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2016年11月30日 (水)

40代女性、右母指内転筋の使い過ぎ。

1130 今朝6時20分

 日の出が遅くなって、今朝6時20分はまだ太陽が向こうの林を越えていません。いつの間にか柿の実はすっかりなくなっていました。鳥たちも餌を見つけにくい季節が始まっています。

 40代女性、主訴は右母指内側の痛みです。

 カレンダー制作の仕事をパートで始めて、印刷されて運ばれてきた紙を引き出してまとめる仕事をしています。

 その時に、肘を曲げて腰くらいの位置で手掌を上に向けて紙を引き抜いているようなので、母指を示指に寄せる母指内転筋を酷使することになったようです。

 紙は薄いので母指の関節を屈曲するだけの厚味はなく、母指を示指に寄せる動きを続けたということです。

 肘を曲げて紙を引き抜くので上腕三頭筋や広背筋がこっていたのは、一般的な肩こりの猫背手仕事とは逆の運動をしていたということです。

 利き手の右手が主で左手は後についてきたために左母指に痛みはほとんどありませんでした。

 全身指圧後、右手母指球を中心にローズマリー・カンファーとスイートアーモンドオイルでごく軽いアロマオイルマッサージを行いました。

 重い腱鞘炎ではないですが、使い過ぎのこりがあって母指球深部に圧を加えた時に深層の母指内転筋の痛みが顕著になります。

 指を休ませることで治りますが、流れ作業で使い続ければ悪化することもあるでしょう。

 ただし、健康状態は良好で、この仕事が続けられないということはなさそうです。

 逆手で流れてくる薄い紙を引き抜くという作業を続ける体の使い方は日常生活ではなかなかないので、誰がやっても大変な仕事です。

 慣れてくれば体の力が抜けてもう少し母指内転筋を楽に使えるようになるとは思います。

 こういう仕事こそ機械で自動化できればいいのですが…。

 午前中にこの仕事をしたら、午後は手掌を下向きに使える仕事にローテーションするようなシフトにすれば仕事がストレッチになるので疲労軽減になります。

 作業の組み合わせで疲労を軽減し作業効率を上げる取り組みをしていくことは労働環境を改善する上で大事な課題だと思います。

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2016年11月29日 (火)

50代女性、風邪の治りかけ、声が出にくい(嗄声)。

1129 夕方のような空

 霜も降りておらず風のない夕方のような朝です。

 50代女性、風邪の治りかけで声が出にくいのが治らずに指圧にいらっしゃいました。

 嗄声(させい=しわがれ声)は迷走神経から分岐した反回神経が支配する声帯に問題があります。

 急性喉頭炎によって嗄声になったようですが、大動脈瘤や喉頭がんが原因となる場合もあります。

 僧帽筋のこりと胸鎖乳突筋のこりがあって、これらは迷走神経の下から出る副神経支配の筋肉です。

 こりをゆるめることで反回神経への刺激となり声帯の緊張を緩めることができると考えました。

 また下半身はむくんでいて腎経に沿った圧痛があり、腹部正中線の両側5分を通り胸部正中線両側2寸を通って鎖骨下の兪府に終わる腎経にはのどの治療穴があります。

 全身指圧後、声が出ることを期待していたのですが、嗄声は治りませんでした。

 顎下などでリンパの腫れはまだあるので、指圧の血行促進によって風邪の完治とともに声も戻ると考えています。

 コレステロールの異常を言われていないそうなので、大動脈瘤の可能性は少ないと思います。

 声の酷使というほどのこともなかったようなので、急性喉頭炎の嗄声だとすれば治らないことはないと思うのですが…。

 久しぶりに手応えと治療効果が見合わない指圧となりました。

 

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2016年11月28日 (月)

北風に乾いた落葉の転がる音、タッチの抑揚。

1128 北風が雲を追いやる

 夜の雨が上がって暖かく曇った夜明けでしたが、北風が雲の毛布を追いやって冷えてきました。

 先週の木曜日は雪も降ったのに、乾いた落葉がカラカラと音を立てて道路を転がっていきます。

 北風は強く吹いたかと思えば弱くなり、止まってからまた吹いて、落葉の立てる音が変わります。

 乾いた枯葉の立てる自然のリズムの抑揚は私が朝のウオーキングをしていた坂道の曲面に対して素直で、これが「 f 分の1のゆらぎのタッチ」のタイミングです。

 上り坂は速度が緩やかになり、下り坂は自然と速度が速くなる、特にオイルマッサージのタッチでは体の曲面に対して抑揚のあるタッチが治療効果を増強させます。

 慣れた巧みなタッチでリズムが一本調子になっていないですか?

 年齢や病状、傷の部位など、タッチは個体差を加味して成立するものです。

 今日の温度と湿度、それぞれの御客様の体調を考えれば、1.2.3の単調なリズムでは配慮が足りないのです。

 手指で歌ってください。体を奏でてください。

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2016年11月27日 (日)

転倒後リハビリ中の男性55回目の指圧、右内踝にも傷。

1127 今朝はくもり

 今朝はくもりで昨日と比べると霜のない暖かい朝です。雨の予報ですが8時を過ぎてからは晴れ間も見えています。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で55回目の指圧、足首から先は冷えていて手も乾燥していました。

 指圧中はよく眠り、ラベンダーのオイルマッサージでは右内踝の中心に小さい傷があることがわかりました。

 先週は右外踝の傷を見つけて新しい靴にしたことがわかっっていました。

 まだ右外踝の傷も治っておらず、麻痺のある右足では歩行の時に足底の左右に力が入ってしまうのでしょう。

 帰りに靴を見せていただきました。横にチャックのついた履きやすいウオーキングシューズで、皮が硬すぎることもありませんでした。良い選択だと思いました。

 右の内と外の踝には絆創膏でも貼って、靴ひもで調節するくらいしか方法はないかもしれません。

 右の外側に傷があるので右足の内側着地を意識してしていたとすれば右脚の麻痺が回復してきたということです。

 帰りに大きなリンゴをいただきました。歩けるようになってきたことは間違いありません。

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2016年11月26日 (土)

