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2017年6月28日 (水)

70代女性、体全体が苦しい、訴えの多い症例。

628 今朝の庭から

 
 今朝は雨、庭で摘んだ花や枝が涼しい色にまとまりました。

 御得意様からの紹介で指圧にいらっしゃった70代女性、体全体が苦しいということです。

 30年前から甲状腺機能低下症で薬を服用し、一年を通してアレルギーがあるので抗アレルギー薬と骨粗鬆症の薬と胃薬も飲んでいます。

 それに加えて様々なサプリメントも飲んでいるようで、体の苦しさはここ2年くらいの間続いているそうです。

 耳が聴こえなくなったということですが、会話で聞き返すようなことは一度もありませんでした。

 その他に近視に老眼もあって…ということですが、白内障や緑内障はありません。

 座位では右肩が上がっていて右肩上部僧帽筋がこっています。脈診では左橈骨動脈の脈がとれません。右手の使い過ぎ、左手の使わな過ぎということが診えてきます。

 御得意様からの紹介の電話では腰が悪いとのことでしたが、腰椎は正常に前弯していて指圧やストレッチで痛みはありませんでした。

 指圧中はいびきをかいて眠りましたが寝たつもりはないとのこと、最後の仰臥位おなかの指圧の途中でトイレに行かれたので老廃物はよく排出できたはずです。

 指圧後、左橈骨動脈でしっかりと脈がとれ、右肩は下がり、右肩はゆるみました。
 
 両足が外反母趾で手指先端のIP関節、DIP関節にはほぼすべての指に何らかの変形がありますが、股関節や膝関節、肩関節の可動域に異常はありません。

 甲状腺機能低下症があれば体は重だるくなりがちです。この2年ほどの間に日常生活での活動量が減って筋肉が落ちたことが体の苦しさを強めたのではないかと思います。

 左の腋窩から上肢への血流を促進するテニスのバックハンドの動きのストレッチ、外反母趾を改善する踵の上げ下げ、テンポを速めたウォーキング、基本的な腰痛体操などを覚えていただいて指圧を終えました。

 施術はうまくいきましたが、御本人が納得するには「痛みや不安や不満を探さない」ということが必要だと思います。

 自分の体の老いや衰えを探すのではなく、体を動かすことで「気持ちいい」を発見することができるかどうか、また一人私がお手伝いさせていただく御客様が増えました。

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2017年6月27日 (火)

50代女性、めまい、ふらつく、病院の検査で異常なし。

627_2 柿 直径4cm

 今朝今年初めてトンボが飛んでいるのを見ました。シオカラトンボでした。今日は湿度の高いくもりの一日になりそうです。

 50代女性、主訴はめまい、回転性ではなく、ふらつきます。

 病院の検査では異常なし、去年も6月にめまいで指圧をしているので梅雨時の気圧との関係もありそうです。

 座位では頭が肩よりも前にあって、頸部から肩上部、肩甲間部がこっています。

 寝返りでめまいがすることはないということなので、椎骨動脈と頸動脈の血流を筋肉のこりと交感神経の緊張が滞らせて、脳貧血によるふらつきとなっていそうです。

 首、肩、肩甲間部と弱い圧で繰り返し指圧をしてこりをゆるめていきます。

 脊柱の左右への歪みはなく、腰に硬さはありませんでした。

 下半身はややむくんでいましたが問題はありません。

 仰臥位の下肢と上肢の指圧の後、耳の周囲を念入りに頭部顔面の指圧をして前胸部、腹部の指圧で施術を終えました。

 仕上げのストレッチ後、立ち上がる時にふらつきやめまいはありませんでした。
 検査で異常なしの時には、点圧で全身のこりやむくみを解消していく指圧がよく効くことがあります。

 今回のように6月にめまいが起こるというような季節性がある時には、お天気病の要因もあります。

 また、5月、6月が行事などで毎年忙しいということもあるのかもしれません。

 こりやむくみによる血行不良はめまいになることもあるので、早目にメンテナンスにお出かけください。
 

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2017年6月26日 (月)

60代女性、嘔吐後6日目、だるい、体調が回復しない。

626 サンパラソル

 玄関のサンパラソルが今朝開花しました。蒸し暑さで日傘を広げるように花を開いた夏の花です。

 60代女性、月曜日に嘔吐してからだるくて体調が回復せず、6日たった昨日指圧にいらっしゃいました。

 座位では、頭は肩より前にあって体幹はやや右に傾いています。

 病院ではウイルス性の急性胃腸炎という診断はなかったそうです。

 背中がこっていて、肩は左より右肩がこっています。

 下半身がむくんでいて、ふくらはぎは筋肉を感じないほど力なくむくんでいました。

 伏臥位で指圧をしていくと、背中の筋肉の癒着が何層にも積み重なって感じられます。

 1週間というレベルの疲労の蓄積ではなく、3ヶ月前のこりの上に、1ヶ月前のこりがあって、さらに…という具合に筋肉と筋膜がくっついている手応えです。

 こういう時に指力で圧しこむと、錆びたネジを無理やり回そうとした時のようにネジが回らずにネジ自体や周りの組織が壊れます。

 圧して抵抗を感じたら戻すを繰り返して、軽くて浅い点圧で癒着を解放していきます。

 背中のこりは内臓筋肉反射もありますが、胃腸の反射よりも右肩と右肩甲下部の肝臓の反射が強いようです。

 背中は長い期間のストレスを語っています。

 前回の指圧は年末でした。半年のこりと疲れを少しずつゆるめていきます。

 指圧中はほとんど眠り、体からは熱を発散して汗をかいて、指圧が終わるとしばらく起き上がれませんでした。

 指圧後、座位で頭は肩の上に乗っています。

 体幹はやや右に傾いていますが右肩のこりはとれました。

 指圧中におなかが動いたのが最後のおなかの指圧の時だったので、胃腸が動くまでにずいぶん時間がかかりました。それほど疲労を溜めていたということです。

 嘔吐はあっても食中毒のような急性胃腸炎ではなく、疲れ過ぎだったようです。もう少し早いタイミングで指圧に来ていただいていれば嘔吐はしなくてすんだと思います。

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2017年6月25日 (日)

