頭痛の原因は楽譜を持ってレッスンの指導をしたことのようです。
今朝は蒸し暑さと陽射しの強さでウォーキングでじっとりと汗をかきました。午後の暑さは危険レベルになりそうです。
40代女性ピアノ教師、2日前から頭痛がして指圧にいらっしゃいました。
後頚部から背部のこり、左右肩上部のこり、左右棘下筋のこり、左の上肢と腰と大腿後側のこりがあり、下半身はややむくんでいます。
バランスはやや左に傾いていたようです。
伏臥位の指圧では熱を発散し、仰臥位の指圧前にトイレに行きました。
特に重労働をしたようなことはないようでしたが、ピアノの先生の仕事は座っていることが多くて太るというのを改善するために、ピアノを教える時に楽譜を持って立ってレッスン指導をするようにしたということです。
左手の母指球、小指球がこっていて左前腕内側で橈側の肺経に沿ったこりがありました。
軽い楽譜でも手で持って読むために見やすいように立てて固定すれば上肢屈筋を使うことになります。何人もの生徒さんのレッスンが長時間続けば上肢屈筋はストレッチ不足になります。
手首の橈骨動脈拍動部上に頭痛の特効穴「列缺」があるのは、手仕事で上肢屈筋を使う時には目も使って頭がのぼせやすいということもあります。
楽譜を弓やライフルに置き換えてみると、標的を撃つ時に上肢屈筋を使って握って固定し、獲物をとらえるために目に神経を集中させて視力を使うことが加わります。
全身指圧後、熱が発散してこりがゆるみました。
レッスンは譜面台を使うことをお薦めしました。立つ時間を増やすことは良いアイデアなので続ければメリットがあります。
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