3日前下腹部の痛みで指圧した女性、痛みは9割減。
今朝は北風、昨日までとは違って風の成分にミントを加えたような体感です。
柿の木越しの今朝の月は中華まんの形、冬が近づいています。
3日前に下腹部の痛みで指圧をした女性、その日は痛みが耐えられなくなって指圧に来たそうで、その痛みを100とすると指圧を受けた後は10になって、帰ってすぐ眠くなって昼寝をして、夜も爆睡だったそうです。
女性ホルモンのテープはその後は貼っていないそうですが、痛みは奥にわずかに残っているくらいになっているそうです。
このケースでは検査で菌がなかったので膀胱炎は否定されています。
陰部の粘膜の潤いのために女性ホルモンのテープが処方されましたが、それよりも指圧による全身性の血行促進のほうが効果があったということです。
指圧をして御本人が初めて腰痛に気づき、私が心配したのは泌尿器や生殖器の癌と結石です。
御本人が痛みを抱えていたのでそのことを伝えて不安にさせるのはマイナスでしかないと思い、口に出すことはしませんでした。
2回目の指圧前の触診で、体のこりの8割はゆるんでいて、腰には痛みが残っていました。
この指圧中に、仕事は酒屋さんで若い頃から重いビールケースを運んでぎっくり腰を繰り返していたということをうかがいました。
前回の指圧の時は2ヶ月近く続いた痛みでいろいろと混乱していたようです。
全身指圧後、いくつかの腰痛のストレッチをして指圧を終えました。
最後に可能性としての結石の話はしましたが、痛みが9割減っていればすぐに病院で検査する必要はないと思うとお話しました。
癌の話はしませんでした。
腰痛には癌の場合もあります。しかし下腹部の手掌圧も腰や仙骨の指圧も普通にさせていただける方に、可能性としての癌の話をする必要はありません。
そしてこの後に、主訴は脊柱管狭窄症手術後の下肢のしびれと膝痛、アレルギー体質で膠原病があり、ユリやキンモクセイやアロマの香りがダメだというアロマセラピスト泣かせの方が、お得意様の紹介でやってきました。
このお話しはまた明日。
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