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2017年4月30日 (日)

野良猫に噛まれて抗生物質服用後に胃痛と吐き気の指圧。

430 テッセンの蕾

 昨日の午後は雷雨があって今朝の草木には水滴がついています。玄関横のテッセンの花がもう少しで咲きそうです。

 昨日の雷雨の時間は転倒後リハビリ中の男性のお宅で75回目の指圧をしていました。

 着いた時はパソコン作業をしていて、ベッドに横になった時には脈が1分間に84でしたが、指圧と手足のラベンダーのオイルマッサージ後には66になりました。問題はありません。

 帰宅後は胃痛と吐き気の20代男性の指圧でした。

 「野良猫をかまっていたら右母指を噛まれ、仕事場近くの病院で処置と薬を処方され、服薬後に吐き気がして胃が痛くなり、翌日にアレルギーがあるのでかかりつけの病院を受診して違う薬を処方してもらい、その翌日に仕事に出かけたところ、午前中に吐き気と胃の痛みが強くなり、仕事を早退してきた」ということで、御祖母様の薦めで指圧にいらっしゃいました。

 まず、ひどい猫背で、胃の悪い人の口臭がして、この時も吐き気がするとのことでした。

 おそらく、抗生物質の副作用による急性胃炎ということのようです。全身性の発熱や震えはありません。ベースにはそれ以前から軽い胃炎はあったのだろうと思います。

 室内には電話をいただいた時点でアロマミストでローズマリー・カンファーの香りを漂わせてあります。

 吐き気のある方に対する芳香浴のファーストチョイスはペパーミントが良いと思いますが、何回か腰痛で指圧をしているのでローズマリー・カンファーを使いたくなりました。

 この時点では吐き気があって生唾を飲みこんでいる状態だったので仰臥位で腹部の触診から施術を始めました。

 心窩部は手掌で軽く触れただけでも痛くて気持ちが悪いようなので、下肢の指圧に移ります。

 大腿前側の胃経で、膝上2寸外側の急性胃炎のツボ「梁丘」は左右ともに強い痛みがあります。

 下肢、上肢、顔面、頭部、前胸部と指圧して腹部はとばして、横臥位で首から背部、下半身後側の指圧をしていきます。

 右肩甲下部、左肩上部は跳び上がるくらいの痛みがありました。

 左肩甲下部もこっていましたが、右肩甲下部には腰痛の影響があります。

 左肩上部、肩甲下部の痛みは胃の内臓筋肉反射のこりがあるということです。

 左右の横臥位の指圧が終わり、最後に仰臥位で腹部の指圧をする頃には心窩部の痛みはかなり治まっていました。

 指圧後、座位で仕上げの指圧をすると「来た時と全然違う!」とのこと。

 朝から何も食べていないということでしたから、消化の良いものを食べれば炎症のある胃の粘膜を胃酸の刺激から守ることができるはずです。

 一回の食事量を減らして食事の回数を増やす、早食いをしない、辛いもの、熱いものなど、刺激の強い食べ物を避ける、などが痩せ形の胃弱体質の人に適した食事法です。

 今回は御祖母様が指圧が効くだろうと薦めてくださったのがファインプレーです。

 御自分も胃弱でたびたび指圧で治してきましたから、体質の似たお孫さんにもよく効きました。DNAの治療の正解を引き寄せる力はたいしたものです。

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2017年4月29日 (土)

60代女性、右股関節の痛みが強くなった、しかしまだ殿部下肢の筋トレで対応できる。

429 畑にいらない花だけど…

 庭や畑に雑草が伸びて、そろそろ草を刈らなければと思いますが、人間にはいらない花もチョウには役に立っていたりします。

 60代女性、主訴は右股関節痛、前日の強い痛みが指圧に来た時にはありませんでした。

 股関節の状態を診たいので仰臥位から指圧をします。

 右股関節は最大屈曲で痛みが出ますが、90°くらいでは問題ありません。

 蹲踞の姿勢での草取りや和式トイレの使用はしないでいただきたいと思います。

 右骨盤前面下部の下前腸骨棘付近の大腿直筋起始部がこっていて、強く圧すと股関節痛と一致する痛みが出ます。

 股関節痛改善の筋トレをしているので右大腿のほうが左よりも筋肉が太く、「筋トレのこり」があり、右足が利き足なので痛くても体重をかけるという「使い過ぎのこり」もあります。

 仰臥位下肢、胃経の指圧でおなかが大きく音を立てて動き始めました。

 「股関節の変形が進んで手術をしなければいけないのではないか?」という不安が痛みを強くしていたということもあったのではないかと思います。

 前回の指圧の時よりも悪くなった感じはしません。

 下肢の指圧後、足の速い関節運動で股関節にも「貧乏ゆすりの微振動」を伝えて股関節の老廃物を排出します。

 痛みが強かった時はささくれた軟骨や剥がれた軟骨が神経を刺激していたのでしょう。

 骨は形を変えていきますから、同じ姿勢を続けないことや痛みの出ない範囲で動かすということで老廃物の排出を促進することができます。

 仰臥位の指圧からよく眠り、伏臥位の指圧の後、右下肢の自重を負荷として下肢を挙上する大腿四頭筋のエクササイズに加えて、斜め外側に挙上して殿部の外旋筋や大腿外側のエクササイズをして指圧を終えました。

 指圧後痛みはなく、帰りに靴を履く時には立位から体幹の前屈で手を伸ばしていました。

 股関節は大きく屈曲することになったはずですが痛みはないようでした。

 長時間の座位や場合によっては10分の草取りでも股関節痛が悪化することはあるかもしれません。

 今のところ手術をするほど悪くはありません。無理せず、小さくてもいいので股関節を動かしておくことが痛みの予防になります。

 

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2017年4月28日 (金)

60代女性、左首痛、後ろを向きにくい。

428 フジ

 フジの花は初夏から梅雨のイメージ、季節は夏へ向かっています。

 60代女性、主訴は左首痛、車の運転でバックをする時に後ろを見るのは大変です。

 猫背で左側頸部と右肩甲下部がこっていて下半身はむくんでいました。

 今年から幼稚園の年少さんになったお孫さんのバレエシューズに刺繍をしてあげたそうで、久しぶりの針仕事は首の痛みの原因となっていそうです。

 伏臥位から指圧を始め、仰臥位の指圧ではよく眠りました。

 手足に冷えはなく、指圧をして強い痛みのある部位もありませんでした。

 テレビを見る向きや、庭にブルーベリーの木を植えたことなども首や背中のこりとなっていたようですが、指圧後は首の伸展や屈曲、側屈や回旋で強い痛みは出ませんでした。

 猫背で右手の使い過ぎ、首の固定で、寝違えのような左首の痛みが出た症例です。

 

