おたふく風邪後の首、肩の痛み。
早朝、西側の山に沈むスーパームーン、昨夜は雷かと思うような轟音が続きました。それはこの山のずっと奥で上がった秩父夜祭の6300発の花火の音でした。
30代男性、1週間前におたふく風邪の診断で注射をされて安静にしていたそうですが、首、肩の痛みがあって指圧にいらっしゃいました。
座位の触診では微熱があり、後頭部のむくみ、鎖骨下部の硬さがあります。耳下腺の腫れはありません。鼻やのどの症状もなく、食欲はあるそうです。
伏臥位から指圧をしていくと首、肩、背部、大腿後側にこりがありました。寝ている時間が長かったので体の後ろ側がストレッチ不足になっています。
仰臥位の指圧に移る頃には熱は発散し、指圧後ズボンがゆるゆるになりました。
炎症反応としてのむくみがあり、鎖骨下でリンパが滞っていてのぼせとなっていたようです。
指圧中に「全身運動になるのでだるくなると思います」とお話しておいたとおり、指圧後は筋肉の緊張がゆるんで体がふわふわと力が入らない感じになったようです。
中肉中背で健康そうなので、帰って少し休めば体は回復するでしょう。微熱のある感染症の回復期なので指圧をするかどうか判断に迷うところですが、このケースでは指圧をしたことで回復を早めることができたと感じています。
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