昨日のアロマ指圧講座「ばね指」。
今朝は冷えました。空気が乾燥しています。7時になってやっとお日様が顔をのぞかせました。
昨日の飯能でのアロマ指圧講座は「ばね指」がテーマでした。
腱鞘炎が進行した状態がばね指です。
原因となるのは指の使い過ぎだけでなく、エストロゲンが減少する妊娠時や更年期以降では手指に老廃物が溜まりやすくなって腱鞘炎や手根管症候群が発症します。
炎症の塊が関節の伸展の障害となるので、指を伸ばそうとする時に一度動きが止まって、塊が移動すると弾かれたように指が伸びる弾発現象が起こるのがばね指です。
実技では腋窩から手指までの上肢の基本指圧と、ジュニパーとマジョラムを使った手指の老廃物排出のアロマオイルトリートメントを行いました。
炎症がある時の基本は患部に強い刺激をしないことです。患部をはずしても上肢の端から端までを丁寧に施術すれば誘導作用にによって老廃物は流れます。
指の全ての関節をゆっくりと曲げ伸ばしすることでも、ポンプの作用によって老廃物は流れます。
仰臥位の手指のトリートメントの時に肩を下制や90°屈曲方向に牽引することで手指の施術をしながら肩こりを緩和する方法や、母指と小指を対立運動させることで母指球と小指球に隠れた対立筋を施術する方法は老廃物が排出される感覚がわかりやすかったようです。
仕事で施術をされている方がいらっしゃたので胸郭出口症候群についての質問があり、首から手指までの神経圧迫を解放する施術や上肢のツボの取り方の説明もできて充実した内容の講座となりました。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 23℃でも蒸し暑い朝。(2022.08.18)
- 40代女性、コロナ後体調不良の指圧、左腰外側の痛みもある。(2022.08.17)
- コロナの嗅覚異常リハビリに、レモン、ローズ、クローブ、ユーカリの精油の匂いを嗅ぐ。(2022.08.16)
- ほおずき。(2022.08.15)
- 台風通過、水溜まりなし。(2022.08.14)
コメント