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2017年4月27日 (木)

80代女性、往療指圧、体調良し。

427 満開のツツジ

 今朝は曇りで時折風が強く吹いています。満開のツツジは観衆のウェーブのパフォーマンスのように膨らんで揺れています。

 昨日は80代女性のお宅での指圧、左肩に痛みの訴えはなく、肩はよく上がります。

 冬には坐骨神経痛の訴えもありましたが、それもずいぶん前からなくなりました。

 前日には電車に乗ってお出かけをしてきたようで体調も良さそうです。

 手足の冷えもなく、肩や首にエレキバンも貼っていませんでした。

 指圧後、頼まれてタンスの転倒防止のツッパリ棒を直すことになり、脚立に乗ってゆるんだネジを締めて利きが甘くなっていたタンスと天井との間に圧し合いの力を復活させてきました。

 指圧後はいつものようにお茶とお菓子をいただき、旦那様も参加して世間話の脳トレをしてきました。

 夜はNHKで認知症の番組を見ました。

 水分補給とユマニチュードの効果を紹介していました。

 フランス生まれのユマニチュード(humanitude)ですから「H」を発音していませんが、認知症の方に受け入れていただきやすいように、目を見て話す、やさしく触れる、プラスの前向きな感情を定着させる、私はあなたにまた会いたいという再会の約束をするなどの、「尊厳を傷つけることのないように接する」ということです。

 信頼された人は好意的な感情で迎えられ、良い気は病んだ気を治療します。

 私が指圧にうかがったお宅の御夫婦は、失言で辞めた大臣のことも、ぶっそうな軍事訓練をしている困った国のこともよくご存じで認知症ではありませんが、私が大事にしている幸せな時間を作るということはユマニチュードと同じような効果があるのだろうと思います。
 

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2017年4月26日 (水)

40代男性、右肩甲間部の痛み。

426 棘のないモッコウバラ

 毎年4月の後半に開花するモッコウバラが咲いてゴールデンウィークが近いことを実感します。

 40代男性、久しぶりの指圧、主訴は右肩甲間部の痛みです。

 座位の触診では右肩甲間部はほとんどこっていません。

 痛みの位置は肩甲骨内側下部ですが、大菱形筋に手応えはありません。

 もう少し外側で肩甲骨より深部の上後鋸筋か外肋間筋の問題かもしれません。

 この2つの筋肉は肋骨を挙上し胸郭を拡げて吸気を補助します。

 デスクワークの猫背で右手を使う姿勢で、肩関節内転内旋と肘屈曲が右上肢では常になっていて右肩甲骨は内転の動きをしていません。

 伏臥位の指圧で背部のこりをゆるめ、仰臥位の指圧では右肩の関節運動を重点的に行いました。

 最後に左を下にした横臥位から右肩を水平外転させて右肩甲骨を内転させるストレッチを何回か行なってから、座位で触診をしたところ痛みは全くなくなっていました。

 痛みの原因を特定するのは難しいところですが、右肩甲骨内転の動きに改善のポイントがありました。

 椎骨のずれや肋間神経痛とは違う手応えでした。

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2017年4月25日 (火)

40代女性、右母指腱鞘炎、イライラ、手が冷たい。

4250 朝から強い紫外線

 紫外線が強くなりました。木々の隙間から覗く光の力強さが葉を成長させて、茂った葉の重みで枝が道路側にかぶさってきています。

 40代女性、主訴は右母指腱鞘炎、気温が25℃近い外を歩いてきたのに両手は冷えていました。

 猫背で、前回の指圧の時よりも肩や背中の筋肉が薄くなっています。

 義理のお父さんの四十九日を終えて一週間、家庭内の悩みもあって「イライラする」とのことでした。

 伏臥位から指圧を始めると、左の腰と右殿部がこっていましたがその他はいつもよりもこっていませんでした。

 運動不足と、座位で右殿部に体重をかけて体幹を左に傾けている様子が頭に浮かんできます。

 仰臥位では、いつもよりも左骨盤が開いていて足先が大きく外側に倒れたО脚になっています。

 それでも左大腿前側の胃経の指圧からおなかが大きな音を立てて動き始め、この時点で両手はポカポカと温かくなっていました。

 上肢の指圧では右母指に痛みはありましたが、右の肩から手首までは特に問題はありませんでした。

 全身指圧後、猫背は解消し、手指も温かさが持続していました。

 運動不足ではありましたが、運動不足には安静にできたというメリットがありました。

 家族の死からしばらくの間は普段経験しないようないろいろな気苦労が生まれ、嫌なこともいくつか経験することになります。

 年齢的にエストロゲンの減少は手指の関節症状の原因となり、イライラもエストロゲンの減少が関係していることがあります。

 指圧後に「ジャガイモ不足でポテトチップスの生産中止になっているから、ジャガイモの苗でも植えてみたら?」、そんなお話をしました。

 腱鞘炎にも家族の死にもエストロゲンの減少にもちょっとした気分転換が有効です。

 たいしたアイデアではなかったけれど、ジャガイモを植えてみる気になっているようでした。

 イライラや抑うつ傾向があると今のニュースに疎くなります。

 外からの刺激を拒んで自分の心の壁の中に引きこもりがちになりますが、単純で身近なことなら体を動かせます。

 スーパーのポテトチップスのコーナーの空きや欠品のお知らせを見ていればジャガイモを植えてみたい人は多いはず。
 

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2017年4月24日 (月)

5月21日(日)原宿生活の木スペシャルセミナー、定員まで残りわすかだそうです。

424 足ツボの道

 砂利と大きめの石が混ざった坂道、朝のウォーキングの行きと帰りで足の刺激が程良く違う足ツボの道です。

 作られた足ツボロードだと刺激が強過ぎたり、同じ強刺激が続きますが、家や仕事場の近くに足ツボ刺激を得られる道や野山、砂地などがあれば、多様な足ツボ刺激が得られます。

 温泉施設などによくある人工的に小石が並べられた足ツボ刺激よりも、小石が均等に並んでなかったり、砂地に足を取られてバランスがとりにくいということのほうが、体には受け入れやすい適量刺激になると思います。

