« 「ピアノ奏者のためのハンドケアBOOK」。 | トップページ | 大腸経のツボ、手関節から3寸の「偏歴」は短母指伸筋、その2寸上の「温溜」は橈側手根伸筋。 »

2018年4月20日 (金)

40代女性、右下奥歯抜歯後、肩こり、頭痛。

420 キウイ越しの朝日

 葉が繁ったキウイ越しに、朝から強い陽射しが降り注いでいます。

 40代女性、右下の奥歯を抜歯後、肩こりと頭痛が続いています。

 歯科で3日の抗生物質が処方され、その後具合が悪いので内科を受診すると5日の抗生物質が処方されました。

 座位の触診では頭部に微熱があり、耳が真っ赤で、右の肩から上肢外側が特にこっていて、歯の治療穴である右合谷の指圧で強い痛みがありました。

 指圧を始めた伏臥位の姿勢では上半身が右から左に軽く側屈していました。右の歯の治療で体が左に逃げていたのでしょう。

 右大腿後側の内側にもこりがあり、これも体が左に逃げていたということです。

 抜歯をした歯科では麻酔に時間がかかり手際が悪かったそうで、抜歯後に具合が悪くなって内科にかかったということからも、この歯科への不満が感じとれます。

 仰臥位の指圧では、右鎖骨下の広い範囲に強い痛みを伴うこりがありました。

 抜歯後の頭痛と肩こりはこのリンパの詰まりを取り去らないことには解消できないので、時間をかけて表面から、遠くから、大胸筋を中心にこりをゆるめ、詰まりを排出していきます。

 右前胸部がゆるむと、耳の赤さも薄れ、頭痛と右肩から上肢外側の大腸経のこりがゆるみました。

 指圧中おなかもよく動き、感じていた具合の悪さもすっきりとしたようです。

 歯科の治療で体に力が入った時に、体が左に逃げて右肩が上がるのと同時に体幹前屈の方向に力が入って胸郭出口症候群に診られる鎖骨周囲のこりも生じたのでしょう。

 抗生物質で胃腸の働きにも影響があったようですが、おなかがよく動いていたのでもう大丈夫です。

|

« 「ピアノ奏者のためのハンドケアBOOK」。 | トップページ | 大腸経のツボ、手関節から3寸の「偏歴」は短母指伸筋、その2寸上の「温溜」は橈側手根伸筋。 »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 40代女性、右下奥歯抜歯後、肩こり、頭痛。:

« 「ピアノ奏者のためのハンドケアBOOK」。 | トップページ | 大腸経のツボ、手関節から3寸の「偏歴」は短母指伸筋、その2寸上の「温溜」は橈側手根伸筋。 »