほうがよく晴れていて、ひときわ形のくっきりとした宇宙船形の雲は、実は本当に宇宙船だったりしてという妄想をしながらウォーキングをしてきました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で51回目の指圧、先週は高熱を出した娘さんが2人お孫さんを連れて帰ってきていたので、娘さんたちが帰ってから風邪をもらってお疲れの奥様が指圧にいらっしゃいましたが、旦那様は風邪をもらわなかったようです。

 部屋に入った時は車椅子に座ってパソコンで書き物をしていて、背中は真っ直ぐでした。

 脊柱の左側弯を矯正する意識はしっっかりと体に浸み込んでいるようです。

 車椅子からベッドに移乗する時も麻痺のある右手右足の支えがしっかりしていました。

 ゆっくりとした動作ですが着地点のぶれを修正することがなかったので動きに安定感がありました。

 足首以下は冷えていました。

 むくみはほとんど気にならない程度で、指圧で体が温まってくるとおなかが大きな音を立てて動き出し、よく眠りました。

 右手と両足のラベンダーのオイルマッサージと上肢下肢伸展のストレッチで指圧を終えました。

 ここからもう一段階安定感が出るまで、もうしばらくお手伝いさせていただいたほうが結果が良さそうな感じがします。

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2016年10月22日 (土)

70代女性、脊柱管狭窄症手術後の両足のしびれ、膝痛、香りにもアレルギー。

1022 

         頸椎左回旋、脊柱左側弯、O脚

 70代女性、2年前に脊柱管狭窄症の手術をした後、両足がしびれてペダルに足を乗せておくことができず、車の運転ができなくなりました。

 右膝は変形性膝関節症の手術をしていますが、金属プレートを外すことを勧められても拒否して、プレートが入ったままです。

 左膝にも痛みがありますが、手術をした腰も膝も期待したほど楽にはならなかったので、手術はもうしないつもりだそうです。

 背中は圧迫骨折をしたこともあったそうで、事故で怪我をして化膿した左第1趾は、内側にほぼ90°回旋したうえに屈曲して、外側面が着地するように変形しています。

 アレルギーが卵、牛乳、そば、亜鉛を含む食品、スギ花粉、金属などに加えて、ユリ、フリージア、キンモクセイの花の香りも体が受けつけないということです。

 ローズマリー・カンファーとブラッドオレンジをアロマミストにしていましたが、鼻をハンカチで覆ったのでスイッチを切りました。

 また、エリテマトーデスのように蝶形紅斑が顔にできたことがあって膠原病の疑いがあるそうですが検査をしていないそうです。

 アロマセラピストにとっては大変な御客様がやってきました。

 薬は筋緊張をほぐすための筋弛緩薬、高血圧にも使われる血液循環を促進する薬(高血圧ではないそうです)、痛み止めの坐薬、漢方の防風通聖散(これは高血圧で便秘のある脂肪太りの人に出す薬ですから、虚証で枯れた体質なので合っていないと思います)、それと骨粗鬆症の注射を最近までしていたそうです。

 座位では猫背、O脚、頭は肩より前に突き出ています。

 歩き方はゆっくりとおぼつかない足取りでしたが、伏臥位になるのに時間はかかりませんでした。

 パンパンに筋肉が張った背中ですが、脆い骨粗鬆症の骨も刺激することになりますから、軽い手掌圧や母指圧を丁寧に繰り返していきます。

 筋弛緩薬でもゆるまなかった体は、「密着のある手当ての手掌圧」でゆるんでいきました。

 腰を圧しても痛くはないようでしたが、殿部の梨状筋から坐骨神経に沿った下肢後側はこっていて痛みがありました。

 左ふくらはぎから曲がった左第1趾のほうへ指圧をしていく途中で足がつって左ふくらはぎを急に大きく曲げました。

 左膝にも痛みがあるので足はつりやすく、血行が悪いのは明らかです。
 しかし、仰臥位の指圧に移ると体がポカポカしてきたということで肩がゆるんでいました。

 おなかも音を立てて動き、いくつかの膝や腰のストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。

 左第1趾はねじ曲がっていたのですが、立位でテーブルに両手をついて踵を上げ下げすることで趾紋部で着地できるように矯正していけそうです。

 歩いていただくと来た時より歩きやすいとのこと、実はこの他にもいろいろと難しい方であることのわかるエピソードがこの一回の指圧であったのですが、私の感想ではもっと前に誰かがちゃんとリハビリ運動に付き合っていれば、腰も膝ももっと楽になっていただろうと思いました。

 うちに来る変形の強い方たちに比べたら圧させててくれるし、膝を大きく曲げても痛がりません。

 動かさな過ぎなので、運動を続けていけば体はもっと楽に動かせるようになります。

 大きな問題はアレルギー体質です。ただし今すぐ緊急に病院で検査をして治療しなければいけない状況の方とは違った印象を受けています。

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2016年10月21日 (金)