 昨日は生活の木から5月21日(日)のスペシャルセミナーの連絡があって、「更年期」は定員まであと4名、「脳を活性化させるハンドマッサージ」はあと2名だそうです。

 興味のある方は早めにお申し込みください。

 秋にもスペシャルセミナーの予定があります。内容は全体のテーマに沿って変わるかもしれませんが、タッチの技術的な気づきの得られるセミナーにします。

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2017年4月23日 (日)

転倒後リハビリ中の男性74回目の指圧、打撲した左大腿外側がゆるんだ手応え。

423 今朝は初夏の空

 今朝は空気の冷たさと紫外線の強さを肌と目で感じました。夏を思い出させる空です。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で74回目の指圧、今回も脳出血後の麻痺がある右足よりも、打撲側の左足が冷たくなっていました。

 左大腿骨大転子の周囲に注目して指圧をしていると、大腿筋膜張筋から腸脛靭帯に移行するあたりで指が沈む感覚がありました。

 道路が陥没した時の土砂が流れたような感覚です。「痛くはない」ということなので溜まっていた老廃物が流れたのではないかと思います。

 左膝軽度屈曲で始まった指圧とラベンダーの手足のオイルマッサージが終わると左膝は伸びていました。

 麻痺があっても血行が良く筋肉が太いのは右下肢で、末梢まで血が届きにくいのは転倒して側面を打った左下肢です。

 毎朝私が行っている3分ずつの片足立ちで、利き足の右足は動かすことに慣れているので右足立ちで固定した時にはバランスが取りにくく、動かさないことのほうが多い左足は容易に片足立ちができるということがあります。

 神経の伝達が悪くて感覚が鈍くても利き足である右足は使われていて、左足は打撲をきっかけにさらに使われなくなって治りにくいということがあるようです。

 指圧・マッサージで他動的に運動をさせる価値は「利き足でないほう」でより高くなるということはあると思います。

 左大腿骨大転子周囲に筋肉のゆるみの余裕ができたとするなら、指圧でそこに酸素と栄養を送りこむことで左膝伸展の維持と左足の冷えの解消につながります。

 

 

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2017年4月22日 (土)

50代男性右殿部下肢痛、朝のストレッチで足が上がるようになってきた。

422ハルモミジ紫外線対策の紅葉

 この季節に紅葉するハルモミジは、急に強くなってきた紫外線対策として紅葉するのだそうです。

 生命の環境への適応や進化に個性があるように、病気の治療や予防にも人それぞれの個性に合わせた調整をしていくことが必要です。

 50代男性、主訴は右殿部下肢痛、昨年11月末に初めて指圧をした時には就寝中に仰向けに寝ることもできなかったそうですが、今は朝起きた時は仰向けの姿勢が多いそうです。

 右下半身をかばって体重をかけなかったために細くなっていた右大腿の筋肉は、下肢挙上のエクササイズで太くなってきています。

 朝起きるにも上がらなかった足が上がるようになったことは大きな体の変化です。

 今回も午後の仕事を途中で抜け出しての指圧なので、午前からの猫背の手仕事で右腰が硬くなり脊柱は左に側屈しています。

 伏臥位の指圧で脊柱を矯正し、仰臥位の指圧に移ると今回も右殿部に強い痛みが出ました。

 これは神経のぶつかりがあるから脊柱を左側屈させているので、正しい姿勢に戻ったことによって、神経が圧迫されるようになったということです。

 しかし、左下肢の指圧後に左下肢伸展挙上牽引をすると痛みがすっかり消えました。

 斜め下にねじれ込んだヘルニアか、右殿部下肢をかばって左足に体重をかけたことで生じる右骨盤内側深部の癒着部位の神経圧迫を解放する効果が、このケースでは左下肢牽引にあるようです。

 左下肢牽引によって右殿部の神経圧迫ポイントに隙間ができるのですから、伏臥位で患部をグイグイ圧すだけではなく、患部を360°の方向から診ていくことは症状緩和に重要な視点です。

 仰臥位、伏臥位、横臥位のストレッチに加えて、今回は野球の右投げのピッチャーが膝をついてスリークォーターの投球をする形の右背筋と大腰筋のストレッチを追加しました。

 こういうダイナミックなストレッチができ、指圧後に全く痛みがない状態になれるのは大きな改善です。

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2017年4月21日 (金)

質の良いタオルのような肌触りの密着を考えたタッチ。

421 濃いピンクの中の白

 今朝は曇り、昨日頭痛持ちの方から指圧の予約があったのは気圧の変化の影響が出ていたのでしょう。

 一昨日の講座で、整体の仕事をしている受講者の方から「強い力に耐えられるように母指を鍛えるようにと言われている」ということについての相談がありました。

 確かに母指で体重を支える必要はありますが、通常の刺激量としては、椅子に座った座位からテーブルに手をついて立ち上がる時の体重移動ができれば十分です。

 自分の体重の4分の1程度の体重移動で十分に強い刺激を作ることができます。

 例えばリンゴを握り潰すような指力は人に危害を加えることになり、セラピーのタッチとしては使えません。

 板やコンクリートに穴を開けるようなことや、一本の指で逆立ちするような苦行は、セラピーのタッチとは別世界のことです。

 大事なことはふわりと広く密着すること、肌触りのいいタオルや着心地のいいシャツなどをイメージして、気持ちがいいと思われるタッチを工夫してください。

 他人の体に触れる時には、受け入れられなければ何も始まらないのです。

 力でぶつかっていくのは攻撃です。

 自分の力さえ出せばいいという施術では、痛みを抱えた方の体も心も逃げていきます。

 指圧の体重移動を自分のものにできるまでには時間がかかりますが、できるようになれば世界が変わります。そこに科学があり哲学があります。
 

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質の良いタオルのような肌触りの密着を考えたタッチ。

421 濃いピンクの中の白

 今朝は曇り、昨日頭痛持ちの方から指圧の予約があったのは気圧の変化の影響が出ていたのでしょう。

 一昨日の講座で、整体の仕事をしている受講者の方から「強い力に耐えられるように母指を鍛えるようにと言われている」ということについての相談がありました。

 確かに母指で体重を支える必要はありますが、通常の刺激量としては、椅子に座った座位からテーブルに手をついて立ち上がる時の体重移動ができれば十分です。

 自分の体重の4分の1程度の体重移動で十分に強い刺激を作ることができます。

 例えばリンゴを握り潰すような指力は人に危害を加えることになり、セラピーのタッチとしては使えません。

 板やコンクリートに穴を開けるようなことや、一本の指で逆立ちするような苦行は、セラピーのタッチとは別世界のことです。

 大事なことはふわりと広く密着すること、肌触りのいいタオルや着心地のいいシャツなどをイメージして、気持ちがいいと思われるタッチを工夫してください。

 他人の体に触れる時には、受け入れられなければ何も始まらないのです。

 力でぶつかっていくのは攻撃です。

 自分の力さえ出せばいいという施術では、痛みを抱えた方の心身は逃げていきます。

 指圧の体重移動を自分のものにできるまでには時間がかかりますが、できるようになれば世界が変わります。そこに科学があり哲学があります。

 