50代男性、10年前からリウマチ、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛の指圧。

1126 今朝はフローズンミント

 今朝は庭のミントが凍っていました。道路の凍結は融けていますが、まだ雪の残る0℃近い朝です。

 50代男性、10年前からリウマチになり、現在も服薬中ですが関節の進行性の破壊は治まっているようです。左右対称性の関節の腫れはありません。

 去年の雪かき後に腰痛になり、椎間板ヘルニアの診断があって最近までカイロプラクティックの治療を受けていたそうですが症状は全く改善されず、御得意様の紹介で指圧にいらっしゃいました。

 脈は1分間に72、しっかりと脈拍が感じられます。

 座位ではひどい腰椎の後弯、男性では80才くらいでないとなかなかない腰の形です。

 身長が高く、車の整備の仕事で中腰になることが多いため猫背O脚で体が固まっています。

 仰臥位下肢伸展挙上のSLRテストでは右が陽性、左下肢にも痛みがありますが、左はヘルニアではなさそうです。

 自覚的な冷えはありますが、手足は冷えていませんでした。右手の指圧で臭いが残っていてタバコを吸っていることがわかったので、「タバコを吸えば血管が収縮するので冷えも腰痛も治らない」と少し強めに釘を刺しておきました。

 自覚的な肩こりはないとのことでしたが、右肩上部、両側頸部、腋窩、小胸筋の指圧で跳び上がるくらいの痛みを抱えていたことが初めてわかったようです。

 右の腰部脊柱起立筋は硬く、腰椎の間隔も詰まっていました。カイロなどの施術と自分でもゴリゴリ押すそうなので、いじり過ぎの揉み返しもありそうです。

 カイロプラクティックで仙腸関節の矯正だけをやって、殿部や下肢の筋肉に施術をしていなかったことは勉強不足で技術不足です。坐骨神経痛ですから。

 本当に治したいと思うセラピストなら、一つのやり方で効果がなければ他の方法を探すものです。

 中殿筋、梨状筋、大腿後側の坐骨神経に沿った指圧では左右ともに硬いこりと跳び上がるほどの痛みがありました。

 全くメンテナンスされてこなかったのですから、当然指圧後に症状は改善されています。

 仰臥位、伏臥位、横臥位の運動法を覚えていただき、胸を張って大股で歩くウォーキングを5分からでもいいので始めるようにとアドバイスをさせていただきました。

 座位の仕上げの指圧では腰椎が伸びて、上肢伸展挙上で腰に痛みはありませんでした。

 最初は脊柱管狭窄症や骨粗鬆症を疑うほどの老化した腰に見えましたが、指圧後は「ぶら下がり健康器が使えない」と言っていたのとは見違えるほど若返った背中です。

 リウマチによる骨の破壊も考えていましたが、全身の関節に触ってみて、現在リウマチの進行は抑えられているようです。

 一週間後に2回目の指圧をすることになりました。運動を続けることでもっと良くなっているはずです。

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2016年11月25日 (金)

路面凍結、転倒にお気をつけください。

1125 雪が残る朝

 雪の残る今朝は路面が所々凍結し、ノーマルタイヤの車が低速で坂道を下っていきました。

 新聞はいつもよりも2時間ほど遅れて配達され、暗いうちからのバイクでの新聞配達は凍結した道で大変だったと思います。

 家の周りの道に雪は残っていないので、指圧の始まる9時には車で来ていただいて大丈夫です。

 陽影や歩道橋、橋の上など凍結した道での転倒には御注意ください。

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2016年11月24日 (木)

雪、午前8時15分。

1124_2 8時過ぎ玄関の前

 雪になってから2時間が過ぎて、芝や草木は雪で白くなってきました。

 車の音が聴こえないのは使用を控えた人が多いからなのでしょう。

 明け方よりも寒くなってきました。

 シャーベット状の雪で地面は滑りやすくなっています。

 転倒の怪我や事故に遭わないように、できれば外出は控えましょう。

 午後には雪が止む予報です。

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6時を過ぎて雨が雪に。

1124 雨が雪に

 朝6時に歩き出した時は雨、やがてみぞれになって6時半を過ぎて粒の大きな雪になりました。

 積もらないといいのですが、寒さ、歩行での転倒、電車の運休、車の事故など、お気をつけください。

 手袋、マスク、マフラー、帽子、貼るカイロ、肩こり、腰痛、関節痛の方は真冬の装備で体を冷やさないようにしましょう。

 

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2016年11月23日 (水)

昨日地震の後は春の暖かさ、今日は冬。

1123 春のような昨日午後

 地震と津波のニュースで始まった昨日はお昼前から春を超えて初夏のような暖かさ、タンポポとレンゲが咲いていました。

 今朝の日の出の頃は東や北の端にあった雲が次第に空を覆って、今夜は雪になるかもしれなという予報です。

 この温度差の血管ストレスはこりや関節痛の原因となります。

 昨日の午後の指圧ではデスクワークの肩こりから右上肢にしびれるような違和感があり、右母指球の短母指屈筋がこっている女性に指圧をしました。

 イベントの多い秋は仕事が溜まることも多く、天候の変化もあって、ボールペンを握る右短母指屈筋のこり、座位の猫背手仕事の首・肩・背部のこり、精神的なストレスに加えて、昨日は地震のストレスもあります。

 全身指圧後、首、肩、背部のこりはゆるみましたが、溜まったデスクワークで屈曲に筋肉を使い続けた上肢と母指球のこりはこまめなストレッチをして悪化させないようにしていく必要があります。

