アキレス腱の痛みに動き出す前に浅いストレッチをする。
庭の東側に白いアジサイが咲きました。ブロッコリーがなくてカリフラワーを買ったような、少し違う感じがします。
右ふくらはぎの下部が痛いという方に指圧をしました。
腓腹筋にこりはありましたが、足の背屈のストレッチで症状を再現する痛みがあったので痛みはアキレス腱の傷からきているようです。
筋肉や腱に傷がある時は軽度屈曲が一番痛みが出にくく、ストレッチをすると伸展痛が生じます。
アキレス腱にはある程度の年齢になれば誰でも傷があるようで、運動会で急に走ったお父さんがアキレス腱を断裂したという話はよく耳にします。
踵は歩行の着地で体重を受け止めていますから、踵骨後側に停止するアキレス腱はジャンプやターンなどの多いスポーツをした経験があって、その後運動不足になっていると、急な激しい運動で抱えていた小さな傷が大きく裂けることがあります。
体重の増加や冷えやむくみなどの血行不良もアキレス腱の柔軟性に影響を及ぼしますから、アキレス腱が痛くて重症でなければ、動き出す前に足底を床につけて、膝を前後に動かすゆるいアキレス腱のストレッチをすることを習慣にします。
できる人は患側の片膝を立てて足底はしっかりと全体を着地させて膝を前に出していきます。
この時に爪先を外側に向けると痛みが出にくい人は日常生活でも立ち上がる時に意識して爪先を外側に向けるようにします。この逆に内側に爪先を向けると痛みが増す人が多いと思います。
立ち上がる時に体重をかけている方のアキレスが傷ついていることが多いので、できる人は意識して反対側の足に体重をかけて立ち上がったり、立位でも反対側の足に体重を乗せるようにします。
実際は体の使い方は簡単に変えられないので、普段からゆるいアキレス腱のストレッチを習慣にしてください。
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