高校生男子、むずむず脚症候群。
ドングリを落とした台風一過で今日は今年最高に並びそうな猛暑が予報されています。どうか無理をなさらずに。
男子高校生、むずむず脚症候群で股関節や足首だけだなく、首や肩、腰にも、じっとしていられなくて動かしたくなる症状が現れます。
座位では反り腰で体幹がやや左に側屈し、背筋の硬さが目立ちます。
伏臥位から指圧を始め、首、肩のこりはそれほどでもなく、特に左の脊柱起立筋から大腿後側まで、なかなかないレベルで硬くなっています。
背筋にしっかりと体重を乗せて指圧をしても痛がらないので傷はありません。しっかりと体重を乗せた指圧や持続圧で強い刺激をすれば神経の興奮を抑制することができます。
仰臥位下肢の指圧では股関節、膝関節、足関節のどれもが硬く、高校生では稀で、高齢者かひどい腰痛や関節痛がある人のレベルです。
ドパミンの機能障害といわれる病気の特徴でそうなるのか…。関節と筋肉の硬さを指圧やストレッチで改善していけば、症状が緩和できる可能性を感じました。
全身指圧後、反り腰と体幹の側屈姿勢を改善するストレッチを覚えていただいて指圧を終えました。
指圧中は筋肉に運動をさせていることになるので症状が出るようなことはありませんでしたが、就寝時や安静にしている時に症状が出るので厄介な病気です。健康そうに見えるので周囲から理解してもらいにくいということもあるでしょう。
自分の反り腰や姿勢の癖に気づいていなかったので、交感神経支配の背中の緊張をゆるめ、下肢の関節の可動域を拡げるストレッチを続けることで神経の過剰な興奮を抑えることができるのではないかという手応えを感じました。
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