 疲れが溜まってくると、椅子や机の高さ、ボールペンの握りやすさ、書き味の滑らかさなど、普段は気にならないことでもジャブを打たれ続けたようにダメージが蓄積していきます。

 8時を過ぎて風が強くなってきました。

 暖かくしてお過ごしください。

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2016年11月22日 (火)

地震の前の物音。

1122gif 地震前後カラス騒ぐ

 今朝は地震と津波でテレビもラジオも報道特番を放送しています。

 福島の原発に1mの津波到達のニュース、福島第二原発冷却装置が停止など、心配な情報が届いています。

 こちらの揺れは昨日の朝7時前の地震よりも小さかったくらいですが、揺れは長く続きました。

 地震より少し前に屋根や外の物置で何かがぶつかったような物音がしました。

 その後に鳥たちが騒いで地震が来ました。

 写真のカラスは地震から一時間ほどたった頃、まだ挙動不審に空をグルグルと飛び回ってから電柱に止まって当たりをキョロキョロしていました。

 今後も大きな地震があるかもしれません。万が一の場合に備えましょう。

 どうか大きな被害がありませんように。

 

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2016年11月21日 (月)

昨日は頭痛の方が多かったのでは。

1121 昨日の昼頃

 昨日は昼になっても靄っていて、頭痛の方が増えそうな重たい天気でした。

 今朝は暖かくてウォーキングで手袋と帽子がいらないくらいでしたが、雲が多くて午後には雨になる予報です。

 7時前には地震がありました。

 予定にないことが起こってもあわてないように、体調をしっかり整えてまた一週間を無事に乗り切りましょう。

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2016年11月20日 (日)

転倒後リハビリ中の男性54回目の指圧、麻痺側右外踝に傷。

1120 深い靄

 今朝は深い靄、夜明け前からの靄が8時を過ぎても続いています。

 転倒後リハビリ中の男性のお宅での54回目の指圧では、麻痺側の右外踝に褥瘡のような傷を見つけました。

 外踝の周囲は赤く、中心が白くなっていましたが傷が開いておらず、膿んではいませんでした。

 右の麻痺側を下にした横臥位にはなれるので、背部の指圧はその姿勢でしていますが、ラベンダーのオイルマッサージで靴下をとってわかりました。

 御本人も奥様も気づいていなかったそうで、新しい靴にしたことがわかり、褥瘡ではなく、靴の接触刺激が原因だったようです。

 それは歩く意欲の現れでもあり、ほっとしました。

 指圧ではいくつかガスが出て、よく眠り、転倒後軽度屈曲になっている左膝がよく伸びました。

 麻痺側の右足は腎経や脾経の内側にある敏感なツボを強めに刺激して神経の促通をはかってきましたが、外側の膀胱経もしっかり刺激していきたいと思いました。

 オイルマッサージでは右外踝は触れずに膀胱経に沿って足の外側面の母指強擦刺激をしました。

 外踝には接触刺激をやわらげるために絆創膏を貼っておけばよさそうです。

 少しお役にたった気がします。

 

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2016年11月19日 (土)

声の老化防止、オペラ歌手のように手を組み肘を張って声帯を閉める。

1119_3 今朝は雨で日陰の暗さ。

 今朝は雨で6時を過ぎても夜の暗さが残っていました。

 昨夜のフジテレビ「その原因はXにあり」では、声の老化防止に「手を組んで肘を張って息を吸ってから5秒息を止めるエクササイズ」を紹介していました。

 加齢によって声帯を閉じる声帯筋や披裂筋が衰えると声帯の隙間が閉じきらずに女性では声が低くなります。男性では逆に声が高くなるそうです。

 声帯を閉じる筋肉は迷走神経から第6頸椎の高さで分岐した反回神経の枝の下喉頭神経が支配しています。

 オペラ歌手のように四指を鉤型に組んで肘を張れば、肩甲骨が内転し、肘を曲げていることで肩が上がるので、僧帽筋も緊張させることになります。

 僧帽筋は延髄下部から延びる迷走神経のすぐ下から延びる副神経〜胸神経の支配で、肩の挙上にも肩甲骨の内転にも働きます。

 僧帽筋を緊張させることが、同じ脊髄神経からの枝である下喉頭神経支配の声帯筋も緊張させることになって声帯を閉じるエクササイズになるわけです。

 このあたりの説明が番組の中であるとよかったのにと思います。

 手を組んで肘を張るというポーズから「あるある探検隊」を思い出しましたが、YouTubeで見ると背中を起こさず肩が下がり肘をしっかり張らず肩甲骨内転はできていないので声帯を閉めるには向いていないようです。

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2016年11月18日 (金)

50代女性、右肩が上がらない、全身のむくみ。

1118 霜 

 葉っぱが凍った朝ですが、外の空気にはまだ真冬の冷たさはありませんでした。

 50代女性、主訴は右肩が上がらなくなったこと、それでも上着を脱ぐのに時間はかかりませんでした。

 右肩屈曲(前方挙上)120°までは上がります。

 両肩内旋の猫背ですが、大胸筋を圧して痛みはないので肩に内転の負担はあまりないようです。

 7月に腰痛で寝込み、その時には第4と5の椎間板にヘルニアがあったそうです。

 気になったのは両手指のスワンネック変形のような曲がり方です。

 リウマチのような変形はありませんが、肘、膝、足、どの関節も硬くて可動域が狭くなっています。

 そして全身性のむくはかなりひどい状態、ガードルの締め付けが下肢の血行を悪くしていることを差し引いても、左上腕から脇腹のむくみや両ふくらはぎのむくみはかなり悪い状態です。

 整形外科では肩が固まらないように目一杯動かしてという指導だけだったそうで、ここに来る御客様の中では軽い症状なので、適切な運動法を続けていけば比較的早く治りそうに思いました。

