昨日のアロマ指圧講座「便秘は交感神経を抑制、下痢は副交感神経を抑制」。
昨日は原宿生活の木で「便秘と下痢」のアロマ指圧講座、ショーウィンドウは秋の香りキンモクセイになっていました。
便秘では交感神経が優位になっていますからこりや冷えを弱い刺激でゆるめて血行を促進します。
下痢ではむくみやだるさなど副交感神経が優位になっている部位に強めの刺激をして副交感神経を抑制します。
大腸経には便秘と下痢の共通のツボがあります。下痢には強めの刺激、便秘の場合は強い刺激をすると交感神経がさらに興奮することがあるので刺激量には注意が必要です。
指圧は肩甲下部から第4・第5腰椎間の「大腸兪」骨盤の「小腸兪」、手関節掌側で尺側の便秘のツボ「神門」、手関節背側で中手骨と薬指の間の中手の隙間の近位「下痢点」、足裏第2・第3足趾間の付け根急性胃腸炎のツボ「裏内庭」を刺激した後、腹部の指圧では下痢の時は弱い刺激という注意をして9点の手掌圧から振動圧までのフルコースを行いました。
その後にマジョラムとフェンネルを使ったアロマオイルトリートメントで上肢前腕外側の大腸経、三焦経、小腸経を正確にとらえた母指軽擦をしました。
昨夜のテレビ東京「ソレダメ!」で「肩こりには叩くのも揉むのもダメ、長く続く強い痛みではモヤモヤ血管を消滅させるために10秒の軽い指圧が効果的」と紹介していました。
まさにこれがこりには弱い刺激ということです。ただし、接触時間を極力短くして上に上にとイメージしながら刺激する正しい叩打法や把握揉捏のような揉み方は軽い指圧と同じで揉み返しません。
やり過ぎれば軽い指圧でも揉み返すことも忘れてはいけません。
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