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2017年4月20日 (木)

昨日の原宿生活の木講座「介護のアロマ指圧」。

420 ツツジと飛行機雲

 今朝は少し早い五月晴れのような空、空気が澄んで少し肌寒いくらい、短い飛行機雲が西へ向かって伸びていきました。

 昨日は原宿生活の木で「介護のアロマ指圧」がテーマの講座でした。

 家族の介護をする場合の指圧マッサージ、あるいは仕事で介護の指圧マッサージをする場合の、脈や熱・冷えなどのバイタルサインのチェックポイント、タッチの適量刺激、関節運動、ラベンダーを使った内反尖足の予防改善の足から下腿のアロマオイルトリートメントの実技を行いました。

 まず体位の取り易い仰臥位で、下肢・上肢・頭部顔面・腹部に手掌圧や母指を重ねない両母指圧で広く皮膚表面に圧をかけて「圧して放す」のポンプの力で血行促進をはかります。

 体の弱い人に対しての施術では、その一点を支えに背中を起こすのに極端な体重移動はいりません。

 背部・殿部には横臥位で施術し、ラベンダーのアロマオイルトリートメントでは膝を立てて足底から膝窩まで、ふくらはぎ表層の腓腹筋、中層のヒラメ筋、深層の長母趾屈筋・後脛骨筋・長趾屈筋の三層の深さを取る軽擦をしました。

 足が内反底屈に固定されてしまえばふくらはぎが硬くなり、足が背屈できなければ立つことはできません。

 たとえ立つことができない寝たきりの状態でも、足や下腿の施術で冷えやむくみを解消し、心不全気味になっている心臓のポンプの力を助けることができます。

 猫背で指力で圧し込むようなやり方を指圧・マッサージだと思って覚てしまえば、家族の介護で毎日マッサージをするのは苦行になります。

 指圧は自分の力を使わずに背中をストレッチしながら重力を利用することができます。

 介護のマッサージで自分の体が辛いという方には是非覚ていただきたいと思います。

 次回原宿では5月21日(日)が「更年期」と「脳を活性化させるハンドマッサージ」のスペシャルセミナー、6月7日(水)が「うつ病のアロマ指圧」です。

 

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2017年4月19日 (水)

50代女性、左肩痛、左坐骨神経痛。

419 キウイと半月

 早朝の空に半月、昨日の30℃近い気温の高さでキウイの葉の成長が加速したようです。

 仕事終わりで汗をかきながら久しぶりに指圧にいらっしゃった50代女性、主訴は左肩痛です。

 左肩の屈曲(前方挙上)は120°に届かず、外転(側方挙上)は90°がやっとです。

 両上腕を持って肩を挙上しようとすると不自然にロックがかかってほとんど上がりません。

 猫背で首から背部も硬く、体幹は左に傾いて左腰での神経の圧迫が左足のしびれの坐骨神経症状を生んでいます。

 汗をかいていたので老廃物が溜まった体臭は酸っぱい臭いがしました。7kg太ったそうで、更年期のエストロゲンの減少も関節の詰まりの原因となっていそうです。

 全身指圧後、背中が伸びてお尻が引き締まってズボンがゆるゆるになり、強い体臭は発散されて臭わなくなりました。

 指圧後、体幹の姿勢は矯正され、左肩の屈曲は160°くらいできるようになりましたが、外転は90°を少し超えるくらいの改善しか得られませんでした。

 棘上筋腱の炎症(傷)あるいは石灰化があって、外転での肩峰でのぶつかりによる痛みがあります。

 坐骨神経痛は大腿後側のストレッチを続けることで改善できそうです。

 左肩の棘上筋腱に縫わなければ治らないような大きな断裂はなさそうなので、アイロン体操や壁に指を這わせて肩を上げていくイモ虫運動などを覚えていただいて指圧を終えました。

 指圧前よりも関節の詰まりが排出できているようなので、ストレッチを続ければ治りが早くなりそうです。

 左半身の動かさな過ぎと更年期のエストロゲン減少による左肩痛、左坐骨神経痛の症例です。

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50代女性、左肩痛、左坐骨神経痛。

419 キウイと半月

 早朝の空に半月、昨日の30℃近い気温の高さでキウイの葉の成長が加速したようです。

 仕事終わりで汗をかきながら久しぶりに指圧にいらっしゃった50代女性、主訴は左肩痛です。

 左肩の屈曲(前方挙上)は120°に届かず、外転(側方挙上)は90°がやっとです。

 両上腕を持って肩を挙上しようとすると不自然にロックがかかってほとんど上がりません。

 猫背で首から背部も硬く、体幹は左に傾いて左腰での神経の圧迫が左足のしびれの坐骨神経症状を生んでいます。

 汗をかいていたので老廃物が溜まった体臭は酸っぱい臭いがしました。7kg太ったそうで、更年期のエストロゲンの減少も関節の詰まりの原因となっていそうです。

 全身指圧後、背中が伸びてお尻が引き締まってズボンがゆるゆるになり、強い体臭は発散されて臭わなくなりました。

 指圧後、体幹の姿勢は矯正され、左肩の屈曲は160°くらいできるようになりましたが、外転は90°を少し超えるくらいの改善しか得られませんでした。

 棘上筋腱の炎症(傷)あるいは石灰化があって、外転での肩峰でのぶつかりによる痛みがあります。

 坐骨神経痛は大腿後側のストレッチを続けることで改善できそうです。

 左肩の棘上筋腱に縫わなければ治らないような大きな断裂はなさそうなので、アイロン体操や壁の指を這わせて肩を上げるイモ虫運動などを覚えていただいて指圧を終えました。

 指圧前よりも関節の詰まりが排出できているようなので、ストレッチを続ければ治りが早くなりそうです。

 左半身の動かさな過ぎと更年期のエストロゲン減少による左肩痛、左坐骨神経痛の症例です。

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2017年4月18日 (火)