 伏臥位の指圧の後、トイレに行き、それだけでも体が引き締まった感じがするとのこと、仰臥位の指圧後、アイロン体操(コッドマン体操)、壁上行運動などを覚えていただき指圧を終えました。

 指圧後にスーッと治ってしまうかと思ったくらいでしたが炎症はあるようで、右肩の屈曲は130°くらいになっただけでした。

 それでもズボンはゆるゆるになり、関節可動域も全ての関節で拡がりました。
 問診で出てきた内容からも更年期に当てはまるので、エストロゲンの減少と関節の詰まりは関係していて、運動不足も大きな問題です。

 肩の運動を続けることと、一歩の歩幅を大きくとるウォーキングなど、体を動かすことで体の老廃物を排出していけば右肩の動きは良くなると思います。

 霜が葉っぱについた朝ですが、もしかしたらフローズンショルダーはもう融けているかもしれません。

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2016年11月17日 (木)

NHK「ガッテン」、NASAのアンチエイジング、30分に一度立ち上がる。

1117 Seriaのプールスティック

 写真は100円ショップSeriaのプールスティック、長さ120cm、直径6cm、素材は発泡ポリエチレンで弾力性があり、伏臥位で脊柱にあてて背中を伸ばしたり、坐骨の上に斜めにあてて梨状筋を圧すことができます。

 両手に持って立位の体幹ストレッチや、背中にあててU字に両腋を絞って腰を圧すこともできます。

 もちろん税込み108円、床に膝を伸ばして座って、ふくらはぎの下に置いて転がしたり、いろいろ使い道が工夫できます。

 昨日の「ガッテン」ではNASA直伝アンチエイジングとして、「30分に一度立ち上がる」ことを紹介していました。

 NASAが宇宙飛行士の無重力での骨や筋肉の衰えを研究する中で、無重力状態で耳石が動かないと血流や代謝が衰えて老化が早まることがわかったそうです。
 
 同じ姿勢で座り続けることも耳石が動かないので老化を早めることになり、老化を防ぐには立ち上がって重力の負荷を体にかけ耳石を刺激することが有効だそうです。

 これは「重力とオトモダチになる指圧は母指指紋部を支点に背中を起こすこと」というのに結びつきます。

 指圧師の先生に健康長寿な方が多いのは、30分に一度どころか指圧中に重力を感じて耳石を動かしているからなのですね。

 ですから逆に、指の関節を曲げて指力で圧す施術をしていれば、猫背の手仕事になりますから、関節が変形したり、腰を痛めたりして、おそらくきっと短命になります。

 指圧師は床で膝をついて施術をしていても、背中は何度も起き上がって耳石が動いているので指圧をすることで健康長寿になれるのです。
 

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2016年11月16日 (水)

膝痛のトリガーポイント療法、それも指圧。

1115 森へ帰る月

 今朝6時半の十六夜の月、昨夜は風が吹き荒れて道には落葉が貼りついていましたが暖かな朝になりました。

 昨夜はTBSテレビ「予約殺到スゴ腕専門外来SP」という番組を見ました。

 五十肩の骨棘を削る映像では、これは指圧ではできないことだなぁと思いました。

 一方、膝痛の真犯人は筋肉であるとして、大腿のトリガーポイントに局所麻酔注射をしたり、マッサージをする映像には、これは指圧でやっていることだなぁと思いました。

 整形外科での膝痛の治療経験から膝関節の変形が必ずしも膝痛の原因ではないということにたどりついたという治療法は、指圧で私が膝痛の御客様に普段していることです。

 主訴の圧痛点が患部以外に現れたのを緩めるのがツボ刺激の遠隔治療ですから、それはトリガーポイント療法と言ってよいでしょう。

 この治療で大腿内側膝上2寸の「血海」付近や大腿後側のハムストリングスをポイントとしていたのは、膝の曲げ伸ばしをする筋肉に膝痛の治療ポイントが現れるということです。

 しかし、膝関節に遊離軟骨が刺さっている場合や、番組の五十肩の骨棘のように関節の曲げ伸ばしに支障をきたす変形がないわけではありません。

 大腿四頭筋をエクササイズで鍛えて膝をしっかりと伸ばせるようにすることが膝痛のO脚による内側の変形に効果があるのはリハビリでも証明されています。

 この番組で紹介された整形外科の先生は治療を続けていく中で、手術が最良の選択ではないというケースを実際に経験されてきたのでしょう。

 指圧師にとっては励みになる内容ですが、膝関節の変形による刺激がないとまでは言えないので、筋肉が膝痛の真犯人というのは言い過ぎだなぁと思いました。

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2016年11月15日 (火)

昨日のNHK「プロフェッショナル」、常識を超えたところに不可能を可能にする発明がある。

1115 一つできたキウイ落ちる

 
 昨夜は雨でスーパームーンを見ることはできませんでした。

 写真は受粉せずに一つだけできたキウイの実、何ヶ月も大きくならずに枝にぶら下がっていましたが今朝、枝から落ちていました。いまだ硬い実のままです。

 昨日のNHK「プロフェッショナル」では、ゆるまないネジを発明した道脇裕さんの「不可能が証明されていないものを不可能ときめつけるのはおかしい」という発想と行動力に心を動かされました。

 小学5年生で義務教育からドロップアウトし、いろいろな仕事を経験して、自分に今必要なことを書き出してみたら、それは生きていくための準備となる学校で教わることだったというくだりは痛みを感じました。

 自らの心に従って痛みとともに生きて、後戻りできない状況から徹底した内観と外観の狭間に自分を最大限に活かす発明家という道を見つけて、突き進むことになったわけです。

 右回りと左回りのネジを合体させるという発想によって永遠の課題とされた「ゆるまないネジ」を作り出し、それ以後も人に役に立つ発明をいつも考え続けているそうです。

 いくつかの計算外のトラブルに対してその対処法を指示する速さは、情報の分析と整理を常に行い、経験からの成功例を瞬時に脳から検索できる思考回路が研ぎ澄まされているのでしょう。