転倒後リハビリ中の男性83回目の指圧、心肺機能が強い。

625 今朝は小雨

 今朝は小雨、甲信越で午前7時過ぎに起きた地震では震度5強の揺れを観測した地域もあったそうですが、こちらでは全く気づきませんでした。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で83回目の指圧、御客様がいらしていてリビングでお話をされていたようで、車椅子で急いで移動してベッドに横になる動作を御自身の力で行った後でも脈は普段と変わらずに1分間に66回、リハビリの筋トレに真面目に取り組んでいらっしゃるので心肺機能が丈夫なのだなぁと思いました。

 体幹の歪みはほとんどなく、御客様とお話をする時に意識して姿勢を正していらっしゃったのでしょう。

 両足は少し冷えていましたが、全身指圧とラベンダーのオイルマッサージ後には温かくなりました。

 指圧を始めてしばらくして御客様がお帰りになって、奥様が買物に行ってくるというので留守をまかされて指圧を続けました。

 指圧が終わるのと入れ替わりのタイミングで奥様が帰宅され、大急ぎで買物をしてきて大変だったと思います。

 介護をしているお宅では買物のタイミングも突然の御客様の訪問で行けなくなることもあります。

 私などは時間に余裕を持って予約を入れていますから、多少奥様の帰りが遅れても帰るまで待っていようと思えますが、訪問マッサージを専門でやっている方は次の移動が決まっているので大変です。

 そんなことを思いながら帰ってきたら、留守電が入っていて、すぐに指圧をすることになっていました。

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2017年6月24日 (土)

80代女性、帯状疱疹後左肩が上がらない、2回目の指圧。

624 色づき始める

 今朝はブルーベリーの実が色づいていました。紫外線はブルーベリーの収穫には必要なものですが、人間の肌にとっては紫外線による日焼けがシミや皮膚癌の原因にもなります。

 80代女性、主訴は帯状疱疹後に左肩が痛くて上がらないこと、1週間ぶり2回目の指圧です。

 晴れて気温もそこそこ高い時間の指圧でしたが、前回のような吹き出すような汗はかいていません。

 背中も前回の指圧の時ほどの猫背ではなく、肩屈曲(前方挙上)は100°を超えています。

 今回は検査を兼ねて仰臥位左肩から指圧を始めました。
 左橈骨動脈で脈は1分間に66、落ち着いています。

 鎖骨周囲の鎖骨下筋や僧帽筋の停止部の指圧ではコリコリと音がして、左肩には不安定さがあります。

 左上肢の指圧後、肘を曲げて左上腕をマットに着けたまま少しずつ肩を外転させたり、右手と左手を組んで、右手で少しずつ左手を内転方向に引っ張るストレッチ(というよりは動かし方)を覚えていただきました。

 右上肢や下半身には特に問題はなく、伏臥位の指圧で前回はあった左肩甲骨外側の小円筋や棘下筋の神経痛様の痛みが今回はありませんでした。

 背中の指圧がとても気持ちいいとのことで、前回の指圧での円背の改善が左肩の痛みの緩和につながっているようです。

 全身指圧後、四つん這いで、両手を徐々に前に伸ばして肩関節屈曲のストレッチ、両手を外側に広げて肩関節外転のストレッチを覚えていただきました。

 壁を使った立位でも肩屈曲と外転のストレッチを行って、痛みの出ない範囲で肩を動かすことを朝、晩に加えて、できる時には何回でもするようにとアドバイスさせていただきました。

 指圧とストレッチ後、肩屈曲は130°を超えて上がりました。

 左肩の動かさな過ぎをなくして動かすようにしていけば、年齢的に時間はかかるかもしれませんがもっと肩は上がります。

 後は毎日左肩を動かしていただけるかどうかだけです。

 肩の回旋腱板の周囲に傷はあるようですが、背中の「気持ちいい」が旦那様の介護のストレスや帯状疱疹の痛みの記憶を消すのに効果的だったようです。

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2017年6月23日 (金)

叩いてしまうと叩くがエスカレートしていく。

623 夏空に蔓を伸ばすキウイ

 今朝は空気が爽やか、夏の青空に向かってキウイの蔓が伸びています。

 あん摩マッサージ指圧理論では、あん摩とマッサージの圧迫法でも指圧と同じように強く圧せとはしていません。

 圧は漸増、漸減、徐々に圧を加えて、徐々に圧を抜いていく、急激に力を加えてはいけないとしています。

 叩打法も、主な目的は神経や筋肉の興奮性を高めることですから、リズミカルであること、指を開いたり、両手掌の中に蓄えた空気を抜いて、重たいぶつかりを避けることが大切です。

 叩打法がセラピーであるためには体と接触する時間をできるだけ短くします。私のアロマ指圧講座では、皮膚表面と接触した瞬間に上に引き上げる「引き技」として叩打法を覚えていただいています。

 自民党を昨日離党した女性議員のニュースで流れた音声では、怒っているうちに怒りが増していき、叩いているうちに、叩くという行為がエスカレートしていっているようでした。

 興奮を続ければ息が上がって繊細なタッチや適量の優しい刺激はできなくなります。

 息をしっかりと吐きながら施術をしなければ、指圧も叩打法も暴力の力が加わります。

 謙虚に、冷静に、細胞の一つ一つが命だと思って、丁寧に時間をかけて施術をしましょう。

 嫌なニュースが続く時こそ、リフレッシュの場が必要です。

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2017年6月22日 (木)

