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2017年11月 3日 (金)

昨日のアロマ指圧講座「腰痛・坐骨神経痛」。

112 飯能美杉台の紅葉

 飯能生活の木の駐車場から見上げた紅葉です。ハーブガーデンではスタンプラリーのガーデンクイズをやっています。

 昨日のアロマ指圧講座は「腰痛と坐骨神経痛」がテーマでした。

 腰痛で痛みが強い時は炎症や変形があると考えられるので腰を強く圧してはいけません。

 垂直に密着する体重移動の指圧ができれば指紋部をミリの単位で沈めても腰部の血行促進ができます。

 殿部の中殿筋・梨状筋、そして下肢の筋肉は第4腰神経から第3仙骨神経が束になった坐骨神経とその延長に支配されているので、殿部・下肢の指圧は腰へのツボ刺激を遠隔操作としてすることができ、坐骨神経の持続的圧迫で神経の興奮を抑制することができます。

 坐骨神経痛のしびれや痛みがある時には殿部下肢の指圧がその症状緩和になるだけでなく、逆行性に腰痛の鎮痛にもなります。

 腰には軽い指圧、殿部の中殿筋や梨状筋は大殿筋の下にあるので、深く圧し込むために持続的な圧迫をします。

 腰痛や坐骨神経痛が主訴の時に下肢の筋肉に炎症や変形があることはまずないので、坐骨神経に沿った下肢後側にはしっかりと指圧らしい指圧をします。

 ストレッチは、施術を始める前に立位の下肢後側のセルフストレッチを行い、相モデルの実技では伏臥位・横臥位・仰臥位の股関節の運動法を用いた腰痛・坐骨神経痛のストレッチを行いました。

 ここまで施術をすれば腰痛や坐骨神経痛の症状はかなり緩和できているので、オイルの施術はラベンダーとマジョラムを使って、手の甲の2点の腰痛点と足内側で踵周囲の腰・坐骨神経の反射区を中心にアロマオイルトリートメントを行いました。

 長時間の座位姿勢や運動不足が腰痛・坐骨神経痛を悪化させますから、いろいろな体位で施術をしたり、体位を変えてストレッチを行うことで関節や筋肉に360°の方向から潤滑油をさすことになり、伏臥位で腰を圧すだけでは解決できない血行促進が可能になります。

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