 その仕事のスケールと対象は違いますが、指圧に共通する思考回路だと思いました。
 

 

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2016年11月14日 (月)

スーパームーンと指圧、2つの物体の間には引き合う力が生まれる。

11133 昨夜の月

 今夜はくもりか雨の予報で、68年ぶりの大きさのスーパームーンを見るのは難しそうです。

 2つの物体の間には引き合う力が生まれるというのが万有引力の法則で、地球・月・太陽と直線で並ぶ満月の日と、月・地球・太陽と並ぶ新月の日が大潮になります。

 指圧の手指と体の間にも引き合う力があるはずですから、それを超えて無理な指力で圧し込めば圧された体は反発し、反発に抗しようとさらに指力で圧し込めば圧の方向がずれて揉み返したり、筋肉や血管・神経などを傷つけます。

 指紋部と皮膚表面との間に垂直の密着があれば、力で圧し込まずとも引力によって指紋部は引き寄せらています。

 それを感じることができるか、感じることができなくても信じることができるか、そこが単なる施術者で終わるか、御客様それぞれの個性に合わせた心身の不調を改善するタッチができるセラピストになれるかの分かれ目です。

 放れ際の表面張力のような引き合いをイメージして、丁寧に密着し、そこから発せられている情報を吟味した後、名残惜しく離れ難くも放れていくようなタッチをしてください。
 
 

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2016年11月13日 (日)

転倒後リハビリ中の男性2週間ぶり53回目の指圧。

1113 桜の蕾

 今朝は桜の枝の先端に蕾が膨らんできているのを見つけました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で2週間ぶりの指圧でした(先週はお孫さんの七五三でお休みでした)。

 麻痺側右下肢前側と外側はいつもよりもこっていて、右足が少し冷えていましたが、指圧中は眠って、おなかがよく動き、ガスが出ました。

 2週間空いたわりには首が左側屈回旋していた以外、脊柱は側弯していませんでした。

 短くなっていた打撲した側の左下肢も指圧後は左右差がないくらいに伸びました。

 右手、両足のラベンダーのオイルマッサージでこの日の指圧を終えました。

 状態は良さそうです。

 奥様は3週間前からの風邪がまだ治っておらず、私はこの一週間で鼻と喉の風邪が長引いている人3人に指圧をしました。

 高熱は出ないものの治りにくい風邪が流行っているようです。栄養と休養と運動を心がけて、体を冷やさないようにお気をつけください。

 明日の夜はスーパームーン、暖かくして窓越しにでも見ようと思います。

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2016年11月12日 (土)

右肩こり、高速道路渋滞1時間で足のしびれ。

1112 ブルーベリーの紅葉

 今朝の気温は10℃以上で暖かく、日の出からだんだんと靄が広がっていきました。ブルーベリーの葉は紅く色づきましたが、紅葉が里に広がるのはもう少し先のようです。

 昨日11時の予約をいただいた40代女性、関越高速道路の事故渋滞で、到着したのは12時を回っていました。

 月に2回ほど関越を使って指圧に来ていただいています。

 主訴は右肩こりだったのですが、渋滞中トイレを我慢しているうちに足がしびれてきたそうです。

 排尿を我慢し続けると痛みが生まれ、尿管から腎臓まで痛みが上行していきます。

 腎臓、膀胱の反射で筋肉が緊張して腰痛となり、坐骨神経症状の足のしびれとなったようです。

 着いてすぐにトイレに行き、伏臥位の指圧が終わったところでもトイレに行きました。

 坐骨神経に沿った下肢後側に強い筋緊張や痛みはなく、肩から腰までの筋肉に大きな異常はありませんでした。

 昼食前の指圧なのでいつもは仰臥位大腿前側「胃経」の指圧でおなかがグーッと動き始めるのですが、今回は強いストレスが直前にあったため上肢「大腸経」の指圧までおなかに動きはありませんでした。

 指圧後に、おなかの動きがいつもほど活発にならなかったことを心配されていましたが、「肩はゆるんでいるし、トイレの我慢が主訴を忘れさせるくらいのことだったので、一時間くらいしたら体の緊張がゆるんでおなかが減ったなぁーと思うはずです」と申し上げました。

 指圧の終わりが結果の全てではなく、老廃物が流れ、緊張がゆるむのに時間がかかることもあります。

 予期せぬことが起こるのが世の常です。何事もあわてず、余裕を持って。

 セラピストは結果がその場ででなくても、できる限りのことをしたのなら、タッチの効果と人間の体の回復力を信じてください。小手先でこねまわすような付け足しはいりません。
 
 

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2016年11月11日 (金)

「腰痛が悪化しないうちに…」の指圧。

1111 菊の名は国華始皇

 今朝は雨、時々強い雨が降って、外を歩いてきたら傘をさしていても袖や裾がびしょ濡れになりました。

 写真は御客様にいただいた菊、「国華始皇」の名札がついた菊花展に出さなかかった作品だそうです。

 昨日は雨が降りだす前に腰痛の指圧が続きました。

 まず坐骨神経痛の症状が右下肢にある逆流性食道炎の女性、口角炎になった痕が唇の端にあって、胃よりも右季肋部で肝臓が張っていました。

 お尻の下のほうの坐骨神経が貫く右梨状筋のこりが右下肢のしびれるような痛みになっていたようですが、体位変換に時間がかからず、御本人もぎっくり腰になる前にとの早目のメンテナンスの指圧でした。