3日前下腹部の痛みで指圧した女性、痛みは9割減。

1021 今朝は北風

 今朝は北風、昨日までとは違って風の成分にミントを加えたような体感です。

 柿の木越しの今朝の月は中華まんの形、冬が近づいています。

 3日前に下腹部の痛みで指圧をした女性、その日は痛みが耐えられなくなって指圧に来たそうで、その痛みを100とすると指圧を受けた後は10になって、帰ってすぐ眠くなって昼寝をして、夜も爆睡だったそうです。

 女性ホルモンのテープはその後は貼っていないそうですが、痛みは奥にわずかに残っているくらいになっているそうです。

 このケースでは検査で菌がなかったので膀胱炎は否定されています。

 陰部の粘膜の潤いのために女性ホルモンのテープが処方されましたが、それよりも指圧による全身性の血行促進のほうが効果があったということです。

 指圧をして御本人が初めて腰痛に気づき、私が心配したのは泌尿器や生殖器の癌と結石です。

 御本人が痛みを抱えていたのでそのことを伝えて不安にさせるのはマイナスでしかないと思い、口に出すことはしませんでした。

 2回目の指圧前の触診で、体のこりの8割はゆるんでいて、腰には痛みが残っていました。

 この指圧中に、仕事は酒屋さんで若い頃から重いビールケースを運んでぎっくり腰を繰り返していたということをうかがいました。

 前回の指圧の時は2ヶ月近く続いた痛みでいろいろと混乱していたようです。

 全身指圧後、いくつかの腰痛のストレッチをして指圧を終えました。

 最後に可能性としての結石の話はしましたが、痛みが9割減っていればすぐに病院で検査する必要はないと思うとお話しました。

 癌の話はしませんでした。

 腰痛には癌の場合もあります。しかし下腹部の手掌圧も腰や仙骨の指圧も普通にさせていただける方に、可能性としての癌の話をする必要はありません。

 そしてこの後に、主訴は脊柱管狭窄症手術後の下肢のしびれと膝痛、アレルギー体質で膠原病があり、ユリやキンモクセイやアロマの香りがダメだというアロマセラピスト泣かせの方が、お得意様の紹介でやってきました。

 このお話しはまた明日。

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2016年10月20日 (木)

原宿生活の木アロマ指圧講座「眼精疲労と肝経」。

1020_gif日の出の頃の月

 月が森へ帰る時間が遅くなって、今朝は6時を過ぎても西の空高くにありました。暖かい朝です。昼は暑いくらいの気温になる予報です。

 昨日は原宿生活の木で『眼精疲労と肝経』のアロマ指圧講座をしてきました。

 パソコンやスマホの利用が普及して感覚の8割を占める視覚の窓である目はますます酷使されていますから、目が疲れます。

 使い過ぎの目は充血します。この血液を供給するのが血液の貯蔵庫である肝臓です。

 肝機能が衰えれば目が疲れやすくなり、目を使い過ぎれば肝臓も疲れます。

 肝臓は沈黙の臓器で五行では「木」の性質に分類されます。

 働き続ければ血液がたくさん必要な「目」や「筋肉」も「木」の性質で、筋肉も肝臓からの血液供給と密接な関係があります。

 実技では視覚野のある後頭部を含む頭部と目の周囲、顔の指圧の後、腹部9点の手掌圧で右肋骨弓の際を重点的に、そして第1趾爪根部外側から足の甲、下腿内側の脛骨上、大腿内側、右第9肋軟骨付着部の「期門」までの14点の肝経のツボの正しい刺激の仕方を練習しました。

 最後に肝経の足から膝までにローズマリー・ベルベノンとジュニパーを使ったアロマオイルトリートメントを行いました。

 ベルベノンには肝機能調整、胆汁分泌、脂肪分解促進、うっ滞除去などの効果があり、ジュニパーもむくみを返して代謝を促進し肝臓の働きを助けます。

 足の甲の内側から下肢内側を上行する肝経にむくみが出るのは寝たきりの方や脳血管障害の麻痺がある方、肝硬変、肝臓癌など、私の経験では重い病気の方ばかりです。

 これは踵に体重をかけていない(歩けない・立てない・座れない)か、肝細胞が著しく破壊されて門脈からの栄養を処理できず、静脈血やリンパの回収ができていない状態です。

 それでも、「気持ちいいタッチ」で肝経の流れに沿って血行促進していくと、頭ののぼせも下りて、むくみもやわらいでいきます。

 中身の詰まった肝臓のような実質臓器の病気は、袋である中空臓器の病気よりも体の深部にまで進行した重い症状なので、治療には時間がかかります。

 いつも言いますが、アロマや指圧が末期の進行性の病気を治すために有効かといえば有効ではないかもしれません。

 しかし有用でないと感じたことは一度もありません。

 点を線に線を面に平面を曲面に診られるようにになってツボへの進入角度がわかってきます。

 足の一点の指圧を肝臓や目と関連付けて考えられなければ、肝経上の一点のツボ指圧は単なる部分の施術で終わっています。

 次回12月21(水)は『片頭痛と胆経』です。

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2016年10月19日 (水)