キキョウの咲く頃。

622 キキョウ

 昨日の夕方には雨が上がって、今朝は強い北風が吹いています。庭のキキョウは開花までもう少し、去年より一週間ほど遅れています。

 キキョウの根には去痰・排膿作用があるので、漢方薬では喉の炎症に用いられる桔梗湯があります。

 自然の恵みを根っこまで利用し研究して、時間をかけて効果の検証を重ねてきたのが漢方薬です。

 現代の医療では抗生物質の使い過ぎによる耐性菌の増加が問題になっています。

 抗生物質以外の薬でも、鎮静剤や抗精神薬の使用で飲みこむ喉の筋肉が衰えて誤嚥性肺炎の原因になるという超高齢化社会、ストレス社会を反映した副作用が問題になっているようです。

 よく効く薬は副作用との両刃の剣となることがあります。

 「指圧は副作用を伴わない」ということが指圧療法の特長です。

 揉み返しなどの副作用を伴わないためには、指圧師が最適な圧の加減をし、施術時間の加減をし、指圧点の選択をする必要があります。

 桔梗湯で治る炎症に抗生物質が使われていることがあり、指圧で眠れる不安や不眠の方に鎮静剤が使われていることもあります。

 不順な天候で体の調子が悪い人が増えそうです。未病のうちに、指圧を受けることで自分の全身と対話をしてください。

 

 

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2017年6月21日 (水)

「ヘッドバンギングは良くない」XJAPAN YOSHIKIさんの会見。

621 ジャガイモの花

 夏至の今日は雨の予報、ジャガイモの花も濡れています。

 今朝の情報番組では首の手術をしたXJAPANのYOSHIKIさんが「ヘッドバンギングは体に良くない」とまだ痛みの残る体でしみじみと語っていました。

 頭を激しく上下に振るヘッドバンギングに耐えられる構造に頸椎はできていません。

 針金ならねじ切れる、スプーン曲げも最後にはねじ切れます。

 YOSHIKIさんは痛みで座っていることができず、脊椎全体で頭の重さを支えやすい立位のほうが楽のようです。

 手術は成功したそうですが6ヶ月のリハビリが必要とのこと、次回のライブではドラム演奏はせず、アコースティックライブにピアノで参加するそうです。

 むち打ちでも寝違えでも、頭が急に後ろに倒れる動きには注意が必要です。

 猫背で斜め下を向いて一時間パソコン作業はできますが、顎を上げて一時間真上を見上げるのは大変です。

 自らの痛みからヘッドバンギングへの注意を訴えたYOSHIKIさんの言葉には説得力がありました。

 理学療法士とともにリハビリを行っていくそうなので、コルセットをしている首以外のリハビリからになるはずです。

 左手の麻痺が改善してライブでピアノが両手で弾ければリハビリは大成功です。
 

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2017年6月20日 (火)

体幹の前屈をブームにしようとする流れもある。

620 日除けになりそうなミント

 昨日の暑さで窓にすだれを取り付けました。夏至前日の今日も真夏の暑さになる予報です。日なたのミントは乾燥していますが、日陰のミントは1mの高さまで成長しています。

 開脚の次は体幹の前屈をブームにしようとしているマスコミもあるようで、健康で普段から運動をしている人は別ですが、痛みを改善しようとしてストレッチをしている方は無理に伸ばし過ぎないようにしていただきたいと思います。

 180°の開脚でなければできない日常生活動作も、180°の体幹前屈でなければできない日常生活動作もありませんから、まずは痛みの出ない範囲で、普段の動きより大きく関節を動かすことからストレッチを始めます。

 肩の上がらない方のアイロン体操のような振り子運動は、腰でも股関節でも膝関節でも手足でも有効です。

 しっかりとした体幹前屈をするには、背筋や殿筋やハムストリングスなどの柔軟性が必要になります。

 猫背+О脚では立位体幹前屈の指先床間距離が大きくなります。

 体幹前屈のストレッチを続けると猫背とО脚が改善されるので、肩が上がらない方では肩関節後側の可動域を拡げることになります。

 五十肩の急性期で肩を動かすことは不自由でも、体幹の前屈を続けておくことは五十肩の早期回復につながります。

 体幹の前屈を仰臥位で背中を床に固定して考えてみると、腿上げでも一味違った効果が期待できます。

 両膝を胸に近づけるような腿上げをすれば下垂した内臓を上げることができ、便秘の解消にもつながります。

 体幹の前屈は体の後側のストレッチになりますが、腿上げは大腰筋のエクササイズになります。

 痛みの改善や体を丈夫にすることを考えれば、体幹の前屈と腿上げを、立位や仰臥位など、体位を変えて行うとさらに効果的です。

 普段動かさない方向へ動かす、動かすのは狭い範囲から始める、屈筋のストレッチはその反対側の伸筋のエクササイズとして考えてみる(伸筋のストレッチはその反対側の屈筋のエクササイズとして考えてみる)ことで、一方向のストレッチを補完し、一味違った効果が得られます。

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2017年6月19日 (月)

40代女性、自覚は肩こりでもむくみが痛みの原因。

619 ビワとキジとクリ

 先日降ったヒョウの影響もあるのか、御近所の畑にはビワの実が落ちています。ビワの木の奥にはクリの木があって、いろいろな虫もいてキジは食べ物に不自由していない様子です。

