50代男性、介護の仕事に転職し腰痛、右前腕外側痛、ストレートネック、猫背。
今朝は氷が張りました。裏庭で取り残した山椒の実が枕のそばがらのように茶色く乾いていました。
50代男性、介護の仕事を始めたばかりでお疲れのようです。
右膝に水が溜まって整形外科で抜いてもらったということですが、圧しても膝関節に痛みはありません。
右下肢を伸展挙上し足を背屈させると「右腰から殿部、下肢後側、膝のお皿に走る痛みがある」そうです。
背側の坐骨神経、脛骨神経から下腿前側の総腓骨神経へと痛みが走ったようです。
右前腕外側の橈側手根伸筋にも痛みがあり、右背部がこっていました。
ベッドでの体位変換やオムツ交換、入浴の介助など、猫背+О脚で右半身を深く沈めて右の背筋で抱き起す体の使い方をしているようです。
来た時から一番気になったのは首が階段状に前に突き出している「ストレートネックの猫背」です。
椅子に座っても、立っても、顔は体よりも前にあるので、寝る時も仰向けに寝るなら高い枕を使わないと体を布団に密着させることができません。
寝る姿勢を聞いてみるとやはり横向きで寝ているということでした。
全身指圧後、首、右前腕外側、殿部のストレッチをして施術を終えました。
おでこを自分の両手で圧して頭部を肩の上に戻す意識をしないと、おそらく長年の姿勢なので腕にも腰にも膝にも負担が大きくなります。
つまり顔が前に出てしまっていることに気づかずにいれば体は「く」の字に曲がっておなかに隙間ができ、抱き起す時にも密着ができないので腕力や足の踏ん張り、腰椎椎間板への負担の増加など、体は疲れます。
仕事への志が高い方なので、疲労を溜めないように、ストレッチをして、姿勢に気をつけ、また指圧にいらしてください。
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