出産後3週間、右仙腸関節痛。

1019 今朝は暖かい

 昨日の日中はエアコンを冷房で使いました。今朝は雲の多い空ですが昨日の暖かさが残っています。

 30代女性、第2子出産後3週間、主訴は右殿部痛と体のむくみです。

 妊娠5ヶ月から右殿部痛が続いています。

 おなかはそれほどたるんでいないのですが、右の背中は触診で段々畑のようにむくみがうねりました。

 これは右殿部痛があるので、ずっと右半身が使いにくかったということです。

 触診と仰臥位の股関節の内転での痛みから、右仙腸関節に患部は限局されました。

 両大腿後側の坐骨神経に沿ったこりや背中のこりは妊娠中の猫背+O脚姿勢による運動不足です。

 伏臥位から指圧を始め、むくみが流れたので仰臥位のタイミングで「トイレに行きますか?」とうかがうと、まだ大丈夫だとのこと。

 仕事が販売の立ち仕事で、トイレを我慢することが当たり前になっていることはむくみやすさの原因です。

 仰臥位の指圧後いくつかの股関節の運動をしてもらうと、座位ではウエストが明らかに細くなって、背中のたるみが消えていました。

 御本人もとてもスッキリしたようで、来た時よりも敬語になっていました(これはウチの指圧あるあるで、だいたいは御得意様の紹介で半信半疑でやってきます)。

 体位変換の時に痛みのためにためらう時間が短かったので、痛みの出ない範囲で覚ていただいた体の動かし方を続けていけば右殿部痛は完全に解消するはずです。

 ハーブティを飲んでいただくと、さすがにトイレに行かれました。

 勘のいい方なので、妊娠中の踵体重での歩行を大股歩行にして、後ろになった足の爪先で地面をけることで、ふくらはぎのむくみがとれ、腰痛、殿部痛が解消することが理解できたようです。

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2016年10月18日 (火)

下腹部の痛み→女性ホルモンの処方に?→ストレスと腰痛。

1018 霧の朝

 今朝は50m先が見えないような霧の中を歩いてきました。8時を過ぎて空は晴れ、暖かくなりました。

 60代女性、8月から下腹部に痛みがあって調子が悪く、9月にはお母様の入院があって、危篤を繰り返しながら薬で命をつないでいる状態が続いていて気が抜けません。

 膀胱炎の検査で菌はないとのことで、婦人科的な分泌液の不足を補うために女性ホルモンのテープを処方されて貼っています。

 御本人はそれを貼ってから具合がさらに悪くなったと感じていて、おしっこは出にくくなっているようです。

 左利きで左肩が痛くて上げられないということでしたが、触診で肩を軽く触って関節運動をすると可動域には全く問題ありませんでした。

 しかし左肩甲骨外側の小円筋や、左腋窩から肩甲下筋を触って激痛があり、鎖骨下部外側深部の小胸筋には左右ともに痛みがありました。

 そして腰を軽く圧すと下腹部の違和感を再現するような痛みがありました。

 8月の最初の違和感は軽い膀胱炎だったのかもしれません。

 その後危篤を繰り返すお母様のことが精神的負担となり、猫背で考え込む時間が多くなって、ストレスで混乱した脳が腰痛を同じ脊髄神経支配である骨盤内臓の痛みとして感じていたのかもしれません。

 下半身はむくんでいて、指圧中2回トイレに行きました。

 上半身のこり、下半身のむくみ、腰や下腹部には血流の悪さがありました。

 いくつかの腰痛体操を覚えていただいて指圧を終えました。

 指圧が終わると、御自分で女性ホルモンのテープを剥がされました。

 疲れが溜まっていたことが指圧をしてわかったようで、3日後に指圧を予約して帰っていかれました。
 

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2016年10月17日 (月)

御近所の方と健康体操。

1017ハロウィンまで2週間

 今朝は雨になって夜明け前よりも夜が明けてからのほうが寒くなりました。

 ケルトの収穫祭ハロウィンまで2週間、うちでできたカボチャはハロウィンよりも新嘗祭が似合います。

 昨日は御近所の方に健康体操を指導させていただきました。

 町内の清掃の後に健康体操をする自治会のイベントは、一回限りのつもりで企画したものですが、その後も依頼をいただいて回を重ねています。

 体操の専門家と違って手技療法のセラピストなので「痛みの出ない範囲で動かす」「無理をしない」ということを強調して体の動かし方を紹介させていただいています。

 肩こりや腰痛の方、筋力の弱い高齢者の方でも、まずは小さく動かすということから関節可動域は拡がっていきます。

 同じ姿勢を続けていれば体は苦しくなります。

 昨日は晴れて暖かかったので、気持ち良く体操ができました。

 

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2016年10月16日 (日)

転倒後リハビリ中の男性50回目の指圧、玄関に杖が。

1016 西に沈む十五夜の月

 夜明け前の満月です。大きく昇った十五夜は、より大きくなって西に沈んでいきました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で50回目の指圧、玄関には杖が立ててありました。