 40代女性、3日前は頭痛で、指圧に来た日は右の首から肩のこりが主訴になっていました。

 上腕外側まで大腸経に沿ったこりがありましたが、ひどい肩こりというほどの硬さではなく、どこを触っても余分なむくみがあって、脊柱の歪みはほとんどありませんでした。

 気圧の低下と運動不足、塩分の摂り過ぎ、ミネラル不足などが頭痛と肩こりとむくみの原因として考えられます。

 指圧前、伏臥位から仰臥位への体位変換の時、指圧後3回とトイレに行ったのでむくんでいたのは明らかです。

 指圧中おなかもよく動きました。

 「水分の摂り過ぎか?」と質問されましたが、水分は摂らないと脱水になってしまい肩こりも悪化しますから、室内の仕事をしているようなので減らすなら塩分です。

 根っこの野菜を食べてカリウムを摂るか、麦茶でミネラルを摂ることでも体内の過剰なナトリウムを排出してむくみを減らします。

 運動をする気力と体力がなければ、こりもむくみも指圧で緩和できます。

 今朝は半袖では涼しいくらいでしたが、日中は30℃近くになりそうです。

 ストレスや仕事の忙しさで下を向いて座っている時間が長かったり、同じ姿勢が続けば血流は滞り免疫力も低下します。

 今メンテナンスをしておけば夏本番のダメージを減らすことができます。

 

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2017年6月18日 (日)

転倒後リハビリ中の男性82回目の指圧。

618 ヒョウに当たって茶色に

 ヒョウに当たったブドウが茶色く変色していました。人間の打撲が治るのは凄いことです。

 転倒後リハビリ中の男性の82回目の指圧、膝が冷たくて肌がサラサラに乾燥していたのでシャワーでも浴びた直後なのかと思いました。

 しかし入浴はしていないとのこと、気温の微妙な変化、開けた窓からの風などで、体は少し寒いくらいに感じていたはずですが、自分の意識の中ではそうは感じていなかったということなのでしょう。

 麻痺があるからなのか、少しくらいの我慢は当たり前になっているからなのか…。

 全身指圧、手足のラベンダーのオイルマッサージ後、膝は温かくなり、乾燥していた手足も保湿できました。

 指圧中は眠り、前回と違っておなかの指圧もでき、ガスが出ました。

 おならが出てしまうのは恥ずかしいものですが、体が動かしにくくて胃腸の動きが悪いようであれば、胃腸も含めて他動運動になる指圧・マッサージが有効です。

 人間の尊厳を傷つけることなく、もう少し気のおけない存在になっていきたいと思います。

 施術では施術者の気配が消えて、御客様の内観の時間であることも大切です。
 

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2017年6月17日 (土)

80代女性、帯状疱疹後左肩が上がらない。

617 ヒョウが降りました

 昨日の午後4時頃に雷雨とともに雹(ひょう)が降りました。大きなものはビー玉くらいの大きさで屋根を叩く音がしばらく続きました。

 80代女性、帯状疱疹後に左肩が上がらなくなり、整形外科、接骨院、お灸と治療を受けてみましたがどれも効果が感じられずに指圧にいらっしゃいました。

 帯状疱疹は治ったようですが痒みが残っていて皮膚科で痒み止めを処方されています。

 3月の整形外科の画像検査では左肩に異常はなかったとのこと、帯状疱疹後神経痛ということかもしれません。

 猫背というか円背で、90才近いので骨粗鬆症はあると思われます。左肩は屈曲(前方挙上)外転(側方挙上)ともに90°で痛みが出ます。

 同い年の旦那様の介護をしていて、訪問看護はしていただいているようですが、介護は利用していません。

 家の中に他人が入って気を使うことはできるだけしたくないようです。

 旦那様がデイケアに行っている午前中に電動自転車で指圧にいらっしゃいました。

 汗をかいていて息が上がっているので、仰臥位から指圧を始め、膝枕を入れて膝を軽度屈曲させて背中の着地を安定させます。

 右耳が聴こえないそうですが会話のやり取りは問題ありません。服薬中の薬から狭心症、高血圧、高脂血症があると思われますが、仰臥位の指圧では左肩以外はほとんど問題はありませんでした。

 伏臥位で背中の緊張をゆるめた後も、左肩甲骨外縁の小円筋と左肩甲骨上縁の棘上筋の指圧では弱い圧でも体が逃げるような強い痛みがありました。

 左肩の小さい範囲の関節運動で肩周りに筋肉がコキコキと音を立てるので、動かさな過ぎということはあります。

 年齢的には何もしなくても筋肉や腱の断裂が起こってくるのではないかとも思います。

 脱臼や骨折はなさそうです。

 全身指圧後、介護の緊張の溜まった体はずいぶんリラックスできたようです。

 左肩の屈曲もが外転も120°くらいは上がるようになりました。

 帯状疱疹後の神経痛もあるかもしれませんが、動かさな過ぎと小さな筋の断裂は何ヶ所かあるような手応えです。

 アイロン体操の狭いバージョンとイモムシ体操を覚えていただいて指圧を終えました。

 また来週指圧をさせていただきます。指圧の血行促進の効果で組織の修復を促すことはできても、どんなに早くても肩が上がるまでに1ヶ月はかかると思います。年齢を考えればもっと時間がかかるのが普通です。焦らずに治していきましょう。

 

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2017年6月16日 (金)

