転倒後リハビリ中の男性67回目の指圧、左腸脛靭帯近位に痛みのポイント。
昨日は暖かかったので今朝は放射冷却で霜が降りました。
昨日は転倒後リハビリ中の男性の67回目の指圧、指圧後にうかがったところ床屋さんを呼んで髪を切ってもらった後だったそうで、頭を洗った時に水がとんだのか、ズボンと右の靴下の先が濡れていました。
ズボンは左右ともに濡れていましたがズボン下を履いていたのでわからなかったのかもしれません。また右足の先端は麻痺側なので濡れていることがわからなかったかもしれません。
暖かい日だったこともあり、ひな祭りでお孫さんも来ていたので、そのまま指圧をしました。
この指圧では、転倒の打撲側、左大腿骨大転子のすぐ下の腸脛靭帯にピンポイントで痛みがありました。
転倒時に左殿部側面から大腿外側を打ちつけたようですが、ここまではっきりと痛みが浮きあがるのは初めてのことです。
痛みの位置が動いていくのは治っていく過程でよくあることです。
今回の指圧は左大腿外側の腸脛靭帯遠位をゆるめることに時間をかけました。
途中でお孫さんが何度も乱入してきて、ウトウトとしながらも、時々それをいさめる声はしっかりしています。
こちらはヘビごっこの相手をしながらの指圧となり、お孫さんが途中で便意を催してトイレに行くと、面白いもので御祖父様もおなかの動きが活発になってガスが出ました。
ラベンダーの手足のオイルマッサージ後に奥様に靴下とズボンの着替えお願いして指圧を終えました。
サロンの施術や道場の試合とは違って、臨床の指圧は思いがけない要素が加わります。
野原の果たし合いの場で実践を重ねてきたので、途中で珍客があっても手と集中は途切れることなく指圧を続けることができるようになりました。
かえってそういう環境に溶け込むゆるさが、心身をゆるめる技を補完するのだと感じています。
お孫さんのヘビごっこで、部屋や廊下のほこりはお孫さんの服に雑巾がけされました。
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