レジリエンス=心の回復力。一喜一憂していると心の防御力が衰える。

418 森林ミスト浴

 朝のお台場の天気をテレビで見て傘を持って外に出たら、小雨は霧になって木々の周りでは気持ちのいいミストシャワーに包まれて森林浴になりました。

 今週のNHK「きょうの健康」はうつ病がテーマです。

 凶悪な事件の多い今年は、心の回復力「レジリエンス」が広く世間に知れ渡る言葉になるかもしれません。

 小さな事に一喜一憂しているとレジリエンスは衰えるようです。

 東洋医学で五臓の「心」に対応する情動は「喜」で、喜び過ぎれば心を傷つけ、程良い喜びが心の働きを活発にします。

 初めて経験する苦しさや痛みは心身に強い刺激となりますが、同じ苦しさでも一度経験すると「前ほどではない」と感じられることが多いものです。

 始める前の取り越し苦労や、痛みを持ってから痛みを自分でいじってしまうことは、実際の痛みをさらに強くします。

 ケセラセラ、レット・イット・ビー、なるようになる、なるがままに、と初めから思えるような人はほとんどいないでしょう。

 失敗をしても、正解は見つからなくても、謙虚に丁寧に努力を続けていれな誰かが評価してくれるものです。

 暴風雨の予報を見て傘を持って森へ行ってみると、気持ちのいいミストシャワーで迎えてくれることもあります。

 

 

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2017年4月17日 (月)

左腰に手を当てて早朝ウォーキングをしている人、腰痛改善にならない。

417 ツツジ

 昨日は夏日、ツツジやサツキの花があちこちで開き始めました。

 今朝早くは曇りでしたが8時を過ぎて陽が射してきました。

 今朝のウォーキングでは、左腰に左手の甲を当てて背中を起こして御夫婦で歩いている60代くらいの女性を見かけました。

 時々左の腰をトントンと叩いているので腰痛アピールは少し遅れてついてくる御主人にも伝わっているはずです。

 左手を腰に回したことで体幹はやや左に回旋し、背中を起こして良い姿勢を続けようという意識が強くて、右手右肩の振り子運動はほとんどされていません。

 ゆるい上り坂の200mほどの様子を後ろから見ていただけですが、奥様の腰痛を改善しようとして早朝ウォーキングを御夫婦で始めたばかりのように感じました。(ウインドブレーカーの色の統一感がチームの決意表明のようでした)。

 たぶんストレッチを十分にしないままに歩き始めているのだと思います。

 手袋がいらない気温でしたが、夫婦揃いの黒い手袋をしていました。

 背中を起こす意識が反り腰を作り、腰をかばっての上半身の固定でウォーキング中はずっと腰の周囲の筋肉が緊張を続けていそうです。

 「もっと暖かい時間に、坂のないコースを選ぶ、十分にストレッチをしてから」など、アドバイスできそうなことをいろいろ思い付きました。

 おそらくなかなか治らない腰痛なのでしょう。

 しかし腰の筋緊張のロックの解除は、いくつかの方向から適切な深さをとってからくり細工の引き出しのように開くための施術の順番を守ってロックをはずしていけばもっと良くなりそうです。

 顔見知りになれたら声をかけてみようと思います。

 

 

 

 

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2017年4月16日 (日)

転倒後リハビリ中の男性73回目の指圧。

416 梅の実

 桜に気をとられているうちに庭の梅が実をつけていました。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で73回目の指圧、窓が開いていて室温は21℃、麻痺側の右足は温かく、打撲した側の左足が冷えていました。

 左膝は軽度屈曲になっているので、膝裏にクッションを入れて指圧していきます。

 左大腿骨大転子周囲と、大腿前側で大腿直筋の下の内側広筋と外側広筋を重点的にゆるめていきます。

 今では脳出血後の麻痺がある右下肢の筋肉のほうが太くなっていて、側面を打撲した左下肢のほうがしっかりと使えていないようです。

 脈は1分間に66、よく眠り、おなかも動き、指圧とラベンダーの手足のオイルマッサージ後には左膝が伸びて左右の下肢長の差はほとんどなくなりました。

 指圧にうかがった時間には奥様が家を空けていて、御自分でできることが増えてきたことはデスクのパソコンや書き物の様子からもうかがえます。

 気軽に散歩に出れる日もそう遠くないかもしれません。

 

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2017年4月15日 (土)

50代男性、右殿部下肢痛、今回は左下肢伸展挙上牽引で右の痛みが消える。

415 蝶の休息

 早朝の陽に羽を温められて気持ちがいいのか、近づいてもじっとしていた蝶、ツクシがスギナに姿を変えて季節は進み、虫を見かけるようになりました。

 50代男性、主訴は右殿部下肢痛、2週間ぶりの指圧、座位の触診ではヘルニアの診断があった右腰がこっていて、痛みを避けるために脊柱を左に側屈させています。

 気温が高かったこともあり冷えはなく、上半身はややのぼせ気味です。

 体中に痛みを溜めていて、首、肩、背中、右殿部、右下肢後側などの指圧で強い痛みがありました。

 しかし伏臥位で左半身を指圧しているうちに脊柱はほぼ真っ直ぐに矯正できました。

 仰臥位の指圧に移ると、来た時とは違う右殿部奥の強い痛みが出てきました。

 これは腰椎の矯正によって詰まりの歪(ひずみ)が仙骨のほうに凝集されたことによるのだろうと思います。

 しかしこれも左股関節のストレッチ後、左下肢伸展挙上牽引で足を引っ張ると、スコーンと詰まりが抜けたようで、その後の指圧ではじっとしていても痛むような殿部痛は消え、指圧後のストレッチでは右坐骨神経の伸展以外では痛みが出ませんでした。

 これは右殿部以下の坐骨神経に傷があっても、椎骨全体が伸びていれば神経の圧迫からは解放できる形があるということです。

 これも背中側から圧すだけではなく、腹部からの指圧や横臥位で下肢を挙上して側面を拡げるストレッチなどの組み合わせによってできることで、左下肢伸展挙上牽引で右の坐骨神経痛が消えるということではありません。

 ここに来る前は杖で生活することになりそうだったというほどの状態でしたが、今週は仕事以外にも自宅のタイル貼りのDIYをしていたそうです。

 状態が悪ければ中腰でタイル貼りなどやろうと思わないので、このまま毎日ストレッチを続けていくうちに徐々に痛みは感じないようになっていきそうです。

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2017年4月14日 (金)