60代女性、右股関節痛、気圧の低下で時々痛みが出る。

616 ブドウの成長

 今週になってブドウの実が急に膨らみを増してきました。雨と陽射しと朝晩の気温の変化は人間の体にも影響を与えています。

 60代女性、右股関節痛、梅雨に入って気圧が低くなる前日くらいから痛み出します。

 指圧をした昨日よりも一昨日が痛かったそうで、右股関節の関節運動では内転、内旋は行いませんでしたが、他の動きで痛みはありませんでした。

 玄関を入って来た時は右股関節を突っ張って大きく動かさないようにしていましたが、指圧後帰る時には右股関節を自然に動かしていました。

 股関節痛があるので右殿部の中殿筋は立位で突っ張るためにこっていましたが、腰や下肢のこりはありませんでした。

 使わな過ぎで下肢にはむくみがあったので、指圧後に大腿、膝蓋骨、足趾と3ヶ所に手掌を密着させて股関節を内旋・外旋に揺さぶり股関節の血行促進を促しました。

 右肩、右肩甲骨周囲がこっていて、下半身は運動不足でも上半身はよく使っていました。

 指圧中はよく眠り、おなかも動いたのでリラックスできたようです。

 漢方薬を飲み始めたことと、履き物をスニーカーにしたことも効果はあったように思います。

 ただし、漢方薬は成人の一日に必要な量を飲んでいないようなので心理的効果のほうが大きいように思いました。

 股関節の変形は悪化していないようなので、関節の内圧の上がる気圧の低い日は無理をせず、日常生活動作の中でできるだけ下半身を動かすようにしていけばこのまま保存的治療で対処できると思います。

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2017年6月15日 (木)

80代女性、3週間ぶりの指圧、左ふくらはぎがつる。

615 ミントとドクダミ

 庭の日陰に群れて咲くドクダミと離れて、日なたのミントの中に咲くドクダミもあります。湿った空気の匂いは複雑です。

 昨日は80代女性のお宅で3週間ぶりの指圧、ここ何日か夜に寝ていて足がつったそうで、左ふくらはぎ内側奥に痛みを伴うこりがあります。

 О脚で、ふくらはぎの浅層や中層や外側はむくんでいて、ふくらはぎ内側深層のこりということを考えれば、腓腹筋やヒラメ筋ではなく外の4趾を曲げる長趾屈筋のこりのようです。

 左肩や坐骨神経痛の訴えはありませんでしたが、主に上半身がこっていて、左ふくらはぎ内側奥以外の下肢は運動不足でむくんでいました。

 指圧中はウトウトとして、指圧後は勢いよく立ち上がり背中も伸びていました。

 いつものようにお茶とお菓子をいただきながら旦那様も加わって、卓球と将棋の天才少年の話から築地と豊洲の問題、事故のあった高速道路の中央斜面を改修する予算はあるのか?などという話をうかがってきました。

 お二人とも大病をしていて現在も経過観察中の病気を抱えていますが、自分のことは自分でできて、外出もでき、食欲も旺盛で、病的な呆けはありません。

 大したものです。次回は2週間後に頭と体の刺激にうかがいます。

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2017年6月14日 (水)

梅雨の気温低下、肩こり、便秘、おなかが冷えて下痢。

614 アジサイ

 昨日は最高気温が20℃より低い冷たい雨の一日、今朝は晴れ間もありますがアジサイの花の色の配分に似た薄曇りです。

 気温の低下や効き過ぎた冷房環境では肩こりや便秘になり、おなかが冷えて下痢になることもあります。

 先日の東北復興のイベントで踊りながら練り歩くニュース映像を見ていて、笑顔と体をひねる動きが印象的でした。

 猫背手仕事の発散イベントとしての祭りの踊りは、内臓を体幹前屈の圧迫から解放するストレッチになっています。

 今朝の情報番組では片岡鶴太郎さんがヨガの上位資格を取得し、朝のヨガや1時間をかける食事などで、出かけるには7時間の準備が必要だとお話されていました。

 座位でおなかをへこませて波打つように上下に動かす呼吸運動をしている様子から、鶴太郎さんには内臓下垂の便秘はなさそうです。

 寒さを我慢しない、上着を用意しておく、おなかから温める、梅雨寒の日にできることはあります。

 昨日は生活の木から11月のスペシャルセミナーの依頼がありました。

 座位での肩こり解消法とハンドマッサージの2講座になる予定です。

 肩こり解消のヒントは伝承されてきた動きの中にも見つけることができます。

 7時間はなかなかできませんが、自分の体と向き合う時間を作ることも、不調を改善し、未病のうちに病気を予防することになります。

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2017年6月13日 (火)

こりを筋肉の脱水として考えてみても血流を止める強い圧刺激が不適切なことは明らか。

613 ストレッチ

 今朝は雨、石垣の隙間でカタツムリが体を一杯に伸ばしたままじっとしていました。

 構造が簡単にできている生物は腸が脳の働きをしているそうです。おなかが満たされていてストレッチの気持ち良さが格別なのかもしれません。

 日曜朝の『ゲンキの時間』で「肩こりに生理食塩水を注射するハイドロリリース」という治療法を紹介していました。

 こって癒着した組織に生理食塩水で潤いを与えることで肩こりが緩和されて肩関節の可動域が拡がります。

 炎症で組織が脱水になって筋肉が硬くなっている時に、救急の止血のように持続的な強い圧迫をすることはこりの解消になりません。

 一部がこれば、その周りにはむくみがあるものです。

 圧すというイメージではなく、圧して放すポンプの力でこって脱水している部位とむくんでいる部位の水分量のバランスを調整していくことで、こりもむくみも解消します。

 適量刺激で圧して放す指圧はハイドロリリースです。

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2017年6月12日 (月)

女性脳を満足させる施術は答えを出すまでの過程の豊かさが大切。

612 雨上がり涼しい朝

 昨夜の雨が葉に溜まって水玉模様になっています。涼しい朝です。

 昨夜のNHKスペシャルでは男性脳と女性脳の違いを取り上げていました。

 感覚的な右脳と論理的な左脳が独立して働く男性と、右脳と左脳が連絡して働く女性との違いは、論理で割り切れて答えが出れば解決という男性脳と、答えはおおよそ決まっていてもそこへたどりつくまでの過程を大事にしたい女性脳という違いを生み、しばしばいさかいの素になります。

