立位で梨状筋に母指をあて腰を反らせることで圧をかける。
今朝は氷も張らず霜も降りず、昨日ほど寒くはありません。朝のウォーキングの途中から小雨が降ってきました。
立位でできる梨状筋の指圧法を紹介します。
右の梨状筋を指圧する時には右足を一歩前に出し、右足の爪先を45°ほど外側に向けて股関節を外旋させて立ちます。
右殿部下3分の1くらいの真ん中に右母指指紋部を当てて、右四指は骨盤前部の下前腸骨棘から大腿直筋の近位をとらえます。
腰を右に軽く回旋させながら反らすことで、右母指と四指がしっかりと皮膚をとらえていれば母指指紋部に圧がかかります。指力で圧し込む必要はありません。
梨状筋は股関節外旋筋なので股関節内旋がストレッチになりますが、ストレッチが効いている感覚がわからない人が多く、坐骨神経痛のストレッチを指導するのが難しい筋肉です。
梨状筋を収縮させた状態を作って指圧をすればわかりやすく、「圧して放せば」血行促進のストレッチの効果があります。
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