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2016年10月22日 (土)

70代女性、脊柱管狭窄症手術後の両足のしびれ、膝痛、香りにもアレルギー。

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         頸椎左回旋、脊柱左側弯、O脚

 70代女性、2年前に脊柱管狭窄症の手術をした後、両足がしびれてペダルに足を乗せておくことができず、車の運転ができなくなりました。

 右膝は変形性膝関節症の手術をしていますが、金属プレートを外すことを勧められても拒否して、プレートが入ったままです。

 左膝にも痛みがありますが、手術をした腰も膝も期待したほど楽にはならなかったので、手術はもうしないつもりだそうです。

 背中は圧迫骨折をしたこともあったそうで、事故で怪我をして化膿した左第1趾は、内側にほぼ90°回旋したうえに屈曲して、外側面が着地するように変形しています。

 アレルギーが卵、牛乳、そば、亜鉛を含む食品、スギ花粉、金属などに加えて、ユリ、フリージア、キンモクセイの花の香りも体が受けつけないということです。

 ローズマリー・カンファーとブラッドオレンジをアロマミストにしていましたが、鼻をハンカチで覆ったのでスイッチを切りました。

 また、エリテマトーデスのように蝶形紅斑が顔にできたことがあって膠原病の疑いがあるそうですが検査をしていないそうです。

 アロマセラピストにとっては大変な御客様がやってきました。

 薬は筋緊張をほぐすための筋弛緩薬、高血圧にも使われる血液循環を促進する薬(高血圧ではないそうです)、痛み止めの坐薬、漢方の防風通聖散(これは高血圧で便秘のある脂肪太りの人に出す薬ですから、虚証で枯れた体質なので合っていないと思います)、それと骨粗鬆症の注射を最近までしていたそうです。

 座位では猫背、O脚、頭は肩より前に突き出ています。

 歩き方はゆっくりとおぼつかない足取りでしたが、伏臥位になるのに時間はかかりませんでした。

 パンパンに筋肉が張った背中ですが、脆い骨粗鬆症の骨も刺激することになりますから、軽い手掌圧や母指圧を丁寧に繰り返していきます。

 筋弛緩薬でもゆるまなかった体は、「密着のある手当ての手掌圧」でゆるんでいきました。

 腰を圧しても痛くはないようでしたが、殿部の梨状筋から坐骨神経に沿った下肢後側はこっていて痛みがありました。

 左ふくらはぎから曲がった左第1趾のほうへ指圧をしていく途中で足がつって左ふくらはぎを急に大きく曲げました。

 左膝にも痛みがあるので足はつりやすく、血行が悪いのは明らかです。
 しかし、仰臥位の指圧に移ると体がポカポカしてきたということで肩がゆるんでいました。

 おなかも音を立てて動き、いくつかの膝や腰のストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。

 左第1趾はねじ曲がっていたのですが、立位でテーブルに両手をついて踵を上げ下げすることで趾紋部で着地できるように矯正していけそうです。

 歩いていただくと来た時より歩きやすいとのこと、実はこの他にもいろいろと難しい方であることのわかるエピソードがこの一回の指圧であったのですが、私の感想ではもっと前に誰かがちゃんとリハビリ運動に付き合っていれば、腰も膝ももっと楽になっていただろうと思いました。

 うちに来る変形の強い方たちに比べたら圧させててくれるし、膝を大きく曲げても痛がりません。

 動かさな過ぎなので、運動を続けていけば体はもっと楽に動かせるようになります。

 大きな問題はアレルギー体質です。ただし今すぐ緊急に病院で検査をして治療しなければいけない状況の方とは違った印象を受けています。

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