 次は6日前に腰痛で指圧をした女性、腰の奥のほうに違和感がまた出てきたとのことですが、伏臥位になった時にほとんど誰もしないバンザイのポーズをしました。

 これは猫背だったので背中を伸ばすと気持ちがいいということです。腰痛がひどければ猫背を維持しようとして手を下げます。

 背部はこっていましたが、手足は温かく、前回指圧をした時にゆるんだ部位の多くは悪くなっていませんでした。

 ただし、唇がひどく荒れていました。

 玄関から入ってきてすぐにそのことを指摘すると「見抜かれないように玄関を入る前にリップを塗った」ということでしたが、誤魔化されませんでした。

 腰痛を感じるようになった原因は仕事や生活のストレスで、手足が温かく、ストレッチも続けているので関節の動きは問題ありませんでした。

 指圧後は猫背も解消し、唇のツヤも表面からではなく中から血行促進によって良くなりました。

 気象のストレス、人間関係のストレス、避け難いストレスは次々とやってきます。

 シェルターとして思い出していただけたのなら、症状が軽くても指圧に来てください。

 腰痛やこりでは測れない「心の傷み」を癒すことが、腰痛やこりの重症化を防ぎます。

 痛みの溜まりが少ないうちに心身をリセットしておけば、次の大きなストレスに対する余裕が生まれます。

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2016年11月10日 (木)

出張指圧でアメリカ大統領選挙開票のテレビ中継。

1110 朝焼けはその日の雨

 今朝は朝焼けが雲を赤く染めて、夜には雨になる予報です。

 昨日は2週に1回の80代女性のお宅での出張指圧で、主訴だった腱鞘炎や坐骨神経痛の訴えはなく、背中と肩がこっていたくらいで、指圧中はアメリカ大統領選挙の開票のテレビ中継の音声が聞こえていました。

 まさかトランプ大統領が誕生するとは…。

 指圧後、吉祥寺の行列ができるので有名な和菓子屋さんの最中でお茶をいただきながら、株価の下落や米軍基地のことなどが話題になり、そこそこの発声練習と脳トレになるような会話をして、和歌山の富有柿をお土産にいただいて帰ってきました。

 トランプさんのほうが多くの支持を獲得するとは…。

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2016年11月 9日 (水)

70代女性、転倒、左薬指を割れた一升瓶で切る、左膝打撲、右上腕尺側と右大胸筋の強い痛みが指圧でわかる。

119 強い北風

 今朝は強い北風が吹き荒れました。群馬の山よりも南にあった雲は北風に飛ばされて青空が見えています。

 70代女性、庭で転倒し、持っていた一升瓶で薬指を切って血が止まらなかったので病院を受診し、消毒と包帯の処置の後に外用薬を処方されただけだったそうです。

 転倒した時には左膝も打っていて、メガネがずれて鼻の右側に沿って切り傷ができていました。

 たまたまその日は胃腸の薬を出してもらっている病院の予約もしていて、担当の先生の専門が総合診療科だったので、「頭のほうは大丈夫か検査をしてもらえないですか?」と相談したところ、全く相手にされなかったそうです。

 そこで私のところへ来たということで…。

 触診や肩、肘、手、股関節、膝、足の関節運動で異常はありません。

 全身指圧中、会話も正常、声に元気があり、おなかもよく動きました。

 ただし、転倒した時に右肩を内転・内旋に強くねじって右腕で受け身を取る形になったようで、右大胸筋と右上腕の尺側を圧すと強い痛みがありました。

 倒れた時のショックもあって筋肉が緊張し、右上腕尺側は捻挫のような状態になっているので、弱い刺激で圧して放すポンプの力の把握揉捏で血行促進していきます。

 お話しを聴いていくと、病院から帰って風呂はやめたけどバイ菌がついていると嫌だから頭を洗って膝から下だけ足湯にして洗ったそうです。

 頭を打って脳の症状があれば頭を下に向けて洗うようなことはできないので、「まず頭を打っているようなことはない」と断言させていただきました。

 それで安心したようです。

 病院ではなかなか患部ではない右大胸筋や右上腕の痛みは見つけてくれないと思いますので、指圧を受けていただけてよかったです。

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2016年11月 8日 (火)

葉牡丹の花言葉「祝福」「利益」「慈愛」。

118 葉牡丹

 花が少なくなる冬の花壇に欠かせないのが葉牡丹、昨日植えたのでしょう、今朝のウォーキングの途中、霊園で見つけました。

 葉牡丹の花言葉は「祝福」「利益」「慈愛」、キャベツのように外葉に守られて中心に新しい芽や花が生まれます。

 赤ちゃんがキャベツから生まれるというオハナシは、祝福されて生まれ、慈しみ周りに守られて育つ小さな命の様子をキャベツにたとえています。

 今朝は霜が降りるほどではありませんでしたが5℃近くまで気温が下がって、道端の葉っぱには霜をつけたものもありました。

 いよいよ冷えの季節がやってきます。

 今朝のニュースでは過労とストレスで社員の女性が自殺をした電通の「殺されても手を放すな」などの社訓が話題になっていました。
 
 「泣いている場合じゃないけど、泣かずにはいられない」、これは亡くなった永六輔さんの言葉です。

 嫌なことの一つ二つは誰にだってあるし、突然それがもう一つ二つやって来るのが世の常です。

 心が凍るような冷えを感じたら、毎日命が削られているように感じたら、指圧を受けにいらしゃってください。

 命は気持ちよく生きたがっています。

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2016年11月 7日 (月)

昨日の生活の木スペシャルセミナー、「更年期…」「脳を刺激するハンドマッサージ」。

116 昨日の表参道

 昨日の朝の表参道は人通りが少なくて静かなものでしたが、午後は大変な人出で、昼休みに原宿の裏通りを歩いていると、明治神宮外苑のイベントの音が聴こえてきました。

 家に帰ってから外苑のイベントの火災で男の子が亡くなったというニュースを知りました。にぎやかな野外ライブだなぁと思っていたのですが、悲惨な事故が起こってしまったのですね。