 歩く意志を強く感じました。

 体調を崩した娘さんがお孫さん2人を連れて一週間帰っていたことが、回復への大きなモチベーションとなったようです。

 ふくらはぎ以下はいつもよりも冷えていました。

 麻痺側の右足の甲、第4趾外側延長の中足骨の前後、胆経の「地五会」と「足臨泣」の指圧で足を引っ込めました。

 しびれた感じがあって痛みはないとのことですが、これは今までなかった反応で、神経の伝達がよくなってきたのではないかと思いました。

 体位変換に時間がかかったり、最初は脊柱が左側弯、左下肢短縮の状態でしたが、指圧とラベンダーのオイルマッサージ後、姿勢はほとんど真っ直ぐに矯正できました。

 指圧中はウトウト眠り、おなかもよく動きました。

 一週間の間、娘さんの代わりにお孫さんの遊び相手として活躍されて、体も気も使っていらしたのだろうと思います。

 帰りは薄暗くなった東の空に、大きな十五夜の月が顔を出していました。

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2016年10月15日 (土)

40代男性腰痛、猫背+O脚+おなかが出ている。

1015 今朝は快晴、今夜は満月

 雲のない快晴の朝は久しぶり、今夜は満月が見られそうです。

 10月初めから腰痛が続いている男性、首は肩より前に倒れてストレートネック、猫背で肩関節内旋、O脚で爪先が極端に外側を向いていて、おなかが出ています。

 この姿勢をとってみると、腰椎下部で体幹を支えざるを得ないことがわかります。

 腰椎棘突起を圧して強い痛みがないことから、どちらかというとヘルニア気味ですが大きく突出した椎間板ヘルニアの状態ではなさそうです。

 痛みは腰椎の両側の広い範囲にあって、大腰筋を含めた腰椎中心部に炎症がありそうです。

 背部の指圧で強い痛みの訴えはなく、殿部以下の坐骨神経症状も強いものではありませんでした。

 伏臥位の指圧、仰臥位下肢の指圧後、仰臥位下肢伸展挙上足背屈の坐骨神経の伸展での痛みは下肢後側のストレッチ不足が主で、一般の坐骨神経痛の症状とは違います。

 仰臥位でバンザイをする形をとったので肩の詰まりが心配でしたが、上肢の指圧後に肩関節の可動域は全く問題ありませんでした。

 全身指圧後、立ち上がる時に腰椎下部の痛みが残ったようです。

 股関節の矯正をしましたが、まだ爪先が外側を向いてしまうので、踵を上げて爪先立ちをするエクササイズや、歩行で足先を真っ直ぐ前に出していかないと腰痛を繰り返します。

 おなかが出て腰椎が前に引っ張られていますから、痩せないと腰椎下部の負担が続きます。

 発症時は椎間板ヘルニアであったかもしれませんが、体位変換の様子や圧した時の痛みの少なさから、神経とぶつかっていた髄核は引っ込んで傷が残った状態だと思います。

 仰臥位両膝屈曲で左右に痛みのない範囲で倒すストレッチを中心に、平泳ぎの股関節ストレッチなどいくつかを覚えていただいて指圧を終えました。

 動かすことで症状は改善されていきますが、姿勢を正していかないと治りが遅くなり、腰痛を繰り返すこともあります。

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2016年10月14日 (金)

70代女性、うつ病、下顎と手が時々震える。

1014 カボチャ

 庭に伸びてきた拳大のカボチャの実です。今朝外は15℃くらいでしたが体が気候に慣れてきたようで寒さを感じませんでした。

 70代女性、うつ病の治療中で、先月背中がだるいということで指圧をしましたが、今回は背中のだるさの訴えはなく、下顎と手が時々震えることが気になっています。

 病院の診察では脳の病気ではないということで、原因不明の本態性振戦の病名がつくほどの頻繁な震えではないようです。

 首から背部に筋緊張があって猫背なので、腕神経叢や顔面神経、三叉神経を圧迫するようなこりを緩める指圧をしていきます。

 脈は1分間に60くらい、伏臥位の指圧、仰臥位下肢の指圧後、上肢の指圧で手はポカポカと温かくなっていました。

 耳の周囲や下顎骨に沿った指圧でも下顎の震えが再現されることはなく、ここに来てから手や下顎の震えは一度も起こっていません。

 全身指圧後、背中が伸びて、首から背部のこりが緩みました。

 2年ほど前にも震えがあって、その時は指圧ですぐに治ったので、今回もおそらく震えが続くようなことはないと思います。

 鬱で下を向き、体を動かさない生活が続くと、筋緊張、脊柱短縮などで神経根症状が現れることはあるでしょう。

 病んだ気をゆるめるのは、こった筋肉をゆるめる以上に丁寧なオーダーメードのタッチが必要になります。

 気の治療に絶対はない、マニュアルでいいわけがない、アプローチの方法をたくさん作り上げておき、その場で一期一会のチューニングをしながら順列組み合わせの創作をしていくことになります。

 自分ではよくできたと思えることが、御客様にそう受けとめていただけるとは限りません。

 うまくいかなかった時はさらに研究を重ねて、打たれ強くなってください。経験を重ねて一つのタッチに説得力が乗ってきます。
 

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2016年10月13日 (木)

