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2017年6月28日 (水)

70代女性、体全体が苦しい、訴えの多い症例。

628 今朝の庭から

 
 今朝は雨、庭で摘んだ花や枝が涼しい色にまとまりました。

 御得意様からの紹介で指圧にいらっしゃった70代女性、体全体が苦しいということです。

 30年前から甲状腺機能低下症で薬を服用し、一年を通してアレルギーがあるので抗アレルギー薬と骨粗鬆症の薬と胃薬も飲んでいます。

 それに加えて様々なサプリメントも飲んでいるようで、体の苦しさはここ2年くらいの間続いているそうです。

 耳が聴こえなくなったということですが、会話で聞き返すようなことは一度もありませんでした。

 その他に近視に老眼もあって…ということですが、白内障や緑内障はありません。

 座位では右肩が上がっていて右肩上部僧帽筋がこっています。脈診では左橈骨動脈の脈がとれません。右手の使い過ぎ、左手の使わな過ぎということが診えてきます。

 御得意様からの紹介の電話では腰が悪いとのことでしたが、腰椎は正常に前弯していて指圧やストレッチで痛みはありませんでした。

 指圧中はいびきをかいて眠りましたが寝たつもりはないとのこと、最後の仰臥位おなかの指圧の途中でトイレに行かれたので老廃物はよく排出できたはずです。

 指圧後、左橈骨動脈でしっかりと脈がとれ、右肩は下がり、右肩はゆるみました。
 
 両足が外反母趾で手指先端のIP関節、DIP関節にはほぼすべての指に何らかの変形がありますが、股関節や膝関節、肩関節の可動域に異常はありません。

 甲状腺機能低下症があれば体は重だるくなりがちです。この2年ほどの間に日常生活での活動量が減って筋肉が落ちたことが体の苦しさを強めたのではないかと思います。

 左の腋窩から上肢への血流を促進するテニスのバックハンドの動きのストレッチ、外反母趾を改善する踵の上げ下げ、テンポを速めたウォーキング、基本的な腰痛体操などを覚えていただいて指圧を終えました。

 施術はうまくいきましたが、御本人が納得するには「痛みや不安や不満を探さない」ということが必要だと思います。

 自分の体の老いや衰えを探すのではなく、体を動かすことで「気持ちいい」を発見することができるかどうか、また一人私がお手伝いさせていただく御客様が増えました。

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