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2017年12月20日 (水)

60代女性、右の首から肩甲間部の痛みで首と右腕を動かすと痛い。

1220 日の出前

 今日は原宿で講座なので日の出前のウォーキングでした。毎朝自分の体を整えているストレッチ、エクササイズ、ウォーキングをやってみて、この方法で良しと納得してからでないと、体の不調を改善する講座をする気にはなれません。

 昨日は、朝から右の首から肩甲間部が痛くなって首を動かすと強い痛みが出るという60代女性のお宅で指圧をしてきました。

 座位で触診すると、右後頸部の下部から肩甲間部に軽く触れても痛みがあり、第7頸椎右下の第8頸神経と第1胸神経の出口のあたりが膨らんでいて、尺骨神経に沿った上肢の痛みがありました。

 一番楽な姿勢をとってくださいと言うと、右を下にして横向きになり、枕に頭を乗せようとした時の痛みが、寝違えの痛みというよりはぎっくり腰の痛みのように診えました。

 患部にカイロを貼っていたのでこれははずさせていただきました。温めると充血して傷からの出血が増えて症状が重くなるおそれがあります。

 手足は熱っぽく、全体的にはむくんでいます。

 第7頸椎の右下から第1胸椎の右下のあたりの膨らみは今朝からの急性の炎症です。筋肉が傷ついているのでここは指圧するべきではありません。

 右を下にした横臥位で背部から下肢へと軽い指圧を繰り返していくと、手足の熱は下がりました。

 仰臥位の右手背の指圧では第4・第5中手骨間近位の「腰痛点」が今朝からの痛みを再現するポイントになっていて、この周囲の指圧を繰り返すと尺骨神経に沿った上肢の痛みの緩和されていきました。

 こんなにはっきりと腰痛点に首の症状が出るケースは初めてでした。

 全身指圧後、体はゆるみましたが右首の付け根が患部なので、首が動いても右上肢が動いても痛みが出ました。

 3日たつと今の急性期の痛みはかなり減っていると思いますが、早く治すためには急性期にできるだけ患部を安静にすることです。

 氷で冷やすのはこの時期なかなかできないので冷湿布でいいと思います。

 カイロをはずしてもらって、患部の場所とこれからの経過をお伝えできたことも含めて、魔法のように治ることはありませんでしたが、指圧は症状の改善にお役に立てていると思います。

 後は痛みがとれますようにとお祈りする気持ちが回復の足しになればと願うばかりです。

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