上肢のツボの深さは2分(6ミリ)、深くても下肢前側胃経の6分まで。

1013 ハートフル

 四つ葉を探さなくてもハートマークがたくさんあると思えたら幸せです。

 心が通うとますます指圧に力はいらなくなります。

 『霊枢』では手の陰陽6つの経脈の深さを2分(約6ミリ)としていて、最も深い下肢前側の足の陽明胃経でも6分の深さです。

 これは大腿四頭筋・前脛骨筋など胃経が厚い筋肉を通るからで、その真裏の膀胱経で5分の深さ、外側の胆経が4分、内側の脾経が3分、腎経が2分としています。

 厚い筋肉は圧しやすいですし、仰臥位や伏臥位で下肢の中心を通る経脈は深く圧しやすいということです。

 レスリングの登坂絵莉さんがイベントでうつ伏せの人を裏返す技を見せていましたが、そのこつは体の密着にあるそうです。

 指圧も同じ、皮膚表面に母指指紋部を密着させて、圧して終わりではなく、そのまま皮膚を表面張力で吸い上げるようにして解放するから軽い圧でもポンプの力で血行促進ができるわけです。

 昨日は80代女性に2週間ぶりに指圧をしました。

 坐骨神経痛の訴えも指の訴えもなくなったので、ごく軽いふわっとした指圧をしたら気持ちがよくてウトウトしたそうで、帰りにちらし寿司を持たせていただきました。

 心が回りまわって、ちらし寿司になりました。

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2016年10月12日 (水)

足の厥陰 肝経は3ミリ圧せばいい。

1012 雲の多い青空

 今日は晴れましたが雲の多い青空、雲に負けないように太陽を応援したくなる朝です。

 後漢の時代に編纂された中国医学の書『霊枢』では、経脈別の鍼の刺入深度で足厥陰肝経を一分としています。

 一寸を3センチとして3ミリが肝経の深さになります。

 肝経は下肢内側の中央を通り、下腿内側では脛骨の上を通るので深く刺入する必要はないということです。

 この3ミリの深さは、リンパマッサージで浅リンパを流す深さと同じです。

 静脈の一つである門脈から栄養を集める肝臓の経脈は、求心性の静脈・リンパの流れだと考えればいいということです。

 肝硬変や肝臓癌の下肢のむくみは、足の甲の内側→下腿内側→膝窩リンパ節、大腿内側→鼡径リンパ節と手掌軽擦で流していくことで、症状がずいぶんと軽減されます。

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2016年10月11日 (火)

70代男性、肩から背部のこり、気温が下がっていつもより関節に詰まりがある。

1011 庭の椿

 今朝も気温は20℃以下ですが、昨日ほど寒く感じないのは一日で体が適応できたのでしょう。

 キンモクセイは散りましたが、並んで一緒に咲いていた椿は今朝も花が咲いています

 70代男性、連休で家の片付けをして肩から背中がこっていました。

 定期的な指圧ですが肩、腕、背中はいつもよりもこっていて、仰臥位左大腿前側の指圧からおなかが音を立てて動き始め、右第一趾付け根の指圧でポキッと音がしました。

 気温が下がって筋緊張が強くなり、胃腸の働きが悪くなったということです。 

 全身指圧後、座位の仕上げの背中を伸ばすストレッチで右肩甲下部がポキッと大きな音を立てました。

 指圧でゆるんでいれば、背中でポキッと音がするのは珍しいことです。

 衣更え、冬に向けての部屋の模様替えなど、連休中に背中を丸めて家の中で体を使ってお疲れだったようです。

 冷えてくると筋肉はこりやすくなります。早目のメンテナンスで風邪を引かないようにしましょう。

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2016年10月10日 (月)

今朝はウォーキングに手袋が欲しい気温。

1010 今朝7時前の空

 今朝はウォーキングをしていて「手袋をしてくればよかった」と思いました。

 外の気温は18℃を下回り、指先で風を切ると冷たく感じられ、なかなか温まってきませんでした。

 7時前には青空も見えていましたが、8時を過ぎて空は雲に覆われています。

 皮膚感覚では深まった秋の朝を初冬のように感じています。

 夏の間は朝起きてすぐに飲んでいた冷たい塩レモン水が、熱中症の心配がなくなって常温の水になり、今朝は水で割った白湯になりました。

 埼玉県ではもうインフルエンザで学級閉鎖になった学校があります。

 保温と保湿で免疫の第一番目の砦である肌を守る気候になりました。

 御客様のケアをする側である私たちは、手足のケア、特に手を大切にしましょう。
 
 暑くなったら脱げばいいのですから、冷やして風邪(ふうじゃ)に侵入されないようにするのが東洋医学の未病のうちに防ぐという考えを実践することになり、一つ一つのタッチに説得力が生まれます。

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2016年10月 9日 (日)

