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2017年11月25日 (土)

「ドキュメント72時間 もみほぐし専門店」、基礎が不十分な施術者が改善すべきポイント。

1125 霜柱

 今朝は霜が地面を覆って、霜柱が土を持ち上げていました。風はなく晴れていますがいよいよ底冷えのする冬本番に入ったようです。

 昨夜のNHKテレビ「ドキュメント72時間」は、もみほぐし専門店を取り上げていました。

 施術をする人たちは、あん摩・マッサージ・指圧の有資格者ではないというナレーションが入って、お店で研修を受けて“もみほぐし”をしているようです。

 大変な仕事ですから、志が高い人が多いという印象を受けましたが、基礎ができていないので「正解を知らないまま施術をしている」ようです。

 気になった点は、① 足が施術のしにくい位置のまま上半身を無理に使って圧しているという足の位置の問題、② 手の指を閉じていない効率の悪い圧し方、③ ほとんどの人が肩の後ろ側に筋肉の厚みができていて腕が太いということから、猫背で腕力で圧している、 ④ 無駄な力を体の中で自爆するように吸収しているので疲れが溜まる施術になっている、 ⑤ 叩打法はただ叩けばいいということではない ⑥ ベッドの上に乗っても(このこと自体やってほしくないですが)体重移動ができていないので意味がない、などです。

 72時間ドキュメントを撮って、映像に映った御客様が体を使う仕事や日常で、体のしっかりとした人ばかりだったというのも気になります。

 1,2,3の同じタイミングで圧しているので体の弱い人や患部を刺激し過ぎて事故につながるということはありそうだなと思いました。

 屈筋の筋力で圧して、伸筋の筋力でブレーキをかけているのだろうと思う瞬間もありました。これが無駄な力を出したために別の力も出さざるを得なくなったという無駄の積み重ねで、体の中でエネルギーは自爆し、施術者に疲労が溜まります。

 疲れた施術者はブレーキが効かなくなる、これが事故につながり、そもそも手の構えと体重移動ができていないことが問題です。

 ボディビルダーのように筋肉が傷つくほどトレーニングをして自らの成長ホルモンで筋肉を肥大させるような人なら、もみかえして傷ついた筋肉を自ら治せますが、それは疲れた人にとっての癒しのタッチセラピーにはなりません。

 志が高く毎日頑張って“もみほぐし”の仕事をしている人が、御客様の体も自分の体も壊さずにその仕事を続けていくためには改善すべきポイントがたくさんありました。
 

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