高齢者の体調不良。
今朝は時々小雨が降る梅雨らしい空模様、白かったアジサイはいつのまにかピンク色に変わっています。
昨日は80代女性のお宅で指圧の日、2週間前は認知症の初期症状のような言動にとまどったのですが、今回は頭の回転が滑らかでまたとまどいました。
一昨日は旦那様が病院で処方された風邪薬を飲んだ後にボーっとしてしまい呼びかけても反応しなくなって時間外外来に行ってきたそうなので、それがショック療法になったのかもしれません。
その旦那様はのどの風邪のようで、37℃の熱があって足の甲がむくんでいましたが、脳や心臓の検査で緊急性のあるような詰まりや出血は見つかりませんでした。
心臓のバイパス手術後に10種類の薬を飲んでいるということなので、風邪薬との相互作用で血管が拡がり過ぎて脳貧血のようなことが起こったのかもしれません。
会話は正常でしたが、この日は体調が悪いようで、旦那様は指圧後のお茶の時もベッドで体を休めていました。
奥様も声がかすれて疲れた様子でしたが、指圧後は跳び起きる勢いで立ち上がることができて、声も明るく高くなっていました。
蒸し暑いので冷房は必要ですが、高齢の体を冷やし過ぎたりのどの渇きに気づかないでいると風邪を引くこともあるでしょう。
成人量の薬を飲むと、高齢者では強過ぎるということもあると思います。
時間外外来では医師から年齢が年齢だけに何があってもおかしくないので入院するか、家へ帰るかと聞かれたそうです。
一日無事過ぎれば良しとして、丁寧に謙虚に生きるべきであることは、生まれたばかりの命も、我々も、高齢者も、同じです。
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