40代女性、庭の手入れ、鎌を使って右手首の痛み。

414 ジャスミン

 木々の緑が濃くなって新緑の中に深緑も増えてきました。玄関脇の黄色いジャスミンの花が増えました。

 40代女性、主訴は右手首から指の痛み、問診で30分ほど鎌で庭の雑草を刈ったことがわかりました。

 たかが30分ですが、鎌の大きさや握りの太さなどが少し大き過ぎたのでしょう、猫背でしゃがんで、右肩関節は内転内旋、肘屈曲で右手首は掌屈+尺屈と背屈+橈屈を繰り返していました。

 右前腕内側がこっていたので、鎌を握ることと手首を掌屈する筋肉に力が入っていたことがわかります。

 上肢内側では小指側の尺骨神経に沿った詰まり、上肢外側では橈骨神経に沿った痛みがありました。

 首、肩、背中、上肢を中心に全身指圧をしていくと、仰臥位下肢の指圧からおなかが音を立てて動き、全身指圧後には右手の痛みは解消しました。

 週末から気温が低かったことで草刈以前から肩や背中のこりはあったと思えるので、30分の作業でも普段はしない体の使い方で筋肉がすぐに疲れたようです。

 更年期に該当する年齢の女性ではエストロゲンの減少で手指の関節は詰まりやすくなってきています。

 庭の手入れなどをした後にはストレッチをしておくと、翌日、翌々日の筋肉痛が軽くてすみます。

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2017年4月13日 (木)

80代女性、左肩痛。

413 まだ桜

 今年の桜は雨風に負けず今朝もまだ十分に見頃です。

 80代女性、3週間ぶりの指圧、前日の寒さで左肩が上がりにくく、首、肩、前胸部、腋窩と腕神経叢の流れに沿って痛みがありました。

 足も冷えていましたが、指圧後には温かくなりました。

 仰臥位、横臥位の指圧後、左前胸部小胸筋と腋窩の肩甲下筋を圧しながら肩関節外転外旋屈曲の運動を繰り返し行うと、肩の可動域は160°を超え、それまで不自由だった洗濯物をかける動作をしても痛みはありませんでした。

 急な冷え込みや運動不足が続くと高齢の方の関節可動域は狭くなります。

 しかし、やさしく丁寧に動かしていくと、大きく改善されることも多いものです。

 昨日は歌手のペギー葉山さんが肺炎で亡くなったというニュースがありました。

 先月は爆笑問題のラジオの生番組で元気な声を聴いたばかりなのでびっくりしました。83才だったそうです。

 高齢者の方への施術では運動機能だけでなく、顔色やのぼせ、冷え、発汗、食欲、風邪を引いていないかなど、会話をして元気な声が返ってくるかということも必ずチェックしましょう。

 医療機関を受診するタイミングを見逃さないことはタッチセラピストにできる仕事の一つです。

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2017年4月12日 (水)

紫外線強くなる。

412 カエル鳴く

 昨日の雨で今朝は小川の水量が増えています。伸びた草についた水滴が朝日を浴びてキラキラしていました。今年初めてカエルの声を聞きました。

 そろそろ庭の手入れもしたくなる頃、紫外線対策も必要になります。

 花粉、大気汚染、紫外線、できれば避けておきたいものに油断は禁物です。

 幸い今年も今のところは花粉症の症状に悩まされることなく過ごしていますが、大量に花粉を吸い込めば発症するかもしれません。

 肩こりも腰痛も不眠も便秘もなく風邪もひかずに過ごせている幸せをずっと続けていけるように努力していきたいと思います。

 そんな私のストレッチや健康法を含めた秋冬の生活の木の講座の企画書は一昨日提出済みです。

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2017年4月11日 (火)

70代男性、肩こり、左肩が上がりきらない。

411 山椒

 今朝も雨、裏庭では山椒の葉が出てきました。

 70代男性、定期的な指圧です。肩がこっていてО脚、左肩屈曲は120°くらいで上がりづらく、体幹は利き手の右手を使いやすいようにやや右に回旋しています。

 足に冷えはなく、耳の周囲がのぼせていることもありません。

 脈は1分間に66、落ち着いています。

 手仕事で左手は体の前に固定されていたようで、左肩はいろいろな方向に動いてはいません。ストレッチ不足です。

 肩から上腕のこりをゆるめ、殿部・下肢の指圧と股関節内旋のストレッチでО脚を矯正します。

 仰臥位の指圧ではよく眠り、胃腸が音を立てて動きました。問題ありません。

 指圧後座位の肩のストレッチでは左肩屈曲は160°になりました。

 90°+45°を超えていれば問題ないので、後は毎日のストレッチができれば可動域はもう少し拡がります。

 無理に伸ばすのではなく、伸びしろを残しておくのも大事な見極めです。

 完全とか絶対とか100%という考え方で施術をすると、御客様の心も体も窮屈になって、自然に伸びるものまで縮ませてしまいます。

 もの足りないくらいで施術を終えても、指圧で詰まりが取れていれば後は御客様の体が老廃物の排出を続けていきます。

 体を委ねられて施術を丁寧に行った後は、さらなる成果を時間と体に委ねてください。

 

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2017年4月10日 (月)

冷えに速効、足上げ腹筋。

410 庭のドウダンツツジ

 昨日の昼までは雨、植物には恵みの雨となって庭のドウダンツツジの花が増えました。

 朝晩の冷え込みで今日は頭痛の人が増えそうです。

 気温の急な上下は血管ストレスとなり血行不良をまねきます。

 足の血管は臍の下で大動脈から分かれた外腸骨動脈が鼡径部を通って下行していくので、下腹に効く足上げ腹筋は臍下丹田を刺激して末梢への血行を促します。

 頭痛も上半身と下半身の血行のバランスが悪いと酸欠になったり、のぼせたりして起こるので、遠回りのようですが足上げ腹筋による下半身の血行促進が頭痛の予防にも一役買うことになります。

 3回でも5回でもいいので、仰臥位膝伸展で両足をそろえてゆっくりと45°くらいまで挙上しプラス足背屈した後にゆっくりと足を下ろすと、腹囲減少、便通促進、頻尿予防などの効果も期待できます。

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2017年4月 9日 (日)

転倒後リハビリ中の男性72回目の指圧。

49 満開

 今朝は小雨で暖かく、桜が膨張して見えるほど満開です。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で72回目の指圧、麻痺側の右大腿の筋肉が鍛えられて、今回も右足のほうが左足よりも温かでした。

 左足も足趾先端が冷えていただけで、打撲して左膝は軽度屈曲になっていましたが全身指圧とラベンダーの手足のオイルマッサージ、ストレッチをした後は下肢長の左右差がほとんどなくなりました。

