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2017年7月23日 (日)

転倒後リハビリ中の男性85回目の指圧の後、ぎっくり腰の急患。

723 西陽除けの暖簾

 玄関に当たる西陽が熱過ぎるので金魚の暖簾をかけました。目に涼しいものを見ているとほっとします。

 昨日は転倒後リハビリ中の男性のお宅で85回目の指圧、毎日暑い日が続いていても、程良いエアコンの環境で過ごしているので筋肉はリラックスしていて、脊柱の左側弯はわずかなものでした。

 いつものように全身指圧とラベンダーの手足のオイルマッサージをしている間によく眠りました。脈は1分間に66、体調は良さそうです。

 往診から帰ると「ぎっくり腰になったので指圧を受けたい」という40代女性の御得意様からの電話がありました。

 「車に乗り降りするのに冷や汗は出るくらいの痛みがあれば安静にして冷やしていたほうがいい」とお話させていただきましたが、そこまでではないということなので指圧をすることにしました。

 しかし、旦那様に車で送ってもらって玄関から入って来た歩き方は腰が伸び切って小股で左足を引きずっていました。

 座るのが大変そうなので座位の触診や問診はせずに、仰臥位で膝裏に高さのある膝枕を入れて仰向けに寝ていただくと、あまり時間がかからずに仰臥位の姿勢をとることができました。

 主訴は左第4腰椎付近の奥の痛み、左股関節90°屈曲でもう痛みが出ます。股関節を伸ばす時の伸展痛もあり、右の股関節を動かしても左腰に響きます。

 左足関節内側の陥凹部肝経のぎっくり腰のツボ「中封」の指圧で強い痛みがあり、この痛みは腰をかばった小股の突っ張った歩き方が関係しています。

 仰臥位膝屈曲のまま下肢の指圧をしていくと、脚が大きく動かせないので両脚がむくんでいました。しかし、下肢後側の坐骨神経に沿った痛みはありません。

 両手背の4点の腰痛点に反応はありませんでしたが、左肩屈曲と外転で肩を上げようとすると90°いかないくらいで腰に痛みが出ました。

 これは患部の左腰を反らす動きになるからで、伸展痛があるということは傷があります。

 上肢の指圧、頭部・顔面・前胸部の指圧と進み、腹部の指圧は9点の手掌圧を中心に行いました。腰をかばうために腹筋の緊張がありました。

 次に横臥位になれるか試してもらうと、時間をかけて右を下にした横臥位になることができました。

 脊椎棘突起のを圧して痛みがないのでヘルニアは除外できそうです。

 左背柱起立筋の指圧では肩甲骨のあたりから骨盤の際まで患部に響くようですが患部は起立筋ではなく奥の大腰筋です。

 手を離した時や体が微妙に揺れた時にも痛みがあったので左腰に手掌を当てたまま背部や殿部、下肢後側の指圧をしました。

 結果的に大したことはできず、下肢のむくみが還って左足関節の「中封」の痛みは消えましたが、患部の痛みは変わらず、立ち上がる時には寝た時の5倍くらいの時間がかかりました。

 時々魔法のように治ってしまうこともあるのですが今回は傷が閉じて痛みが消えるようなことはありませんでした。

 まずは安静にして冷やすことです。湿布や塗り薬など痛みを軽くできるものがあれば使ってください。

 この状態で病院に行っても画期的な治療をやってくれるところがあるとは思えません。土日に救急外来に行っても、待たされたあげく湿布が出るくらいのことがよくあります。

 3日くらいは立ったり寝たりがかなり痛いですが、おそらく2週間くらいをかけて徐々に回復していきます。

 良くなれと祈る気持ちを持ち続けているセラピストの手当ての指圧を受けたことが回復を早める助けになっていることを期待しています。

 時間はかかることが多いですが、必ず治ります。

 

 

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