 セミナーは午前が「更年期障害を緩和する指圧・マッサージ」、午後が「脳を刺激するハンドマッサージ」でした。

 「更年期…」では卵巣刺激ホルモンの分泌を促す頭部の指圧、腹部と腰から殿部・下肢の子宮・卵巣を刺激する指圧と、クラリセージとフェンネルを使った脾経、肝経、腎経のオイルマッサージを行いました。

 子宮・卵巣のツボ刺激で血行促進していくと、ほとんどの方の体が汗ばんでポカポカとしていました。

 経脈の正しいライン取りと大殿筋を圧し上げておいて奥の中殿筋を指圧するテクニックや、大腿内側に斜めに圧を入れて大腿直筋の下の内側広筋を指圧する「血海」の取り方では、これぞツボ刺激という感覚を皆さん感じていただけたようです。

 減少したエストロゲンの分泌と体が折り合っていくことが大きな目的ですから、卵胞刺激ホルモンを放出してもエストロゲンが増えないことに混乱している脳をなだめるように、気持ちのいい刺激で幸せな時間を作ってください。

 午後のユーカリとマジョラムを使ったアロマオイルハンドマッサージでは参加者30人全員に、手掌の母指球と小指球の7つの筋肉を始めとした解剖学的な筋肉の取り方を実際に示すことができ、2時間しゃべりっぱなし、圧しぱっなし、動きっぱなしでした。

 セミナーの終盤では、まるで集団催眠にかかったように、全員の手が老廃物の汗を流して温かくなっていたのが圧巻でした。

 屈筋と外転筋に挟まれてその下にある対立筋、さらにその下にもぐりこむ生命線で縁どられた内転筋というように、母指球だけでも深さや角度で効果的にマッサージの精度を高めていくことができます。

 手を刺激されたという感覚は脳の体性感覚野に伝わり、今刺激した筋肉が外転筋なら「指を外側に開いてもらう」ことで、受け手は運動神経を使うことになります。

 この刺激のやり取りが脳の刺激になり、受け手だけでなく、施術者も圧すという運動神経と圧した時の感触という感覚神経のやり取りを続けていることになります。

 「施術を受ける側だけでなく、施術をする側も健康になる疲れない圧し方」の指圧・マッサージのセミナーで感じたことを、是非毎日の生活の中でお役立てください。

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2016年11月 6日 (日)

40代女性、右母指腱鞘炎で手の冷え、首肩の指圧で冷えが消え腱鞘炎も。

116 庭木の紅葉

 今朝は少し風がありますが寒いと感じるほどではありません。

 今日は原宿で「更年期障害」と「脳を刺激するハンドマッサージ」のスペシャルセミナーがあります。

 好評だということでこの2つのセミナーの組み合わせでの開講は今回が3回目になります。

 天気も良いのでお昼の休憩時間に表参道のランチと散策を楽しむつもりで、参加される方は緊張せずに気持ち良い刺激のしかたを感じ取って、毎日のメンテナンスにお役立てください。

 昨日指圧をした右母指の痛みが主訴の40代女性は、女性ホルモン減少も一因と疑われる腱鞘炎の症状でしたが、仕事での使い過ぎがはっきりしていて、首肩に強いこりがあり、両手に冷えがあって、首肩のこりが指圧でゆるむと、手の冷えは消え、腱鞘炎の症状は緩和されていました。

 女性ホルモンと腱鞘炎の関係のお話もはさんで、午前と午後のセミナーが相互に補完し合うよう、内容を練りながら原宿へ向かうつもりです。
 

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2016年11月 5日 (土)

40代女性、ぎっくり腰10日後の指圧、来た時の丸い背中がよく伸びました。

115 ネコジャラシ

 稲刈りの終わった田んぼの反対側のネコジャラシ、ウォーキングコースの畦道を猫が通り抜けました。草の実が運ばれてどこかでまた芽を出します。

 昨日は10日前にぎっくり腰になった40代女性が仕事が終わってから指圧にいらっしゃいました。

 ぎっくり腰になった日に知り合いのお得意様から電話で相談されていた方です。

 車で30分くらいかかるところにお住まいの方なので、その時は安静にして冷やすのがいいと申し上げていました。

 椅子に座ると背中が全体が丸くなっています。

 声のトーンに張りが合って、気は病んでいないなと感じたのが第一印象です。

 脈は1分間に72、緊張した脈ではありません。

 座位の触診では右側頸部から右肩のこり、背部のこり、お尻以下のむくみがありました。

 仰臥位にはすんなりとなれました。

 表層を軽く圧して痛いところはなく、徐々に深層に圧を入れていくと腰までがゆるみました。

 殿部以下は使わな過ぎのむくみ、一歩の歩幅が狭く、後ろに残した爪先で地面を蹴るような歩き方はしていません。

 伏臥位の指圧にうつると、もう腰痛の実感はなくなっているようでした。

 全身指圧後、いくつかのストレッチとエクササイズを覚えていただいて指圧を終えました。

 どうやらぎっくり腰の傷は小さかったようですが、頭に残った痛みの記憶と、またひどく痛くなるのではないかという不安が腰痛の状態を続けさせていたようです。

 年齢的にもストレスはいろいろな方向からかかってきますから、全く気が病んでいないということはないのですが、私が指圧させていただいたぎっくり腰の方の中では今までで一番指圧しやすい方でした。

 痛みの原因を明らかにして腰痛を治していく方法を具体的に示していくと、吸い取るような感受性でいろいろと腑に落ちたようです。

 どんなに気を配って指圧をしても受け手の感受性に響かせることができなければ、疑心暗鬼の痛みが残ります。

 この御客様はたとえば肩が上がらなくなっても、私が指圧をすれば早く治りそうです。

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2016年11月 4日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「腰痛に殿部・下肢」のアロマ指圧。