 昨日は首が柔らかくて、左側屈になりがちな脊柱もよく伸びていました。

 リハビリの筋トレで下肢の筋肉は運動をしていない若い人よりもしっかりしています。

 右上肢下肢の感覚がもっとはっきりして、左膝が楽に伸びるようになるのはそう遠い日ではないかもしれません。

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2017年4月 8日 (土)

僧帽筋を片手でつかんで3秒で肩を上げて3秒で肩を下げる、指圧と同じ。

48 雨に散らない

 今朝の雨に負けずに桜が満開です。

 早朝のNHK「きょうの健康」で肩こり解消法として「肘を曲げて反対側の僧帽筋を片手でつまんで肩を3秒かけて挙げて、3秒かけて下ろす」というのを紹介していました。

 これは手の密着があって僧帽筋が手に向かってくることで漸増の指圧となり、その後は脱力解放するので肩上部僧帽筋のストレッチになります。

 つまむことは強く意識しなくても手を当てているほうの上腕が重りになるので十分に指圧効果があります。

 また左右の耳の後ろの側頭骨乳様突起のあたりに母指を当てて顎を上げて頭を後屈させるストレッチも紹介していました。

 来週の「きょうの健康」は肩こりについて放送されるので、ほんのちょっとしたストレッチの方法の違いや肩こりを単純化し大きく分けた説明など、参考になると思います。

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2017年4月 7日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「肩こりを前胸部からゆるめる」。

47 飯能生活の木 外壁の色

 昨日は飯能生活の木でアロマ指圧講座、「肩こりを前胸部からゆるめる」がテーマでした。

 肩上部僧帽筋をだけを圧し続けるような肩こりの施術は揉み返すだけですから、猫背の手仕事で詰まる鎖骨周囲の神経と血管の圧迫を指圧とストレッチで解放し、マジョラムとブラックペッパーのアロマオイルトリートメントで加温、血行促進、鎮痛をはかりました。

 斜角筋隙、肋鎖、小胸筋のポイントはそこを圧された時のツーンとする痛みで皆さんよく理解できたと思います。

 仰臥位でベッドの端に寄ってもらって肩甲骨を外に出して、肩甲骨に片手を添えて、肘屈曲+肩関節屈曲60°で肘を斜め前下方に圧し込む小胸筋のストレッチは肩甲骨を内転させることになって猫背の解消につながります。

 受講者の方の中に尺骨神経に沿った痛みがある方がいたので、頸椎下部の横臥位の指圧や肘伸展+手関節掌屈で尺骨神経に沿った手から上腕のアロマオイルトリートメントをしたところ、接骨院に通っていても楽にならなかった痛みが楽になったそうです。

 この受講生の方の上肢を使わせていただいて、他の受講生の方たちも尺骨神経に沿ったマッサージをしています。

 この自分のマッサージが効いたのかもしれないという経験がとても大きなことです。

 体をできるだけ広く診る、反対側や側面から、末梢から、そこに症状緩和の最善の方法があります。

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2017年4月 6日 (木)

気持ちいいは正義。

46 伐採の後にツクシ

 木が切られ、光が当たるようになった林にツクシが生えました。この名前に土筆を当てた昔の人のように、ツクシが筆に見えてくるまで眺める人は今何人いるでしょう?

 「カワイイは正義」という最近の言葉があって、確かにカワイイには人を魅了する力があります。

 今日は飯能の生活の木で『肩こりを前胸部からゆるめる』というテーマでアロマ指圧講座があるので、昨日はレジュメを見直していて、「気持ちいいが正義」だからと、半分くらい書いた内容を削りました。

 普通に鎖骨周囲の神経の圧迫部位を圧せば痛いに決まっているので、斜角筋隙や小胸筋の神経圧迫部位を紹介した上で、その周囲からゆるめる、ストレッチでゆるめるなどにして、胸郭出口症候群の圧迫部位の検査法であるアドソンテストやライトテストの説明は省いて、前胸部を気持ちよくゆるめる内容を残しました。

 我慢して肩が真っ赤になるまで打たせ湯に肩を叩かせ続けるようなことは肩こりの緩和法としてはナンセンスです。

 仰臥位小胸筋のストレッチは肩甲骨を脊柱に寄せる動きになるので前胸部から使わな過ぎの菱形筋の状態を改善することもできます。

 こりや病気には個人差があって、その原因はそれぞれ違っていて、その最善の対処法の組み合わせもそれぞれ違います。

 光が当たれば眠っていた命が芽吹くこともあります。病気の治療には絶対の正解がないこともありますが、気持ちいいは正義です。

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2017年4月 5日 (水)

頭痛が続く、保育士の抱っこ、上肢内側から鎖骨下部外側の肺経のこり。

45 咲く勢いの強さ

 桜の咲こうとする勢いの強さ、生命力に溢れています。

 4月から週に1日のパートタイムで保育士の仕事を再開した50代女性、頭痛が5日続いていて指圧にいらっしゃいました。

 気温の低い日が続いたことも、仕事を再開したことも影響しています。

 座位の触診では首から上にやや熱感があり軽くのぼせているようです。

 猫背になっているので、バンザイをしてもらって右腋窩前壁の小胸筋と大胸筋を挟むように圧すと強い痛みがありました。

 これは抱っこの時にすくい上げて抱きかかえる時の肩関節内転と関係していて、上肢内側で母指の延長線上の肺経に沿ったこりがありました。

 橈骨茎状突起の上で3指で脈を診る時の薬指が当たる部位が頭痛の特効穴である肺経の「列缺(れっけつ)」です。

 列缺は腕橈骨筋上にあって、腕橈骨筋の働きは肘屈曲、抱っこや手仕事姿勢では肘は屈曲します。

 抱っこでは指を曲げて手掌で支えるので、手掌の母指球と小指球もこっていました。

 以前勤めていた保育園から急に頼まれたそうで、生活の急な変化は心身のストレスになったようです。

 全身指圧後、のぼせの熱は発散しましたが耳の周囲やこめかみ、後頭骨の際には痛みが残っていました。

 こりはゆるんでいるので、家に帰って昼寝ができると体がリセットされて、痛み物質の排出が進むと思います。
 

 

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2017年4月 4日 (火)