転倒後リハビリ中の男性49回目の指圧、ぶら下がり棒で背中を伸ばしている。

1009 庭にポツリと咲く

 今朝は花火の音がして、どこかで運動会が予定通り行われる合図のようでしたが、その後から雨が降ってきました。

 庭の隅には花が一つ、探してやっと見つかるくらい、庭の花が少なくなりました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で49回目の指圧、脈は1分間に60、冷えはありません。

 転倒して打った側の左の膝は軽く曲がっていましたが、車椅子からベッドに移る時に、安定して着地できるのは左足です。

 麻痺側の右手・右足は、ベッドに手をつく時と床に足を下ろす時に震えながら向きを探って、まだ体重を簡単にあずけることはできません。

 ぶら下がり棒に摑まって背中を伸ばすリハビリが始まったそうで、少し背部にこりがありましたが、指圧をして痛みはありませんでした。

 右手は尺骨神経の麻痺があって小指と薬指が伸びにくいのですが、中指までは屈伸の動きがしっかりできるので鉄棒にぶら下がることができるまでになっていたようです。

 涼しくなって靴下を履き始めたので、ラベンダーのオイルマッサージで見た足はカサカサしていませんでした。

 指圧中は何度か眠りました。

 連休でお孫さんが来ていたので、いろいろな刺激を受けて体が自然に動いてしまうようなことが増えてくるのではないかと思いました。

 

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2016年10月 8日 (土)

40代女性、左背部の痛み、左利き、左肩上がる、頸軽度右側屈。

108 高尾山 蛸杉の根元

 今日は暦の上では寒露、朝6時を過ぎても薄暗い夕方のような景色しかなかったので、先日の高尾山参道の開運ひっぱり蛸の写真でプラスのイメージを。

 40代女性、主訴は左の背中の痛み、頭痛と肩こりが続いています。

 座位では左肩が上がって、脊柱が時計の11を指すように左にずれています。

 頸は軽く右に側屈しています。

 左利きなので、左手を使う時に左肩が上がって左肩上部がこります。

 脊柱と頸の傾きはそれが左手を使いやすい角度なのでしょう。

 伏臥位の指圧の最初のここを圧しますよというお知らせのような軽い脊柱起立筋の指圧で、左肩甲下部からポキッという小さい音がしました。

 少しだけ体重を乗せて、もう少し体重を乗せてと指圧を繰り返すと今度は少し大きな音でポキッという音がしました。

 左胸椎の7~9の間のズレが頭痛につながる違和感となっていたようです。

 全身指圧後、脊柱の傾きは改善されましたが、顔はやや右に傾いています。

 左手を使う時に左肩が上がって顔が右へ傾くので、椅子の座面の下を左手でつかんで左肩を下げるストレッチは毎日やっておいたほうがいいでしょうと申し上げました。

 自分で鏡を見る時には顔を正面に向けて調整するので、体の歪みに気づかない人がいます。

 自分で自分の背中は見えないので、代わりに背中を診てバランスを調整するのがタッチセラピスト大事な仕事です。
 

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2016年10月 7日 (金)

アロマテラピーのおもてなしの心と昨日のアロマ指圧講座。

107 今朝の空

 今朝は涼しい乾いた風が吹いています。北の空から広がった雲はゆっくりと西から東へ動いていました。

 昨日は飯能生活の木で「五十肩」のアロマ指圧講座でした。

 自分の力を使わずに遠心力や惰性を利用して肩の関節可動域を拡げるコッドマン体操(アイロン体操)の正しいやり方から講座を始めました。

 背中を90°に曲げてお辞儀をした状態で、健側の手をテーブルについて、患側の手にアイロンを持って腕を下に垂らせば、立位に置き換えると腕を伸ばしてアイロンを肩の高さに上げたのと同じ肩関節90°屈曲になります。

 肩が痛くて肩を上げられなくても、体幹前屈で遠心力や惰性を利用すれば重力の影響が減って立位では上げられない角度まで関節運動をすることができます。

 傷めた肩の筋肉を使わずに、回したり上下左右に動かすことがポイントです。

 肩関節周囲のストレッチの後、頸、肩、肩甲周囲、前胸部の指圧、ラベンダーとローズマリーの前腕のアロマオイルトリートメントで腕神経叢の流れ=経脈とツボの流れを利用して肩関節から首までの症状緩和をはかりました。

 実技の後は受講者の方たちの肩の関節可動域が拡がって、さっそく御自宅で五十肩の家族にやってみるという方もいらっしゃいました。

 飯能の生活の木で気になったのがトイレのこと、1ヶ月前には壊れて取り外していた男性小用のトイレが一つ、まだ入っていませんでした。

 男性の利用が少ないといえばそれまでですが、いつもあった生ハーブや庭の花を活けた花瓶も飾られていませんでした。

 10月でスタッフの配置転換があったようですが、そういえば音楽もかかっていなかったような、アロマミストで焚いている香りもイマイチのような気がしました。

 開業の年に初めて来た時、レストランで出されたお水にハーブが入っていたこと、ハーブガーデンのビニールハウスでミックスされた様々なハーブの香りと青空、ハーブのお湯の手浴、そしてトイレの空間のあちこちにあった今までに味わったことのない「おもてなしの心」で、この場所が大好きになりました。

