肺炎後に咳が続く、治りかけ、指圧で仕上げ。
5月最後の日の朝、ユリのツボミが膨らんできました。
発熱と咳で肺炎と診断された女性、胸の奥でエコーがかかったようなざらついた声です。
座位で首、肩、背中に触れると外が暑い時間だったので熱を発散しています。
細菌感染が奥のほうに炎症を作ったようですが、移りそうな病勢ではありません。
伏臥位の指圧では首、肩、背中、腰、大腿後側がこっていて、仰臥位の指圧では右大腿付け根の鼡径リンパ節に硬さがあり、足底から足の内側の腎経の指圧で痛みがありました。腎経は喉につながる経脈です。
発熱で寝ていたので背部の膀胱経のこりとなり、運動不足になるのでリンパの停滞と腎経のツボに反応が現れたようです。
腹部の指圧で肋骨の下縁の詰まりは胸脇苦満というほどではなく、舌の白さも後半分くらいなので急性から慢性に移行する半表半裏の状態は脱しつつあります。
全身指圧後、声のざらつきが減ってきたので日常生活には問題ないでしょう。
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