114 飯能薬香草園前の街路樹

 薬香草園前の街路樹が色づいてきました。

 昨日の飯能のアロマ指圧講座は「腰痛を殿部・下肢」の指圧・ストレッチ・アロマオイルトリートメントで改善するという内容でした。

 腰痛は腰から上にも下にも影響が及び、また影響されています。

 坐骨神経に沿ったお尻の下部奥にある梨状筋から大腿後側の指圧を中心に、仰臥・伏臥・横臥の腰痛改善のストレッチと鎮痛・加温効果のあるジンジャー+マジョラムで足底からふくらはぎと、骨盤上部から腰をストレッチするアロマオイルトリートメントの実技を行いました。

 痛くない程度に、ながら運動でいいので、気持ちがいいと思える範囲で行う股関節の運動を仰臥・伏臥・横臥と体位を変えて50回くらい行うと、腰の血流は大きく改善されます。

 指圧も力を入れずに、圧している自分が気持ちがいいと感じる密着のある手当てが受け手にもリラックスをもたらします。

 動かしていない方向へ動かしたり、血流の滞った部分にポンプの働きをする手当てをすれば体は楽になります。

 気持ちがいい体の動かし方、気持ちがいい指圧の圧し方を練習してください。

 レストラン前の1階の男子トイレは治っていました。これは良かったこと。

 トイレに庭の花が飾ってなかったのは残念なこと。

 レストランのハーブ肉まんには「えっ?」、そのハーブがローズマリーなのも普通過ぎて「?」。

 食べていないのに何か言うのは申し訳ないですが、素人では思いつかない斬新なハーブの組み合わせを提案できる人材はいくらでもいるでしょうに、守りに入った感じが残念です。

 

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2016年11月 3日 (木)

ガッテン「腰痛改善」、内容は賛成、最新メソッドは言い過ぎ。

113 流鏑馬祭り朝の伊波比神社
 
 流鏑馬祭りの朝の伊波比神社です。屋台の準備が始まったばかりの時間にお参りしてきました。

 昨日はNHKのガッテンで「腰痛の最新メソッド」として東京大学付属病院の理学療法士の方の「寝返りが少ないと腰痛になる」という研究を紹介していました。

 腰痛マットが腰やお尻の部分を硬くして寝返りがうちやすくしてあることからもわかるように、同じ姿勢の連続で血行不良が起こります。

 腰痛に腰以外のこりを緩める必要があるのは、座位膝屈曲での大腿後側の血行不良や猫背の肩内転姿勢での大胸筋のこりなどが腰痛につながっていくからです。

 無理に力を入れて筋肉を伸ばそうとするのではなく、痛みの出ない範囲で気持ちがいいと感じるストレッチをするということが効果的であることは私の経験からも間違いありません。

 たまたま今日の午後は飯能生活の木で「腰痛を殿部・下肢」のアロマ指圧で改善するという講座です。

 美杉台の紅葉も楽しみです。
 

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2016年11月 2日 (水)

腱鞘炎の治っていく過程を伝える。

112 3m近いススキ

 今朝はくもり、もう少し冷えるとウォーキングで鼻の頭がマスクを欲しがる気温です。野原のススキはパンパスグラスのように伸びて倒れかけています。

 昨日「手の親指が曲がっていて伸ばしにくい」という電話をいただきました。

 御得意様ですから来れる時に来ていただければいいので、手を休める、手を温める、手をブラブラさせる、手を高くして寝る、などのアドバイスをさせていただきました。

 お話からすると使い過ぎによる母指屈筋腱の腱鞘炎でばね指にはなっていません。

 女性ホルモンの分泌低下によっても腱鞘炎になるので、年齢的にも腱鞘炎が発症しやすくなっています。

 今まで私が指圧をした腱鞘炎の御客様は皆さん症状が改善しています。

 しかし仕事などで使い続ければ治りが遅くなりますし、傷や炎症が治るには1ヶ月から数ヶ月の時間がかかります。

 「整形外科に行ったほうがいいか?」と聞かれたので、今の段階で整形外科に行っても画期的に治る方法はないと思いますと申し上げました。

 電話をしている時にこの御客様の手が映像として頭に浮かびました。

 やや小さめの綺麗な手です。

 指先には主婦の水仕事の手荒れがありますが、関節が膨らんだり曲がってはいません。

 よく働いたということ、必ず治ります。治るイメージしか浮かびません。

 患部は炎症があるのでいじらないようにして、肩や前腕のストレッチや、背伸びの運動、ウォーキングなど、猫背の手仕事で使う部位のストレッチや手仕事で使わない足を使った運動が腱鞘炎の回復を早めることになります。

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2016年11月 1日 (火)

認知行動療法「痛くても動かしてみる」の痛くない動かし方を教えてこそセラピー。

111 フラッシュで水滴が

 今朝は雨で薄暗く、6時にスマホで写真を撮るとフラッシュがたかれて水滴が雪のように見えます。

 今日の産経新聞に慢性腰痛の認知行動療法の記事があり、「痛いから動かさない」を「痛くても動かしてみる」に変えると紹介していました。

 これを「痛みを我慢して動かす」と伝えてしまうと、痛みの改善がみられずにあきらめてしまう方ができてしまいます。

 セラピストの正しい伝え方は、言葉だけで伝えるのではなく、「体の動かし方を実際に試させながら、可動域の範囲や動かす速さを設定してあげる」ことです。

 「痛みの出にくい体の動かし方」を体験することで、専門科の臨床経験が慢性痛を抱えた患者さんのお守りになります。

 人間は動物ですから「動く」ことが大切です。

 なだらかな上昇曲線で時間を追うごとによくなっていくグラフをイメージできるように、「痛くても動かしてみる」を伝えてください。

 

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