60代女性、膀胱炎の症状、検査で異常なし→ ストレス、猫背、内臓下垂、膀胱経のこり。
朝露で濡れたのでしょう、朝陽で乾かすように蝶が翅を拡げていました。
60代女性、膀胱炎の症状があって病院を受診し、検査の結果は菌は検出されず、その足ですぐに指圧にいらっしゃいました。古くからの御得意様です。
座位では猫背で後頸部から腰まで膀胱経がこっていました。
同居する義理のお母様が末期癌で入院しモルヒネの点滴が続いているということで、いつ最期の時が来てもおかしくない状況でストレスが重くのしかかっています。
伏臥位から指圧を始め、首、肩、背中の指圧が終わると、頭痛を感じ始めたということです。これは上半身にのぼせがあって下半身が冷える「冷えのぼせ」の状態から、指圧によってのぼせた血液が下がるため、一時的に静脈やリンパでの血液渋滞や動脈での乏血が起きたためではないかと考えられます。
また、猫背で背中がこっていれば内臓が下がって胃腸の重さが膀胱を圧迫し、頻繁な尿意や膀胱の違和感を生みます。
伏臥位の指圧後、仰臥位の上肢下肢、頭部顔面、前胸部とリラックスに導く癒し系のタッチで指圧をし、腹部の指圧で胃腸の位置を上げて指圧を終えました。
家族の重い病気は大きな心身の負担です。そしていつ終わるかわからない最期の時は近づいているようです。自分の体は動けるようにしておきましょう、また指圧に来てください。
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