 体の不調に対して1:1に対応するツボをとらえれば良しとするのは男性脳的な施術、全身施術を基本とする「母心の指圧」は女性脳的な施術と言えるでしょう。

 胃の反応点といっても1点ではなく、東洋医学のツボ、デルマトーム、結合組織帯などでは、瞳の下~下肢前側、背中、腋窩~肩甲骨内縁など広範囲にわたります。

 答えに行きつくまでの過程の豊かさ、気持ち良さが信頼と安心を生み、施術の効果を高めます。

 受け手はどうされたいのかという気配りが共感を呼び、それが母心なのだと番組を見ながら思っていました。
 押し潰すようなやりっぱなしの指力の圧迫では共感は生まれないということです。

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2017年6月11日 (日)

転倒後リハビリ中の男性81回目の指圧、酸性臭→おなかの調子が悪かった。

611 日陰にキジ

 庭の草刈りで小山のようになった枯草の上にキジがいました。大きな地震の前には必ず鳴いて知らせてくれます。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で81回目の指圧、酸性の口臭がして、合谷の母指寄りにいつもにはない腱の引っ掛かりがあったので何かあるのかなぁと思って探りながら指圧をしていたら、「おなかの指圧はしないでください」とのこと、おなかの調子が悪かったようです。

 指圧をしているとガスが出ることがあるので、トイレに行くようになっても困ると考えてのことのようです。

 熱はなく、肩や背中、上肢下肢の胃腸の経脈では、合谷の周囲以外は特に手を止めて集中的に指圧をしたくなる部位はありませんでした。

 おなかは痛くないようで、指圧をした時には何度もトイレに行きたくなるよう状態ではなかったようです。

 むしろそういう時にこそ「おなかに手を当てていてほしい」と思ってもらえるくらいに必要とされているとありがたいのですが、まだまだその域までには達していなかったようです。

 指力を使わないようにしていてもそう思われるわけで、指力を使った強圧しの施術をしていれば臨床のほとんどの場面で全く役に立たないのです。

 「体の力を抜いてミートの瞬間に最適な刺激をする」というのは、レジェンドと呼ばれるようなスポーツ選手の多くが実戦を重ねて導き出してきた答えです。

 指圧も同じ、始めから力で圧し込めばミートの瞬間には圧の方向が歪んで筋肉をねじって揉み返す圧になります。

 施術中は眠り、指圧と手足のオイルマッサージ後は全身が伸びてゆるみましたが、調子の悪い時にこそタッチを必要とされるのには、まだもう少し信頼を勝ち取る必要があると思いました。
 

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2017年6月10日 (土)

60代女性、アレルギー性気管支炎、背中の指圧で呼吸が楽になる。

610 ジャスミンの香り

 満月の明け方にアラビアン・ジャスミンが一輪咲いて、玄関は濃厚な香りに満たされています。

 60代女性、主訴は気管支炎で呼吸が苦しいこと、背中が丸くなってこっています。

 ゴルフ場の売店に職場が変わって、どうやらそこのエアコンのカビ臭が気管支炎の原因となっているようです。

 アレルギーがあるので通年で薬を服用していますが、主治医の先生は特に薬を足すようなことはしなかったそうです。

 亀の甲羅のように丸くて硬くなった背中ですから、骨は弱くなっていると考えるべきです。

 60代の女性で背中が加齢的な曲がり方をしていれば骨粗鬆症があると考えて、表面から弱いたタッチで指圧を繰り返して、徐々に深部へ圧を浸透させていきます。

 気管支のアレルギー性の炎症が内臓反射として背中のこりを生み、背中の硬さが吸気時の胸郭の拡がりを制限していますから、背部の指圧は呼吸を楽にします。

 伏臥位の指圧が終わって仰臥位になると、背中が伸びて呼吸が楽になっていました。

 手足の指圧では呼吸器の炎症を末梢から熱として発散させていました。

 全身指圧後、背中が伸びたので2~3cmは身長が高くなったようでした。

 指圧に来る時に、2台前の車が脇見運転なのか自損事故を起こして車のフロント部分が大破するのを目撃したそうです。

 事故に巻き込まれなくてよかったです(事故の運転手さんは会話ができていたそうです)。

 もらい事故に遭うこともあるので、車間距離を十分にとって皆様もお気をつけください。

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2017年6月 9日 (金)

変わっていることに気づき寛容なタッチをする。

69 色が変わる

 アジサイの色がわずか2日で奥から紫色に近づいています。

 指圧でも一圧しすれば、圧して放すポンプの力で、そこには動脈血の運ぶ新しい酸素と栄養に富んだ血液が届けられて、硬くこり固まって組織が癒着していた指圧前とは状態が変わります。

 一昨日の講座でも、施術で「強く圧すことを要求される」ということで質問を受けました。

 強く圧すということを続ければ、組織の微妙な変化とはお構いなしに不適切な強刺激を続けることになるので適量刺激を超えて必ず揉み返します。

 御客様に言われたにしても、上の立場の施術者に言われたにしても、強く圧すことを目的としたタッチは健康を害することにしかなりません。

 要は組織の曲面に対して、垂直に圧して放すポンプの力で血行促進できているかどうかです。

 手首やスタンスを微調整して、指紋部が筋肉の走行に対して常に垂直に正対する体全体の柔軟性は必要になります。

 講座でもお話しましたが、手元を見れば視覚に惑わされて垂直方向を間違います。

 指の力で圧さない、その母指指紋部を支えとして、肘を伸ばし背中を起こしていけば垂直圧しかかかりません。

 重力を利用すれば人間の指力より豊かな圧刺激を作り出すことができます。

 触圧覚に集中し、指紋部で起こる体が語る物語の変化を読み取ってください。

 寛大で寛容であること、「コンチクショウ!」というような興奮して息を詰めた怒りの力を使わないこと、急がないこと、それがセラピーのタッチです。

 

