50代男性、右殿部下肢痛、動かさな過ぎで症状悪化するも指圧で改善。
昨日が彼岸入り、今朝は裏庭にフキノトウが10個くらい顔を出していました。
50代男性、主訴は右殿部下肢痛、仕事が忙しくて2週間ぶりの指圧です。
2日前は痛みで寝込んだというほどだったそうですが、その前日までは順調だったようです。
この日は右の首から肩、上腕までと、右下腿前側まで痛みが走り、右腰がパンパンに硬くなっていました。腰の疲労の蓄積から上下に痛みが走ったようです。
ストレッチを少ししかやっていなかった「動かさな過ぎ」が原因のようです。
右首、肩がゆるむと、痛みは下へ下がっていき、右殿部から大腿後側の指圧では飛び上るほどの痛みがありました。
右下腿前側の痛みは坐骨神経から分かれた総腓骨神経にまで神経痛が響いていたということですが、指圧で足が温かくなると痛みは緩和されました。
腹部の指圧で珍しくおなかが硬かったのは腰をかばっていたからでしょう。
いつもよりも左半身もこっていたことも右半身をかばっていたからです。
指圧後いくつかのストレッチをして施術を終えると、背中が伸びて体全体が楽になったそうです。
腰痛、坐骨神経痛の慢性期には、痛みが出ない範囲で毎朝30分くらいかけてストレッチをすると、その日の疲労の蓄積分の余裕ができます。
安静にし過ぎて治りにくいというのはこういう症例です。
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