「自然相手には臆病なくらいでいい」那須山岳救助隊 高根沢修二副隊長。

44 ドクダミ

 庭にドクダミが咲きました。草花も臭いも増えていきます。

 昨日は箱根駅伝山上りの5区で4年連続区間賞を獲り「山の神」と言われた柏原竜二選手が引退を発表しました。

 東洋大学から富士通に入社後は故障に悩まされ、引退の原因は腰痛だそうです。

 左上腕二頭筋を損傷しながら春場所に優勝した横綱稀勢の里は大胸筋も損傷していたというニュースもありました。

 大胸筋は上腕二頭筋の下に潜り込んで上腕骨に停止しますから、深部までダメージを与えた強い衝撃だったことがわかります。鎖骨を骨折しなかったのはぶ厚い大胸筋のおかげでしょうか。

 先日の那須の登山講習中の雪崩事故で救助にあたった山岳救助隊の高根沢さんの新聞記事では、ラッセル訓練について「絶対安全と判断した」という現場責任者の発言には違和感を持ったとし、「山登りにリスクは付きもので、同じ条件の山はない。自然相手には臆病なぐらいでいい」と語っています。

 東洋医学の考え方にも、命は自然の影響を受けていて、絶対という考え方はしていません。

 常に状況判断を問いながら、その時の最善を無理せずに尽くすことは指圧の一つ一つのタッチにも言えます。

 無理な力を加えて背中を圧せば、簡単に肋骨にひびが入ります。

 休むことも、引き返すことも、命を保つために重要な判断です。

 長期の休養後にトップレベルのアスリートとして復活することは難しいことですが、しっかり休めば同じ競技で別の発見があるのではないかと思います。

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2017年4月 3日 (月)

新年度の始まり、体を締める時期。

43 桜に負けてない

 今日から新年度の始まり、気温が上がって冬にたるんだ体を引き締めるのに適した時期です。

 写真は東松山市の蔵の湯の駐車場、ここには立って入る深さ120cmのハイパージェットバスがあります。

 立って胸までお湯につかりながらおなかにジェット水流をあてることができるのでウエストの引き締め効果は抜群です。

 座ることが多い現代の生活では猫背になりやすいので、立っておなかを引っ込めておくということが骨盤を立てて背中を起こし、良姿勢を作ることになります。

 立位の圧注浴や仰臥位のおなかの指圧は脊柱のストレッチになります。

 また、立ち食いというと行儀の悪い感じや、急ぎで取りあえず空腹を満たすというイメージもありますが、おそらく立食いのお店で喉に食べ物を詰まらせたという人はほとんどいないと思います。

 元気な人しか立ち食いのお店にはいかないということもあるかと思いますが、座って食べるよりも喉頭蓋の反射神経の遅延が少なくなって、気管に食べ物が入るということが起きにくいのではないかと思います。

 そして立ち食いのお店では食べた後は必ず歩かなければなりません。食後に多少なりとも運動ができます。

 立ち飲みバルや立ち食いステーキ店までできているのは、気軽に立ち寄れることに加えて、長居をしにくいので暴飲暴食ができないという利点もあります。

 代謝を上げるには座っている時間を減らすことです。立っている時間を増やせば一日の歩数が増えます。

 

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2017年4月 2日 (日)

転倒後リハビリ中の男性71回目の指圧、麻痺側の右足のほうが温かい。

42良く変わっていけますように

 桜が咲き、これから咲こうとする蕾もはじけそうに膨らんでいます。みんな死にませんように、みんなの痛みがとれますように、自分の力では足りないものを少しでも補っていただけないかと、大いなるものに毎朝祈ります。

 転倒後リハビリ中の男性のお宅で71回目の指圧、お昼寝から目覚めたお孫さんが指圧中の部屋に入ってきて「ホシノゲン(星野源)シッテル?」と聞かれました。

 お話が通じる人だと思われているのでしょう、いろいろとお話がたまっていたようで、指圧をしながらズボンについた赤い粘土を見せられたり、どこかでぶつけた痣を見せられたり…、その間もずっと指圧の手は動いています。

 前回の指圧では冷たかった麻痺側の右足でしたが、今回は左よりも温かでした。

 右大腿直筋の下で外側の外側広筋がこっていて、右外踝の絆創膏は前回よりも大きなものになっていました。

 立位のリハビリで右足外側に体重がかかっているということですが、大腿の筋肉は転倒で打った左よりも太くなっています。

 全身指圧、ラベンダーの手足のマッサージの間、よく眠りました。

 お孫さんと私の会話はヒーリングミュージックのようなものになったのでしょう。

 脈はずっと1分間に60で安定していました。

 この時には力の抜けた指圧ができていて、手指で考えて動き、頭ではほとんど考えていません。

 経験と、触れ方の毎日の工夫と、その場の環境に合わせて大いなるものを味方につけての指圧、すると転倒して打撲した側の左の梁丘・血海のポイントが診えてきました。

 左膝蓋骨上2寸、外側広筋の梁丘と内側広筋の血海のポイントをもう少しゆるめることができれば左膝をしっかり伸ばせそうです。

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2017年4月 1日 (土)

50代男性、右殿部下肢痛、次の課題は足上げ腹筋。

41 4月1日雨

 今朝は雨、タンポポの種が散歩がえりの雨に濡れた白い子犬のようです。

 50代男性、主訴は右殿部下肢痛、午前中の仕事で椎間板ヘルニアの診断があった右腰はパンパンに張っています。

 右腰以下をかばって左足に体重をかけるために脊柱を左側屈させているために左側頸部、右肩上部、左右の背部、腰部、右殿部がこっていて、右足首は固定されて硬くなっていました。

 前回よりも大腿後側のこりは軽く、右母趾までのしびれがあって右足底の指圧で痛みはありましたが冷えはなく、指圧をしていくうちに詰まりが抜けていきました。

 全身指圧後、腰背部のストレッチに加えて、仰臥位膝伸展で両足をそろえて下肢を挙上する足上げ腹筋をしました。

 右膝に骨折歴がある右大腿四頭筋の弱さに加えて腹筋の弱さも腰や背中の負担となっているので、指圧をすれば痛みが取れるようになってきたこれからはリハビリメニューを増やすことで体の筋肉の前後左右をできることから強化していきたい時期です。

 体幹を起こす腹筋や、アブトレーナーのような器具を使って負荷をかけて背中を倒すことで腹筋を鍛えるとどうしても患部に無理をさせることになります。

 猫背の手仕事で傷がある腰に負担がかかっているので、できる範囲で5回でも10回でも足上げ腹筋をして、徐々に回数を増やしていければと思います。

 仕事が忙しくて次回は2週間後の予約ですが、調子が悪くなればいつでも指圧するので大丈夫です。

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