 

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2017年6月 8日 (木)

昨日のアロマ指圧講座「うつ病」。

68 先から色付くブルーベリー

 梅雨入りが発表されました。ブルーベリーは先端から色付いていきます。

 昨日は原宿生活の木で「うつ病」のアロマ指圧講座でした。

 うつ病では脳内で神経伝達物質のセロトニンやノルアドレナリンの伝達が悪くなっているということが言われています。

 幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンは、指圧マッサージの後の何とも言えない幸福感に包まれた感覚の素にもなっています。

 ウォーキングのような一定のリズムの運動はセロトニンを活性化させます。

 今回の講座では、手掌圧を中心とした1秒圧の指圧と、一部位(関節から関節まで)1秒のアロマオイルトリートメントで、軽快な刺激で体を目覚めさせることを目的とした実技を行いました。

 集中力を高める精油としてはローズマリー・カンファーがありますが、筋肉痛に効果の高いカンファーではなく、あえてローズマリー・シネオールを選択しました。

 うつ病は寛解、回復に時間がかかることを考えれば、刺激の強さに答えを求めるのは少し違うように思います。

 タッチは軽快に、強く圧して苦行を強いることは、不適切です。

 伏臥位で後頭部、後頸部から、背部、上肢、下肢の手掌圧、顔面・頭部、腹部の指圧の後、足から膝までのローズマリー・シネオールを使ったアロマオイルトリートメントと足から全身を揺さぶる終了動作などを行いました。

 施術を受けた後に「セロトニンが出ている!」と言った受講者の方もいたくらいですから、他の方も指力に頼らないテンポの良いタッチを受けて思わず体を動かしたくなるような気分になることは感じていただけたのではないかと思います。

 次回の原宿の講座は7月19日(水)午後1時~3時「慢性病のアロマ指圧」です。

 内臓筋肉反射でこっている背中の指圧で内臓の病気を改善する指圧の基本となる実技を中心に、手足の内臓の経脈を使ったアロマオイルトリートメントを行います。
 

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2017年6月 7日 (水)

60代女性、腰痛が楽になって、かかってきた電話に走って外へ。

  
67 アジサイの青
 
 アジサイが青といえばこれだというような青に色付きました。梅雨が近づいています。

 60代女性、主訴は左腰痛、右目は緑内障で網膜剥離もあってほとんど見えません。

 眼瞼下垂もあって、目を開けるのに力が入るので肩がこっていて、時々頭痛もするようです。

 前回指圧をした時よりも背中が縮んでいます。骨粗鬆症がありそうです。

 伏臥位で左腰に痛みが出たので、仰臥位で膝裏に枕をあてて膝軽度屈曲で下肢から指圧をしていきます。

 下肢、上肢の指圧の後、目の周囲の指圧と眼球掌圧をすると、右目から強い緊張は伝わってきませんでした。

 しゃべりながら指圧をしているうちに目の周りの筋肉もリラックスできたようです。

 腹部の指圧の後、横臥位の腰の指圧でも強い痛みはありませんでした。

 横臥位で上肢下肢を一直線に伸ばしてから、上の下肢を伸展+内転させて足でマットを叩く腰のストレッチを左右行った後に立ち上がると、左腰痛は消えていました。

 親戚の方が危篤だそうで、一緒に指圧に来た娘さんを指圧している間に3回電話がかかってきましたが、そのたびに携帯電話で話しながら外へ飛び出していく速さは腰痛の人の動きではありませんでした。

 痛みがない、動けるということが病気を忘れさせ、病気を忘れている時には病んで停滞気味だった気は、明るく活動的に変わっています。

 今日は原宿生活の木で「うつ病のアロマ指圧講座」です。一定の軽やかなリズムのタッチが心身を活動的に調整するということを実技で紹介させていただきます。

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2017年6月 6日 (火)

高枝切りバサミを使って、右肩こり、左腰痛。

66 この花が咲くと暑くなる

 昨日庭の隅で深紅の花が咲いているのに気づきました。この花が咲くとこれから蒸し暑い日が続きます。

 40代女性、高枝切りバサミのノコギリを使って庭に侵入してきた竹を切ったそうで、左右の側頸部、右肩上部、左腰がこっていて、反り腰の上に猫背が深くなっていました。

 見上げて高い木を切ると、だいたいそんなこりができます。

 左足は踵着地で固定されて、右足は時々伸び上がるために爪先立っていたようです。

 右腕を高く上げたために右肩僧帽筋がこり、ノコギリを引く時に左腰から左足に体重がかかります。

 全身指圧後、姿勢は矯正できましたが、前に痛めた右母指は先端の関節が曲がったまま伸びない状態です。

 この作業を右母指を無理に使わずにできたようですし、腫れはほとんどなく、触って痛みがある部位は先端だけなので、手をブラブラさせる血行促進や痛みの出ない程度の伸展のストレッチなどで快方に向けていけるように思います。

 

 

 

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2017年6月 5日 (月)

「日経ヘルス7月号」、施術の補完情報がたくさん載っています。

65 日経ヘルス7月号

 「開脚よりペッタと前屈が大事!」の表紙にニコニコとさせられてしまって手に取った「日経ヘルス7月号」、読んでみると開脚ブームと戦ってはいませんでしたが、別冊付録の「筋膜リリース完全ガイド」がついて、指圧マッサージの施術を補完する情報がたくさん載っています。

 顔の靭帯の「リガメントほぐし」というワードを知るだけでも価値があります(その中身は基本指圧とあまり変わりません)。

 お薦めの一冊です。

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2017年6月 4日 (日)

