指圧をすることはマインドフルネスです。
ツツジが咲いていました。寒くなったかと思えばまた暖かくなる予報が出ています。
サクラが咲き、スギ花粉も飛んでいるようです。アレルギー症状が出ている方はスギ花粉が原因かもしれません。
「指圧をすることで自分も健康になる」という私の実感をお伝えしたくて講座やセミナーを続けさせていただいておりますが、どうやら指圧をすることはマインドフルネスの訓練法と同じ感覚を体験することになるようです。
マインドフルネスは「今この瞬間に、価値判断をせずに注意を向けること」と定義されているそうです。
「呼吸の感覚、体の感覚を観察→思考や感情を観察→思考や感情と距離を取るようにする→自分にとって大切な「今ここ」に注意を向け、行動する」、これが心の安定を目指すマインドフルネスの訓練の流れだそうです。
これは体に触れた瞬間に検査し、治療手技としての指圧に移る時と良く似ています。
特に「思考や感情を観察した後、思考や感情と距離をとる」という所は、浪越徳治郎先生の「指圧をしていればいいんだよ」という言葉を思い出させます。
頭でっかちにあれこれ考えてためらっていないで、心臓のポンプの力を助ける指圧を丁寧にしてさえいれば症状は好転していきます。
「価値判断をせずに」ということに関しては、病気であっても、余命何年と宣告されていたとしても、強い痛みや不安を抱えていたとしても、指圧をすることは命を支える具体的な方法です。
それに加えて自分の体をストレッチさせながらしっかりとした呼吸のリズムの中で指力で圧しこまない指圧をすることができれば、それはヨガとも共通しています。
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