 あの配管だけ残された男性用トイレの空間は違和感しかありません。

 アロアテラピーを普及させる発信基地として、トイレのおもてなしの心はとても大きなことだと思います。

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2016年10月 6日 (木)

オートファジーはアミロイドを取りこめない。

106 麓から雲湧き上がる筑波山

 今朝は久しぶりに青空が広がって、筑波山の麓から湿気が雲となって湧き上がっています。蜜柑のできる筑波山は暖かいそうです。

 オートファジーを利用した新薬の研究で、アミロイドを取りこむことにはまだ成功していないそうです。

 アミロイドはアルツハイマー型の認知症や更年期以後の女性に多い手根管症候群の原因となるタンパク質です。

 細胞が不要なタンパク質の全てを取りこんで再生できていればアミロイドの沈着は起こらないわけですから、これは難問です。

 ただし、手根管症候群や石灰化した五十肩も、指圧マッサージの血行促進によって症状が軽減し、時間をかけて治っていく症例を私を含めて多くのセラピストが経験しています。

 老廃物を溜めないための運動や食事法、溜まった老廃物を排出する体に負担をかけない気持ちの良い血行促進、そういった毎日のケアが細胞に備わったオートファジーの仕組みと助け合って、生活の質を保つことができます。

 指圧にいらっしゃった何人もの高齢の御客様から「診察でもう年だからしょうがないと言われた」というお話を耳にしました。

 加齢による組織の変性は確かに誰にでもおとずれます。

 しかし、傷や固さとぶつからないように、丁寧に指圧で血行促進をしていくと、或る日肩が上がるようになっていたりするものです。

 痛みを忘れている時間に、傷は治っていきます。

 加齢による衰えや不安要素を見つめるのではなく、気持ちの良いタッチの刺激で体の動きや肌の艶が良くなっていく事実を確認する時間がタッチセラピーです。

 今日は飯能生活の木で「五十肩」のアロマ指圧講座のため、午後の指圧は5時からになります。

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2016年10月 5日 (水)

ぎっくり腰後、左大腿前側に走る痛み、左鎖骨の骨折歴、左棘下筋のこり。

105 採り残したブルーベリー

 
 今朝7時前には晴れ間もありましたが、だんだんと天気が悪くなってきました。

 台風の影響で午後は雨の予報、今朝は熟れずに取り残していたブルーベリーを20粒ほど収穫できました。

 50代男性、9月初旬にぎっくり腰になって接骨院で治療を受けていますが、治りが思わしくないので御得意様の紹介で指圧にいらっしゃいました。

 整形外科も受診し、鍼治療も受けたそうですが効果は続かなかったということです。

 座位では腰椎の前弯が増強し、脊柱は左から右にやや側弯しています。

 頸は右に軽く回旋し顎が上がって顔は斜め上を向いています。

 左鎖骨の骨折を2回しているということなので、頸の右回旋は左の鎖骨周囲を圧迫しないため癖になっているようです。

 また、左肩甲骨下部の棘下筋に強い痛みを伴ったこりがありました。

 これは左肩を外旋位で使って左鎖骨に圧をかけたくないためにできたこりのようです。

 脊柱の右側弯は頸の右回旋に引っ張られたもので、左肩を外旋+伸展+外転に使って左鎖骨の両端を外側に引っ張って圧迫から解放する姿勢です。

 腰椎前弯増強があるのでヘルニアが起こりやすい腰です。

 大腿前側の大腿四頭筋の支配神経はL2~4ですから、左第2~4腰神経の神経根圧迫が左大腿前側に走る痛みとなっているようです。

 全身指圧後、左上腕を胸につけて左上肢を斜め上に向ける左棘下筋のストレッチをしていただくと、腕が胸につかず、肘が曲がって腰が右に回旋してしまいました。

 そしてこの時に左大腿前側に走る痛みが再現されました。

 また、座位の左股関節屈曲で左大腿前側に痛みが走るということなので、右の片足立ちして、左膝を最大屈曲する大腿四頭筋のストレッチをしていただきました。

 左鎖骨骨折による頸の右回旋+脊柱の右側弯+左肩外旋の姿勢が、左腰での神経根症状を生み出していたと思われる症例です。

 私は良い仕上がりに体を緩めることができたと感じていますが、御本人にはまだよくわからないようでした。

 時間とともに老廃物が流れてさらに体がすっきりとしてくるはずです。

 毎日のストレッチで体の歪みを矯正していけば、左大腿前側の痛みはなくなるはずです。

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2016年10月 4日 (火)