転倒後リハビリ中の男性80回目の指圧。

64 目に入ってきた四葉

 今朝のウォーキング中に目に入ってきた四葉のクローバー、それほどキレイでもみずみずしくもない、幸運の度合いはいかほどのものか、それでも周りは三葉ばかりでした。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で80回目の指圧、気温が高くて靴下を履いていない足の皮膚は乾燥していて、この日は右足のほうが冷えていました。

 右大腿の筋肉がいつもよりゆるんでいたので、右下肢のリハビリ運動がいつもより少なかったのかもしれません。

 全身指圧、手足のラベンダーのオイルマッサージとよく眠り、施術後は体がほとんど真っ直ぐに伸びました。

 涼しい風が開けた窓から入るとレースのカーテンが寝ている顔に当たるので、窓を少し閉めました。

 お隣の家の窓が近いので、カーテンを開けてしまうのもなかなかできないことです。

 訪問マッサージではお隣の家にも気を使います。

 
 

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2017年6月 3日 (土)

50代男性、右殿部下肢痛、スポーツカーのシートが楽、ここに解決策のヒントが。

63 山椒に強い陽射し

 風の涼しい朝ですが陽射しは強烈です。

 50代男性、椎間板ヘルニアの診断があって主訴は右殿部下肢痛、一週間ぶりの指圧です。

 一昨日ワンボックスカーを運転して症状が悪化し、右足に体重がかけられず、右ふくらはぎが細くなっています。

 私が指圧をした腰痛の御客様では、背もたれが直角に近いトラックやワンボックスカーのシートのほうが運転が楽な人が多いのですが、この御客様は背中を反らせるスポーツカーシートのほうが楽なのだそうです。

 背中を反らせて痛みの出る脊柱管狭窄症ではないことはよくわかります。

 ぎっくり腰でも座席の低いスポーツカーに乗り降りするのは苦痛でしかありません。

 背中は左に傾き腰椎は左側弯しています。右の神経の圧迫を避ける姿勢です。

 しかし伏臥位で脊柱棘突起を圧して痛みはなく、左背部を指圧している時には右腰の痛みはほとんど消えていました。

 右半身の指圧も終わって仰臥位になると腰椎も伸びて痛みはなくなりました。

 良い姿勢を続けていると髄核が上半身の重さの圧によってとびだしてきて神経を圧迫するということがあるのかもしれませんが、それにしては簡単に引っ込み過ぎのような感じもします。

 また今回は御本人は症状が非常に悪くなったと感じているようですが、大腿と下腿の神経症状はほとんどありませんでした。

 ヘルニアは治っていても椎間板が潰れて薄くなってしまったために良姿勢が続くと神経が挟まれて神経症状が強くなるということなのではないかと思います。

 全身指圧後、いくつかのストレッチをすると、右足が楽に着地でき、座位でも背中は伸びていました。

 柔軟性の獲得と筋肉の増強には時間がかかりますが、悲観するようなことはありません。むしろ良くなっています。

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2017年6月 2日 (金)

昨日の「股関節痛と膝痛のアロマ指圧講座」。

62 ジューンベリー

 昨日の午後は飯能生活の木で「股関節痛と膝痛のアロマ指圧講座」でした。

 道路に面した建物の東側のジューンベリーは赤い実をつけていて、手書きのタグで、ここには15年通っているのだとあらためて思いました。

 雨が降っていましたが、バスツアーの御客様がガイドの説明付きでハーブガーデンを散策していらっしゃいました。

 外は初夏のハーブの盛り、建物の中もアロマの香りが溢れていました。蒸留器で精油を抽出していたのかもしれません。

 講座では「痛みを出さずに股関節と膝関節を動かす運動」を、椅子を使って自分で行ったり、ベッドで施術者が他動運動として行ったりした後に、下肢の基本指圧とローズマリー・カンファーとサイプレスを使った足から膝までのアロマオイルトリートメントを行いました。

 施術のポイントは痛みのある関節より上部(近位)が中心になります。

 股関節痛なら殿部の中殿筋、膝痛なら大腿直筋と内側広筋の「血海」のあたりに注目して、足関節や大腿を左右に揺さぶって股関節の血行促進をはかり、膝蓋骨に圧をかけて上下左右、斜め、などに動かして膝関節の血行促進を促しました。

 歩くと痛みが出る関節も、仰向けに寝て動かしたり、座って動かしたり、体重をかけないで行えば関節は動かしやすくなります。

 痛みが出る膝関節の最大屈曲や股関節痛での股関節内転はしないようにします。

 膝痛の屈曲も軽度屈曲なら楽にできます。

 動かさないことで症状を悪化させることのないように、御家族の方などで股関節痛や膝痛のある方がいらっしゃれば実践してみてください。

 この講座の内容を毎日行えば、日常生活で不自由なく歩けるようになる方がいるはずです。

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2017年6月 1日 (木)

埼玉県のマスコット「コバトン」がデザインされた施術所開設届出事項証明書。

61 今朝とった庭の梅

 今朝庭の梅の木からとった実は6個、ウチの梅は今年は実のできが悪いです。

 今朝の埼玉県の広報紙に、また「あん摩マッサージなどの無資格者の施術にご注意を!」が載っていました。

 今回は初めて柔整も含めて「あん摩マッサージなど」となっていました。

 今日初めて知ったことはもう一つあって、施術免許の有資格者の店舗であることを示す県のマスコット「コバトン」がデザインされた施術所開設届出事項証明書を発行しているということです。

 去年の11月1日から始まったようですが、全く知りませんでした。

 開設届けを出した地元の保健所で手続きができるようですが、通知を受け取った覚えはないのでまだあまり知られていないのではないでしょうか?

 「なくて困った覚えもないので保健所までわざわざ出かけて…」という気持ちもあり、見えるところに飾るのは、しばらく周りの状況をうかがってから、ということになりそうです。

 今日の午後は飯能生活の木で講座なので、午後の指圧は4時からになります。

 

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