下顎骨周囲、三叉神経第三枝支配領域の頭痛の反応点。
東日本大震災から9年目に入る日の日の出の頃、笹の向こうでは震災の直前に緊張した鳴き声をあげたキジが縄張りを主張して鳴いています。8年前にはなかったピンクのツバキが咲きました。
右側に筋緊張性頭痛が続く女性、最後に残った痛みは右下顎の内縁の痛みでした。
側頭筋や咬筋を支配する三叉神経第三枝の支配する筋肉では、内側翼突筋の停止部に近い位置の痛みです。
その表面は顔面神経支配の広頸筋が覆っています。
口を閉じる時や噛む時に働く内側翼突筋、口角を下げる広頸筋、右で噛むことが多い噛み癖や噛み合わせと頭を下に下げる猫背姿勢も関係しているのだろうと思います。
次回は口角のリフトアップと胸郭出口から前頸部、下顎骨内縁の指圧を考えています。
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