ノーベル賞の「オートファジー(細胞の自食作用)」、指圧マッサージで活発になるのでは。

1041_3 今朝の空

 今朝は強い台風が沖縄から九州へ向かっていますが、こちらの空は晴れていて日中の最高気温が30℃になる予報です。

 昨日は「ノーベル医学賞・生理学賞を東京工業大学の大隈良典栄誉教授が受賞」という大きなニュースがありました。

 「オートファジー(飢餓状態に陥った細胞が自らのタンパク質を食べて栄養源にする自食作用)」の仕組みを解明したことによる受賞です。

 オートファジーは、細胞内の古くなったタンパク質や異物を細胞自身が分解して再利用します。

 オートファジーは癌や神経疾患、生活習慣病などとの関連が研究されていて、オートファジーを利用した治療法の開発が期待されています。

 また、オートファジーは山で遭難した時などの飢餓状態で生き延びるためにも働きます。

 古いタンパク質が飢餓状態で生命維持の栄養源となることを考えれば、オートファジーの働きが活発過ぎることもメリットばかりではないようです。

 異物や老廃物が増えすぎれば病気になりますから、老廃物の排出に働く指圧マッサージは、結果として細胞に飢餓状態を作ることになってオートファジーの働きを促進することになるのではないかと思います。

 全身で60兆個ともいわれる細胞の働きを促進するために、「細胞を潰すような強い刺激はよくない」、「全身を刺激することがいい」ということはありそうです。

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2016年10月 3日 (月)

「自由度を増すために関節を作る。その関節が弱い」松本人志。

103 カボチャ

 畑を越えて庭に3メートルも伸びてきたカボチャです。今日の午後は雨になる予報です。

 昨日フジテレビの「ワイドナショー」で事件や事故の続いた福山雅治さんのことを松本人志さんが関節にたとえたコメントが秀逸でした。

 「一筋の道を進み続けるのはしんどいので自由度を増すために関節を作る。しかしその関節が弱い」

 人気スターの結婚を関節にたとえたコメントです。

 確かにミミズのような生き物から進化して触手が伸びるようになり、さらに骨ができれば関節もあったほうが動きに自由度が増します。

 体を鍛えている松本さんだから関節を痛めたりして実感していることもあるのでしょう。

 自由度を増すために関節を作るという神の高さからの発想に非凡さを感じました。

 現状を打破して、関節を作り、その関節の弱さにも注意をはらっておくということは、カウンセリングなどでも応用できそうです。

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2016年10月 2日 (日)

転倒後リハビリ中の男性48回目の指圧、介護申請が要支援になっても困るということ。

102 雲の多い涼しい朝

 今朝は雲が多くて涼しい朝です。5時半では夜が明けきらなくなってきました。

 転倒後リハビリ中の男性のお宅で48回目の指圧、脈は1分間に60くらいで落ち着いていて手足に冷えもありません。

 左膝は軽く曲がっていて、右腰の指圧で痛みはあったものの、指圧後には膝も伸びて、右腰に触れても痛みはなくなりました。

 指圧の途中からウトウトし始め、最後の両足と麻痺側右手のラベンダーのオイルマッサージでは眠っていました。

 帰りに奥様から「介護申請で今回も要介護が認められたので助かった」というお話をうかがいました。

 要介護の状態から徐々に回復してきているので、要支援とされると受けられなくなるサービスが出てきます。

 私はそのことを全く考えずに指圧をしてきましたが、中途半端な治り方では介護をする御家族の負担を増やすことがあるのですね。

 右手右足には脳出血後の麻痺があり、左下肢は使えますが転倒打撲の後遺症で十分ではありません。

 入浴やリハビリのサービスを受けるには要介護であったほうが都合がいいのです。

 もっと体を自由に使えるように、私にできることは触れにくい筋肉や神経まで体の隅々を刺激していくしかありません。
 
 中途半端な回復では、介護のサービスを受けられなくなって困ることがあるのだということを気づかされました。

 

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2016年10月 1日 (土)

60代男性、長年のお天気病を指圧で克服。

101 赤紫蘇

 昨夜は新月、また2週間をかけて月が満ちていきます。

 赤紫蘇の穂は昨日の夕方のほうがシソ科のラベンダーに似ていました。今朝は昨夜の小雨に濡れていて、穂もだいぶ開いています。

 60代男性、お天気病で気圧が低いとだるくて仕事ができないと悩んできましたが、8月末に指圧に来て以来、日照時間の少ない悪天候の9月を仕事を休むことなく乗り切れたそうです。

 気圧が低くて血流が悪くなり、だるくなるのですから、指圧の圧刺激が特効薬となったわけです。

 今回の指圧でも大きな体の不調はなく、腕の使い過ぎの肩から上腕のこりと、脊柱のわずかな左側弯を矯正して指圧を終えました。

 全身に適量刺激で指圧ができれば「だるさ」という不調に対しては「気持ちがいい」というリフレッシュ効果が生まれます。

 だるさには「軽くてテンポの速い刺激」で副交感神経優位の状態を改善し、日中働くための交感神経優位の状態に導きます。

 強い刺激で嫌な気持ちにさせたり、癒し系のまったりとした刺激で余計だるくするようなことがあっては効果はありません。

 1点1点の適量を慎重に測りながら瞬時に適量刺激を作っていくのが指圧の「診断即治療」ということになります。

 「ここに来れば何とかなる」という安心感が不調改善のお守りになったということもあるでしょう。

 お天気病の不調で苦しんでいる方の中に、テンポの良い圧刺激が効く方はまだまだたくさんいらっしゃるはずです。
 

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